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テラス作成中! 4


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さて、現在階段は9段、 この高さで、 ちょうど良いと思います。 この上に石のプレートがのるので、テラスの高さはこれより少し高くなります。 キッチンになる部屋からテラスにおりるには、は階段2段、 リビングになる部屋からは階段3段おりることになりそうです。 
(いくら頑張ってもやはりバリアフルなお家になってしまいそう。)


植物を植えるためのテラスは、少し石のプレートをおくテラスより低めに。  雑草防止のために、今年は早速カボチャを植えました。 将来はハーブガーデンを作り、小さな木を植えるつもりです。

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これから、まだまだ家の中から建築廃材が出てくる予定ですので、(床をたたき壊したり、壁をたたき壊したりの作業がまだわんさかあります。) その建築廃材をぎりぎりまで詰めて、最終的に石のプレートを敷き詰めてテラスが出来上がります。  完成するまでには、家の中の作業も進まなければ行けないので、 まだまだこのプール状態が続くことになると思います。 


テラスの反対側には、 傾斜をつけたスロープを造りました。  最初は階段の予定だったのですが、 ペドロが来た時にこのアイディアをくれ、即採用しました。

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一番の理由は、 冬の暖房は、主に薪に頼ることになるからです。 イタリアは、原発がないせいか、ガス、 電気ともにエネルギーが非常に高いのです。  家を暖めるために電気、あるいはガスを使うと、信じられないような請求書が冬の終わりに・・・・・・emoticon-0107-sweating.gif 

今の家でもほとんど暖房は薪ストーブに頼っています。 でも、今の家はもともと別荘で夏仕様に作られているので、断熱が十分にされておらず、 大きな薪ストーブをたいても寒いので、 冬場は家の中でもウールの下着かヒートテックに、セーターを3枚重ねで着ています。 靴下も、毛糸、少なくとも2枚にウールのスリッパです。  

今度はもう少し冬でも暖かく過ごせるような工夫をしようと思っているのですが、 薪に頼る点では変わりません。  その際に、 どのように薪を運ぶか、 が大問題! 

今の家はリビングが二階にあるため、 一度、一階に積み上げた薪を、使う分だけ大きなバスケットに入れて二階に運ばなければいけません。 それがかなりの重労働なのです。  何しろ薪一本が2−3kgあり、 それを何十本とバスケットで運ぶ訳ですから。 

一度、珍しくkumatoさんが病気になったことがあり(トイレ話題参照)、 その作業を数日間一人でしなければならなかったのですが、 本当に大変でした。 私が運べる量はkumatoさんの半分くらいですから、 何回階段を行ったり来たりしたことか。 

その薪を運ぶ作業が少しでも軽くすむように、一つは階段ではなくスロープにしなよ、というペドロの提案に飛びつきました。 スロープの下までは、トラクターかモトキャリオーラ(ガスで動く荷押し車)で薪を運んでくることが出来ます。そして、このスロープの上を荷押し車かモトキャリオーラで、リビングのドアまで薪を運ぶことが出来るのです。  

kumatoさんも私の口癖に影響されて、

’いや、 僕が80歳になったら、 今の様に薪を毎日運べるかどうか? emoticon-0105-wink.gif そのためにこのスロープは素晴らしい考えだよ!emoticon-0102-bigsmile.gif ’ 

とペドロに大感謝していました。

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このスロープも、今は砂を敷いてある所に、 石を敷き詰めて出来上がりになります。
 
by tomomato | 2012-06-30 06:35 | 石の家の話 | Trackback | Comments(7)

テラス作成中! 3

さて、 新しく作成中のテラス。 どのようなテラスにするかを決めるまでにも、様々な案がありました。 何しろ、 家が岩山の上に直接建っているので、 床の高さがそれぞれ違うというヘンな建物。 テラスも高低をつけて有機的なフォームにするか、それとも同じ高さにしてゆったりとした形にするか迷いましたが、 結局のところ全て同じ高さで面積の大きなテラスにすることにしました。
あまりに巨大すぎて、お城のバルコニーみたいになっちゃって、主張が強すぎないかは心配でしたが・・・・

ここなら、今さぼっているエクササイズをテラスで出来るかも?? emoticon-0100-smile.gif 
もしかして、友達にヨガ教室を開いてもらおうか・・・・・ emoticon-0118-yawn.gif
それに、外で絵を描きたい時にも十分に場所があるし・・・・emoticon-0138-thinking.gif
沢山人が来ても座る場所があるし・・・・・emoticon-0140-rofl.gif

