光を求めて

どうしてこの家に住もうと思ったかというと、 一番大きな理由は、 

       光がたくさんはいってくるから。 

ジャングルに覆われていた南西側は、 午後にはタップリの光が入ってきます。 特に最上階のスペースは広々としていて窓も大きく光がさんさんと注ぎます。 

この家は、実は4つの建物が横につながった長屋?の様なものです。一番古い家は1600年建造、その次が1660年、 その後1800年代までに建てられたもので、それぞれ既にあった古い建物の壁を利用して継ぎ足して建て増しされたようです。 それぞれの建物は、だいたい1階は家畜小屋、 2階が住居、3階は家畜の干し草を保存する部屋になっています。  決して豊かな人たちが住んでた家ではなく、家畜を飼ってその乳でチーズを作ったり、肉を食べたり、 あるいは葡萄を育ててワインをつくってたりして細々と素朴な暮らしを営んでいた人たちが住んでいた建物です。 家の作りもとてもシンプルで、 少し豊かな人たちが住んでいた家のようなドーム型の天井や、石の細工の様な物は残念ながら?あまりありません。だいたい継ぎ足して立てられた建物なのでそれぞれの部分の床の高さが違うし、ヘンな所や傷んでいる所も多く、改築するにもあまり楽ではありません。  古い建物という点だけだったら、もっともっと魅力的な家は沢山あるのですが.........

でも、でも!!何しろこのロケーション! 

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丘(というか本当は岩の固まり)の上にそびえ立ち、周りに遮る物がありません。 すなわちたくさん光が入ってくるのです! (^ー^)/

kumatoさんも私も絵を描くので、 この3階の干し草部屋は、アトリエにぴったり!

 
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1 a0278382_433387.jpg 写真は皆、奇麗に片付けた後です。 後にまたいくつか写真をアップしますが、 ほとんどの部屋がありとあらゆる物でいっぱいで、 全てを片付けるのに1ヶ月以上かかりました。 これらの干し草部屋は、 いったい何十年前から? の干し草でいっぱいでした。 時々小さな猫が日向のおひるねをしにきていましたよ。 きもちよさそーーー 


 2
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 4 a0278382_440354.jpgこの部屋は干し草を保存していた部屋ではなく、 昔麦の穂を脱穀する部屋だったそうです。 他の部屋はカルキで踏みつけた床なのですが、ここはきちんと四角に切られた石を隙間無く敷き詰めてあります。床を清潔に保つため,あるいは穂を失わないためにそうしてあるそうです。  この地方の昔の家は、床が石畳の所が多いのですが、 普通の部屋はこの部屋の様にきっちりと四角く切られた石ではありません。 

この部屋は、この家で一番素敵な場所! 3方向に窓が開いているため、 太陽がさんさんと入ってきて風がなければ冬でも暖かいくらい! 12月のクリスマスのランチも、この部屋でお祝いしました。  ここには窓ガラスも入れず、このままにしておくつもりです。

そしてなんと壁には.......

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私たちが来た時、この部屋の軒の下にはもともと小鳥が住んでいました。 冬くらいまでしょっちゅう顔を出してくれたのですが、春になったらいつの間にかいなくなってしまいました。 季節の小鳥だったのか、無法な人間(私たち...涙)がやってきて、静かな暮らしを妨害するようになってしまったのでいなくなってしまったのか(涙)。  この部屋はずっとその小鳥のお家だったとおもうので、 申し訳無く思っています。 また戻ってきてくれるといいなーーーー 
 
# by tomomato | 2012-06-04 05:16 | 石の家の話 | Trackback | Comments(12)

イバラの館

道路側から見た感じ.... 最初はイバラとアイビーにすっぽり囲まれた眠れるお城? というイメージだったのですが、 道路からは何も見えませんでした!   


