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なぜか冬に・・・・





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無事にイタリアのお家につきました。
昨夜、ミラノに着いた時には冷たい雨が降っていたのですが、 今朝起きたらなんと雪が降っているではありませんか!
お昼過ぎた今もまだ降っていて、 この写真よりも積もっています。 重い雪なのですぐとけるのでは無いかと思うのですが、暖冬で春爛漫のお家に帰ってくるつもりでいたので本当にビックリしました。

幸い薪ストーブでお家はほっこり暖かいです。



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今回、日本で買ってきた物のうちの一つ、 鉄瓶の後ろにある大きなやかんです。 





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大きなやかんを探していたのですがなかなか気に入ったものが見つからなかったのですが、ついに見つけました! 
19世紀頃のアメリカのやかんの復刻版です。(made in Japan)  5リットル沸かせます。
家のストーブに似合っているでしょう?  が、このやかん、注文してから受け取るまで2ヶ月かかりました。 もしかして注文してから作っていたのかしら? 
kumatoさんもとっても気に入ってくれました。




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髪の毛が伸びたkumatoさん。

昨日の夜8時頃(日本の朝4時頃です〜朝6時半に起きて家を出たのでほぼ22時間起きっぱなし)家に着いたので眠くて疲れてとてもkumatoさんのご飯を作れませんでした。 kumatoさんは ’いいよいいよ、君は早く寝なよ’ と言ってくれたのですが、 自分で料理をするのが本当にもう嫌みたいで、なんとサラダとサラミとパンだけで夕食を一人で済ませていました!   余りにもかわいそすぎ・・・・・・・ 

今日は、私はおそらく時差ぼけで夜にしっかりお料理が出来ないので、 お昼にメインを作ることにしました。

メニューはお庭のサラダ山盛り(鹿に食べられた後、また出て来たらしい・・・・)、 サーモントラウトのムニエル、 ロマネスコと人参、 お友達にもらったカラブリアの辛いソースであえたパスタです。

夜は日本からkumatoさんの大好きなラーメンの生麺を持って来たので、 お昼のうちに野菜を切って用意をしておきました。 果たして時差ぼけに打ち勝って野菜を炒めるくらいは出来るか?  頑張らねば。



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kumatoさんのお母様が、何とまたヌストルテ(クルミのトルテ)を作ってくださいました。 世界一美味しい!!!
せっかく母が作ってくれていたおいしい日本食で、体重が2、3キロ減ったというのに、これで一気にまた太りそうです。  がっくり。

kumatoさん、私に気を使って家中掃除をしてくれていたので、思っていたよりも家の中が奇麗で本当に助かりました。
もちろん、あちらこちら掃除や整理をしないと行けない所はありそうですが、とりあえず気持ちよく家で休めるのが本当に嬉しく、有り難いことです。

おまけに、いつもkumatoさんは空港に遅れて来て私が待たされるのですが、 電話で釘を刺しておいて、’ あ〜〜 荷物受け取って出て来たら、誰かが花を持って待ってくれていたらいいのにな〜〜〜 emoticon-0125-mmm.gif と冗談的皮肉まじりに言ったら、 何と昨日、 私の方が時間がかかってkumatoさんは一時間待った上に、 立派なユリの花束を持って待ってくれていたのです!!!! emoticon-0134-bear.gif

優しすぎる。 

おいしいご飯を毎日頑張って作ってあげないと・・・・・・・




 


by tomomato | 2016-02-28 22:09 | 今日の驚いたこと | Trackback | Comments(16)

もうすぐ春



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まだまだ寒いけれど、確実に前とは違う・・・・・ ちょっぴりずつ、でも確実に春が近づいているのを感じます。 






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母のお友達がお庭の梅の枝を下さり、 俄然張り切って、おひな様の飾りを箱から出した母。 
ついこの間までクリスマスの飾りも片付けられず、お正月の飾りも大分遅れて、母が言う通りに私が飾ったのですが。 
小さなひな壇を組み立てるのに悪戦苦闘して、それだけは手伝ったけれど、嬉しそうに飾っている母の姿を見て私も嬉しかったです。

今週末にイタリアに帰ります。  いくつか気がかりな点はあるものの体力・気力とも大分回復した母。  一人暮らしに戻ってみてしばらく経過を見てみることにしました。   
先週までは、 もし無理そうだったらばまた4月に帰ってくるよというと、 ’うん、是非そうして・・・’ という雰囲気でしたが、 今週に入ってからは、 ’また次回秋に来る時には・・・・・’ と言うので大丈夫かな? 
  
