扉の前で・・・

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あまりにも、あまりにも、6月のジャスミンが美しすぎて、香しすぎて・・・・・・




夜になると、いっそうあでやかで、妖しげでもある・・・・・・・




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思わず締めた扉をもう一度開けて、 写真を撮ってもらおうと思ったら、 その途中で撮られちゃった  (^ー^)


ーーー今、住んでいる家にて


くさい話が続いたので、 ちょっと気分転換にアップしてみました! (^0^)/
# by tomomato | 2012-06-19 22:59 | 今日の奇麗・うれしかったこと | Comments(11)

今までで一番うれしかったこと 3

さて、4月の半ばには既に90パーセント準備万端の下水道。

私が日本から帰って来た時には、トイレこそまだ無かったけれども、後一息! というところでした。
アスファルトを剥がして、公共の下水本道につなげる工事の手配を進めるkumatoさん。 こればかりは、水道会社直結の工事会社に頼まないといけません。  

ところが、この工事はアスファルトを剥がして水道をつなげ、その後又コンクリートで塞ぐ2日にわたる作業なので、天気に100パーセント左右されるのです。 何しろ道路工事なので、 交通の妨害を最低限にするために、作業は手早く済まさなければいけませんので、2日まるまる
晴れが続かない限り、工事はしません。
そして・・・・・ 


なんと、4月の半ばから5月の初めまで、 ずっとずっと雨続きだったのです...(T0T) (大涙)


もう、既にトイレは目の前にあるのに・・・・・(既に買って用意してありました・・・) でもそれを尻目に今日も残り少ない茂みを探しに行く私・・・・・(涙)  しかも雨の中・・・・・(大涙) 


このときほど天気予報をこまめにチェックして、 毎日がっくり来たことはありません。 天気予報では、一日晴れ、翌日だいたい晴れだけれどあやしいと出ているのに、 工事会社に電話をかけてみると、 ’ 完全に晴れでないから駄目!!!!’ と言われて、何回もそういうことがあったので、

’やる気がないのか!??’

と激怒したのもつい昨日のこと・・・・

けれども、不思議に工事会社の人が、 完全でないから駄目!! と言った日は、 やはり本当に雨が降るのです。 いったい何処の天気予報を見ているのかな? 知りたい・・・・・ 


そして5月半ばのある日・・・・・・ 電話が!

’ 今日明日は完全に晴れだから、工事しようぜーーーー!!!! ’ 

とのりのりの声が!  

(^0^)/  やったーーーーー!!!!! 

という訳で始まりました。

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遠くに見えるのが、 家の南端です。 ラッキーなことに、 家の奥側、北端は岩山の上の方、 そこから写真に見える南端に向かってかなり傾斜が低くなっているので、下水道も、家の北端からパイプをしいて行くと、自然に南端に排水が落ちていくようになっています。

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 水道職人アンドレアが立っているすぐ後ろのコンクリートの壁から出ているのがその終点、 kumatoさん達がひいた下水道のパイプです。

ただし、ところによって岩を自由に切り取ることが出来ずに、傾斜が十分にとれているのか、私の素人目で若干? のところも。 また家の外にパイプをいったん出して、また入れるという複雑な通り方をしているので、いまいち、スムーズに排水が流れるのかどうか不安。 雨水が排水管に入るようなシステムを作って、時々排水に勢いをつけると良いかも、とアドバイスをいただきましたが。

kumatoさんに、傾斜の緩いところをいちいちチェックして指摘しながら、
’このリビングの下に、あなたのブツが流れきらずにとどまったらどうするんだ!! 本当に流れるの!??’ 
仕事もしてないくせに難癖つけて 不安になって叫ぶ私に、

’大丈夫だよ・・・・・ でもどうして僕のなの??’ 

とあきれずに答えてくれる優しいkumatoさん。  

でも、10メートルごとに数センチの傾斜をつける程度なのだそうですね。 こういう物を間近に見たことが無かったので、 その単純な仕組みにびっくりしました。 (でも本当に流れるのかなー、いまいち不安・・・・)  

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ひえー!!  本当に道路のアスファルト切ってるわ!!
谷中に響くブルドーザーの音に、村の人たちが遠くからわざわざ見にやってきました。
おまけに、この谷の上には花崗岩の石切り場があり、何十トンもの石の固まりをのせたトラックが一日に何回かこの道を通ります。 その度に工事を中断して、トラックのために道を開けなければいけません。 道自体が大きくないので、怖かったー。 数メートル開けては埋めて、 の繰り返し。 

全てをオーガナイズしたkumatoさんも、余りの大騒動に唖然・・・。

’僕たち、 何か、ちょっと凄いことやってない???? ’

と、おののいておりました。


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下水本道につなげた後は、 新たにここに分岐点を作っています。 
古い水道は圧力が弱いので、(また、パイプがさびているところもあるのでいずれ廃止されるそう)
新しい水道もひきました。 右が水道のパイプ、左が下水のパイプです。カウンターを設置しています。


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2日の晴天のもと、 無事に工事は終りました!


