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秋の山 2



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さてさて、恐怖のヤギ囲まれ事件の続き・・・・・・



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いやまあ、 押しても引いてもダメとはこのこと・・・・・
人生でもそうですが、そういう時にはじっと待機するしかありません。 

説得を試みるもイマイチわかっていない様子のヤギ様・・・・・・





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しかし、私たちの一挙一動をいつまでもじっと見守る方達。  話しかけると聞いているようなふりしてるけど、 実は全然聞いていない・・・・・・ 





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いや〜 そんなにわらわらされても困るのよ〜〜。  はっきり言って時計ももっていないし、私たち、早く先に進まないといけないのよ〜。

でも全然わかってくれない。


かれこれ30分以上はここにとどまっていた様な気がします。 実際はもっと長く感じました。





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後ろも前も包囲されて、見張られていますから、 下手に動けませんが、もう待てません。

kumatoさん、しびれを切らして、今度は ’凶暴なふり’ 作戦に乗り換えることにした様です。 すっくと立ち上がり、 あっちへいけ!! とばかり腕を振り上げる。
私も即座に立って、kumatoさんにくっついてそそくさと道を歩き始めました。

でも、 やっぱりくっついてくる〜〜〜〜〜〜 滝涙




私は、登山用のストックを持っておりましたので、 kumatoさん以上に '凶暴なふり’ をする決意を固めました。
ストックを振り回し、 

’ごめん! だが私たち行かねばならないのだ!!’ 

とヤギたちをバシッ バシッ  打つふり・・・・・・・ フリですよ〜〜〜 

ストックを振り回す姿にびっくりして、火の粉を散らす様に飛び跳ねるヤギたち・・・・・・ 突然攻撃に出たのでパニクってる〜〜〜。

しかし、それでもしぶとくついてこようとするので、 前に歩みを進めながら、 杖をバンバン振り上げて攻撃的に追い払いました。

その姿にビビったのは、ヤギたちだけではなかったみたい・・・・なぜかkumatoさんも恐れをなして私から離れて歩いてました。 笑





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なんで? どして??? とうらめしそ〜〜〜〜に眺める者、 諦める者、 ボーゼンと佇む者、 様々な反応・・・・・・・
ここでは団体行動も崩れ、それぞれの性格が現れている様な・・・・・・

けれども、やっとこさ、私たちにくっついてくるのを諦めてくれました。 一体あれはなんだったのだろう・・・・・・ という思いがヤギたちの中にも、私たちの心にも満ちていた様な気がします・・・・・。




さて、すっかり時間を無駄にしてしまいました。 先を急がないといけません。 まだ、登山道は始まったばかりなのですから!!




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素晴らしい景色を見ながら先に進みます。


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ところが、歩けど歩けど、目印になるはずの分岐点にたどり着かない!!



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ハイキングコースのマーキングでは、私たちの出発点からLago Matogunoまで2時間半とありましたが、 それはどう考えても明らかな間違いで、 私たちが知り合いから聞いていた情報によると、 4時間半くらい目的地までかかります。(ってことは私ならもっとかかる?) 実際、 マーキングのところも、2時間半と印刷されているところがマジックで取り消してあり、3時間半と手書きで書き直されていました。  健脚の人ならば? ハイペースで歩いて、そのくらいで行けるのでしょうか・・・・・?

なんとか分岐点までたどり着いて、もう疲れたしお腹も空いて空いて仕方がないのでお昼ご飯にしました。 良い景色を見ながら食べるご飯って最高!!

ここで、引き返そうかどうしようか??? という話になったのですが、 何しろ時計を持っていないのでなんとも言えません。今まで何時間歩いたのかも検討もつきません。  地図だと、今まで歩いてきた倍はまだありそうですが、ここで諦めるのはなんとなく悔しい様な気がして、 昼食をとった後にまた目的地に向かって歩き始めました。



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ところが、ここからがきつかった〜〜〜〜〜〜!!!!  
え??? ここ登るの??? 緩やかで登りはないって言ったの誰? 嘘じゃん!! (上の写真・・・・)

おまけに失敗したのは、お昼ご飯が美味しかったので、ついついお腹いっぱい食べてしまったので、胃だけじゃなくて全身重くて登るのがきついきつい・・・・・・
kumatoさんなんて、普通昼寝の時間だものね?? 

