公現祭 と ガレット・デ・ロワ 



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今日はエピファニー (公現祭) でした。 暦の上で、アドベントから始まった長いクリスマスにまつわるイベントの最後の日です。 
空に輝く星を見て、キリストの誕生を知り、 長旅を続けた三賢王がそれぞれ贈り物を持ってイエスを訪れたと言われる日です。

イタリアでは、 この日はべファーナという魔女? が良い子にはお菓子を、悪い子には炭を持ってくると言われています。 昨日から会う人、会う人に ’おめでと〜〜〜 ’ と挨拶されました。 ドイツでもスイスでもイギリスでも、この日は3人の王様がメインの日なのですが、イタリアは魔女、女の人が主人公です。(王様は脇役?) クリスマスの始まりの12月8日のマリア様の受胎の日からして女の人が主人公ですし、お国によって慣習が違うのは面白いですね。 

スイスでは、 甘めの輪の形のパンの中にプラスチックやアーモンドのフェーブ?を入れて、当たった人が王冠をかぶることができます。 

母が毎年フランス系パン屋さん、ビゴのガレット・デ・ロワを買っていて、それが本当に美味しいのですが、イタリアでは手に入らないので何年か前から自分で作り始めました。 
ビゴのレシピ本に従って作ると結構めんどくさい行程なのですが、 パイ生地がだ〜い好きなkumatoさんが大、大、大好きなので、 毎年今年は作るのどうしようかな?と迷いつつ、結局はしっかり作り続けています。 





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今年は、昼間ちょっと面白いものを見に行っていたので、 夜に昨日から用意し始めたガレット・デ・ロワをいただきました。

クリスマスツリーに火を灯すのも今日が最後です。 明日、片付けます。



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24日の夜から、 長いこと楽しませてもらいました。 美しいクリスマスツリーを飾ってくれたkumatoさんに感謝・・・・・・  





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今年の王冠は、 kumatoさんに作ってもらいました。
どう見ても男性的な王冠だなあと思っていたのですが・・・・・・

・・・・・・・・ なんと!  最初にフェーブに当たったのはkumatoさん!!! 

よかった〜!! 安堵

数年前に、 私が当たったら、 色々と変な言いがかりをつけられてシリアスな夫婦喧嘩に発展してしまって以来、毎年本当に気を使うのです。去年はkumatoさんに当たりやすいように二つフェーブを隠したのに、私がまた先に当たっていまい、 2個目も私が当てそうになって慌ててその一切れはkumatoさんにあげてなんとかことなきを得たのです。 



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ふん、これは遊びなんだよ・・・・ ってフリをしながら、 内心ものすご〜く嬉しいkumatoさん。





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頼みもしないのに、 

’ちょっと王様としてうろうろ歩き回ってみよ〜’  

なんて言ってツリーの横でこんなポーズもとってくれました。 

おまけに 


’世に誰が王かを知らしめなければ!!! ’


といってわざわざ外のテラスまで出かけていきました。(部屋が暑くて新鮮な空気を吸いに行っただけかと思いますが 笑)





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いや〜〜〜 まじ幸せそう。

本当にkumatoさんが当たってよかった〜〜〜〜〜〜〜〜  感涙

これ、今年も私が当たってたら、怖かったヨ???



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最後に、

’王としての仕事は疲れるぞよ’


などとつぶやいてごろりと横になってしまいました・・・・・・・



あ〜〜〜 楽しかった〜〜〜〜〜

そうそう、ガレット・デ・ロワは、今年はすごくうまく行ってお味も最高でした。
サクサクパイ生地、 まろやかなクリーム ^ー^ 

毎年、工程を端折って簡単バージョンで行こうかと思うのですが、 こうして美味しくできたものを一口食べた瞬間、 ああ〜 丁寧に作ってよかった〜〜〜  と苦労を忘れます。





