愛しのAlp Devero 1

 


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6月初めのある日、ケルト時代のストーンサークルを訪ねた翌日、 kumatoさんのお友達とここ、Alp Devero に行ってきました。 Alp Devero は、 スイスとの国境にあるアルプスの山々の一つで、3000m級の大きな山です。 また、自然公園に指定されています。 私は、この近くにある、数ある山々の中でも、特にここが大好きです。 季節ごとに、その自然の表情が違って、本当に美しい!!!!  いつも感動します。一角にスキー場もあり、 春夏秋冬と、山歩きに、スキーに、そしてスケッチをするためにと、訪れる場所です。 私は、ここを密かに、

             地上の天国 

とまで呼んでおります。家からは、 車で30分くらいの所に位置しています。 

kumatoさんは、 家のことでずっと忙しかったので、 久しぶりに会うお友達となにか、ちょっと特別な楽しいことをしたい! というので、Deveroに行くことにしました。  今は、 雪解けで春のお花が(高山植物)が素晴らしいというので、是非! と・・・・ 




Alp Deveroの美しい花々を見たい人は、下をクリックしてね!

そんな訳でお弁当をもって出発した私たちですが・・・・・
# by tomomato | 2012-06-25 06:20 | 石の家のある所ー0SS0LA | Trackback | Comments(4)

古代に思いをはせて・・・・

ケルトの話題について触れましたが、 実は、 私の家にも怪しい??ものがあるのです。



それはこれ・・・・・・
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何と、岩絵 (線刻画) が、 中庭の通路の岩の上のあちこちにあるのです。 
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ただ、残念なことに、いつの時代の物かは分からないのです・・・。
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中には、はっきりとアルファベットと分かるものや、数字らしきものもあり、 予想としては、 おそらくとても古い物と、比較的に新しい物とが混ざっているのではないか?と思います。 専門の方に見ていただける機会があると良いのですが。 
現在は、通り道を造るためにコンクリートがうたれている所もあり、 その合間の所々に見られるので、奇麗にコンクリートを剥がして岩肌を表したら、おそらくまだまだ沢山出てきて、もう少し詳しいことが分かるのではないか?と思います。(一部は公けの道なので、 剥がすことはできないのですが・・・) 


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近くにストーンサークルがあるくらいですから、古代に人々が、この岩の上に住んでいたという可能性は十分に考えられるかと思います。  日当りが良く、水はけの良いところに位置していますので、人が住むにはもってこい。 もしかすると古代からずっと、人々がここに住んでいて、大分後になってから、この家が建てられたのかしら? と勝手な想像を膨らましてわくわくしています。
 
もし、これらの岩絵がずっと後の物だったらちょっとがっかり??002.gif 知らぬが仏?


実は、 kumatoさんは、incision = インシジョン= 岩絵・線刻画 フェチ053.gifで、 それらから自分の絵画へのインスピレーションを沢山受けています。 イタリアに、Val camonica ( ヴァルカモニカ)という世界遺産に指定されている場所があるのをご存知でしょうか?。
 
Val camonicaには、約一万年前からローマ時代にかけての岩絵が残る岩群が、何カ所にもわたって、数えきれないほど残されているのです。

ここから車で2−3時間の所ですので、 kumatoさんは何度かそこに訪れています。 私も、一度、一緒に訪ねてみましたが、 そのあまりの膨大な規模の岩絵の岩群に圧倒されっぱなし。スケッチをしながらでしたので、2日滞在しても,そのごく一部を見ることが出来ただけでした。。 

(あの近くのアグリツーリズモのご飯が、 ものすごく美味しかった!  名前を書いておけば良かった!)

岩に描かれている絵から、当時の人々がどのような生活をして、どのような意識を持って暮らしていたのかが伺われる上に、時代の変遷に従って表現方法も変化し、(直線で表すシンプルな表現から、より曲線的、絵画的な表現に変わって行きます)アーティスト?の個性や技術の差も表れていたりして本当に楽しかったです!! こういう物に特に興味が無い人でも、 思わず楽しくなってしまうかも?  

