秋の旅 2013 2 ザルツブルグ
母,ヨーロッパ到着3日目は、 バーゼルからザルツブルグへと旅立ちました。 チューリッヒ乗り換えでOBBの列車に乗って、 計6時間。 けれども車窓から見る景色がとても美しくちっとも飽きませんでした。
到着したのは午後2時頃。 翌日は遠出をすることになっているので、 ザルツブルグの街中観光はたったの半日の予定・・・・・・ 強行軍だあ〜〜〜〜〜 けれども小さい街なので、観光の見所を押さえて、だいたい街のイメージをつかむには充分でした。
ホテルは街の中心にあるのですが、 効率よく回るためにスーツケースは一旦駅に預け、 旧市街に向かう途中にあるミラベル宮殿やモーツアルトがウィーンに移るまで住んだ家へ直接バスで向かいました。
ザルツブルグでは、ザルツブルグカードという交通と主要観光見所の入場券が全て含まれたものを買うとお得です。 2日間有効なのですが、たった半日の観光でも充分おつりが来る程使えました。
ミラベル宮殿は、サウンドオブミュージックの中にも出て来た所。 それほど大きくはないけれどとても奇麗にお花が植わっていて素敵な庭園でした。 門をくぐって中に入ったとたんに、お花のいい香りがして、 ザルツブルグに歓迎されている!!! なんて気持ちになりましたよ。
若いカップルも沢山いて、 驚いたことにはこのお花にあふれた芝生に寝転がって、 映画スターばりにポーズをとって写真をとりまくっていましたよ。
私達は、とくにサウンドオブミュージックのファンではないのですが、 (っていうか、見たのは大昔なのでストーリーすらあやふや。) 沢山のサウンドオブミュージックファンが訪れるらしく、 実際に翌日ミラベル宮殿にもう一度寄った時、 若いカップルが手をつないで踊りながら、サウンドオブミュージックの歌を歌いながら庭園に入って行くのに遭遇しました。 思わず笑ってしまったのですが、 実際、踊ったり歌ったりしているファンが沢山いるのだそうです。 そういうファンにとっては、あ、 あの場面にこれがあった! というものが沢山あるらしい・・・・・・
無知な私達には宝の持ち腐れ?
ザルツブルグの旧市街はとてもかわいらしい通りがあります。 私は仕事でザルツブルグを訪れたことがありまして、 そのかわいくロマンティックな道をかけ抜けて中華料理屋に飛び込んでいそいでお昼ご飯を食べたことがあります。 ロマンなんてあったものじゃない
そのゲトライデガッセという可愛い通りのお店には
それぞれこんなお店の印があるのです。
昔は字が読めない人達のために、 何のお店か知らせるためにこのような絵で表現した看板を作ったのだそうです。
たまらなく可愛くて、見ていて飽きませんでした。
この通りにはモーツアルトの生家もあって、小さな通りにある家の中が当時のまま残されていて、新市街にあるモーツアルトの住んでいた家よりもずっと面白かったです。
旧市街の広場はとてもこじんまりとして、馬車の馬の匂いでぷんぷんしていました。(笑)
ザルツブルグは、とにかく地図でイメージしていたよりもずっと小さくて、 一つの場所から次の場所に移動するのに徒歩でたったの数分。 最初は距離がつかめず、 ついつい歩きすぎてしまうことが多かったです。
斜めになっておりますが、 モーツアルトが6歳の時に初めてコンサートをしたというホール。
街から見上げたザルツブルグ城です。 もしかしたらお城に上がる時間は無いのでは? と思ったのですが、 見所全てが近いうえ、夏は7時くらいまで開いている所があるので、先に閉まってしまうところから攻めて、 余裕でお城にも上がることが出来ました。
お城の上から見たザルツブルグの街・・・・・
反対側は
あ〜〜〜〜〜 オーストリア!!!
車窓からの景色でも思ったのですが、 風景が、スイスに似ていて全然違うのです。 しかも、国境を越えたとたんに景色が変わるから不思議です。 ヨーロッパを旅していていつも不思議に思うことなのですが。
ザルツブルグで一番印象に残って幸せだったもの・・・・ というか、 今回の旅全体で一番おいしかったもの・・・・
伝統的なカフェ、 トマセリのケーキ!!!
