あけましておめでとうございます




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新年あけましておめでとうございます


皆様にとって新たな年が、幸せに満ちた一年になりますように。
世界に平和が訪れますように。
自分の心に平安が訪れますように。 






脳梗塞で緊急入院となった母、 おかげさまでお医者様もビックリの回復力で30日に無事に退院しました。 当初は、集中治療室1〜2週間、その後一般病棟に移って最低2週間、 さらにリハビリ病棟に移って1〜2ヶ月と言われましたので、 長期戦になると覚悟を決めていました。  さらには、エレベーターなし4階の自宅には戻ることはできないだろうということで、私はお見舞いの傍ら旅行の色々なキャンセル手続きと母の新たな住まいを見つける為に帰国当日から奔走しておりました。  

入院して数日後、 母に 

’ お母さんが出かける前に飾っていたクリスマスの飾りがとっても奇麗で癒されるよ、 ヨーロッパでは1月6日までクリスマスだからそれまで飾っておくね。 その後はしまっておくから箱とか何処にある?’ 

と聞くと、


’ それまでには、家に戻れるかもしれないから・・・・’

というので、本当に胸が痛くなり、もう家には帰れないかもしれないよという言葉はぐっとこらえて、


’ お母さん、 それは無理だと思うよ、 お医者様はまだまだ長く病院にいないといけないって言っていたから焦らずにね。’

と言うと、母は泣きそうな顔をして黙っていました。



母が少し元気になってから、これからの生活のこと(新しい住まいの可能性、介護システムの利用、今までも少し問題になって来ていたゴミ捨てや新聞古紙出しのこと、再発した時・あるいは’もしも’の時の対処のこと) などを何回か話したのですが、 母はその度に泣きそうな顔をして聞いていました。 

かなり長く集中治療室にいないといけなかったのですが、 一方、リハビリが始まるとどんどん回復して自分の足で歩けるようになりましたし、病院のあまり美味しいとは言えないお食事も無理をしても頑張って食べている母を見ていると(昔から、’私は入院や老人ホームに入ったりしたら、食事が食べられなくてすぐ死ぬわ!’といつも言っておりました。)、 私が持ち出すそれらの現実的=悲観的な将来の話をすることが母の回復しよう、また元通りの生活に戻ろうとしている気力を削ぎ、 希望ではなく絶望につなげていることになるのではないかと疑問に思いはじめました。   

毎日、病院からうちに戻ると取り寄せた資料がどんどん届き、 またセールス熱心なところからは電話がきて、私自身も見学の予定を入れないとと思うのですが、  そうした作業をすればするほど何かが違う気がしてきました。  

たとえ四階まであがれるようになっても、 兄は母が今の住まいに住むことは反対しておりますが、 たとえ大変でも、もし何かがあったとしても、それが可能になり母が希望するならば今までの生活を続けることが母にとって一番幸せなのではないかと思い始め、資料はいったん見えないところに積み上げておくことに決心しました。
   


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クリスマスイブに一般病棟に移ることができ、差し入れも出来るようになったので、母の好きな中国茶をいれて私が作ったシュトーレンを一緒に食べました。  新しい試みとかで、サンタさんも病室を訪れてくれました。  本当はイタリアの我が家にいて近くの中世のクリスマスの催しに出かける予定だったのですが、病院で迎えることになってしまったクリスマス。  でも、命あればこそですので、一緒にこうしてお祝いすることが出来て嬉しかったです。  

病院のお食事がちょっと余りにも・・・でしたので、 毎日お野菜二品や果物、お菓子を持って行きました。  食べ物ってやっぱり大切ですね。 やっと’普通の’お野菜料理を食べ、 果物や美味しいお菓子を食べてちょっとしあわせ気分になって、表情もいきいきしてきました。 


リハビリに何回か同行しましたが、 母の回復具合に私も一日一日驚きました。 右側の麻痺も言われなければ絶対に気がつかない程度まで回復しました。 お医者さんはそれでも、まだバランスが悪いからゆっくり頑張りましょうね〜 っと仰られていたのですが、リハビリの方からは退院許可がでてお医者さんは ’生命力にビックリ、こんなの前例がないな〜’ と半ば呆れていらっしゃいました。   

実際、 病院では1日2度30分程度のリハビリしか無く、それ以外は病室のベッドで横たわるしかないので、 母は退屈していましたし日常の生活作業が無いのでこれはどんどん体が弱るのではないかしら? と心配していたので退院が早くなり本当に嬉しかったです。