当時の人は、字の代わりに絵で歴史を記録していたようで、 どのような家に住んで、どのように狩りをして、どのように宗教儀式を行ったかということの上に、さらには何と、 戦争の様子が必ずありありと表現されており、 人間の歴史には、戦いが欠かせないものなのだとちょっぴり複雑な気持ちになりました。牛に引かせる戦車のような物とか、 兵器とか、結構リアルに描いてあって・・・・・


少し、Val camonica 岩絵を参考までに紹介しますね。 岩絵は、光の加減で全然見えないこともあり、(日中日が高いときよりも、 夕方、もしくは朝早くに太陽の光が横からあたる方が見えやすいです。 日が高いと、石の皺なんだか絵なんだか分からないことも!   025.gif
写真も 全く腕がない 難しいので、 ここにあるのはごくほんの一例です。もっともっと複雑で迫力のある絵がいっぱい、 規模も、質も、 この数万倍バリエーションに飛んでいて面白く、素晴らしい! と想像してみて下さいね!



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これなら、うちのと余り変わらないのでは???  
(おいおい、世界遺産とはりあってるよ・・・・・)




<人>
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戦う男の典型です。 男と女の表現が、 面白かった! 女の写真がなくって残念! 




<おうち> 
何と、藁葺きの高床式ですよ!???  日本と同じ!!! ネズミ返しもあったよ! 
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<しかさん>
かわいいね!
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と思ったら、狩りの様子ですね。 犬? が鹿を襲っている!!








 





ええ、そりゃあね、 あの世界遺産のVal camonica には負けますよ。 何たってむこうは世界遺産ですからね・・・・・・・  
(それが何か?!??)





<戦いの様子>
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  言うまでもなし・・・ 凄い迫力・・・





<戦いの前の霊的儀式の様子?>
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<オマケ>   古代人から学ぶkumatoさん・・・・・・・


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本当に面白いから、 機会があったら是非行ってみてね! 
# by tomomato | 2012-06-24 05:44 | 石の家の話 | Trackback | Comments(2)

ストーンサークル

石の家は、イタリア、 ピエモンテ州 OSSOLA  ( お空 みたいな名前で好きです)にあります。 まだ、余り観光化されていない地域なのですが、実は素晴らしい自然にあふれた、魅力的な場所です。 この辺りのことも、 これから少しずつ紹介して行けたらと思っています。  特に山々は魅力的です。 それぞれの山が、違う自然の表情を見せていて独特の魅力があり、とっても素晴らしいです。 

私がこの地域に初めて来だしてから、既に4年はたっているのですが、 まだまだ知らないところ,知らないことがたくさんあります。

先日、kumatoさんの、ブラジルに移住したお友達がいらした時に、近所にあるケルト時代のストーンサークルに行ってみようということになりました。 
ここは、前に行こうとしたことがあるのですが、表示がまだ整っていない頃で、道に迷ってついに見つからないまま帰って来てしまったのです。

最近、しっかりと道表示されているということで、 あらためて行ってみることに・・・・・



家からは、 本当に歩いて行ける距離にあります。道路から横道にそれ、しばらく森の中を抜けていくと、 急に開けて、このようなストーンサークルがありました。


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かなり大きなストーンサークルです。 むこうには、このような巨大な室が・・・・・


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私は、イギリス、スコットランドに住んでいたことがあるので、ストーンサークルは見慣れているのですが、 これはかなりの規模のもの。 先日ここにやって来たスコットランド人のお友達も、 

’ここは凄い、 オークニーアイランドにあるサークルは、感動的だけれど、そこにも負けていない!’