私も、先週までは帰るにも後ろ髪をひかれる思いでしたが、 今は、 もしかすると頼りになる人がそばにいないことがむしろ母の回復を早めるかも? と楽天的な思いに変わりました。 



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この間余った粉で適当に焼いたパンを、美味しい美味しいと喜んで食べてくれたのに気を良くして、母の朝食用のパンをいくつか焼いて冷凍しました。 




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母のオーブンは、ほぼビンテージのマジックシェフ。 古いガスオーブンなのに火回りがとても良く美味しく焼けるので改めてビックリしました。 私の新品電気オーブンよりもずっと美味しく焼けます。  



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昔はこのオーブンで母がパンやお菓子をたくさん焼いて、オーブン料理をしてくれて、 仕上がるのをドキドキ・うきうきしながら待ち構えたものでした。 

今となってはこんな旧式のコンロ・オーブンを使いこなせる人はいないと思います。 兄など、着火も出来ずコーヒーもわかせません。 
母が自分で料理が出来る限り、このコンロ・オーブンは現役で母を助けてくれることでしょう。 その日が一日でも長いことを心から祈っています。 




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母の友人がお見舞いにとってもとっても美味しい天日干しの有機米を送って下さいました。 このお米があまりにも美味しくて、 いつも以上にもりもりと二人でご飯を食べています。  そのお米の上新粉も送ってくださったのでお団子も作ってみました。 




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さすがにおいしいお米の上新粉で作ったお団子は、 形のいびつさにもかかわらず(プッ) とっても美味しかったです。


私は帰国が近づきましたので、 大掃除に忙しくしています。 やっと一息ついて、今日はお出かけします。

kumatoさんは、 先週あたりから、’夜ご飯を作るのが嫌だ〜〜〜〜’ とこぼし始めました。  
一日3度はスカイプしているのですが、 やはり一人で暮らすのはそろそろ限界の様です。 


お心遣い頂きました皆様、 本当にありがとうございました。

イタリアに戻ってからまた、更新したいと思います。

 


by tomomato | 2016-02-24 09:22 | その他 | Trackback | Comments(10)

不思議な文豪の旅




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昨日、 何とも不思議な日帰りの旅に行ってきました。

ことの始まりはこう、 母が近くの書店で本を購入した際に抽選のようなものがあり、 ’文豪の旅’ という無料の旅行が当たった?????のです。いくつかコースが選べた様ですが、母は駿河の旅を選びました。 
無料になるのは一名だけ、 同伴者は決して安くはない旅行代金を払って参加することが出来ます。

が・・・・・  行く前から実は、 私はどのようなものかは想像がついておりました。 以前に近くの温泉で似たような抽選があり、 その時に勝手に私の名前を使って母が応募して当選したことが有ります。 そして二人で参加したのですが、(一名は結構な料金を払って)まずは真珠とトルマリンのアクセサリーの工場に連れて行かれて缶詰! になり、 その後はいくつか大きなお土産屋さんを廻りました。  ただ、 その時には他に何かちゃんとした見物はあったような気がします。 そうそう、その時には抽選の一等がその旅行で二等が何か景品だったのですが、 一等の当選数が二等よりも格段に多かったのでこれはあやしいな・・・とは最初から思っておりました。
 
どうせ今回もそういう感じだろうなと予想はついていたのですが、 無料となると参加しないと損と思うのか、母は私と一緒に行きたそうでしたのでつきあうことにしました。  


そして・・・・・ 予想どおり、 いや、 前の旅よりも もっともっと凄かった〜〜〜〜

今回の駿河の旅では、焼津に行くと聞いていたのでしたが、すぐに高速に乗らないのでおかしいなと思っていたら、まず最初に連れて行かれたのは横浜の毛皮専門の工場販売店。 そこでクイズや毛皮製品についての説明を受け、一応工房見学(廊下のガラス窓から簡単な説明があったらしいです。母のお手洗いを待っていたので見ませんでした)をして、 その後、 毛皮製品が陳列された大きなお部屋に缶詰〜〜〜〜〜〜 !!  この旅行全体で最長の滞在時間75分間、 このお店にいました。 ゲーム形式で絨毯や毛皮の布団敷物、毛皮のコートなどを試すようになっていました。  

すべて工場卸価格、 定価の半額、 本日だけの特別お値段 などのうたい文句で、大勢の元気のよい販売員さん達の販売攻勢が凄かった〜    一枚だけいいな、と思う毛皮のコートがありましたけれど、 半額といったって、ウン十万を思いつきで買ったりするほど懐には余裕がありませんので、 絨毯や布団敷物など思う存分気持ちよくトライするだけにしました。 こういうお店は、好きに退場できないようになっていて否が応でもすべての商品陳列を見るようにお部屋が配置されているのですよ。けして逃げられません。笑  出口は簡単に見つからないようになっていて、 ある一定の時間はここに軟禁状態になるしかないのだと思わせるように出来ています・・・・笑    

でも、結構、購入なさる方達がいらっしゃいましたのでその方が驚きました。 

毛皮のお部屋がいくつかあって、なんとか出口をやっと見つけて通り抜けることが出来たかと思ったら、最後には大きな普通の食品のお土産コーナーが待ち受けていました・・・・ 前の真珠とトルマリンの宝飾店も確かこういう風になっていたと思います。最後の最後まで、ただでは帰さない!!????  (お菓子、まんまと買いました 笑)   


その後バスに乗って焼津まで一気に向かい、 昼食会場に行きました。  マグロが売り物だそうで、 マグロの焼き締め実演を見学した後、300人はゆうに入る巨大な食堂にて昼食を頂きました。 その後地上階の・・・・・



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お土産売り場へ〜〜〜  マグロ製品を始めとした様々な商品がこれでもか! と並んでおりました。



