2018年 06月 14日 ( 1 )

枝泥棒とお祓いの儀式

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タチアオイがどんどん花開いて、 こんなに綺麗に咲いています。
さび病がひどかったので、もう育てるのはやめようかと思いましたが、 こんなに綺麗なら頑張ってみようかな?
今度の冬は、 みかんの皮を一個たりとも無駄にせず集めよっと。 ( 今まではティー用に、 陳皮として気が向いた時だけ集めてました)





さて、ある計画をkumatoさんが思いついて、 実行しました。 





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オリーブ受粉作戦です。 

うちには、シンボルツリーとも言える、樹齢100年のオリーブの木があります。 私の**才のお誕生日にプレゼントされたものです。 おそらくイタリア産ではないと思われますので(しかも北イタリアでは絶対ない)、毎冬寒さを越せるかどうかドキドキ見守ってきたのですが、 最初は冬になるとフリースで覆うようにカバーして、さらには断熱シートを敷いた上にマルチまでしていたのもカバーもしなくなり、断熱シートもやめて、分厚いマルチだけにして、 今回の厳寒も無事乗り切ってくれました。 毎年ドカ雪が降るたびに、 一番折れて欲しくないところの位置の大枝がボキッと折れてしまうのですが、 仕方がありません。 

オリーブの木は、自家受粉が難しく(不可能ではないそうです)、きちんと実をつけさせるためにはもう一本別種の木がそばに植わっていることが望ましいと言われています。  今までも細々と小さなジャム瓶一個くらいの量はオリーブの実を収穫していたのですが、 毎年のように、今年こそもう一本植木鉢で良いからオリーブの木を買いましょうと言い続けてもはや何年??

問題なのは、 同じ時期に花が咲いているオリーブの木でないと意味がないのですが、 ナーサリーに木を買いにいったとしても、 それらは普通室内で大切に育てられたものですので、 花の時期が本来よりもずっと早い場合が多く、普通に育てたときに正確に一体いつ花が咲くかわからないということです。  




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これはうちのオリーブの木です。受粉作戦始めたところ




うちのオリーブの木が、例年になく今年はたくさん花をつけてくれました。 今年こそたくさんオリーブの実が取れるよ!!! というので、 そんなわけないじゃない、 去年もたくさん咲いたけれど、 ほんのちょっとだったでしょ?  別の木がないとダメなのよ!!   と冷ややかにいうと、 今年こそたくさんオリーブが欲しいと本気になったのか、インターネットで色々と調べ始めました。  

そして、近所にオリーブの木がないかどうか観察し始めました。 

期待していた一番近いお隣の小さなオリーブの木はまだ花が咲いておりません。 

でも、 少し離れたここらで一番大きな教会の前の巨大なオリーブの木が、 同じ時に花が満開であることに気づいたようです。 

ということで、二人でこっそりと数枝頂戴しに行くことに・・・・・・・(し〜〜〜〜〜〜〜っ 内緒) 


何しろ、そこは、人目に着く道路沿いの教会の真ん前に生えているというだけではなく、 目の前が市役所と学校なのです。 (ど田舎の小さなものですが)  そこで、 誰もがお昼ご飯に帰る静かな時間を狙って行ってみました。   隣の駐車場におしゃべりしているイタリア人たちがお家に帰るのを辛抱強く待って、 オリーブの枝泥棒作戦決行。    





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はしごも持ち出して、四方から受粉中
  



途中、 人が鼻歌を歌いながら通りがかったりして、 その度に素知らぬふりをする私たち。。。。。。
ナイフを用意している用意周到なkumatoさん・・・・・・

ドキドキしながらお花が開いている枝をそれぞれ頂戴して、私が先に車に乗り込もうとすると・・・・・・・
向かいの市庁舎から誰か出てくるではありませんか・・・・・・



げ!!!!

よりによって、 市長さんではありませんか!!!!

今の市長さんは、 若くてかっこいい女性なのですが、 ちょうど私が車に乗り込もうとした時にサングラスをかけて颯爽と市庁舎から出てこちらの方向に向かってきたので、慌ててオリーブの枝を車の床に投げ捨てるようにして隠したところで目が合いました・・・・・・ 

でも不審に思わなかった様子・・・・・・ほっ


後からkumatoさんが数枝持ってのこのこ歩いてきていたのですが、 市長さん、よほどお腹が空いていたのでしょうか、全然気づかずに駐車場の方に向かいました。 
実は、市長さんとはいろいろなイベントでご一緒になり、 顔見知りなのですが、 この日はどういうわけか私たちであることに全然気づかれなかったご様子で・・・・・・・   ほっ・・・・・・・

こういうドキドキ感、 子供の時によく味わったような気がしますが、 しばらく経験しておりませんでした。 

そういうわけで、 花が咲いたオリーブの枝を持って帰ってきたのですが、その日は家に到着ご雨が降り出してしまったので諦めて、 翌日晴れ間が出るまで水につけて待機させました。 







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kumatoさんが調べたところによると、 オリーブの受粉は主に風によって行われ、 蜂などの虫による受粉の率は少ないのだそうです。  そこで、 kumatoさんは取ってきたオリーブの枝を抱えて、 四方八方から梯子を使ってうちの木の周りから枝を降りました。  その姿はまるでお祓いの儀式をしているかの様。 

最後に、 あちらこちらにその枝をうちの木の枝にぶら下げて終了。 



果たして、 これで受粉ができるのか・・・・・・・・????

教会のオリーブの木の枝を失敬してしまったので、 果たしてひどいバチが当たるか、あるいは神の恩恵が降り注ぐオリーブの実がなるか、どちらだと思いますか???   



まるで、漫画のような一日でした。 

by tomomato | 2018-06-14 15:59 | 石の家の庭の話 | Comments(6)


イタリア@アルプスのふもと do田舎暮らしー自然と美しきものとの暮らし  大きな岩の上に佇む石の家でART*こころとこころのつながり*くいしんぼ


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