こんなにきついとは思いませんでした。 やっぱり引き返せばよかった〜〜〜〜  ( 後になって、ここでなぜ引き返さなかったのか本当に後悔しました・・・)



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え〜〜〜〜 まだ登るの〜〜〜〜!!! 



もうぜ〜ぜ〜は〜は〜しながら、普段の運動不足を恨めしく思いつつも自業自得。  やっとの思いで一番高い地点にたどり着きました。小さなチャペルがあって、中にも外にもベンチがあって座れるようになっています。  ハイキングのマーキングが、そこからLago Matognoまで20分と書いてありました。

20分ならいくでしょ?  そう思うでしょ??? せっかくここまできたんだから〜〜〜!!


これを信じた私が馬鹿だった・・・・・・・



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このマーキングが曲者だった。はい、 かなりの登山経験者か、あるいは山岳マラソンでもしている人なら20分で着くと思う。  いや、本当に走らないと20分じゃつかないと思う。 

はるか下に、前回行った時のチーズ小屋が見えます。 kumatoさんはもちろんそこに行きたそうでしたが、 人の気配も家畜の気配も全くなくし〜んとしていて、おそらくもうニーナたちは山を降りてしまったのではないかという感じでした。 時間的に見ても、チーズ小屋まで降りてまた上がってくるのは到底無理ですのでそれ以上確かめに降りることもしませんでした。 悲しそうな思いをにじませるkumatoさんの顔を眺めながら、 先を急ぎました。


実は、 kumatoさん、 ニーナさんに一目惚れしちゃって、そのことを意地悪な私がことあるごとに皮肉っぽくからかうものですから、 本当はニーナさんに会いたいに決まっているのに、

’もう僕はあのチーズ小屋には絶対に行かない!!’

とまで宣言しました。 

’私は行くもんね!!’

’じゃあ一人で行って!’


というしょうもない会話をする私たち・・・・・ 笑


きっと来年も一緒にチーズを買いに行くでしょう。 


さて、20分どころか、1時間近くかかってやっと湖につきました!! (時計がないのでわからないけれど)




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はっきり行って遠かった〜〜〜〜〜〜〜 もうかなり先を歩くkumatoさんの背中を後ろから眺めながら、 日本語で悪態ついてしまうくらいに(kumatoさんにっていうわけではなく、 ’なんでこんなに遠いのよ’ ’もう疲れたよ、いい加減にしてくれよ’ ’ あ〜もういやだ、歩けない、死にそう’ ’20分て嘘でしょうが、 何考えてんのよ’ などなど 、誰にともなく悪態ついてました ・・・・笑)  きつくて疲れました。





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前回はフェスタだったので、何人かの人たちがいましたが、今回は、ここまでの道のりも、 山から見渡す草原にも、 だ〜〜〜れもいない、人っ子一人いない!!!  出会ったのは、あの恐怖のヤギたちだけ!!

水も、前回よりもやはりずっとずっと冷たいです。 私は泳ぐことは最初から諦め、靴下を脱いで足を濡らして氷のように冷たい水でリフレッシュしましたが、kumatoさんは威勢良く全て脱ぎ捨ててすっぽんぽん、 水の中に入ろうとしました・・・・・・ (写真では下半身を隠す・・・笑)

こちらは冷たい、なら彼方ならいいかな? と何箇所からアプローチを試みました・・・・・・・

が・・・・・


やはり冷たくて、結局すごすごと諦めてました。 笑   風邪引いたら困るものね。 タオルも持ってないから、濡れて冷えたらちょっと困りますものね。


正直行って、私はもう歩けない感じでしたが、 かと行って野宿をするわけにはいきませんので、 長く休むこともできず、 すぐに来た道を戻りました。
時間がわからないというのは恐ろしいもの。  太陽の位置を見ると、もう午後遅い時間に入ろうとしているような気がしましたが、 晴れていてまだまだ日が高いような気もするので、 よくわかりません。 






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いや〜 長い。 ひたすら長い。 よくもまあこんなとこ歩いてきたっていうくらい長い・・・・