その後、 日本一の千手観音があるという焼津の大覚寺というところに行きました。




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お寺の歴史はかなり古いそうですが、 お寺の建物や千手観音はごく新しいもののようです。 住宅街の中に巨大なお寺があって、 バスの駐車場も整備されていて不思議な雰囲気でした。 ここで住職さんのお話を伺い、 お参りをした後にはお守りやお札などがお堂の両側にずらりと並んでいてそこでお買い物・・・・・ 帰りに境内にある売店で甘酒が無料で配られ、 そこにも美味しそうなお菓子がたくさんあり、 またもやお買い物。 ( ここのお菓子も購入しましたが、凄く美味しかった〜)



次に向かった先は、 わさび漬けの工場販売施設でした。 ガラス張りになった工場を簡単な説明を聞きながらざざっと見学して、 その後はわさび漬けやわさびを使ったお菓子などを始め、たくさんの商品が置かれた大きなお店で、ゆっくりとお買い物タイム〜〜〜〜・・・・・・・・

そして、その後向かった先が、丸子にある 駿府匠宿 というところでした。 ここは和風の建物があって、伝統工芸の体験工房がいくつかあり、レストランや売店や展示場を備えた総合施設でなかなか面白かったです。 (やっと・・・何か見る物が・・笑)





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ツアーの見所は、期間限定で展示されているおひな様でした。 


この丸子という所は、昔の里山の風景が残っていてとても素敵なところでした。 この駿府匠宿は新しい施設ですが、そのすぐ裏には・・・・




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このような素敵なたたずまいの民芸品店や茶房、 版画を展示してある場所などが昔懐かしい光景の中に点在しており、また丸子城跡に向かうのぼり口もあり、ぜひゆっくり散策してみたいと思いました。 

また、駿府匠宿そのものにも伝統工芸品の展示場もあるし、工芸品を扱うお店もあるし、工房もなかなか面白そうだし、 この日はコーヒーのイベントもあるしでじっくり見て廻りたかったのですが・・・・・ 何とすべてを見るのに所用時間たったの40分!  おひな様を見て慌ただしく歩き抜けて、 一番すいているスタンドで買ったコーヒーをやけどしそうになりながら急いで飲んで、お手洗いに行って終わりました。 滝涙。

何故、毛皮のお店に75分でここが40分なのか????      



最後に、わざわざ沼津に向かったのですが、 行った先はインターチェンジにほど近い干物の販売センター。 焼津でも海産物の大きな売り場に行ったのですが・・・・ 母に言わせると焼津と沼津では扱っているお魚が違うから・・・・・ と・・・・・・・
(はい、あじの干物、ここで買いました せっかく来たんだし) 

行きの車窓からは富士山や海が見えて気持ちよかったのですが、 それ以外にはほとんど景色など見るところはありませんでした
あ、丸子付近の山は奇麗だった〜 桜も梅も咲いてたし。
 
最後の最後まで、 いったい何処の何が ’ 文豪の旅 ’ なのかは謎でした。 笑


こういう無料の旅は、 工場やお店からの補助金で成り立っているのでしょうから仕方が無いのだろうなあとは思うのですが、ここまで徹底して おかいもの旅 が存在することに本当に驚きました。  しかも同伴者の料金は結構高く、 かなりの人たちがやはり一人よりは二人ということで同伴者と一緒に来ているので、そこで儲けがでてるのかな??? と思いました。 

でもね、でもね、
一番ビックリしたのは、皆さん、 これまた、買うのですよ〜〜〜〜〜〜 凄い勢いで。 
私たちもかさばる素朴なお菓子と干物を買ったので、小さなリュックサックが一杯になりましたが、皆さん、そんなもんじゃない=帰りには大きな袋がいくつも車内に積み上がって、 持ちきれないほど買い込んでいらっしゃいました。
  
そして、 だ〜れも ’買い物ばかりじゃないか! ’ などとけして文句を言わず、 楽しんで買い込んでいらっしゃるのです〜〜〜〜〜〜!  

ぶつぶついってんの私だけ・・・・・笑 


中国の方達の爆買いのこと、 けして言えませんね〜〜〜 
逆に、もし中国の方達向けにこういうツアーをくんだらもっと売れて良いのではないかしら? と思いました。


お一人、とても年をとったご婦人が杖をついて参加されていて、おそらく娘さんと思われる方が付き添っていらっしゃったのですが、 本当に楽しそうに、嬉しそうにお買い物を楽しんでいらして、 微笑ましくこちらまで嬉しい気分になりました。 

ほとんどな〜んにも見たり体験したりと言うことの無い旅行だったのですが、 それが驚きでもあり、新鮮でもあり、普段自分では絶対に経験しないような経験をして( 毛皮のコート試着するとか!  きんきらきんの新品仏像を拝むとか! これほど多くのお土産物を見て回るとか!) 、 それなりに楽しかったです。 

次回、母がまた抽選に  当たってしまったら(多分申し込んだ人全員に当たるに違いない)

私、どうしましょうか・・・・・



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家に余っている粉があったので久しぶりにパンを焼いたのですが、 もうパンなど焼かなくなった母の家にはスパチュラもクーペを入れる為の刃もなくちょっぴり困りました。  包丁で無理矢理クーペ入れたら(切り裂いたら・・・)こうなりました。涙 
東京近辺ではおいしいパン屋さんがいくつもあるから、 パンを自分で焼く必要は無いですね。  薪ストーブでパンを焼く日々を懐かしく思い出しました。 




by tomomato | 2016-02-14 23:37 | お出かけ | Trackback(1) | Comments(5)