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最初の数メートルはすでに伐採した後です。人が立てるくらいのスペースが刈り取られているでしょう? (汗)何しろ土地に入ることが出来ないので、 はじからとりかかりました。 
 いつもそうなのですが、作業を始めると、まずそのあまりの惨状に驚き、思わず作業に没頭してしまって最初の手つかずの状態の写真を撮り忘れるのです。 で、ある程度めどがついた所で慌てて思い出して写真を撮る始末。貴重な瞬間はとれずじまいということがほとんどで・・・それはこの一年近く変わりませんでした...。 ブログを始めたら、少しこの点は改善できるでしょうか?

途中経過

い、いえがついに見えたぞ! (^0^)/ 

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2011年11月時点

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秋の写真なので残っている木の葉も落ち、ちょっと禿げてしまって、イバラの館だったときの方が雰囲気があったのですが、 一度は必要の無い物を伐採して、全体の構想を練ってから庭を新たに造って行きます。 植物は育つの時間がかかるから、雰囲気のある庭になるのは何年後でしょうか。
作業をしながら、なんだか人生と同じだなと思いました。 

何か新しいことを始めようとしたら、 思い切って今までの物を整理して,不要な物は切り捨て新たな物を植え付けて行く必要があるのかも... なーんて。  ジャングルに覆われた状態を見ていると、それなりに神秘的だし、出来たらこのまま触らずに眼をつぶって放っておこうかという気持ちがちょっぴりしたりするのですが、(じつは、目前の’しなければならないこと’のあまりの膨大さに圧倒され、 腰が引けるというのが正直な所?) もし家がこのまま放置され、 いずれはすこしづつ倒壊して行くことを避けようとするのなら、 もしもう一度ここに新しい命を吹き込んで、 この家で何かを始めようとするならば、 勇気をもって手を入れなければ!!!     

 
# by tomomato | 2012-06-02 17:40 | 石の家の話 | Trackback | Comments(2)

ジャングルの中 2011年8月

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去年の8月、 家はまだジャングルの中にありました........
15年くらい前に、 スイス人のご夫婦とその息子さんご夫婦がこの家を購入され、最初の数年はたまに来て庭の手入れをなされていたようですが、 いろいろな事情があってそのまま放置。  あれよあれよという間にブラックベリーが生い茂り、 野生の木がどんどん根付き、 まるでジャングルの様になっていました。

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まずはこの土地を整備する所から、この家とのお付き合いは始まりました。 


私も頑張ったのですが、 私が必死で1㎡切り開く間に、kumatoさんは何と10㎡切り開いていました。おまけに私は3日間続けた後、何十年ぶりかの腰痛、完全に直るのに2ヶ月くらいかかった!??! 情けない! 


a0278382_1634374.jpg腰を壊してからは、kumatoさんは朝6時に起きて車で出かけ伐採にとりかかり、私はちょっと後に起きて(^ー^)、 フルーツと飲み物、着替えのシャツを持って歩いて山を登って差し入れにお家に通いました。 
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20台の頃は、 landscape camp (ランドスケープ キャンプ) とかで、 嵐で崩れた土地を整備するキャンプでがんがん働けたのになー....(遠い眼)


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がんばれ! kumatoさん! 

 





  
# by tomomato | 2012-05-31 16:48 | 石の家の話 | Trackback | Comments(3)

はじまりはじまり


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こんにちは (^ー^)  スイスとの国境の町、Domodossolaの近くの小さな村に、ご縁があって住むことになりました。 巨大な花崗岩の岩の上にそびえ立つ、16−18世紀に建てられた石造りの家です。
a rock house on the rock !
 
長い眠りの後に息を吹き返したこの家に、これからどんなことが起こって行くのか、正直私も??? ですが、一応心に秘めた希望とともに、 運任せ、縁任せ, 天任せで毎日大切に過ごして行きたいと思っております。 

ここでの出来事をすこしづつ、ブログという形で紡いで行けたらいいなと思っています。
  
しばらくは家の改築の話が主になってしまうと思うのですが、 どうぞ気長におつきあいください。

   
# by tomomato | 2012-05-29 16:58 | ひとことご挨拶*お知らせ | Trackback | Comments(4)


イタリア@アルプスのふもと do田舎暮らしー自然と美しきものとの暮らし  大きな岩の上に佇む石の家でART*こころとこころのつながり*くいしんぼ


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