と豪語していただけのことはあります。

こんな物が、近所にあるなんて!???? 
(唖然)
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お友達、マルティンは、 

’絶対にこの大きな中心の石が、祭壇よ、ここに生け贄を置いて、殺して捧げたに違いない! ’


と興奮しています。(写真左奥に見える大きな岩のこと) 008.gif


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ペドロは、 落ちている小石で臨時のペンデル(振り子)を作って、 エネルギーを調べ始めました。 どの石が、祭壇か? 何処にエネルギーが集中しているか? を調べているそうです。(ほんとかな? ちょっと怪しそうだったぞ)  


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結果、 やはり、中心の大きな石がそうではないか・・・・・ということになったようです (しつこいけれど、 本当?)。 
マルティンは、その大きな石の、少し色が濃くなって、別のところとは違う表情を見せているところを指さして、 

’これが生け贄の血の跡に決まっている!’ 

と不気味なことを言いだすので、ますますそのように見えて来て怖くなってきました。  

縦にさしてある? 平たい石は、 一つだけ半サークル上から外れて、 祭壇と決めつけられた 呼ばれる石に向かって刺さっており、 おそらく太陽の光でその石が陰を作って、祭壇上に線を作る時に、 祭りが行われたに違いない,それは夏至か冬至だろう、 その時に来てみよう! とひとしきり談義。 私は、ちょっと生け贄の印象があまりに強かったので、 早くそこを去りたい気分になってしまいました。 (ブルブル・・・)

其の後は室に入ってみたり。

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その後、 そこからさらに30分ほど山を下り、 森の中を抜けた、別のストーンサークルにいきました。 そこは、まだ整備されておらず、生い茂る森の中にあり、 サークルも腰までの深さのシダに隠れてはっきりとは分かりません。 なんだかとても神秘的な感じでした。 生け贄用の台のような物はありませんでした。   けれどもサークルの後ろにそびえている大きな室は前の物より大きいです。 いったいこの室は、 何のために作られたのか?
カメラをkumatoさんに渡してしまったので、2つ目のサークルの全体像が無いのですが・・・・・


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中は、5−6mの長さがあります。 入ったら、何のために作られたかその理由を少しでも感じることが出来るかも? と思ったのですが、 なにしろ中は真っ暗で、 しばらく目を慣らすまでに時間がかかりました。  じーっとひんやりとした空気の中で佇んでいましたが、 足がしびれるばかりで、何のインスピレーションもわいてきませんでした・・・・・・・・・・・とほほほほ  



あげくの果てに、こんなことして遊んでました。(おいおい、文化遺産、良いのか?) ちなみにこれは、オイリュトミーで、 獅子座のジェスチャーです。 (ところで、オイリュトミー、ご存知?)

地を貫き、なんだか空に雄大に広がるエネルギー、そんな気分でなぜかこのジェスチャーが出てきました。   

あ、ヘンな顔の表情は、ジェスチャーとは関係ありません。( おまけにおへそまで出ている・・・恥) 



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ケルト時代にここに人がいたということ、そして、今、ここに自分がいるということ。 考えただけでドキドキ・わくわくします。  地球のそれぞれの場所に、 記憶というものがあるとすると、 私が今、ここに立っているという事実も、 この大きな石群と同じように、 その記憶に刻まれるのでしょうか。


車で行ったところに、悪魔が谷の反対側(数キロメートル先です)にまでかけようとした橋と言われている、古代の巨大な石の塔、あるいは門のような物が残されているそうです。 (本当に超巨大らしいです。 写真でしか見たことがありませんが)今度は、そこに行ってみたい!  

  



 
# by tomomato | 2012-06-23 05:24 | 石の家のある所ー0SS0LA | Trackback | Comments(10)

丁度半年前のこと

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夏至のお祭り、ヨハネ祭が近いので、 丁度半年前の今頃のことをアップしてみようかな? と思いました。いきなりクリスマスツリーのスタート、