出水・天草への旅 5




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さて、いよいよ旅の最終日。 この日は下天草の本渡から天草諸島を横断して、熊本空港から東京方面に向かいます。
上天草には母が興味がありそうな見所が少なかったので、 この日は公共交通機関を駆使してほぼ移動だけの予定を立てました。(下天草から熊本までかなりの距離なのですよ)  

高台の景色の良い名所なども行こうかなと思ったのですが、 車やバスでそこまで行ってもさらにキツい階段が待っているようでしたので、 キツい旅は嫌と言う母にあわせて今回はそれらもすべてパス・・・・・・

朝もゆっくり温泉に入って、のんびりと朝食をとり、本渡から熊本行のバスに乗って、途中、さんぱーるという道の駅でおりました。 バスの旅が、車窓からの景色が素晴らしく、 とっても楽しかったです。
 
さんぱーるの目の前には 天草太郎メモリアルホール という、天草太郎についての資料館があります。 母が、天草太郎についても知りたいというので寄って見ました。 小さな資料館ですが天草太郎とその歴史についての映画があり、展示も頑張って充実していて面白かったです。 

貧しさ故にキリスト教に希望を見出したものの、厳しい弾圧にあい一揆を起こして戦った人たち・・・・・その勇気を讃える内容でした。
が、同じ地でキリスト教の最盛期にはキリスト教信者が逆に仏教徒を迫害していたことなどを考えると、理想郷の実現と独立の為に戦い何万人もの人たちが亡くなったこの戦いの意義について考えさせられるものがありました。

次のバスの時間までさんぱーるで天草の産物などを冷やかしました。 その先にある藍の郷という別の道の駅には、もっとお土産物などがあるようで、 実は密かに私が探していたお菓子もあるようでしたが、 残念ながら車ではないので諦めました。 公共交通機関を使った旅はそういう自由が利かないところが残念です。 また、事前に天草のバスの時間などを調べるのも結構大変でした。 路線検索などでは全く出て来なかったので、産交バスのサイトから検索エンジンと時刻表で予定を立てました。 

まあ、 この時間や行路の不自由さがまた、 公共交通機関の旅の醍醐味と言っても良いのかもしれませんが。 





さてさて、 再び熊本行のバスに乗りこみ、 天草五橋を通り抜けて熊本方面に向かいました。 この道のりそのものが上天草の一番観光と言っても良いかもしれません。 



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バスの中からなので全然まともな写真が撮れなくてお見せできないのが残念なのですが、 入り組んだ湾やそれぞれちがう色や形の橋、近くや遠くに見える島々や港など、 それはそれは一時も目が離せないほど美しい光景がずっと続きました。 

母は瀬戸内海の出身ですので、海も島も、 瀬戸内海の光景が日本で一番美しいと信じているのですが、(私もかも?) この天草の光景もちっとも劣りません。 ため息が出るような美しい光景でした。 
バスだと視線が高くなり、一番前に座っていたので思う存分楽しむことが出来ました。


このままこのバスに乗っていれば、黙っていても熊本駅まで連れて行ってくれるのですが、 実は最後の旅のお楽しみを用意していました。

バスを降りたのは最後の橋を渡ったすぐの停留所、 三角産交=三角駅・・・・・・ さんかく駅ではなく、みすみ駅ですよ 


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可愛いでしょう! 目の前に小さな港があります。

予定よりも一台前のバスに乗りましたので、ここでゆっくりお昼ご飯を食べてから電車に乗ろうね、と言っていたのですが・・・・・・
駅なんだから周りに何かあるだろうと思ったのが大間違い・・・・・・  それは都会人の感覚だと思い知らされました。

駅のすぐ横にある ちゃんぽん のお店はもう長いこと閉店の様子。 駅員さんに聞いてみるも、 近くにあるのはラーメン屋さん一軒だけだとか、 港の横に産直の市場があって、そこでお弁当が買えるとか・・・・・ 

他には全くなにもな〜〜〜〜い!!! 

母はラーメンもお弁当もちょっと・・・ と言うので、結局、駅前の小さなお菓子屋さん(レンタカーもしているらしい)でお菓子をアレコレと買い込んで、暖房の効いた駅の観光センターに座らせていただいて袋菓子を二人でガツガツ食べてしまいました。 
幸い小さな魔法瓶の水筒に朝、お茶を入れて来ていたので本当に助かりました。

お菓子屋さんのおじさんも、世界遺産になれなくって残念、 全然人が来ない〜〜〜 とこぼしていらっしゃいました。   


さて、あのままバスに乗っていれば熊本まで楽に行けるというのに、何故わざわざこの何も無い駅で降りて電車に乗るかと言うと・・・・




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じゃ〜〜〜ん!emoticon-0163-pizza.gif






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JR九州って、いろいろなところに面白い電車を走らせているのですよ!!
これは、  A列車で行こう
というもので、 三角〜熊本間を走る特急なのですが、とってもおしゃれで可愛い電車なのです! 
これと、フェリーを組み合わせて天草に行くセットなどもおすすめしている様です。  詳しくはリンクを見てくださいね。


電車の中はこんな感じ・・・・・




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おしゃれでしょう!!!

