Happy Easter 2
午後は、少し仕事をした後、イースターの散歩に出かけよう! ということになりました。
ワイルド ダフォデル(野生の黄水仙) が沢山生えている穴場があるのだとか.......
よく行く場所なのですが、私はまだその時期に行ったことがありません。 ワクワクしながら出発しました。
野生の黄水仙は、 こんな感じで真ん中がくしゃくしゃしています。 うちの庭にもどこからやってきたのか? 勝手に咲いています。 kumatoさんによると黄水仙にも沢山の種類があるのだとか。 うちには2、3種類しかありませんが、 凝る人は何十種類も集めてコレクションするのだそうです。
うん、来年は色々な黄水仙の球根を探して植えてみようと思います。
私が感動して喜ぶのを見て大満足なkumatoさん。 笑
もちろん、他にも色々なお花に遭遇しましたよ。 春爛漫〜〜!
久しぶりの青空、 そして先週、標高の高いところでは雪が降ったので真っ白な山。
絵に描いたような美しく清々しい光景でした。
冬から春へ向かうこの季節ならではの美しさです。
この辺りは、家を探している時に良く散歩がてらにやってきて、 一つ一つめぼしい家々をチェックしていました。
この上の写真の家は、今でもいい家だね〜 っとため息をつくほど気に入っていたのですが、まだ3人のお婆さんがご健在で住んでいらっしゃるので購入できる可能性はありませんでした。
うちよりも標高が少し高いこの辺りは、 うちのあたりより一層ど田舎で、 山々が向かいに広がっており、森とこうした葡萄畑の光景が広々と広がる、とても美しいところなのです。 太陽の光の質もまた、 少し違うような気がします。
今のお家は、アトリエのスペースという点では、どこを探してもなかった良さがあるおうちなので、勿論大満足しているのですが、ここらに散歩に来るたびに、いいところだよね〜、 とちょっぴり気になってしまうのです。
私たちがそんなことを話しながら家を見ていると、ちょうどおばあさんの一人がお庭の葡萄畑に出てきました。 それがもう、昔話に出てくるようなイタリアの田舎のおばあさんで、頭に頭巾をかぶって(!)エプロンをして、 サンダルを履いて、可愛らしくトコトコと歩いてにっこりと微笑んでくださり、 kumatoさんと二人で本当にメルヘンの世界の中に入り込んだような気がしてしまいました。
最初にここらに散歩にきた時には、 チーズを作る小屋に向かって、ヤギの乳が入った缶を背中に背負ったお婆さんが歩いてくるのを見たこともあったのですが、 チーズ小屋を窓から覗いても長く使われた様子がなく、 少し寂しくなりました。 昔の伝統的な暮らしを守って生活していらっしゃる方々が、だんだんいなくなったら、きっとここらの光景も変わっていってしまうのかなあ....... 残念なことです。
あの家のおばあさんも、いつもまでもお元気で、メルヘンの世界をしていて欲しい〜〜〜!
楽しいお散歩から帰って家の中に入ると、 kumatoさんが朝作ってくれたブーケに夕日が当たってとても綺麗でした。
kumatoさんたら、 テラスに出て深呼吸したら
’や〜〜っぱりウチが一番だな〜〜’
だって 笑。
ふふふ、 あそこではなく、 ここに住むことを決めたこと、そして3年も4年もかかって修復してここにいること、すべてが縁があってこうなっているのですものね。
この家で、 二人の暮らしを大切にして行きたいな、 と改めて思いました。
(また別の家を修復する元気はもうない〜〜〜! もう若くないも〜ん 笑)
by tomomato
| 2018-04-02 22:59
| 石の家の楽しく幸せなできごと
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