少しずつ、でも確実に・・・・・
バスタワーを整える作業と平行して、 あちらこちらも着々と進んでいます。
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豚の部屋の床張りの用意ができました。 枠を作り断熱材を敷き込んで、 後は床に無垢板を貼るだけです。
豚の部屋からディスコルームに続く数段の階段の天井もkumatoさんが塞いでくれました。 何しろここは元々つながっていなかった所を壁をぶちこわして通路を造ったので、 二つの建物には段差があり、 ぶち抜いた時に大きな穴が天井にあいて上のテラスにつながってしまったのです。 光が入るのでそれも良かったのですが、 そのテラスでは将来kumatoさんが陣取って絵を描くことになっておりますので、 しっかりと塞ぎました。 だれもkumatoさんにのぞかれたくないだろう・・・・
この豚の部屋とディスコルームは夏の休暇用のアパートとして作ってありますので、 断熱等はほとんどされておらず、元々の家のままです。 ディスコルームの上は窓の無いテラスになっており、しかも石畳なので、 おそらく夏は反射熱で熱く、冬は、 冷蔵庫のように寒気がそのまま部屋に入ってくるかと思います。 ディスコルームの天井板が一枚はがれていて、 何と下から見ると薄いカルキの層の上に、石畳の石がのぞいておりますので、夏、暖房、 冬、 冷房の自然と一体の部屋になるかも・・・・・ 一抹の不安が・・・・・
3月末〜4月は、まだまだ寒い日がありますので、 もうすぐの引っ越し、 少し恐ろしいです。
ふふふ・・・・ この不気味に照らされた部分・・・・ お分かりでしょうか。
勝ちました!!! あの戦いに!!! (過去記事)
この恨み、はらさでおくべきか・・・・・ てな感じでかなり強く押したので、 こういう結果に・・・・・
kumatoさんに ’私が怒っている! って言っていいからね! ’ と言っておいたのが功をなして、 kumatoさんもがんがん言うことが出来たらしく、 早々にあの足の立たないトイレは取り外しになりました。 kumatoさん、 性根が優しいので、 他の人にがんがん言えないのですよ・・・・ でも、 私が怒っている! と言うのは大丈夫らしい・・・・・ (爆)
日本人はもっと背が小さいと言ってる! とまで言ったらしい・・・・・
おまけに水道屋、アンドレア、気を使って2種類のトイレまで持って来ましたよ。 おいおい、最初からなぜ持ってこないの?? と思いましたが、ここはぐっとこらえ・・・・・
kumatoさん、私がなぜこうなったのかのか知りたいというと、 彼らをかばってなかなか歯切れが悪かったのですが、 (誰のせいだとか責めたくはない、 普段頑張って働いてくれているから、と言うことらしい) 私は理解しないと納得できない達なので、 さらに追求した所によると・・・
どうやらトイレの水タンク、配管のセットを壁に取り付ける際、 ダニエル達とアンドレアが相談しながらやっていたらしい。 その時に、ちょうど取り付けるべき位置に大きな固い石があったとか。
(注/ この家は石だらけの家なので、 電気、 水道、ガス、全ての配管は、 石を溝状に切ってはめ込むようにして設置しています。)
その時に、ダニエルが、これは難しいと言ったら、アンドレアがダニエルを喜ばせようとしたのか?
‘大丈夫だよ、 だったらその石の上に取り付ければ? 高さを調節できる便器があるしぃ・・・・ ’
と適当に言ったらしい。 で、ダニエルは、その大きな石の上に取り付けた。 確かに多少高さを調節できる便器はあるらしいのです。
で、たぶんアンドレアはそんなことすっかり忘れて、 普通の便器を持って来て取り付けようとし、 あれ? と思いつつ、ま、いいや、 って感じで取り付けたらしい・・・・・・
それが許せん
しかも、 あの、便器がはみ出して見える変な便座は、 アンドレア曰く、 注文した会社が、間違ったのを持って来た・・・・・・
だったらなんでそれをそのままつけるんじゃ〜〜〜〜〜〜〜
そもそも、 アンドレアがダニエルに適当に’高さが調節できる便器 ’があるよと言ったのだけれど、その調節できる高さと言うのは、 4〜5cm だって・・・・
あの、 あのトイレ、 15cm 高かったんですけど!!