ず〜っとジャズが流れています。 が、ず〜っと 同じ曲=A列車で行こう でした〜 色々な曲をかけてくれるといいのにな・・・・・ さすがに最後には耳につきました〜 




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窓にむいた子供用の椅子があったり、 その向かいはソファになっていて、 くつろげます。 この写真はたまたまトンネルの中なので窓の外は真っ暗、 ガラスに映っているのが、ソファでくつろぎコーヒーを飲んでいる私たちです。笑




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二両編成なのですが、 一号車にはなんとバーがあるのです!!!!
バーでは、色々とグッズも販売されています。 携帯のストラップ、買えば良かった・・・・ と今、後悔・・・・・





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この電車、かなり揺れるのでコーヒーを買ったはいいけれど、運んだり飲んだりするのにかなり苦労しました。 

私、 鉄道オタクでは決して無いのですが、 こういう電車に乗るのはやっぱり楽しい〜〜〜〜!!!

実は、 乗ってみて分かったのですが(乗る前には気がつかなかった)、 この電車、熊本までたったの30分なのですよ。 
そのままバスで行った方が待ち時間を考えるとよっぽど早く熊本に着いたと思うのですが、 それでもこの電車に乗った! というだけで充分に観光をしたような気がしました。 笑



車窓からの風景は




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これまた美しい光景が次々に現れます。 ここは、 御輿来海岸 です。 今まで見たことも無いような光景でしたので、ビックリしました。



あっという間に30分たってしまい、 もっともっとそのまま乗っていたかった〜〜〜〜 !! 

熊本駅からリムジンで熊本空港へ・・・・
が、駅から空港までがやたらに遠くて参りました。 


無事に熊本空港(くまもん空港という様です)でゆっくりコーヒーを飲み、 家に帰りました。

天草は、思っていたよりも何十倍も素晴らしく、興味深いところでした。 絶対にまた行きたい!!! 

 




by tomomato | 2016-02-12 19:13 | お出かけ | Trackback | Comments(2)

出水・天草への旅 4




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崎津教会を後にする頃、お昼ご飯の時間になりました。 その夜はホテルでおそらく豪華なお食事が出ることになりそうなので、お昼はお菓子でも食べて適当に済ませておきたかったのですが、運転手さんがぜひとも連れて行きたいところがあるというのでお断りできず、おつきあいすることにしました。

大江の街のBENというお食事何処です。 平野屋旅館というお宿と経営が同じ様です。

天草市天草町大江7327番地 電話0969 42 5106





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じゃ〜〜〜ん!   天草の魚介をふんだんに使った日替わり定食メニュー ・・・・
何とこれだけポッキリ800円なり〜〜〜〜 (食後のコーヒーつき)

お魚はどれも新鮮で本当に美味しかったです。 これが800円って信じられない質と量でした。 魚介とお野菜の煮物は私と母と運転手さん、それぞれお魚が違ったので、おそらく漁師さんから半端ものの小さなお魚を買って作っているのかな? そうじゃないと採算が合わないよね? と思ったのですが、味に遜色全く無し。 

運転手さんに勧められるまま定食にしましたが、 お隣に座った地元のおばあさん達が注文していたちゃんぽんがこれまたすご〜〜い。 山のように具がもられたちゃんぽんで、魚介たっぷりお野菜たっぷり!!!  もしまた行く機会があったらあのちゃんぽんを是非食べてみたいです。




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大江教会も美しく素敵な教会でした。 昭和8年(1933)、ガルニエ神父が私財を投じて建てたロマネスク様式の白亜の天主堂です。



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天主堂から見下ろす風景も素晴らしかったです。




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ステンドガラスも可愛い・・・・・





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長崎の教会もたくさん見たけれど、天草の教会も素晴らしいと思いました。





運転手さんには、キリスト教関係のところを重点にと予約の時に伝えていたのですが、 天草の素晴らしい所を是非見ていただきたいということで結局、運転手さんのおすすめの所に連れて行っていただきました。

(今回は)自分では行かなかっただろうなと思ったところは・・・・



    高浜焼寿芳窯 上田陶石合資会社
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天草でとれる陶石を使った窯元なのですが、 その古い古いお屋敷を解放していて見学することが出来るのです。





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このお屋敷が素晴らしいのなんの! 
与謝野晶子や鉄幹もこのお屋敷に滞在したことが有るのだそうです。



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ここは誰も管理人さんとかいなくて、 運転手さんが勝手に入ってあんないをしてくださいました。 鍵がかかっていないとこうして自由に中を見学することが出来るのだそうです。 
もちろんお屋敷の横には、上田陶石の陶器のお店もあります。後で知ったことですが、天草には新旧いくつかの窯元があるようで、 中には結構好みの作品を作られているところもあるようで、 次回来る時にはゆっくりと窯元巡りをするのも面白そうだなと思いました。  





次に向かったのは妙見浦を望む十三仏公園です。



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日本の夕日100選に選ばれているところで、 夕日が海に沈む光景が本当に美しいそうです。 夕日が沈むには少し早い時間でしたが、 充分奇麗で感動しましたよ。