さて、昼間、何を見に行ったかはまた次回・・・・・・・。 

# by tomomato | 2019-01-07 07:16 | 石の家の楽しく幸せなできごと | Comments(6)

正しい元旦の過ごし方




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さて、 食べたり散歩に行ったりして過ごした元旦・・・・・・
午後は2人とも少しだけ本業の仕事をして、(元旦に一年の計ありというではありませんか・・・) その後、書初めをしました。


去年、お友達のアイディアで初めて試みた書初め・・・・・ 新たな年に向かう決意を三人ともそれぞれ言葉に表現して、書きました。 


 




私もkumatoさんも、お友達の指導のもと結構真面目に取り組み(私はお雑煮の用意をしながらですが・・・)、 書いた書初めはそれぞれアトリエのよく見えるところに貼って一年を過ごしました。  

暮れに、

’そういえば書初めに書いた言葉 (kumatoさんは 勇気 )ちゃんと実現できた??? ’


とkumatoさんに聞いたら、 kumatoさん、 即座に


’もちろん!!’


と答えました。 すごい・・・・・  私は?・・・・・・・  ????



kumatoさんはこの書初めプロジェクトをすっかり気に入ったようで、今年は先生役のお友達は残念ながらいなかったのですが、 下手くそな私のお手本をもとにまたやることにしました。
実は日本に帰った時に、 母がどこかにしまい込んでいた書初め用の書道紙〜ちょっぴり変色してたけれど〜をもらってきていたのです。




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今年のkumatoさんの新年の決意は、 忍耐力

と言っても、去年の’勇気’もそうなのすが、kumatoさんの決意は、日常生活における態度というよりも、いつも絵画制作に向かう姿勢のことを指しています。


’忍耐力’ にすると聞いて一番げげっと思ったのは、もちろん私。 だってそんな難しい字のお手本なんてかけない〜〜〜〜!!!  だいたい書き順どうだったっけ〜〜〜!!??? 

 
パソコンのキーボードばかり押して、 漢字なんてほとんど書けなくなってしまった本当に情けない有様なのです。

kumatoさんも、実際の字を見てちょっぴりびびったみたい。
勇気よりも明らかに複雑な形ですものね?   一字多いし。 バランス取りにくいし。




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まず一文字一文字、練習してから、続けてバランスをとりながら書く練習をしました。 ちょっと練習したら飽きるかな? と思ったらとんでもない、なかなか納得しないkumatoさん。 ずっとずっと練習していました。 もちろん途中から書き順やらとめはねやら忘れちゃったりしましたが、 正味1時間以上練習していたような気がします。
(おかげで私は全然練習できませんでしたあ〜  教えるのに必死で、 自分の出番には疲れ切ってどうでも良くなっちゃったし〜 )



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写真から、書道家 KUMATO氏 の鬼気迫る気迫が感じられますでしょうか? 



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さて、また去年のように品評会です。  本番の用紙3枚に書いたうちの一枚を選んで、 今年もまたアトリエに貼ることになりました。

でも去年は書初めをするだけで喜んでいたkumatoさんですが、今年はなかなか思うようにいかず、満足できなかったようで、

’本当に満足するためにはあと少なくとも30回は練習しないといけない! いや、100回かもしれない!’ 

といっちょまえのことをおっしゃっておりました。 


去年のものの横に貼るのだそうです。 ’勇気’ と ’忍耐力’ と、二つで一つ、 二つあってこそなのだそうです。

あれ、写真を見て見たら、 私の書初めの写真が一つもない!  指導に疲れて自分のことはすっかり忘れていました。 でも私もしっかりと書きましたよ。 (3回くらい練習しただけ・・・・kumatoさんの忍耐力のお手本を書くので、練習したり、教えたりするのにすごい力を注いでしまったので・・・・)




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大仕事を終えた後はホッとして夜ご飯。

まだしまってなかったフォンデュ用のお鍋で、 日本式のお鍋をしました〜。
フォンデュ用の携帯燃料でできるかと思いましたが、火力が弱すぎて結局電気コンロを出してきました。
ああ、日本製の鍋用の卓上ガスコンロが欲しいなあ。   ヨーロッパで売っていないかしら???