そして、 その後1日の作業の後・・・・・






夢のトイレ

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といっても仮設ですが。 将来ここは、ちゃんとしたバスルームになります。 これは改築中に使用する仮設トイレですが、 それにしてもうれしいなー。 でも,最初、便器のまわりに乱雑に何枚もの段ボールが置いてありました。 何しろ既存の床に穴をあけてパイプを通し、 臨時に便器を置いているので、その穴はあいたまま。 そこで段ボールで塞いだらしい。
私は、 風が下からびゅーびゅー吹き上げて来て寒いからだと思っていたら、 kumatoさんは、

’そうじゃないよ、 下から君のお尻が見えるからだよ・・・・’

と・・・・・   慌ててもう一度丁寧に段ボールをしき直させていただきました。(それに、やたら段ボールがしいてあったら、 男の人が用を足した時に、 汚いじゃない?  )  


新しい水道もつきました! 

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もちろん、トイレを一番最初に使わせていただいたのは、 私です(^ー^)

トイレ貫通記念日、

本当に、本当に、うれしかったです〜〜〜  (^ー^)/



しかし....

問題その1   

トイレ使用後2日目から、何やらとても気になるにおいが・・・・・・工事不備か? どこか漏れているのか??   
慌ててアンドレアに電話をすると、
下水システムは、まだ完全に終っていないーーーこれからいろいろなところにバスルームやキッチン設備を作るので、 パイプの分岐点があちらこちらが開いているためそのような匂いは仕方が無い、とのこと。  そういえば、段ボールをきちんと敷き詰める時にパイプが壁の下に見えたけれど、 何やらスーパーのビニール袋が上に続くはずのパイプのところに巻いてあったな。   
早速アンドレアが来てくれましたが、あちらこちらの分岐点に、ビニール袋を詰め込んだだけでした。 ちゃんとした塞ぐフタのような物はないのかしら?
とりあえず、ティーツリーと、ラベンダーを焚いてごまかしてます。 

問題その2

水道が新しくなって、圧力が高くなったのは良いけれど、毎日使い始めに茶色の水が出ます。 何しろこの水道は、水道会社が新しい水道のラインを道路の下に延ばして以来、ずっと使っていなかったらしいので、(この先に家が無い)そのようなことがあるらしい。 しかも延ばした先はもしかしてパイプを塞いでいないのかも?  もう何週間も状態は変わらないので、 その最初の茶色の水を瓶にとって、水道会社(あの見積もりに来た、違法行為を勧めて下さった上に、絵をくれとおっしゃったおじさん)に文句を言いに? 行く予定です。


とってもくさい話におつきあいくださり、申訳ございませんでした・・・・・・ 
# by tomomato | 2012-06-19 18:25 | 石の家の話 | Comments(14)

今までで一番うれしかったこと 2

a0278382_16521068.jpgさて、前回は長い長い前置きになってしまったのですが、 いろいろな困難を経て、ますます 

 トイレが欲しい! という切実な夢を 追い続けた私たち・・・・・


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といっても非力な私は、単に’ トイレが欲しい! ’ ’トイレが無いと死ぬ!’ ’このまま春になったらどうするんだ! トイレ!’ と騒ぐだけ。 

主力はもちろんkumatoさん、 毎日毎日、 私のうるさい催促に急かされながら、1階の家畜小屋全て(合計6部屋です・・・・・・) の床の石畳を一つ一つツルハシで外しながら、ウーーーーー・・・・・(絶望)とうなったり、ワーーーーーー!!!!(歓喜)と叫んだり。 

ウーーーー・・・と言うときは、 外した石のすぐ下が岩場だった時。  ワーーーー!!!というときは、 その下が土か小石等で、 まだ下に掘り下げられるところ。 



さて、 ’岩の上に住む’という話題が、いったいなんでトイレと関係があるのか、今はお分かりでしょうか????? 



そう、下水道をひく場所を探していたのです!



トイレ=下水道=床下を掘らなければいけない



のです・・・・・・。
(あくまで、現代の普通の生活水準にする場合、ですが。(^ー^) パーマカルチャーに専念するのなら、 その必要は無いですよね。) 

下水設備がまだ整っていない地域では、 前回の話で触れたように地面に排水をためるタンクを3層に作って、自家浄水システムを作ることも出来たのですが、 市町村の下水設備から、100m以内に建物がある場合には、下水につながなければならない決まりがあるのです。 この家は残念ながら? 家のすぐ前の道路まで、ごく最近下水が完備されたため、 そこにつながなければいけなくなりました。

ところが、さすがイタリア、の話が・・・・


最初に水道屋さんのおじさんに見積もりに来ていただいた時、kumatoさんがそのおじさんに、石畳を外して掘り下げた結果を報告しながら、 どのように下水道をひいたら良いかその案を説明したら、おじさん、

’こりゃー下水道をひくのは大変だよ! 公共の下水の分岐点につなぐのに、アスファルトの道路を一度掘り下げないとといけないし!高くつくよ!  自家浄水システムにしなよ! ’ 

kumatoさん、  ’?’  しばし沈黙・・・

kumatoさん、おそるおそる口を開く・・・  

’でも、法律で、100m以内は下水をひかないと行けないのでは?’