この展望台のすぐ上に有名な ’五足の靴’ という高級旅館があります。  一度は泊まってみたい宿ですが、今回は下から眺めてうらやましく思いつつ十三仏公園を後にしました。 




その後海岸線をずっとたどり、 お城や通詞島などを見ながらこの日の宿泊地のある本渡に向かいました。
実はこの日は本渡にあるキリシタン館にも是非いってみたかったのですが、 時間が足りず、また朝からビッチリの観光で疲れていたので今回は諦めることにしました。 また、母が興味が無い上に冬なので今回は諦めたのですが、通詞島のあたりではイルカウォッチィングができて、これがまた運転手さんによるとかなりの数のイルカに遭遇できてそれはそれは感動的な体験らしいので、 是非また別の季節に天草を訪れてみたいな〜〜〜 と思いました。   





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私たちが宿泊したのは天草アレグリアガーデンズです。  お部屋から海を見渡せ、 母が本当に喜んでくれました。
少し早めに観光を切り上げましたが、温泉からも海が見渡せて、 たった一泊でしたが心からゆっくりと休むことが出来てとても良かったです。母はじ〜っと窓から海をいつまでも見つめていました。

そうそう、ここのお食事も本当に、ほんと〜〜〜〜に、  素晴らしかったです。 (カメラ忘れ)



この地には 詩歌機関誌 ’明星’ を主催していた与謝野鉄幹、同人である北原白秋、木下杢太郎、平野万里、吉井勇がまだ学生の頃に九州を旅行した紀行文を書いていて、 その題名が ’五足の靴’ というのです。(先ほど述べた旅館は、これから名前を付けたのだと思います。)  当時の天草は交通手段は主に水路で、 まだ道路などは発達していませんでした。 彼らは船で富岡港に上陸した後は海岸線を歩き、山を越え、徒歩で旅行したのだそうです。 彼らは天草の自然や教会にかなり感動したそうで、 次回天草を訪れた時には絶対に五足の靴を読んでいこうと思いました。
今とは違って楽に車で移動することが出来ず、 自分の足で山越えして色々な人に会って旅行したからこその感動がきっとその本の中にはちりばめられているのだろうな・・・・・・ と思います。




by tomomato | 2016-02-11 14:03 | お出かけ | Trackback | Comments(2)

出水・天草への旅 3





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出水から天草へは、シャトルバスに乗って蔵本港に行き、そこからフェリーで下天草の南端、牛深港に渡るのが便利です。 
この可愛いバスは平日のみ走っていて、 土日は普通のバスだそうです。  可愛いバスに乗れるというだけでわくわくする私・・・・・ 笑





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な〜んにもない蔵本港・・・・・  でも、蔵本港から牛深港までのフェリーから見る景色は素晴らしかったです。 小さな島々が続き風光明媚!  天草への期待が盛り上がりました。 (写真なし・・・)


天草には一泊の予定でしたので時間を有効に使う為に、奮発して観光タクシーに乗りました。 事前に調べてみると見所を押さえて廻るとても便利な観光バスが3コースくらいあって、それぞれたった1000円で本渡から出ているので、時間に余裕があればそれと路線バスを使うと車が無くても十分楽しめるのでは無いかと思います。 (もちろん車が一番便利!)
  
でも、今回はたまたま予約した観光タクシーの運転手さんが天草の歴史に詳しい素晴らしい方で、私たちの興味のあることについての知識をたくさん話してくださり、ただ自分で調べて見て回る以上の体験をすることができて、本当に、本当に良かったです。 芸能人の方の案内もよくされているのだそうで、もはや天草の隠れカリスマ観光タクシー運転手さんといっても良いかも???  

たくさん写真は撮ったのですが、 印象に残ったものだけ取り上げたいと思います。




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これはコレジョ館に展示されていたパイプオルガン。 

コレジョ館とは当時の’カレッジ’=神学校です。 その様子と天正少年使節団についての展示がされていました。 ここの目玉は天正少年使節団が持って帰って来たという初期の活版印刷機のグーテンベルグ印刷機の複製です。  こんなに大きなものを持って帰って来たのか! と驚くほど立派な印刷機でした。(なぜか写真なし 笑)  他にも彼らが持って帰って来た様々な古楽器が展示されていて、当時の少年使節団がいかにヨーロッパで歓待されたか想像することができました。 知らなかったのですが、バチカンにあるローマ法王の戴冠式を表した巨大なタペストリーの中にも、なんと、この日本からやって来た4人の少年達が描かれているのです!   当時東洋からやって来た少年達は、ヨーロッパでスターだったのですね!    教科書で習った歴史が、いきなり生き生きとした光景として目前によみがえりました。 


この写真のパイプオルガンは、 西洋のパイプオルガンをまねて日本でつくられたものなのです。 

パイプの部分がなんと! 竹 で出来ているのです。





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鍵盤は、なんと! 象牙ではなく つげ で!!!????