そんなこんなで、 とても楽しく平和で有意義な2019年の元旦を過ごすことができました。 






# by tomomato | 2019-01-03 05:39 | 石の家の楽しく幸せなできごと | Comments(10)

あけましておめでとうございます




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明けましておめでとうございます。
2019年が皆様にとって素晴らしい一年になりますように。





大晦日は、晴天に恵まれたので、ついつい大掃除もほぼ終わっていたのを良いことに、スキーに行ってしまいました。
帰ってきたらもうぐったりグタグタに疲れてしまって・・・・・・ なんと年越しそばを用意できませんでした!!
私、ヨーロッパに来てからも、共同体に住んでいる時以外はほとんど年越しそばを欠かしたことがないので、なんという失態・・・・・・。 





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私が疲れてゴロゴロしている間に、kumatoさんはツリーのロウソクに火を灯してくれました。 
日本ではクリスマスはもう終わりですが、 こちらでは(といっても人にもよるかもですが、)ツリーは一月六日の公現祭まで飾っています。
うちは、毎日はろうそくは灯さないのですが、 クリスマスイブとクリスマス、二十六日、大晦日、新年、そして最後の六日、プラスお客さんがいらした時などにはろうそくを灯してツリーを楽しんでいます。





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夕食は蕎麦の代わりにチーズフォンデュです。 いつもはすでに色々ミックスされていて温めるだけで良いパックを使っているのですが、今回はkumatoさんのお母様が上等のフォンデュ用のチーズをクリスマスプレゼントにくださったので、 それにワインやキルシュ、シャロット、ニンニクなどを足して本格的に作ります。 私は、疲れ切っているので、本場スイス人のkumatoさんにお任せです。

何回も書いたかと思うのですが、スイス人はチーズフォンデュを食べるときには、本当にそれだけを食べるのです。チーズと、パンだけ。 しかもものすごい量の!!!  野菜なんてこれっぽっちもつきません。 ブロッコリーや茹でた人参などをパンの代わりにフォンデュに浸すなんて邪道中の邪道だそうです。(←我が家のスイス人によると・・・・・・) ピクルスやらサラダやらもありません。  

正真正銘、 チーズとパンだけです。    私は何度フォンデュを食べてもこの事実を受け入れがたく、 ささやかな抵抗を試みてせめてピクルスをおいてみたり、 フォンデュに入る前にサラダを食べようと試みたり無駄な抵抗をしてみるのですが、 この日は本当に疲れ切っていたので、 スイススタイルに文句をつけず付き合いました。  







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卵を入れてぐちゃぐちゃかき回す嬉しそうなkumatoさん





死ぬほどひたすらパンにチーズを絡ませて散々食べ散らかした後、 終わりに近づいてチーズが煮詰まり、ちょっと焦げ付いて来たら、 そこに、なんと卵を投入します。
日本人がお鍋の最後に冷や飯を入れておじやにして卵を入れる・・・・みたいな感覚?




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とろとろのチーズと卵が溶け合って、 チーズオムレツみたいなどろりとした物体をパンを絡めてパクリ・・・・・

ええ、美味しいですよ、 確かに美味しい・・・・ (お腹が苦しすぎる・・・)


でもやっぱり大晦日はお蕎麦が恋しいかな・・・・・・・ 涙


スイスに来たばかりの頃、本格的スイスレストランでフォンデュを食べたら、 その衝撃的な量と味に圧倒され、(ものすごくたくさんキルシュが入っていたかと思います) パン3個目でもういいという感じだったのですが、やはり鍛えられたのでしょうか? かなりたくさん食べられるようになりました。