部屋一つ、テラス一つとっても、あれこれと考えて迷って作って行かないといけないので、結構大変です。 家を作る、ということは、 これからの人生をどのように生きたいか、ライフスタイルをビジョンとして持つことなのだな、 とつくづく考えさせられます。 

将来キッチンになる側に、下のテラスからあがる階段をつけることになりました。 
どのような階段を作るかを決めるまでも、何回ものディスカッションがありましたが、 (家と直角に、とか、平行に、とか曲線に、とか・・・・) きわめてシンプルな形で行くことに。


土の部分のテラスとの境目のところから、家、テラスと平行に上がる階段です。これならば、 テラスの面積を無駄にカットする必要がありません。 (私は、 曲線にこだわっていましたが、 却下・・・・) 

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打ち合わせをするkumatoさんとダニエル君

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テラスの壁を高く積んで行くごとに、 階段も一段づつ増やして行きます。


ダニエル君、 表側!?  お兄さんエネヤスが、 壁を積むのにちょうど良い石を物色中。 山ほど積もっていた石も、もう大分なくなりました。

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階段を作るにあたって、 私が強くこだわり、主張したのは・・・・・・

emoticon-0133-wait.gif’階段の段差が大きくなく、 楽に上がれること!!!!! ’emoticon-0170-ninja.gifemoticon-0169-dance.gif


というのは、この家、 バリアフリーどころか、 全くの バリアフルなお家。 数えきれない程ある階段も、とてつも無く急な所が多いのです。 それなのに手すりが無い所が多く、非常に危険なところも。 何しろ地面は滑りやすい岩だらけだし。 


数年前に亡くなった父の晩年の様子や、 今、後期高齢者になったばかりの母の様子を見ていると、段々年をとっていくにつれ、 今の自分には考えられないことなのですが、 ほんの小さなことが、難しく感じられるようになって行くのだということが一目瞭然。 

おまけに、私自身が数年前に足を骨折したことがあり、骨折自体は完治したものの、2ヶ月近いギブス生活をしたために、やはりそれ以前までとは足の感覚が変わってしまい、何となく、’年をとったら・・・・・’ という感覚が実感として迫るようになったせいもあるかもしれません。emoticon-0107-sweating.gif

(それまでは、階段をボンボン段ぬかして飛んでおりてましたから・・・ 若かった!???) 

その将来の自分達自身のために、 あるいは、私の母やkumatoさんのご両親を始めとして、この家に来ていただきたいご年配の方々が自由に動けるように、せめて、これから新しく作る階段は、安全で、楽に上がれるものにしたい! 

それだけは、譲れないポイントでした。


kumatoさんには、そういう実感が無かったようでしたが、 そのつど、

’私たち、 少なくとも90、出来たら100歳までここに生きるのよ!!! その時に困らないようにしないと!!! ’ emoticon-0130-devil.gif

半ば強制し、説得しました。

優しいkumatoさんは、 それから具体的に、 何が  な階段かリサーチし始めました。  私が、こういうのは建築工学とかで分かっているはずだよー! と言っても、 

いや、僕だってそれくらい分かる! 

と。  (kumatoさんは、建築を勉強なさっていたことがあるので、 確かに基本的な階段の構成の仕方はご存知でした・・・) 

そういう訳で、 数日間、 今住んでいるお家界隈の全ての階段をーーー人がいないのを見計らって、他人の玄関口の階段まで!???ーーーー 上がったり下がったりを繰り返し、 私が努力しないでも上れる階段 の高さと幅を見つけました。

そして、この階段は、 子供達や若者達が来た時に、 座っておしゃべりできるように幅広く・・・ 


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さて、 私が80歳になった時にも、楽で心地よい? と感じることが出来るでしょうか?  
by tomomato | 2012-06-29 06:37 | 石の家の話 | Trackback | Comments(2)

テラス作成中! 2

さて、 無事にトイレが貫通?した後は、テラスの作成に取りかかったkumatoさん率いる男性陣。

まずは、このようないかつい塀を家と平行に作り始めました。 

二階のベランダから見下ろした所です。写真の手前に家があります。 まるでスイミングプールでも作るかの様・・・・ 
(向こう側に見える石ころは、 元々の石塀を崩したものです。)
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実は、これ、私はとても不本意だったのです。 出来ることなら、コンクリートは使わずに、ドライウォール (セメントなしで石を積み上げて行く工法 )で塀を作って欲しかった!!!