試しに弾かせていただいたのですが、 その音色は金属のパイプオルガンよりもずっと柔らかで風のような響きでした。 日本の風土にあった音色と言うか、今まで知らない優しい音色でとても心に響きました。 演奏者と、空気を送る人の息を合わせて演奏するのだそうですが、演奏に合わせて空気を送る人の方がより高度の技術を持っていないとうまく弾けないのだそうで、 空気を送る人の給料の方が高かった!?? とお聞きしました。 





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その後、今回の旅行の一番の目玉、 崎津教会とその集落に向かいました。  実は、私たちが天草に渡る前日に、 長崎・天草の教会郡の世界遺産申請を取り下げたと言うニュースが流されました。  タクシーの運転手さんも地元の方々もそれでもうなんだかがっくりムード。  崎津集落を始め天草のあちらこちらで世界遺産登録に向けてかなり力を入れて修理・修復をしているところもあり、今回の申請取り下げは青天の霹靂といった雰囲気でした。






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入り組んだ湾にひっそりとたたずむ教会。  今ある教会は昭和になってから移築されたものです。 昔、異教徒(キリスト教徒)を見つけ出す為に踏み絵をしていた場所に祭壇を創る為に、この場所に建て替えられたのだそうです。 





この湾では、各家が利用する面積を少しでも増やす? ために下の写真のような海に張り出したテラスをつくったのだそうです。湾沿いのあちらこちらにこうしたテラスが見受けられました。   




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昔は今のように道路やトンネルが発達しておりませんでしたから、 交通の手段は航路でした。 そのために各家から直接海に降りる階段がつくられています。 形は違えども、 伊根の舟屋の光景を思い出しました。




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教会だけでなく、この崎津集落の光景そのものが世界遺産にふさわしいかもと思いました。







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キリスト教を撤回すれば許してやるぞということで、 村人達がその証にロザリアなどの聖具を捨てにきた神社から見た教会。 
キリスト教と幕府の規制との間に翻弄され、たくさんの犠牲者を出してしまった歴史が未だに息づいているような、 そんな気配を感じさせる場所でした。 






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崎津教会はとてもとてもかわいらしい教会でした。 内部の写真は撮ってはいけないことになっています。 実はそれが書いてあるのを見る前に一枚撮ってしまったのですが、 ここにはのせては行けない気がするので・・・・・・ 畳敷きで、 アーチが美しく装飾がとてもかわいらしい教会でした。






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この教会、表半分はコンクリート、後ろは木造なのです!   面白いですよね。






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教会のある通りの風景。  シーズンはずれということもあって、ほとんど観光客もいなかったのでのんびりとした街の雰囲気を楽しむことが出来ました。





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漁師さん達が捕れた魚の処理をして残飯を与えるせいか?  天草のあちらこちらでたくさんの猫を見かけました。 みんなのんびりして幸せそうでしたよ。 




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こちらは、お魚を狙う鳶・・・・・・

by tomomato | 2016-02-10 10:07 | お出かけ | Trackback | Comments(4)

出水・天草への旅 2



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おそばを食べ終わった後は、武家屋敷群の中を散歩しました。 2軒、家の中まで、1軒、お庭だけ一般公開されています。
詳しくは・・・・・・ こちら






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いやあ〜 素晴らしいお家です。 知覧の武家屋敷と比べるとお庭や建物の感じもかなり違っていて、ゆったりとした感じです。






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家の中に入ると管理をしている方達が、丁寧に歴史について説明してくださいました。 





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奇麗なおひな様が飾られていました!  でもこれらは割と新しいおひな様です。 



 
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こちらは江戸時代のおひな様。 気品のある美しいお顔で思わずしばらくゆっくりと眺めてしまいました。 
 







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何と、家の中に雨の日に弓を練習する為の場所が作られているのには驚きました。






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ひそかなおくどさんフェチの私・・・・・  



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こちらはもう一つの家の中にあったおくどさんです。






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いろりのある暮らし、いいですね。 でも、 日本家屋、 寒いですよね・・・・・・ 



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こちらのいろりは、おくどさんのある土間のすぐ横に作られており、 調理をする為にお部屋と土間の縁に作られていました。
女子供はこの土間のすぐ横のお部屋でお食事をしたそうです。 主人はここよりも一足上に上がったお部屋でお食事をしていたとか・・・・・





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こちらのいろりのそばには、板が置いてありました。 敵がせめて来た時にこの板をあけて縁の下に逃げる為に作られたのだそうです。 武士の生活もなかなか厳しいものがあります。





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牛車で武家屋敷群を巡ることも出来るのですよ。 私は乗ってみたかったのですが母が全然興味を示さないので諦めました・・・・・・
私たちは足で街の中を歩きました。




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石垣が素晴らしいです。 所々に古いお家が残っていてなかなか楽しい散策となりました。







by tomomato | 2016-02-09 10:42 | お出かけ | Trackback | Comments(0)

出水・天草への旅 1





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ご無沙汰してしまいました。  母と一緒に、 九州に行っていました。
出水のツルの北帰行が始まったとか、 まだいるかな〜 と思いながら会いにいってきましたよ。

今年は17000羽のツルが出水にやってきたそうで、まだまだたくさんのツルがいました。




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ツル観察センターからは、広々とひろがる田んぼに餌付けされたたくさんのツル達を見ることができます。 
 