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病院から帰って来た時には、一番心配していた家の階段も、4階まで休み無く登ることが出来ました。 まだ全体的に弱々しい感じですが、 退院した日から夜ご飯の用意を始めたのにはビックリ、昨日は年越しそばにしようと言っていたのですが、天ぷらはまだ危ないから狐にしようねと言っていたのに天ぷらを揚げ始めたのにはビックリ・・・・・ 今朝はお雑煮を作ってくれました。 おなますや黒豆は材料を取り寄せていましたがその余裕は無く、 母は ’やっぱり無いと残念だわ〜〜〜’ と言っていますが、私は、いえいえ、こうしてお母さんの作ったお雑煮を二人で食べられるなんて奇跡よ〜〜’ と思いながら有り難く頂きました。  


ちなみに、私は、退院したての母におさんどんをさせてのうのうと休んでいる訳なのですが、 それは母が強固に私が手伝うのを拒むからで、私が非情な娘だという訳ではありません!  笑

私がどう頑張っても母の料理にはかないませんし、病院のお食事に苦しんだ母は自分の味で食べたいだろうと思いますし、またリハビリの為にもその方が良いだろうと思うので密かに隣の部屋から母の様子をうかがいつつ、手は出しておりません。 おそばのお鍋の移動だけは、まだ重いお鍋を流しに移すのが危ないので頼まれましたが・・・。


リハビリがあったとはいえ、2週間ほぼ寝たきりだった割には元気ではないかと思います。 昨日今日と、階段の上り下り一日一回に短時間歩くことにつきあっています。 明日かあさってはバスと電車を使って近くのカフェに行こうと話しています。 少しずつ距離を伸ばして体力をつけてもらおうと思っています。  


母が退院して、 ほっとしたのか私自身が全身の力が抜けてしまった感じで、 体調が今ひとつ・・・・ 母の日常生活復帰にあわせて、私もゆっくり回復して行けたらと思っています。  


新年早々、 お祝いの言葉や今年の展望などの華々しいお話ではなく、私事を書き連ねてしまい申し訳ございません。

kumatoさんはやっぱり一人で寂しい様ですが、 私のアトリエも占拠して朝昼晩と絵を描き続けて集中した時間を過ごしている様子です。 一人でちゃんとご飯も作ってくれていて、有り難いです。

そうそう、kumatoさんが昨晩食べたもの

照り焼きハンバーグ  おもち  みそ汁  おそば(日本の!)

野菜が無いぞ〜〜〜 と叱っておきました。笑

 
kumatoさんは、7日から学校の集中授業が始まり、ほとんど一月はスイスにいないと行けないので、 後一週間絵を描くことに集中して頑張って欲しいです。 


皆様にとって素晴らしい新年の始まりになりますように。







 

















by tomomato | 2016-01-01 12:18 | ひとことご挨拶*お知らせ | Comments(17)
Commented by fran9923 at 2016-01-01 14:26
明けましておめでとうございます。
そして退院おめでとうございます。

本当に奇跡のようです。
良かったです。
お母様の精神力の賜物なのだと思います。
でも、まだまだ無理をせず、気をつけてお過ごし下さいね。
又お元気なお母様になられるよう祈っています。
Commented by africaj at 2016-01-01 17:02
新しい年の始まりとともに、なによりの縁起の良い言葉だったよ。
嬉しい気持ちお裾分けいただきましたっ。
Commented by helebore at 2016-01-01 22:35
tomoさん、あけましておめでとうございます。そしてご報告ありがとう。ブログを読んでいる人たちはみんな応援/お祈りしてくれてるんじゃないかな。よい年になりますように。
Commented at 2016-01-02 13:04
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2016-01-02 18:05
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by tomomato at 2016-01-03 14:59
fran9923さん、あけましておめでとうございます。 ありがとうございます。母はまだまだ弱々しい感じですが、ちゃんと台所にたち、散歩の距離も少しずつのばしています。 薄皮をはがすように良くなっている感じ?
franさんご一家にとって素晴らしい1年になりますように。 今年もどうぞよろしくお願い致します。
Commented by tomomato at 2016-01-03 15:00

