ドイツ・クリスマスマーケットの旅 ドレスデン4
さて、ドレスデン三日目は、 日本人観光客丸出し(笑)で、ドレスデン近郊のマイセンまで足を伸ばして来ました。
マイセンといえば、もちろんマイセンの工房見学とミュージーアムの訪問が目的です。
ドレスデンからSバーンで30分くらいだったと思います。 終点のMeissen-Triebschtalでおり、そこから徒歩5分ということでしたが、マイセンの敷地まで5分強、それからさらに工房とミュージーアムの入り口まではゆっくり歩くと5分以上かかりました。寒くて薄暗い雰囲気だったので、長く感じたかもしれません。
館内では、マイセンの器ができるまでの行程をいくつかの部屋に分かれて見ることができます。私たちの前に中国人のご夫婦が先にいらしていたので、 メインの説明は中国語で、 私たちは日本語の案内が流れるイヤホンをいただきました。 ここでちょっとした出来事があったのですが、このことについてはいずれまた後で書こうかと思います。
ろくろを回すところから、絵付けの過程をじっくりと説明とともに見せていただいてとても面白かったです。 その後はマイセンミュージーアムでマイセンの作品をたっぷり見て目の保養になりました。
もちろん、ショップも見ましたが、 母に ’ ほら、近づかないで、引っ掛けないで・・・落としたら高いからね!’などと言ったりして、 目の保養よりも壊したらどうしようとちょっと怖かったです。 壊してしまったら、破産ですからね。 笑 アウトレットもありましたが、 安いものでも200ユーロくらい???
もともと母も私もマイセンの器がものすごく好きというわけではないので、 (負け惜しみ プププ) 何も買いませんでした。
友人(半分ドイツ人)のお祖母様が、’VON’ のつく良いご家庭の出身で、その方のおうちに招待された時に、特別なショーケースの中に美しいマイセンの器がぎっしり飾られていたのを覚えています。 家族代々に伝わるアンティークマイセンは、 一層輝いていたような覚えがあるのです。
ミュージーアムにはレストランもカフェもあり、マイセンの食器で出されると聞いておりましたので、 カフェに寄ってみました。 残念ながらカフェの方はマイセンとはいえ白地のごく普通の食器でした。(事前に調べて知っていましたが 笑) ケーキも今一つ美味しくなかったです。(期待度高すぎ 笑) 明るいカフェでゆっくり休みました。
母が、前日のスパルタ行程で疲れているにもかかわらず、 旧市街の方にも興味がありましたので、 タクシーを呼んでもらって行ってみました。 旧市街までは歩いても10分足らずのところなので、電話を頼んだミュージーアムの方も近すぎてどうかしら? とおっしゃられましたが、 後で旧市街から駅までもそのくらい歩きますので、 セーブできるところはできるだけセーブした方が良いと判断してお願いしました。
運転手さんにチップをはずんで、街に入ると・・・・
きゃ〜なかなか可愛い街ではありませんか!
この向かいの建物は市庁舎なのですが、窓がアドベントカレンダーになっています!
クリスマスマーケット自体はこじんまりとしているのですが、 とても可愛らしくてなんだかホッとします。
こんな小さな街にも馬車が走っています。
ね、なかなか風情があるでしょう? この教会も小さいけれど落ち着いた良い雰囲気でした。
タクシー使ってわざわざ街に寄って見た甲斐がありました。
ここからかって王立磁器工場が置かれていたアルブレヒト城までは、アンティークなどを売っているお店などを冷やかしながら、坂道を上がってすぐです。 この城は、マイセン磁器の製造を成功させた錬金術師ベドガーが幽閉されていたことで有名です。 マイセンの工房とここをセットにして観光するチケットもあるのですが、 この日はとにかくあまり足を使わず疲れを回復することに重点を置きましたので、お城には行きませんでした。 タクシーでお城まで上がったとしても、 お城の中の階段は普通、結構きついですから。 おまけに、’幽閉されていた’ という概念だけで、 なんだかこのどんより暗くて寒い中、訪れる気が無くなっってしまった・・・・・ ということもあります。 (ビビリの私) ただでさえ、 中世の時代って暗い歴史がいっぱいですからね・・・・・・・
こんなに素敵なレストランも。 ここは美味しいらしい・・・・・ が、ケーキでお腹がいっぱいの私たちは素通りしました。 昔のように、美味しいものはいくらでも食べられるくらいの食欲が欲しいです。
そこからのんびりと歩いて橋を渡り、マイセン駅まで出ました。
その橋から見たのが、一番最初の写真と、この写真です。 お城と大聖堂が一望でき、とても景観の良い道です。
この日は、夜に予定がありましたので、マイセンから帰って来てからはホテルのお部屋からのクリスマスマーケットを堪能して、ゆっくりと休みました。
by tomomato
| 2017-12-18 19:51
| お出かけ
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