そして、やっぱり疲れがどんどん溜まってきて、足がふらつくようになり、杖を持っているにも関わらず、私は数回転倒してしまいました。 もう、足が棒になった状態を通り越して、こんにゃくみたいなのです。 杖がなかったら立ってられないくらいです。  
慎重に歩くので、 ますますペースはゆっくりになってしまいました。 そうこうしているうちに、太陽が山かげに落ちてしまいました。 




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紅葉がますます輝いてとっても綺麗だったのですが、もうこれ以上写真なんて撮っている余裕がなくなりました。 
そして、なんと、あのヤギの地点に到達する前に日没になってしまったのです!!   斜面の上の方で、 あんなことがあっても再び平和に草を食むヤギの群れの音を聞きました。  悪いことをしてしまったなあ・・・・・・・

日没後のほんのりした空の明るさを頼りにひたすらひたすら歩く・・・・・ 焦る気持ちにさいなやまされながら・・・・・・

携帯電話を懐中電灯がわりにする予定でしたので、あかりになるものは何も持っていません。 
しかも私、暗闇になるとよく物が見えないのです。 もう泣きそうになりました。 kumatoさんがやっとペースを緩めてくれて、自分の後についてくるよう言ってくれたので、ところによっては肩につかまり、 足元の見当を付けながらひたすら歩き、 最後は道幅が広くなったのでkumatoさんにしがみつくようにして山を降りました。 

ギリギリセーフ・・・・・ と言いたいところですが、いや、最後の1時間ははっきり言って危なかった。 はるかかなたに見下ろす街のあかりがどんどん宝石箱のように輝いていて、それに反して森の中は漆黒に包まれて行くかのようにどんどん暗くなり・・・・・・・ 滝涙。

行きとは別の道を選び、道路に早く出る道に入れたのがよかった。 あのまま森の中だったら本当に危険でした。   道路といっても街灯はないので、アスファルトの道を星の光を頼りに降りましたよ。

車について、 時間を見たら8時!!!    きゃ〜   危なすぎる〜〜〜〜〜〜〜

もう命からがらという感じで帰ってきました。 



今度行くときには、やはり山小屋に泊まるようにして、1日にそれほどたくさん歩かなくても住むようにしたいな・・・・・・・

なんだかんだとアドベンチャーの1日でした。



 


by tomomato | 2018-10-19 07:14 | お出かけ | Comments(9)

秋の山 1



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今年は、8月、9月が一体存在したのかどうか? と思うくらいあっという間に過ぎてしまいました。kumatoさんと二人で、私たち、今年の夏は一体何してたかしら??? と思わず顔を合わせてしまうくらいでした。 
よくよく思い出してみると、あれやこれやと忙しく過ごしていたような気だけはするのですが・・・・・・

kumatoさんの学校が始まる前に、絶対に山に行かなくては!!!  と、もはや先週のことになりますが、 雨が降る前に慌てて山に行ってきました。 





行き先は、上のリンクの8月に行ったLago di Matogno で、 今回は別のルートで行ってみることにしました。




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前回のルートは、かなりの急坂を一気に登るという非常にきついきついものでした。 今回は、前回のルートよりは緩やかだけれど、 長くかかる・・・・・ と聞いていました。 Lago Matogno のある山と同じくらいの高さの山から尾根伝いにアプローチする道です。

かなり標高の高いところまで車で行くことができますので、確かにそこからはそれほど急な登りはないか少ないはず・・・・


本当は、このルートからLago Matognoに行って、アルプ(山小屋)に一泊して、翌日はそこからさらに先のLago Gerato 、氷の湖と言われるところまで登ってみようと前々から話していたのですが、10月になって急に気温が下がり、標高2000m以上では雪が降ったので、 宿泊は今年は諦めました。






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向こうに見える雪をかぶった山は、あの有名なモンテローザですよ〜〜〜〜〜




私は相変わらず運動不足で筋力がなく、 ただでさえ長い行程なのでかなり不安でした。 ですので早朝に出発するつもりだったのですが、なぜかkumatoさんはのんびり・・・・・・・結局家を出たのが朝8時になってしまいました。 それからピクニックの材料を買いにいったりして・・・・・・・・

何しろ日がどんどん短くなっておりますので、 夏のようにのんびりゆったり山に登っていられないのです。 そのため、時間を知るためと、何かあった時のために電話を忘れずに持っていって欲しいとkumatoさんにしつこく頼みました。  (ここで人に頼んだのが間違い・・・・)  