africaさん、新年を自宅で一緒に過ごすことが出来てほっとしています。少しずつ良くなって行く感じ。 africaさん一家にとって、良いこと尽くめの年になりますように。
Commented by tomomato at 2016-01-03 15:01
helboreさん、あけましておめでとうございます。 helboreさんもコルマーでの新生活、楽しいことがたくさんありますように。 良い年になりますように。
Commented by tomomato at 2016-01-03 15:02
鍵コメlaさん、明けましておめでとうございます。母もゆっくりと日常生活に復帰しています。 元の元気満々には果たしてなるのか? ですが、毎日少しずつ元気になって自信をつけて行って欲しいと思います。ご一家にとって素晴らしい1年になりますように。
Commented by tomomato at 2016-01-03 15:04
鍵コメfさん、あけましておめでとうございます。 ご心配をおかけして申し訳ございませんでした。 お心遣いありがとうございます。 母も少しずつ日常生活に慣れて来た様です。 前のようにガンガン出かけるようになるのでしょうか?  本当にいくら頑張っても時差があって翌翌日になるので、いざという時に辛いですよね。 ご一家にとって素晴らしい1年になりますようにお祈りしています。
 
Commented by pot-eri at 2016-01-04 20:33
tomoさん、あけましておめでとうございます。
お母さま少しずつ回復されていらっしゃるご様子、良かった。
tomoさんが傍についていてくれていることが、きっと何よりも元気と希望のお薬なのだと思います。
kumatoさんも一人でお味噌汁とお餅だなんてすごい!皆がそれぞれにがんばっているから、きっと新しい年も素敵なことでいっぱいになるはずー。 今年もどうぞよろしくお願いします☆
Commented at 2016-01-04 20:42
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by papricagigi at 2016-01-05 06:00
tomさん、新年明けましておめでとうございます!
あぁ、良かった。本当に良かったね、お母さん無事に退院されて。何よりのクリスマスプレゼント+お年玉だよ。Tomさんも心配しすぎて疲れたでしょう? しばらくはお母さんのそばでゆっくりとできそう? 
お母さんの回復ぶりのお話を読んでいると、本当に「精神・気」の力ってどんな薬よりも効果があるんだなって思ったよ。家族が健康でいてくれることって幸せの源だよね。

一枚目の写真、とっても素敵。新しい1年が、健やかで笑顔のあふれたものになりますように。
Commented by tomomato at 2016-01-05 09:16
poteriさん、 あけましておめでとうございます。 お気遣いどうもありがとう。毎日毎日薄皮をはがすように上向きになっている(と思いたい)感じです。 まだ自分では自信が無いようで、幸せ一杯という感じではないけれど、 ゆっくりと回復して行ってくれたらと思います。  kumatoさんも本当に頑張ってくれているので私もがんばりま〜す。 またメールするね〜。
Commented by tomomato at 2016-01-05 09:18
papricaさん、あけましておめでとうございます! カナダは一日以上あとから年が明けるのね〜 海の日の出の初詣素敵!  母が一人で暮らして大丈夫と自信がつくまではいるつもりなの。 本当に家族が健康(自分もだけれど)でいられることがすべての幸せの元だよね。 こういうことがあると、いかに普通の生活ができることが幸せなことか、改めて思うよね。  上の写真はずっと前のもの。でもイタリアのお家もずうっとあたたかかったけれど、ついに雪が降ったって言ってた。 ビクトリアも雪ふるのかな?
Commented by oliverlocca at 2016-01-06 22:01
tomoさん
新年あけましておめでとうございます。
まずはお母様がしっかりと回復へ向かわれている事、そして
お母様の精神力(←これは、回復への一番のエネルギーなのでは?)の
強さをお祝いしたいですね。本当に素晴らしい !! 良かったですね。
tomoさんもどうぞ無理をなさらず、ご自愛下さいませ。
2016年が、皆様にとって素晴らしい年でありますように、心よりお祈りしています♪ 本年もどうぞ宜しくね:)
Commented by tomomato at 2016-01-07 14:57
oliverloccaさん、あけましておめでとうございます。 ご心配いただきありがとうございます。 母は、すこしずつすこしずつ日常生活に戻って来ているような気がします。私もつきあってのんびり、すっかり元気になりました。oliverloccaさん達にとっても2016年が素晴らしい幸せな年になりますように。 こちらこそ今年もよろしくお願い致します。


イタリア@アルプスのふもと do田舎暮らしー自然と美しきものとの暮らし  大きな岩の上に佇む石の家でART*こころとこころのつながり*くいしんぼ


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