全て昔の工法にこだわる友達の若い建築士アンドレアは、 

’なんでコンクリートなんか使うんだ!??? 馬鹿げている!!エコロジカルじゃない!!!! (ドライウォールならば、何百年かたってからも、 テラスを崩したい時にも、建築廃材を生むこと無く、単に石ころに帰るだけだから、エコロジカル )
もしコンクリートを使うのなら、 石なんかはめ込まないで、コンクリートの壁でいいじゃないか!?? その方が真実だ!!!’ 

とかなり憤慨していましたが、 私もちょっぴり同感。 


kumatoさんも、 本当は、出来たらドライウォールにしたかったかも? 

ここ、Ossola地方には沢山のこうした昔の石の建物が残っており、その多くが崩れ去る運命に直面しています。 kumatoさんのお友達に、そうした家々を、出来るだけ昔の工法にこだわって修復、保存することに生涯をかけていらっしゃる、年をとった石大工のマエストロがいます。名前はパウロ。私たちは、本当は、そのパウロに私たちの家の修復・改築を手伝っていただきたかったのです。けれども、今はその方は別の家(実は現在住んでいる家のお隣)の改築工事に関わっていて、 全く時間が取れないとのことで、 一刻も早く作業を始めたい私たちとしては、その方に頼むのはあきらめなければなりませんでした。emoticon-0106-crying.gif  その方は、 アドバイザーとしてならば、 いつでも来て、見てくださると親切にも言って下さったので、 今はそのような形で関わっていただいています。

その代わりに白矢がたったのが、ダニエル君。  彼は、若くして起業した石大工さんです。 

彼の取り柄は、 本当に正直で、信じられないほど働き者。emoticon-0165-muscle.gifemoticon-0165-muscle.gif おまけに仕事が早い。 その仕事っぷりには、毎日頭が下がる思いです。 また、 自分の仕事に本当に誇りを持っている、気持ちのよい若者です。
 
この間、こっそりkumatoさんに告白したそうですが、 誰かが彼に、 ‘そんなに一生懸命、早く働かない方がいいぜ、損するだけだぜ!’ と忠告したそうです。(さすがイタリア? いや、こういうの、万国共通?)   それが ’誰か ’ ということは、今は言えないけれど、と言っていたそうです。   そんな忠告を受けても全く不思議ではないほどの働き者です。  

けれどもただ一つの欠点は、 ’昔の家’ ’昔の工法’ についての知識と経験が無いのです。 

この地方では、古い石造りの家を修復する場合も、普通は、現代的な工法を用いて確実で安全、かつ安価な方法をとるので、 彼が今まで関わって来た修復の仕事でも、そのようなやり方でしかやって来たことが無いようです。 長年の経験と知識のあるパウロのようなマエストロには、その点ではかないません。 また、 昔のやり方で、昔ながらの家の‘美しさ’に近づけることにこだわるというセンスも、無いかも。emoticon-0101-sadsmile.gif 合理的で安全である方を選びとるタイプの石大工さんです。

しかも、この家から張り出した形になる大きなテラスは、 かなりその幅が広く、また丈が高くなることもあり、 安全を考えてコンクリート塀で安定することになったのです。 アンドレアは、家だって、ドライウォールで10mの高さにだって建っているのに! と主張したのですが、(実際、彼自身が、そうやって自分の家を改築中です。ただ、壁の一方にガレキが入るテラスと、家ではちょっと違ってきますが) ダニエルにお願いする限り、 ドライウォールという選択はほとんどありませんでした。 

kumatoさんも、 もし自分一人でやるのなら、もちろんドライウォールでやったかも知れないと思います。  (いや、どうだろう? 今の家のガーデンはドライウォールだけど、 中庭ーピアッツアは、セメント流してるな・・・・・ピアッツアの大きさもかなりなので、安全を考えてそうしたのかな? )   
最終的には、安全性を考えて、ドライウォールではなく、 セメントを使った方が良いと、kumatoさん自身も判断したようでしたが・・・・・ 


まずセメントで基礎を作ります。そして、その上に石を積み上げて行き、後ろからセメントで固定して行きます。 積み上げては、固定し、積み上げては固定しの作業。 そして、壁が高くなる度、 既に集めてあった今まで出て来た建築廃材(ガレキ)の山を崩して平坦に詰めて行きます。 

石と石の間には、少しでも植物が入り込む隙間を作るためにセメントを余り詰めないようにお願いしました。 (いろいろとうるさい私)


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ダニエルは、 本当に真っすぐな性格なので、 何をやるにも超完璧、真っすぐになってしまう傾向があります。 私は、 完璧ではなく、自然と調和した有機的なフォームの方が好きなので、ひたすらダニエルに、

’お願いだから完璧にしないで、適当に力を抜いて、 真っすぐにはならないように!!!