その調節できるトイレ付けたって、まだ10cm高いじゃ〜〜〜〜ン! (大怒)
と、最後にはそのイイワケに頭がくらくらして来た私ですが、 結局の所、 ダニエル達がせっかく出来たバスルームの壁の一部をたたき壊して、 もう一度配管のやり直し。 kumatoさんが思っていたよりは(タンクも含めた全ての取り替え)、 小さな工事で済みましたが、それにしても・・・・・・・
もちろん、この作業費、我々持ちです。 っていうか、kumatoさん、 責任を追求するとすると、 アンドレアかダニエルか、 どちらかに限定することになるし、 ダニエル達はいつも本当に頭が下がるくらいよく働いてくれてるし、ってことらしい。 まあ、 これから仲良く気持ち一緒に働いて行くためにはしょうがないか。 私は、 普通の高さのトイレが手に入っただけでうれしいわ・・・・・ (ささやかな幸せ! )
しかし、都合の悪いことは全てさっさと忘れるkumatoさん、 私がヒステリー起こして、 ‘こんなトイレ絶対に嫌! 受け入れられない! ’ と叫ぶまで、 ’しょうがないよ〜、もう付けちゃったんだし、取り替えられないよ〜 ’ と能天気なことを言っていたこと等、全て脳内から消し去られておりました。 そして、いかにも自分がその間違いに気づいて対処したかのように豪語し、 その間違いを寛大に許すボスになりきっておった。 で、私が、 ’私が怒るまで、 変えられないと言ったくせに! ’ と言ったら、 ’え? そんなはず無いよ! ’だって。 信じられん。
(昔、私が骨折して、これはかなり深刻だから病院に直ぐ連れて行ってくれ、と言った時も、 ’演じてるだけでしょ〜〜〜 大げさ〜〜〜〜 ’と言ってなかなか連れて行ってくれず、 私が怒りまくってやっと連れて行ってもらってたら、即、移動式ベッドに移され検査、 骨折、6週間ギプスだったことがあるのですが、 その後、 この方、すっかりそれを忘れ、その話がでると、
’僕が病院に行った方がいいよ〜〜〜 って言ったのに、君が大丈夫、大げさな・・’って言って行きたがらなくて、僕が無理矢理連れて行ってあげたんだよ’
とすっかり記憶が塗り替えられていて、(冗談ではなく本気で) 唖然としました。 その時には、そばに私の友達がいて、 ’演じてるでしょ!大げさ!’の言葉の証人がいたのですが、これ、 大事なことだと結構恐ろしいかも・・・・・・・ )
私、無駄に記憶力が良いので、 この方には本当に時々唖然とさせられることが多々あります。 将来お互い年をとって、 それぞれ記憶が不確かになったら一体どうなるんだ???? この方、無くしものも毎日数十回(鍵、携帯、電話帳、予定表)で、バーゼルの地下室の鍵を無くした時にも、自信をもって、自分ではない、絶対に君だと言いはり、 ここの所忙しい中、3つの家の鍵を管理している私も記憶があやふやだったので、すっかり落ち込み自信をなくしていたら、 数日後、 彼が脱ぎ捨てたズボンのポケットにその鍵が・・・・・・
あ、 すっかり話がkumatoさんの恐ろしい記憶塗り替え力に移ってしまいました。
話を家に戻して・・・・と・・・・
都市ガスがね、 入るんですよ!