フォンデュには白ワインやキルシュがたっぷり入っている上に、プロセッコを飲みながら散々飲み食いしたので、私もkumatoさんもスキーの疲れもあって早くからベッドに撃沈してしまいました。

私はうとうとしながらもかろうじて意識はあり、12時前後の谷のあちこちで上がる花火を観戦しました。kumatoさんを起こしたけれど、一瞬花火を見てまたもや撃沈してしまいました。 いつもは最上階のアトリエから飽きることなく向かいの山や谷のあちこちの集落で上がる花火を見て、プロセッコで新年のお祝いをするのですが、 私たち、もしかして年取った???  笑

ここ数年はお友達が来てくれて、 ホロスコープを見てもらったり一年を振り返って話し合ったりしていたのですが、今年は私達だけですので、ついスキーに行ってしまったためじっくりと一年を振り返ることなくすぎてしまいました。 まあ、素晴らしいアルプスの雪山の風景の中で過ごし、またそれも楽しい年越しでしたが。 







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さて、年が明けました。
何しろ前日何も用意をしていなかったものですから、 元旦の朝からバタバタとお雑煮の用意をしました。 といってもチーズフォンデュが胃腸に持たれて、 朝ごはんではなくお昼ご飯になってしまいましたが・・・・

もう、お雑煮と佃煮でいいや! と思っていたのですがお野菜の型抜きをしていたら楽しくなって来て、冷蔵庫にあった細い大根と人参とドライ柿でおなますを作り、 さらにはたと思いついて畑に出ました。





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そう、今年は初めてごぼうを育てようと試みたのです。 が、水不足のためにほとんどの苗は枯れてしまい、残ったのはほんの数本・・・・・ そのうちの一本をお正月に使わないでいつ使う???  と思って掘り上げて来ました。 (これは短い品種なのですが、なぜか二股。。。 おまけに途中で折れた・・・・) あとは日本のかぶ、そして聖護院大根。 どちらもタネを蒔いた時期が遅かったのか、 まだまだ小さくてこのまま凍ってしまうのか育つのか危ういので、 せっかくのお正月に楽しまないと・・・・・・・・ !!  

聖護院大根はお雑煮の中でトロトロ、 たたきゴボウは掘りたてゴボウでシャキシャキ、 菊花かぶもたまたまあったベルガモットで作ったら、まるですだちのような爽やかさでした。 栗の甘露煮が冷凍庫にあったのも思い出して・・・・・



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よく見たら動物性のものが何もないので、 仕方がなくだし巻き卵(しかもフライパンで 笑)、 せめて伊達巻とか錦卵だったらよかったのですが、どうせkumatoさん、 何も知らないし〜 ^0^   
来年はせめてエビくらい買っておこうかな?


たったこれっぽっちでも少しお正月気分になり、子供時代の母の心づくしのおせち料理を思い出しました。 kumatoさんもとっても喜んでくれたので、 もしかしていつか本気でおせち作ろうか?  とも思いましたが、基本、自分があまりおせち料理が好きではないのできっと作らないでしょう・・・・・・・。   

ああ、里芋があったらなあ。 ヤツガシラがあったらなあ。 京人参があったらなあ。 




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ここのところとてもお天気が良く暖かいので、 太陽のもとでお雑煮をいただきました。
お正月には何を飲むの? とkumatoさんが聞くので、もちろん酒だよSAKE!! と答えたのですが、 ありませんし、昼からアルコールを飲んだらそれで一日は終わってしまうので、 とっておきの自家製グレープジュースを開けました。  美味しいなあ。  幸せだなあ。


そして、森の中にお散歩へ・・・・・・・・

そしてそのあとは、 去年に引き続き、あることをしました。 



続く



  













# by tomomato | 2019-01-02 07:45 | 石の家の楽しく幸せなできごと | Comments(8)


イタリア@アルプスのふもと do田舎暮らしー自然と美しきものとの暮らし  大きな岩の上に佇む石の家でART*こころとこころのつながり*くいしんぼ


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