まあ、電話はおそらく山の上では圏外で使えなかったとは思うのですが・・・・・・・・




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kumatoさんは、




’もちろん!持っていくよ’



と張り切っていたにも関わらず、出がけにもう一度確認するといつものように、やっぱり忘れたとか、見つからないとかいってもう一度探しに行きました。 (こうやって出発時間がどんどんまた遅れる・・・・)

やっと見つかって、出かけて、山について、 かなり登ったところで時間を聞くと・・・・・・


’あ〜〜〜〜 車の中に置いたジャケットの中に電話忘れてきちゃった〜〜〜!!!’




・・・・・・・・・・!!





時間がわからないっていうのは、かなりヤバイのでは・・・・・・

  
散々文句を言いながら、でも結局は人に頼んだ自分が悪かったと反省し、一抹の不安を抱えながら登りました。
kumatoさんは、なにも無理してlago Matognoに行かなくても、 途中で引き返したっていいんだし・・・と気楽に考えているようでした。 

前回の行程よりも急ではないとはいえ、思っていたよりも、結構な登りです。 考えていたよりもきつそう・・・・

ここはハイキングコースのマーキングはしてあるものの、そもそもこの山の登山道に入るところまで登る車は許可証がいるため、 一般的なハイキングコースではありません。そして10月の平日・・・・・

人っ子一人、 見事にだ〜〜〜れもいません。 
景色はご覧の通り、本当に素敵でした。 この景色を全て独り占め〜〜〜〜〜!!! 


が・・・・・・・


そこで、事件が発生!!!


発生した時の様子は、 あまりのことでカメラなど出している余裕もなく、危険だったので写真は一枚もありません。



しばらく歩いていたら、急斜面のかなり遠く上(百メートルくらい?)にヤギの大群がいたのです。 私たちのところでは、これより数日前に何回かに分けて家畜の一斉山下りがあったので、もうアルプには家畜はいないのではないかと思ったのでびっくりしました。 


何しろそれまで人っ子一人いなかったものですから、 平和そうに草を食むヤギ達の姿を見て思わず嬉しくなったkumatoさん、 ヤギ達に


’メ〜〜〜〜〜! メ〜〜〜〜! ’



と大声でヤギ語で話しかけました。


すると、ヤギ達が、

’メ〜〜〜 メェ〜〜〜〜!!!!’


と返事をするではありませんか!

すっかり嬉しくなったkumatoさん、 もう何回も何回も


’メ〜〜〜! メメ〜〜〜〜〜〜ッ!!!’


と、ますます張り切って話しかけるのです。(ほとんど叫ぶ)


すると!!!!   何回かヤギ達とやりとりした後、突然一頭のヤギがこちらに向かって急斜面を走り降りてくるではありませんか!!!


いや、一頭だけならよかった!!!

何しろ、ヤギって団体行動の動物ですからね・・・・・・・・・・

その後、そのヤギに続いてまた一頭、また数頭とどんどん後からこちらに向かって猛突進してくるではありませんか!!!

そして!!!! 

100頭とは言わないけれど、少なくとも50〜60頭、平和に草をはんでいたヤギ達の群れが一斉にこちらに向かってすごい勢いで駆け下りてきて、あっという間に私たちを取り囲んでしまったのです!!!!! 




ぎゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  怖い〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!



一頭や二頭ならいいのよ、 可愛いよ、 でも50頭60頭のヤギがすごい勢いで私たちに向かって突進してくるの・・・・・そして、押し合いへし合い取り囲むの・・・・・・・

もう死ぬかと思った!!!

あっという間に私たちを取り囲み、ぎゅーぎゅーづめ、もみくちゃにされまくりました。  思わず日本のラッシュアワーを思い出してしまいました。

kumatoさんもすっかり焦って、しまった!! 余計なことをした!!! と大慌て・・・・・・


おそらく、ヤギの飼い主がたまにやってきて同じようにヤギに呼びかけ、塩を与えているのではないか??? それをkumatoさんが声をかけてしまったので、 塩をもらえると思ってやってきたのではないか??? とのことでした。    


先に進みたいものの、前後の道も大勢のヤギに塞がれ、身動きできないほどに囲まれてしまった上、おそらくどんなに必死で先に進んでも、一緒についてくるだけでしょう。  すし詰め状態のヤギ達は、私の腕をひたすらペロペロと舐めます・・・・・ そう、塩!! 塩が欲しいのね〜!