と何回も強調し、

’オッケ〜〜 なるべく適当に、ルスティコ(昔風)にするよう努力するね!’
 
と彼も精一杯、完璧にならないように!???頑張ってくれたのですが、生真面目なダニエルには、それが難しい様・・・・・


(私は全く逆だな〜〜〜 真っすぐにする方が難しい!) 



ガレキをどんどん平らに慣らしては、また壁を積み上げて行く、 その作業を何日も何日もかけてしました。 ガレキのプールの中に通してある長短何本ものパイプは、 テラスの中? の水はけを良くするためのものと、 屋根からの水を集めて、庭の(将来できるはずの)池に貯めるためのもの、 そして、 な、な、なんと、
家の反対側から、家の中に流れ込んでくる水!??? を床下に通して、こちらに逃がしてやるためのもの
です。  (これだけでも一つの記事になりそう・・・・)  



さて、どんな感じになったか、 元々の風景も含めて紹介したいと思います。




元々の元 ・・・・去年の8月、ジャングルの中です。
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伐採したあと ・・・・ 手前に、元々あったテラスが見えますか? これは本当に小さなテラスで、長さ2メートルもありませんでした。 建物の一番高い所だけに舞台の様に作ってありました。
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テラスを崩した後・・・・いったん元のテラスを全て崩しました。  (石が重かったな〜〜〜 遠い目・・・)

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それから月日はたち、半年後・・・・・・・・・・・・・・・・・


そして現在

ジャーーーーン!!



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 何と、既にこんなに高く積み上がっています。 
それにしても、 まっすぐだなー。  選ぶ石も四角く揃った石ばかりだし、 必死に努力して真っすぐにならないようにしてこれだから、普通にしていたらどれほど真っすぐなんだろう? 


遠景

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凄い迫力、 なんだかもう一軒手前に家が出来そうです。 うそ・ドライウォールですが、結構かっこいい。  でもね、でもね、 やっぱり本物のドライウォールと比べるとね、その質感が全然違うのですよ・・・・・・  でも、そんなの気にする人は、マニアックな人だけかな???? 


テラスの一部、 上の写真で見ると奥の部分には、 植物を植えるために土の部分を作ることにしました。



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この部分は、余り大きくはないし、水はけのことも考えて、ドライウォールにしてもらいました。 そして、ここにはガレキの代わりに土を入れて・・・・・ 敷地内の、 通り道になって踏みつけることになる所から、良い土をとって来てここに移しました。  その後、混じった大きな石ころを手で一つ一つ取り除く作業をしました。

でもね、 あまりにショックで写真を撮ることを忘れたのですが、 ダニエル君は、やっぱりドライウォールの技術を知らなかったようで、 コンクリを入れるときと同じように単に一列に石を並べているだけだったのです!???。(愕然emoticon-0104-surprised.gif  
私は、 自分でいくつか元々あった古い石塀を崩す作業をしていたので、昔の人がどのように石を交差して噛ませながら積んで安定させているか、 何となく分かっていました。 見た目は同じでも、機能と安定性は大違い!   

作業を2階のテラスからじっと見ていた私が、kumatoさんに、あれでは危険なのではないか? とちくり 指摘し、 kumatoさんも念入りにチェック。 kumatoさん自ら、やってみせて、石の長短が交差になるようにつんで、安定性と厚みを持たせて塀を作って行くのだと注意しました。

ところが、私たちがいない間にダニエル達が作業した後に見てみると、今度はkumatoさんの注意した点が冗談かと思うほど、超極端になされていて唖然!????  (アー写真が無くて残念。 本当に笑える程だったのです。) 噛ませたのはいいけれど、 あまりに大きな石を使ったため、庭の半分近くが石の板に埋まってしまっていた程!???  
 
emoticon-0132-envy.gifちょっと考えりゃーわかるだろーーー!! このド素人の私だって分かるんだから〜〜〜〜〜〜!!! と思わず思ってしまった私でした。