ガス会社の人が下見に来た時に、だいたいこのあたりと言うことで話をしていたのですが、
階段の位置の美的外観を考慮して、kumatoさんとさんざん二人で悩み、 やっとガスのメーターが入る位置を決めました。 夏のアパート部分と、 本館のキッチン両方にガス管を通すので、玄関あたりと言うことになっていたのですが、
結局、 昔の階段の外観を壊したくなかったので、 バスルームタワー側にメーター用の小さなお家を作ってもらいました。
これも石にするか、漆喰にするか、 どの向きにするか、 あれやこれやさんざん迷って結局こういう形になりました。 可愛いでしょ? マリア像でも置けそうな・・・ (爆)
このガス工事もね、実は去年の3月にすでに申し込んで、ガス会社の人が下見に来ていたのです。そして工事の見積もりが来たのですが、kumatoさん、すっかりそれを既に支払ったつもりでいたらしい。 で、待てど暮らせど何も返事が来ないので、 私が数ヶ月の間,kumatoさんを急かして電話をして聞いて、 と言っていたのです。 ある日、ようやく重い腰をあげて電話をしたら、 何とお金はまだ払っておらず、 しかも既に下見から3ヶ月経っていたので全て無効になっていた・・・・・・ (涙)
で、また全てやり直し。 また全く同じ人が(爆)下見にやって来て、 (今回はすっごくやる気なさそうだったとか・・・・・ あたりまえじゃ) 見積もりが来て・・・・・
あ〜 私がイタリア語できないってのは、本当に癌だわ・・・・
で、新しく来た見積もり、 何と最初の見積もりよりちょっと安かった・・・・・
安い場合には、 なぜかは追求しないことに・・・・・ (爆)
ところがそれが去年の10月か11月のこと。 今回はすぐにお金を払い込んだのですが、全く音沙汰なしで・・・・・・ kumatoさんも忙し過ぎて追求せず、 どちらにせよ、コンクリートが乾かない冬の間はそういうメジャーな工事は普通はしないので、 私も急かさず・・・・
ああ、しばらくはまだまだプロパンだな〜〜〜〜 と思っていたら、ある日、 来たのです、 電話が!!! (喜)
っていうか、 日本なら普通なんですが、 ここ、 そういう風に物事があちらから進むことはないんで、 感謝感激!!!
でも、最初に書けて来た人がくれた、技術者の電話番号につながるのには数日かかりましたが。 こちらのオフィス、めんどくさい時には電話を取らないことにしているのでは? と思われます。 配送会社もそうだったし、 電話番号くれても誰もその電話、ピックアップしない。 もしくは、 別の人にかけろといって、また違う番号をくれる・・・・・ (アリタリアもそうだった) このガスの技術者も、結局あきらめて、別の所に電話をかけて、やっと何とか先に進みました。
それでも今回はkumatoさん、頑張ってくれて、 トントン拍子(でもないけど)で今週工事が入ることに!!!!
工事と言ってもね、村の中心からガスパイプを引っ張ってくる訳ですが、 そこから30mくらい、巨大な岩なのです。 ですので、 岩を叩き切ってガス管引くのだと思います。 工事料、 高いです。 (涙)
私達がバーゼルから帰ったらガスが入っていることになっておりますが、果たして・・・・・ ?
さて、これらは、バスルームタワーの周りに貼付ける断熱材。 木の繊維で出来ております。 建物自体に木繊維のセーターを着せる、みたいな感じでしょうか。 こういう岩の家は、 こうして外断熱にするのが一番熱効率が良いようです。 家の内部を暖めた場合、石自体が蓄熱しますので、それを外気から守ってあげるのが一番のよう。 ただし、他の部分は屋根の張り出しの長さの都合や外観等の理由から全て断熱は内側からします。 昔の家の美しい外観を生かしながら、 現代的なコンフォート(心地よさ)を備えた家をつくことは、なかなか簡単なことではありません。
by tomomato
| 2013-03-05 19:13
| 石の家の話
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Comments(2)
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juliavonlea at 2013-03-05 20:08
おめでとうございます!
絶対に譲れないものってありますよね。
断固、おトイレ、わかりますー。(笑)
絶対に譲れないものってありますよね。
断固、おトイレ、わかりますー。(笑)
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tomomato at 2013-03-05 23:15
juliaさん、 そうなんです、 絶対に譲れませんよね〜〜〜これだけは! (^0^)/ 必勝、ばんざ〜〜〜〜い!!