でもヤギってツノがあるのよ〜〜〜〜〜〜 ツノが当たると痛い〜〜〜〜〜〜〜 決して興奮して戦いを挑んでくるわけではないけれど、ギュ〜ギュ〜詰めだから否が応でもツノは当たるし、 それはそれは地獄のような光景でした。

はっきり言って私は恐怖で顔が引きつってましたよ〜〜〜〜〜〜〜〜 滝涙






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どう考えても前には進めないことははっきりしているので、 kumatoさんのとっさのアイディアで、少し手前にあった山小屋の廃墟まで戻ることにしました。  何しろ身動きできないくらいのぎゅーぎゅー詰めですので、ゆっくりとヤギを興奮させないように移動しました。

kumatoさんの方がかなり早く前方を歩きましたので、ここでヤギグループがkumatoさんを追う組と私を追う組で分散され、 少し隙間ができて助かった・・・・・・・・

慌てて隙を見てカメラをリュックから出す私・・・・・・
その前は絶対に無理でしたね。リュックに殺到されたかも。カメラ壊れたかも。リュック奪われたかも。 




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そして、壊れた石のお家の入り口のところでkumatoさんと二人で座りました。
ヤギ達は、

どうしたんだこの人たちは??? 塩はどこ? なにのんびり座ってるの??? という感じで、私たちの周りを家の前、横、後ろからじっと見守ります。 何しろたくさんいるから、 私たちが座っている狭い場所にみんな入らないので、分散するしかないわけ・・・・・ kumatoさんが、それを計算してここまで戻ろうと言ったのかは?? ですが、確かに良い考えでした。 





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kumatoさんも最初はなでなでして可愛がっていたのですが、 これじゃあ立ち去らないではないかと気づき、 わざと冷たい振り作戦に切り替える・・・・・・


私は私で、 

’私たち、なにも持ってないのよ〜〜〜〜〜 (リンゴとか持ってるけど内緒〜〜!)

誤解だから早く帰りなさ〜〜い、 期待させちゃってごめんね〜〜〜〜 戻りなさ〜〜い!!!’

と必死で語りかける・・・・・

kumatoさんと二人して両手をあげて、’いくら待ってもなにもないよ〜〜!!! ’ と語りかけるも、 頑固なヤギさん達は、 なかなか去ってくれません・・・・・・・ そこにフリーズして、私たちの一挙一動をじ〜〜〜〜っと観察しています。

でも、私が必死で大声で呼びかけていると、し〜〜〜んとして聞き入っていたような気がするから、 多少はわかっていたのか否か? 




続きは次回・・・・・




by tomomato | 2018-10-17 07:10 | お出かけ | Comments(8)

雨と冬支度とスイスのパイ



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この写真は、先週の水曜日、木曜日と降ってくれた雨の日のものです。 3階のアトリエの窓から・・・・





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いや〜〜〜〜  本当に長い長い間、 雨が降らなくて心底困っていたのです。 7月に2回程、激しい雷と暴風雨で、 新しく屋根を作ったところですらひどい雨漏りがして本当に大変だったことがあるのですが、 それ以来、おそらくお湿り程度の雨が1回くらい降ったっきりで、 全てがからっからに乾き切っていました。
うちは畑も花壇もなるべく水をやらない主義なのですが、 もうそんなことを言っていたら全ての植物が死んでしまうほど乾き切っていました。  何しろ岩盤の上に浅く土が盛られているだけの土地ですので、 地下水を目指して根が張ってくれるなんてことは期待できません。 植え替えのために穴を掘ってみても、一メートル掘っても砂のようにサラサラとこぼれる土になってしまっていました。  
天気予報を毎日見て、 晴れのマークが続いては落ち込む毎日。 雨の予報でも、 雲がかかっても雨は一滴も降らずそのまま晴れてしまうことが続きました。
2、3日おきにしおれてきた植物を見て水をやるも、焼け石に水とはこのことかという状態でした。 どんどん枯れていくせっかく育てた草花を見ては落ち込む毎日・・・・・・・・・・  一年草はもう諦めてそのままさようなら............。  多年草の草花を中心になんとか生き残ることができるだけ水をやっていたのですが、それでも敷地が広いので目が届かないところは悲惨なことに・・・・・

なんだか私の心もどんどん枯れ切って行くような、そんな毎日でした。 

おまけに、なぜか今年は蚊がしぶとく未だに生き残っていて、 もう庭に出るのがげんなりげっそりの毎日でした。

それが、やっと二日間続けて雨が降ってくれたのですよ!!!   歓喜の雨!!! 