でも写真を撮るならば、良いカメラに望遠レンズをつけて、 ここからではなく付近の田んぼにおりてくる少数のツル達を撮るのが一番良いと思います。
数羽のツルが優雅にゆったりと羽を休め、ときおり空に飛んでゆく姿が本当に美しく、 いつまでもいつまでも眺めていたくなります。 





無事にシベリアまで戻ってね・・・・ と祈りながらツル達に別れを告げ、歴女の母が、前から行ってみたいと言っていた武家屋敷に向かいました。
薩摩藩の武家屋敷が出水にはあるのです。  なんと44ヘクタールもの広大な武家屋敷群で、 多数の家は現代の家に改築されてしまいましたが、合間合間に当時のままの古い家が残っており、石垣や町並みは当時の雰囲気を味わうことが出来る貴重な歴史保存地区になっております。





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観光の前にまずはこの、耦祥庵 という古民家のおそば屋さんで腹越しらえすることにしました。 





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このおそば屋さんについては、人から聞いたこともあり、また、テレビで出水の武家屋敷が取り上げられた時に取材されていて、行ってみたいな〜と思っていたのです。 ただ、おそば屋さんの中にはプライド=敷居 が高いお店もあって、ここも何となくそんな雰囲気なような気がしていたので、今まで行ったことが無かったのです。 今回は、母に楽しんで欲しいし、せっかくレンタカーも借りているので勇気をだして電話で予約して行ってみることにしました。





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古い家を、ご主人がご自分の手で一つ一つ手を入れられたそうで、 入り口も、 お庭も、 家の中も一つの美意識に貫かれていてとても美しい空間でした。でも、かしこまった雰囲気では決してなく、居心地の良い懐かしい雰囲気です。  おそばのメニューもとてもシンプル・・・・・・
ご主人はもとフレンチのシェフだったとどこかで読みましたが、優しい感じの方でした。 


まずは最初にしゃもじにのせられた火であぶった柚味噌と、美味しいそば茶が突き出しに出てきました。 美味しい!! (写真なし)



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この日はとろろそばにしたのですが・・・・・・・・ 一口おそばをつるつるっと口に入れて・・・・

う・・・・・う・・・・・・ うますぎる〜〜〜〜〜〜〜!!!?????


思わずうなるほどの美味しさです。

10割蕎麦だそうですが、 もちもちしこしこ、 かって、こんなに美味しいおそばを食べたことは無いかも知れない!!! 今までに味わったことの無い食感と味でした。
ここのそばは何とご主人自らが育てて収穫なさったものを、石臼で挽いて打ったものなのだそうです!?。 こんなに美味しいおそばは食べたことが有りません! と言うと、 秋にそばを収穫して、寝かせて、今頃が一番美味しい食べごろの時期だと仰られていました。 その次には、 夏の収穫が終わった、 7、8月頃が美味しいのだそうです。  何と昨年は、収穫した蕎麦がもうなくなってしまって11月はお店を閉められたのだそうです。  






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家の中のあちらこちらにはご主人が生けたお花が飾ってあるのですが、 お手洗いの中にも大きなお花が生けてあるのにはビックリしました。
この空間の隅々まで、そしてもちろんおそばにも、すべてにご主人のおもてなしの思いが貫かれていて、まるで茶会席に招かれたような、そんな感じがしました。

実は私たち、このおそばにすっかり感動して翌日も行ってしまいました。 

一日目、あまりにもおそばが美味しいのでとろろそばではなく、おそば本来の味を味わうことが出来るシンプルな ’ざる’ にすれば良かったと後悔したので、二日目はかけそばにしました。 (寒かったので・・・・笑)

もちろん、素晴らしく美味しかった〜〜〜!!

私は、うどんかそばかと聞かれたら迷わずうどんを選ぶほどうどんが好きなのですが、このおそばは毎日食べても絶対に飽きません!! 

そして、二日目は、前日から予約してあったわらび餅とコーヒーのセットも頂くことに・・・・・・ 





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5色のわらび餅ですよ〜〜〜〜
きなこ・ニッキ・すり黒ごま・抹茶・後一つはプレーンだったっけ?? 忘れました・・・・ 美味しい蜜につけて食べると・・・・・

あ〜〜〜〜〜〜 天国〜〜〜〜〜 emoticon-0163-pizza.gif


付け合わせの紅ショウガもまるでバラのように奇麗で美味しくて。 
コーヒーも美味しかった!  お茶ではなくコーヒーが合うのです。  見た目の美しさと味のバランス、すべてがおそばと同じように完璧で感動しました。

このおそばを食べにくるだけで、出水に来る価値があるかも???






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耦祥庵は、この出水小学校の向かいにあります。 武家屋敷の門がそのまま残っている小学校です。 

その後、ここによく通っている地元の知り合いとも話したのですが、 ここ、絶対に採算が取れてないと思う・・・・・ 趣味でやってるとしかおもえない・・・・


すべてに意識が通っていて、 美味しくて、美しくて、芸術的で、感動的なおそば屋さんでした。






by tomomato | 2016-02-08 15:19 | お出かけ | Trackback | Comments(4)


イタリア@アルプスのふもと do田舎暮らしー自然と美しきものとの暮らし  大きな岩の上に佇む石の家でART*こころとこころのつながり*くいしんぼ


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