最初テラス席がいっぱいだったのですが、 お店の方に頼んで少し待たせていただいて、 2階のテラス席に座らせていただきました。 ゆったりと旧市街をそぞろ歩く人達を眺めながら、 おいしいケーキとコーヒーを頂きました。 本当においしかった!
翌日も来よう! と言っていたのですが、 結局旧市街に戻りませんでしたので、 心残りになりました。
そして、kumatoさんには、モーツアルトクーゲルを購入。 写真をとろうと思ったら、いつの間にかなくなってしまって写真無し。 モーツアルトクーゲルとは、マジパンとチョコレートトリュフで出来た球状のお菓子です。 良く、 空港でも買えるものなのですが、 私が買ったのはザルツブルグでしか買うことが出来ない フュルスト のもの。 いろいろと食べ比べをしたことがあるのですが、私はこの元祖モーツアルトクーゲルが一番好きです。
ただし、私も母もマジパンのファンではありませんので、 このマジパンのかわりにナッツだったら最高〜〜〜〜〜 ! と勝手なことを言っておりました。
もちろんkumatoさんは大好きでしたよ・・・・・
by tomomato
| 2013-09-29 01:51
| お出かけ
|
Comments(6)
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Saki
at 2013-09-29 07:54
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お店の印がかわいいですね。
旅全体で一番おいしかった食べ物のケーキ!
食べてみたいです。
そして歩いてまわれるっていいなぁ。
次のレポートも楽しみにしてます。
旅全体で一番おいしかった食べ物のケーキ!
食べてみたいです。
そして歩いてまわれるっていいなぁ。
次のレポートも楽しみにしてます。
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fran0923 at 2013-09-29 08:53
いや〜!!日本に居ながらにしてザルツブルグの観光、それも最上級の観光が出来ました。
ありがとう!!
お城から見た風景の美しい事。
さすがオーストリア、ハプスブルグ家の栄光が残っているのでしょうね。
素敵!
ありがとう!!
お城から見た風景の美しい事。
さすがオーストリア、ハプスブルグ家の栄光が残っているのでしょうね。
素敵!
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tabikuma at 2013-09-30 00:05
食べてみたいなー、モーツァルトクーゲル。マジパンも好きっ(笑)
トマセリのケーキ、日本にもありそうな風貌で味のイメージわいちゃうけど違うのかしら、どんな感じでおいしいの?知りた~い。
看板かわい~。
トマセリのケーキ、日本にもありそうな風貌で味のイメージわいちゃうけど違うのかしら、どんな感じでおいしいの?知りた~い。
看板かわい~。
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tomomato at 2013-09-30 15:57
Sakiさん、 お店の印、もっともっと可愛いのがありました。 小さくて素敵な街でしたよ! ケーキは最高においしかった。 コーヒーも最高。 こういうのって思い出になりますよね。 ザルツブルグは母の足でも全然疲れないくらいの距離に全てのものがありましたよ。
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tomomato at 2013-09-30 15:58
fran0923さん、 もしテーマがあったら(モーツアルトを徹底的に学ぶ、とか徹底的に一つ一つじっくり見るとか) もっと時間がかかると思うのですが、 私達の場合そういうテーマは無かったので、さらっと印象をつかむには半日で待ち巡り大丈夫でした。 ハプスブルグ家の栄光、 すごすぎで、 関心を通り越して呆れたたびでした!
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tomomato at 2013-09-30 16:00
tabikomaさん、 そうなんだ〜〜 マジパン平気なんだ〜〜〜 日本人には不評なんだと思ってた。 今度ザルツブルグに行く機会があったら買ってくるよ。 普通のモーツアルトクーゲルは割と何処でも買えるんだけれど。見たら買っとくわ。 ケーキはね、結構ドテッとしていて素朴なんだけれどスポンジとかムースとかとにかくおいしいのよ。 日本のケーキはバターやクリームの質がいまいちのことが多いけれど、ここのは舌に邪魔しない軽い感じで、最高だった。 もちろんテラス席からの景色や雰囲気や旅行の高揚感全てだけれど。