本当に嬉しかった〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!   木々や草花が本当に喜んでいて、 紅葉し始めた山の葉っぱも色とりどりに輝いていて、 喜びにあふれています!!! 
雨が降ってこんなにも嬉しかったのは、人生で初めてかも?????






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さて、9月にやってきた薪・・・・・・  確か、一ヶ月くらい前に

’明日、薪を切って積み上げる作業がありま〜す’

とブログに書いたような気がするのですが、ここはイタリア・・・・・・ 予定が伸びに伸びて、(何やら薪を切る機械が壊れていたとかなんとか?) 昨日になりました。  実は、kumatoさんは今日からまたスイスの集中授業に出ましたので、 その前日にこの作業をするのは避けたかったのですが、 冬も迫っておりますのでまた一ヶ月近く遅れることは考えられず強行することに。  どういうわけかこの薪の作業、いつもいつも7月くらいから予定を立ててオーガナイズしているのに、 思うようには決して行かず、私が日本に帰国する前日とか、 何か大事な用がある前日とか、こういう切羽詰まって余裕のない時になるのです・・・・・・。 何かの祟りか???





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はっきり言って量が多いので1日がかりの力仕事。   木を運んできてくれた若者に薪を切る作業を手伝ってもらい、kumatoさんと私でどんどん運んであちらこちらに積み上げていきます。  

いや〜〜〜 毎度のことながら大変でした。 







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キッチン用の薪は小さめのサイズに切ってもらいます。 






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大きな薪ストーブ用は、巨大な丸太のままでもほぼ大丈夫。
ただし今年の木は、 あまり質が良くないものがかなりたくさん混じっていたので、 これだけあってもこの冬に足りるかどうか????    
去年と同じく、アンドレアが彼の森を伐採した木を譲ってもらいました。 ただし、 アンドレアは本業の建築家としての仕事がどんどん忙しくなり、 のんびり自分の森の木を伐採している時間がなくなってきたので、 彼から木を買うのはこれが最後になるかと思います。  来年からは、プロの林業関係者から購入することになるかと思います。 




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もうしまいには腕も腰も痛くなり、kumatoさんも私もヘロヘロになりました。 

’これって全部で何キロくらいあるの????’


とkumatoさんに尋ねると、



’何キロ????? う〜ん・・・・・6000キロ。  6トンだよ・・・・・’


・・・・・・・・・・・・・・・・・!!


は〜〜〜〜〜???





疲れるはずですわ・・・・・・・

作業の後は疲れて、私はご飯を作る元気もありませんでしたので、 二人でピザを食べにいきました。 

今日は昼過ぎにkumatoさんが出発するまでは、バタバタとしていましたが、 無事送り出した後は私はダラダラしてしまいました・・・・・・・
せっかく秋晴れの良いお天気で、散歩したらどんなに気持ちが良いかしらと思ったのですが、 歩く元気もありませ〜ん。 




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イチヂクのヴァイエ


さて、ここのところよく作るお菓子は、'Wähe' =ヴァイエ というスイスのパイ。
もうすでに何回かこの夏のブログにも写真を載せたのですが・・・・・

お菓子というか、中身がチーズの塩味系もありますので、 ヴァイエは一概に’お菓子’とは言えないかも。
一見、タルトのようにも見えるし、 塩味の場合にはキッシュのように見えるのですが、 スイスのヴァイエは、
そのどちらでもなく、 ’ヴァイエ’ は’ヴァイエ’ 、 独特なもののような気がします。 

最初にスイスに来た時に驚いたのは、 チーズの塩味のヴァイエならともかく、 リンゴやアップリコットなどのフルーツのヴァイエが、立派な夕食になるということでした。 例えば病院の食事は好きなものを事前に選ぶことができるのですが、夕食にヴァイエがデザートではなく、メインとしてメニューに入っているのには驚きました。