まるっきり季節はずれなのですけれど!!?? ・・・・



去年のクリスマスイブは、 今住んでいるお家にちゃんとクリスマスツリーを用意して、かなり気合いをいれてごちそうを作りました。  当時は、ブログのことは、考えていなかったので、ごちそうの写真はなし。 確か、ビーツのサラダ、 大根のサラダ、 そしてもちろん庭から採ってくるいつものグリーンサラダをそえて (色を赤白緑で)、 手打ちのラビオリ2種、(一つはレモンのラビオリだったか? セージバターソースか、レモンソースか? 覚えていない。 もう一つはカボチャ。 これはクルミのソースだったか? )  ブランチーノのハーブ詰め オーブン焼き・野菜のグリル添え、 柿の3つの顔・アイスクリーム&ソルベ (柿のアイスクリームとソルベに生柿のソース添え、干し柿/ミント飾り) アドベント中に仕込んだ手作りシュトーレンとクリスマスクッキー各種、 こんな感じだったと思います。 来年は絶対に写真に残すぞー!!!  (やる気まんまん。 でも、料理に集中しているときは、写真どころではないですよね....)  


翌日は、改築中のお家にいって、 クリスマスランチをしました!  去年の12月は本当にお天気に恵まれ日中は暖かく、何と、日差しがさんさんと入る半テラス?のお部屋でお祝いすることが出来ました。 




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さて、 いつもの様に、 暖炉の火で調理した物は・・・・・・

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・・・・・大きなスプーンではなく、棒でかき混ぜているところが凄い

コッツェ(ムール貝)のスープ!!! 



何しろ前日もの凄くたくさん食べたので、 昼はサラダとスープ、そして薪ストーブで焼いたローズマリーのフォカッチャに、クリスマス用に特別に買ったおいしいチーズで十分! (って、かなりの量ですが・・・)



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家では、 必ずトマトのピュレーを煮込んだソースに、フレッシュなトマト(出来ればチェリートマト)を入れて仕上げます。  庭から摘んで来たパセリをわんさか入れて・・・・


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焚き火の火で作ったご飯は、 どういうわけなのか、 本当に美味しいのです。 この少しスモーキーな、けれども全体に味がまろやかになるような、 何とも言えない美味しさ。
みんなで、がつがつと 舌鼓をうちました。

デザートは、お友達が作って来てくれたトリュフチョコと、 クリスマスクッキー各種、ひたすらシュトーレン、 
やはり焚き火で入れたコーヒー・・・・・・



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とってもとっても祝福された、 素晴らしいクリスマスでした。


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なんと、 12月なのに、まだイチゴがちょっぴりなっていました! ・・・・・

後半年でもう、また別のクリスマスがくるなんて・・・・・・ (焦)



毎日、 思いっきり大切に過ごさないと、あっと今に年月が経ってしまうぞ・・・・・
(と、自分に言い聞かせている・・・・・) 





この近くの教会では毎年、 中世のクリスマスを再現しています。本物のロバやヤギ、馬、羊までわんさか登場して、 町中こぞってまるで大きな中世の生誕劇!!   天気がよければ、24日の夜中にいつもそれを見に行くのですが、 これも凄く面白いので、 クリスマスに近くなったらアップしますね! 今はあまりにも季節はずれなので・・・・ 







ついでに、クリスマス最後の日、1月6日に作ったお菓子・ガレットデロワ
練り込みパイ生地が、めんどくさかったな・・・・・


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フェーブを用意していたのに、入れ忘れ、 後から裏から穴をあけて無理矢理押し込んだ、あほな私・・・・・


追伸) 時間の余裕がある時に、出来事を忘れないように記事を先立って用意しているのですが、まだ本当になれなくって、非公開にしないまま編集をしていたり、 あるいは公開してからも間違いを見つけてまた編集し直してから送信したり何回もしているのです。 その間に見て下さったり、コメントをくださったりした方、 突然記事が消えていたり、せっかくくださったコメントが消えてしまったりというようなことがありましたら、本当にごめんなさい!   もう少し慣れてすんなり投稿できるようになるといいなと思っているのですが、何しろおっちょこちょいで間違いを沢山してしまうし、 このようなことはこれからもおきそう・・・・(気をつけます)
もし気を悪くなさるようなことがあったら、 本当に申訳ございません・・・・008.gif 

















 
# by tomomato | 2012-06-22 05:43 | 石の家の楽しく幸せなできごと | Trackback | Comments(8)

もう夏がやってきた・・・・

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寒い雪景色等アップしている間に、もう夏がやって来た・・・・・・