おじさん、しゃーしゃーとのてたまう....     

’いやー、下水をひいたことにして、その分、基本料金(下水道使用量)を僕たちに払って、 勝手に内緒で自家浄水をつければ良いんだよ !!  その方が結果的に安いし、簡単だし、 黙ってれば分からないよ!! ’ 


おいおい、あの、あなた、 水道屋でしょうが! そんなこと言って良いのか??!!!!! 



ちょっぴり’安くつく’ というのに心動いた私たちでしたが、(こらこら)結局、下水道をひくことにしました。 っていうか、 自家浄水の方が簡単ということ自体ありえない嘘。  だって、もう一度言うけれど、(しつこい)



私たちの家、 巨大な岩山の上に立っているんですけれど!!! 



そんな何百リッターも入るようなタンクを埋める穴を掘ることが出来るとおもっているのかーーーーあなたは!!! 甘い!!   

おまけにこのおじさん、 ’無事に下水が通ったら、 僕に絵を一枚ちょうだいね!’と催促しておりました。(爆) このおじさん、 この時以外、何にもしてくれてないんですけれど。



という訳で、普通に??? 下水道を床下に掘ることになりました。  写真で分かるように、全て岩のところをどうやって掘るのか?  この時点で私ならあきらめるのですが、

あきらめないkumatoさん。   

’岩を切れば良い! ’ 

とおっしゃるではありませんか?

’は???? 岩を切る?




おののく私を無視して、その翌日から岩を切り始めたkumatoさんとダニエル。 何やらダイヤモンドの刃の機械でガリガリ岩を削っていったようです。 ・・・・・・・・  ’ようです’ というのは、実は、 その後私は1ヶ月近く所用で日本に帰国していて、 その苦労の様子はなんと見ていないのです!? (無責任)

私、 

’私が日本から帰ってくるまでにはきっとトイレがあるんだろうなーーー! 楽しみだなーーー! これで、今までの苦しみから解放されるねー!!   (^ー^)(無邪気なフリ) ’

と、 無言のプレッシャーをかけ、巨大な難問をkumatoさん一人に託して、 のうのうと日本に飛び立つ私。 

’あ、 あ、 もちろんだよ! 頑張るよ! ’ 

と引きつるkumatoさん。



日本からメールやスカイプで、 今日はここまで出来たよ! との報告はあったのですが、 ふんふんと聞いていた私。  




で、1ヶ月後に帰って来たら、こんなことになっていました!!  (驚愕!)

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す、す、凄い!   


本当に岩が切れてる!!!!



水道職人 Andreaとともに、kumatoさん自らパイプをしいていったとのこと。 トイレ、キッチン等を作る予定のある家の北端から、 南端まで家畜小屋6部屋、 おそらく30−40m近くパイプを張り巡らし、 そして市町村の下水のある道路までやはり30mくらい、パイプを埋め込んでいました!!!!  途中、家の中は、岩が固すぎて到底切ることが出来なかったところもあり、 やむを得ずいったんパイプは家の外,地中を通り、 また家の中に途中から家の中に戻って来ています。  

道路にたどり着くには、 他の人の土地もいくつか通らないと行けないので、 その許可をもらいにそれぞれ3人の人たちのところにkumatoさんと一緒に訪ねに行ったのは、まだ寒い冬の終わりでした。  何しろ、その方達が畑に野菜を植えだす4月前には、この工事が終わっていないといけなかったのです。 さも無ければトイレ無し生活は、畑の利用がなくなる今年の冬まで待たないと行けない! (そんなの絶対いやだーーーーー!! ) 

それで私ががんがんプレッシャーをかけていたのですが・・・ 私は何か決意したらばっと取りかかってやってしまう方なのですが、kumatoさんはじっくり策を練って取りかかる方、おまけに何しろここはイタリア、 約束していた水道屋のおじさんとの予定や、作業の予定等、 こちらが思っているようにはすいすい進む訳がありません。 

けれどもついに・・・・・・・  (感涙) 

私が日本でゆったり温泉入ったり、寿司食べたりしている間に よくぞやったぞkumatoさん。  し、しかし、凄い。


ただし、トイレはまだでした。 最後の、地域の下水本道につなぐために、道路を壊す工事の手配をしているところでした。 

続きは一番うれしかったこと 3で.... 引き延ばしてごめんなさいね! (^ー^)    
 

  
# by tomomato | 2012-06-18 18:24 | 石の家の話 | Comments(4)


イタリア@アルプスのふもと do田舎暮らしー自然と美しきものとの暮らし  大きな岩の上に佇む石の家でART*こころとこころのつながり*くいしんぼ


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