もちろんレシピにもよるのですが、 典型的なヴァイエは、一般的なタルトに比べてかなり油分も糖分も軽めです。すなわち、バターや砂糖の量が少ないのです。 kumatoさんのお母様は日常的にヴァイエをお作りになるので、私はほとんど家では作らなかったのですが、今年は何しろフルーツがたくさんありすぎて、 どう処理するか迷っていたら、kumatoさんがヴァイエが食べたいというので何回か作りました。 

普通のケーキやタルトよりも油分が少ない上、生クリームの代わりに牛乳やヨーグルトで代用したので、 さらに軽いお菓子として何回も作りました。 
生地も、タルト生地の作り方や、イースト生地の作り方など色々と試してみました。 




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リンゴのヴァイエ




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使い回しの写真ですが・・・ 洋梨のヴァイエ


  

スイスでは、スーパーでヴァイエの皮は気軽に買えますし、BIOのものもあります。 本当にしょっちゅう作っていらっしゃるkumatoさんのお母様はそうした市販のものを使用されているようです。
kumatoさんのお母様は、 私たちが行く時には、 チーズのヴァイエ(スイスチャードが入っている場合もある)をメインとして食べて、そしてデザートにフルーツのヴァイエを食べるというヴァイエづくしのメニューをご馳走してくださることもあります。  

基本は同じ。 軽めのパイ生地に、 中身は牛乳とクリームが半々、卵少々を混ぜた液体を果物の上に注いで焼くだけ。 

私は、生地を多めに作っておいて冷凍しておき、 気軽に作れるようにしています。 このヴァイエの良いところは、果物を一気にたくさん消費できるところ・・・・・・・ 笑   ってこういう問題に直面している方はそんなにたくさんいらっしゃらないかもしれませんが・・・・・・  洋梨やリンゴなんて、これでもか!! っていうくらいた〜くさん乗っけられるのですよ〜〜〜〜
砂糖もそれほど多くはないので、 果物本来の味が味わえて軽いのでオススメです。

ただし、 軽いのでたくさん食べられるという問題が・・・・・・ これってkumatoさんと私だけの問題??? 

チーズのヴァイエの場合には、生クリーム、チーズたっぷりなので、けして軽くはありません。キッシュと同じ感じです。  スイスでは、毎日必ずチーズをたくさん食べますので(特にkumatoさんは)、古くなったチーズの切れ端など最後にかき集めてヴァイエに入れてしまうようです。  

フルーツヴァイエのレシピのリンクはこれ・・・・・

 

よく考えたらドイツ語でしたね・・・・

200g 粉
小匙二分の一 塩
75g バター
100ml 水 (私の使っている粉では100mlだと多いので、粉によって調整した方が良いかと思います)

液体
100cc 牛乳
100cc 生クリーム
小匙1 Maizena コーンスターチ
大さじ2 砂糖
1   卵 


このレシピではアプリコット(750g)を使っているので、 アプリコットやプラムのようなジューシーな果物の場合には下にヘーゼルナッツの粉末(大さじ3)を敷くのが一般的なようです。(もちろんアーモンドでも良いかと思います)リンゴやイチヂク、洋梨の場合には使いませんでした。  果物の量も、私はレシピに構わず好きなだけ(型の中に置けるだけありったけの量!!!笑) 置いています。 レシピでは果物にも砂糖をかけています(大さじ2)が、私はかけていません。 
これも酸味の強い果物かどうか、好みかどうかによるかと思います。  私は、砂糖の代わりにメープルシュガーを使うこともあります。 生クリームの代わりに牛乳やヨーグルトを使うことが多いですが、前回、たまたま冷蔵庫にあった生クリームをレシピの半量の割合で入れたら、やはりとっても美味しかった・・・・・ 笑
   
もちろん皮のバターを植物性油脂にしたり、生クリームの代わりに豆乳を使ったりとベーガンにすることも可能かと思います。  




by tomomato | 2018-10-15 04:08 | 天の恵み・自然の恵み | Comments(12)