そうなるとちょっぴり焦りだすのがこれ、

去年の夏からひたすら作り貯めて来た、地下室にあるコンポート等の残りの処分・・・・


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チェリーのコンポート2種類、 ピーチのコンポート、 プラムのコンポート、 イチジクのコンポート、 洋なしのコンポート、りんごのコンポートなど・・・・おまけに栗の渋皮煮まで一瓶残ってる!???    冬前には、少なくともこの7−8倍以上棚2段にびっしりあって、 (何しろ去年の夏はピーチの豊作で、 750cc 入りの瓶、少なくとも50本は作りました。) せっせと人にあげたり、食べたりしたのだけれど.....  チェリーはまだ冷凍庫にも残っているしどうしよう。   今年は、チェリーの出来が悪いし、採りに行く時間もないかも知れないから、無理に消費しないでまだとっておこうか? 
ジャムは心配ないのだけれど、コンポートは、砂糖の量を減らしているから本当は、1年以内に消費したいのだけれど・・・・・・


それから、トップの写真のものーーー瓶や缶に入っているもの、


干し果物!   

干しイチジク、 干したスライスの柿、干しアンズ、干しプラム、 干し洋なし等々・・・・・  収穫後は、これ又この少なくとも4倍はありました。   消費できずに新しい年の物が出来たら、 昨年の物は刻んでキルシュにつけるということをしているけれど、出来たらその年内に消費したいのです。 あのニックキ、が発生しやすいし。 だって、美味しいものね。


だんだん気温が高くなってくると、いろいろと気を揉むことが増えてきます。 




という訳で今日はこれを使って (瓶がホコリだらけ・・・今気がついた)
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これを・・・・・
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チェリーのリコッタケーキ。    リコッタ500gに砂糖を100g、卵黄を一ついれて、よくまぜ、チェリーをしいたパスタフロッラ(パートシュクレ)の上に流し込んで焼きます。 シンプル。今日は少しリコッタにアマレットを足して香り漬けしました。 
あれ、 猫に端が食べられているじゃない!??  サンボ(2匹いるうちの一匹)め!!又やられた! 

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ペパーミントを飾りにのせてみたけれど・・・・・写真が暗い?   

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それから、先のこれらを使って
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これを・・・・・
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スイスの伝統的お菓子、ビルネンブロートを 適当に 私風にアレンジして作ったお菓子。 本物のビルネンブロートはパン生地をドライフルーツのペーストに練り込み、さらにパン生地で包みます。しかも地方によって、ライ麦の生地だったり、小麦粉の生地だったりいろいろなバリエーションがあるようです。 でも、私はぱりぱりした食感の方が好きなので、別の生地で包んでいます。中味もパン生地は練り込みません。 
  
元々は、干した洋梨がとっても固いので、消費に困って、作り始めたお菓子です。いったいどうやって食べたら良いのかしら?と悩んでいたら、スイスでは、これをビルネンブロートに使うんだよ、 とkumatoさんに言われて、 あ、そうか? だからビルネン(ドイツ語で洋梨) か、とあらためて理解した次第。ビルネンブロートは何回も食べたことがあるけれど、 その中に洋梨が入っているのは気がつかなかった! (って、名前の通りなのにどうして気がつかないの!? )   

干した洋梨を白ワイン(お水でも、アップルジュースとかでも)につけて戻します。 それをバーミックスでガーッとペーストにし、 食感を残すために、刻んだ干しイチジクと干し柿、そして、タップリのクルミとヘーゼルナッツ、 (ーーーー これらも昨年の秋、kumatoさんが山から採って来たのが、消費を待つべくわんさかあります。 まあ、これは秋まで次のは手に入らないので、焦らなくても良いけれど。美味しいのだけれど、山の実は割るのに時間がかかるーーー ),そしてさらにキルシュにつけてあったドライフルーツミックスを混ぜ込み、 ペースト状態にします。  それを広げたパスタフロッラ(パートシュクレ)にすっぽり包んで焼きます。 これだと、一度にタップリの干し果物が消費できるのでうれしい! (^ー^)  