ドイツ旅行 2018-9 ライン下り二日目 その2






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ボッパードから、 ライン川沿いを走る電車に乗り、上流側=船に乗ったところ方面に向けて戻りました。 船だとのんびりゆったり何時間もかかったのですが、電車だとサクッと一気に進みます。  ライン川沿いをずっと走ってくれるので船からみた光景とはまた違ってとても楽しかったです。

母がまだ元気そうでしたので、オーバーヴェーゼルを通り越して、 バッハラッハで電車を降りました。 
バッハラッハの駅を降りるとすぐにバッカスの壁画があります。 






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バッハラッハにはシュターレック城があります。 ここはなんとユースホテルです。 手頃な値段でお城に泊まれるのです。  
バッハラッハは落ち着いた美しい街で、 リューデスハイム よりもずっと美しいと聞いておりましたので、ぜひ訪ねてみたかったのです。 




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確かに・・・・・・素敵なところです。

中世からの建物がまだ綺麗に残っていて、 リューデスハイム のように観光客がぞろぞろということもなく、ゆったりと散策できます。




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可愛い建物がいっぱい。  アルザスのワイン街道沿いの美しい小さな村々を思い出しました。 






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素敵なレストランもいっぱい、 みなさん外のテーブルに陣取って、もちろんリースリングワインを飲んでいますよ。







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ここは、 やはりライン川沿いの街を訪れるならば、絶対に外せない村だと思います。 私も母も、お腹もいっぱい、喉も乾いておりませんでしたので、ただ町をぶらぶらしただけだったのですが、 歩いているだけでウキウキするような楽しい町でした。





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町の裏の高台に広がっている葡萄畑が美しい!!!  晴れて本当に良かった!! 




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教会もいくつかあって、 ここでも偶然入った教会でちょうどパイプオルガンの演奏があり、 休憩がてらしばらく音楽を堪能しました。 しかし、今回の旅では、教会に入るたびにパイプオルガンの演奏があり、本当にラッキーでした。 母の行いが良いに違いありません。 






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元気一杯の若者たちは、 街から横道に入ってこのテンプルみたいなところまで急坂を登り、さらに葡萄畑を散策しながらシュターレック城まで登って上からのライン川の景色を眺めるというのが定番の観光コースですが、 今日は母にとってすでにかなりの距離を歩いておりますので、 私たちは下から眺めて満足ということにしました。 
それにしても、 日本から着いたばかりなのに時差ボケもなく元気にこんなにたくさん1日に観光することができる母の元気さにびっくり・・・・・。 (私だったら無理かと思います・・・・) 


途中雨に降られたり、 足がなくてラインフェルス城にはいけなかったりしましたが、 ボッパードでもバッハラッハでも大満足の1日でした。 
本当は母のことを考えてここからホテルまで直接タクシーで帰る予定でしたが、 駅まで歩けるようでしたので再び駅から電車でオーバーヴェーゼルまで行ってお宿のお城に戻りました。


実は、今回のライン下りで他にも一般公開されているお城を訪ねようかとも思ったのですが、 お城の見学はかなりの急階段の上り下りがある上、 拷問部屋とかあったりするので、 結局予定に入れていなかったのです。(泊まったお城ホテルと、ラインフェルス城以外は・・・・)   
大昔にコブレンツから少しだけライン下りをした時に、 そういうお城を訪れて拷問部屋を見てすごく恐ろしい思いをした覚えがありますので、 今回はわざと避けました。  私たちが泊まったホテルにもお城ミュージーアムがあり、 拷問道具の展示もあったかと・・・・・・ 汗     見学しようと思ったら、ちょうど時間切れで全部は見られなかったのですが、それでよかったかも・・・・ 中世の時代って、 結構怖いのですよね・・・・・・ 汗

たくさんワインが飲めれば、リースリングワインの醸造所を訪れる旅なども面白そうです。   私は、ほぼ下戸、母もたくさんは飲みませんので、残念でした。 
kumatoさんと一緒だったら、自分が運転しなくて良いのなら大喜びで醸造所巡りをしたと思うのですが。 (このホテルで、ワイン醸造所を訪れて試飲するツアーをアレンジしてもらえます) 



 

by tomomato | 2018-10-04 05:24 | お出かけ | Comments(4)


イタリア@アルプスのふもと do田舎暮らしー自然と美しきものとの暮らし  大きな岩の上に佇む石の家でART*こころとこころのつながり*くいしんぼ


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