もちろん、味はとてもおいしいです。   ドライフルーツだったら、何を組み合わせても美味しいのでは? と思います。 中の餡(ペースト)?に砂糖をつかっていないし、包む生地も、砂糖少なめで十分です。ぱりぱりのクッキー生地を噛むと、 干し果物のじっくりとした甘みが口の中に広がり、ナッツのかりかりがアクセント。 これは、kumatoさんの大好物です。




でも、いつも思うのですが、家庭のお菓子の美味しさの秘密は、作る手間暇かな?  収穫した果物を一つ一つ小さく切って、干したり(これは、いつもkumatoさんがします。 本当にまめまめしく、 おっくうがること無く、山の様に積もった果物を処理して行きます)、コンポートにしたり、(これは私。 切るのは主にkumatoさん。 なので、家のコンポートはとってもラフな形をしています) あるいはクルミやヘーゼルナッツの皮を一つ一つ割って、中味を楊枝でほぐしだし、 殻を念入りに選り分けて。

たった一つのお菓子に、どれだけの手間暇とその作業にかけられた心が入っていることか。 昔から、料理やお菓子作りは好きでいろいろと作っていたけれど、自分が生きるこの土地で育ったものを収穫し加工したものを、料理やお菓子作りを通して形にして行く作業には、またまったく違う思いがそこに入るような気がします。
質の違うプラスαの美味しさが加わるように思うのは、 気のせい?  
       

今日の夕食後のデザートは、 皮をむいて砂糖をまぶしてから冷凍してあったキウイ( 自分の家のがあるのに、さらに、森の中の打ち捨てられたお家のお庭に、ほぼ野生化して生えているキウイの木があって、採ってきました! 枝を落としてないから、 実が小さくて食べるのが大変だけれど、 甘みは濃く、美味しかった!)を少し柔らかくなるまで解凍して、バーミックスでガーッとして(私これ特技です(笑) )シャーベットにして食べました。

あれこれ集めては貯め込んで、ほくそ笑んで冬を越す、リスみたいな私たちです・・・

(^ー^)・・




でもね、 この一見あたりまえの日常の暮らしが、 あたりまえどころか、どれだけ恵まれていて、幸せで感謝すべきことなのか、 あの3月11日の出来事以来、毎日骨身にしみて感じています。 
畑や山の物を採って食べることが出来るということ。 その美味しさを享受し、味わうことが出来るということ。 毎日、健康に目が覚め、健康に眠ることが出来るということ。 
それがどれだけ特別で貴重なことなのか・・・・・・・・・     

この自然な人間の営みをいとも簡単に、一瞬にして全て奪われてしまった祖国に生きる、たくさんの人々・・・・・・
しかも、失われてしまった昨日までの日々は、 もう二度と返ってくることはないのだ・・・・・・・

それなのに、その私の国では、原発が再稼働しようとしている。 いったい、 どうしてそんなことが考えられるのだろう?  いまだなお、 何も解決してはいないのに。     


私は、 自分のいるところで、自分の運命の中で、自分の心をしっかりと見つめながら、たとえわずかでも、自分の出来ることをして進んでいこうと思っています。
 
失ったものが返ってくることはない。 犯してしまった罪を、また過去にさか戻って、もう一度無かったことにしてしまうことも出来ない。 

それならば、 その体験から、 今、何か新たなものを作り出して行かなければいけないのではないだろうか? 新たな道を、 一人一人が、それぞれの場所で、 責任を持って探して行かなければいけないのではないだろうか。 

では、 私はまず何を・・・・・?



そんな風に、ひとつひとつクルミを割りながら、 考えていました。

 

大分前にこんな物を見つけましたので、最後に・・・・

# by tomomato | 2012-06-21 06:31 | 今日のおやつ | Trackback | Comments(12)


イタリア@アルプスのふもと do田舎暮らしー自然と美しきものとの暮らし  大きな岩の上に佇む石の家でART*こころとこころのつながり*くいしんぼ


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