その後数時間かかって、kumatoさんと私が積み直しました。 


ここには、 ハーブや木、お花を植えるつもりです。emoticon-0100-smile.gif
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あ、でもね、でもね、 誓って言いますが、ダニエル君は、本当に素晴らしい石大工さんなんですよ。 コンクリートの作業の手際と技術はものすごい。 ほれぼれするくらい素晴らしいのです。
単に、昔ながらの工法は知らないし、もしかすると興味も無いのかも?  彼にしてみれば、いったい何のためにそうするのか? と不思議がっていると思います。 

さて、明日はさらにテラスの続き・・・・・







 








  



 







 
by tomomato | 2012-06-28 05:14 | 石の家の話 | Trackback | Comments(10)

テラス作成中! 1

さて、 しばらくの間、トイレ騒ぎが一段落した5月中旬から今まで の家の改築・修復の話が、全く出てこなかったのですが・・・・・


別にトイレが出来たことに安心して、 何もしていなかった訳では決してありません!!emoticon-0116-evilgrin.gif


何しろ春から夏にかけては、 あのニックキ ブラックベリーが芽を出してジャングルを作ってしまわないように裸だった土地にひたすら野菜やお花を植え、 ひたすらマルチ(土の表面に干し草や堆肥等を重ねてカバーする方法)する日々が続きました。自分の所の草を刈ったものだけではなく、 お近所が刈った後も、 必要がなければくださいと訪ねて回って、 マルチにしています。 量が量なので、 その作業自体が大変。 (一度に100リットル入りのビニール袋に10袋、 それを数えきれない回数運びました。 ) 

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はっきり言って、その作業にあまりに集中し、車で走っていても、 どこかの土地に干し草がしばらくの間放ってあるのを見つけると、

’あ!!!  あれ、もう2週間も放ってある、 取りに行こうか、どうしようか!’ とそわそわしだす始末。 既に10人くらいの人に、 草をもらいました。 動物も飼っていないのに、 なんでこの人たち草が欲しいのだろう? という好奇の目でみられながら・・・
干し草の黄金色が、 本当の黄金であるかの様に目に映りだす今日この頃、密かに、私は、私たちのことを、

マルチの鬼

と呼ぶようになりました。 

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そして、私の任務は、と言えば、いまだ、毎日必ず少なくとも一度は庭を歩き回り、 新たなブラックベリーが生えていないかどうか厳重チェック。 見つければ、直ちにスコップを高々と振り回し、

’うおーーーー! こやつ、また出て来たか!  ふふふふふ・・・emoticon-0103-cool.gif 見つけたからには最後、 息の根をとめてやる〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!emoticon-0130-devil.gif ’

掘り起こせる所は掘り起こし、引っこ抜いて、 そうでない所は大きな植木用ハサミでばっさり。

kumatoさん曰く、

’よくぞやった! 偉い! その作業は君に丁度いいよ!! 君のサディスト素質を発散できて!? ’   

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一方、kumatoさんと男衆は、 土地全体のテラスの再構成をしています。  テラス、というのは、日本で言うテラスもそうなのですが、傾斜に植物を植えるために、石垣を積んで段々畑状にした土地のことも指します。

何しろ元々のテラス (段々畑)の石垣が、 −−ほとんどは、葡萄畑だったようですーーーかなり古い物で、余り良い状態ではなく、  おまけにかなり適当?に作ってある上に、 しばらく手入れをされない間に、所々間から木が勝手に生えて来て石垣が崩れて来ている所もあるのです。 また、元からあったテラスの構成が, 環境芸術(ランドスケープ・デザイン)にも うるさい こだわるkumatoさんには気に入らなかったようです。そこで、あらためて一度石垣を崩して、 もう一度石を積み直す作業をずっとしています。 

今取りかかっている一番大きな作業が、 石を敷き詰めて、テーブルや椅子等を置けるようにする、日本で言うテラスを作る作業です。

実は、元々は、1階の家畜小屋だった所に居住空間を作るつもりは毛頭ありませんでした。 岩に建っていることという記事や、 その後の一連のトイレの記事でも述べたように、岩の上に建っているために、異常に天井が低い所もある上、何しろ古い建物、おまけに傾斜に建てられた家なので、1階は、雨天時に外から流れ込む水害のある所も少なくなく、住むのに理想的とは言いがたい状況なのです。  

そこで、2階に普段生活する空間を作り、 1階は版画や彫刻のスタジオ、倉庫、貯蔵庫、洗濯室などにするつもりでした。  そして、2階には、キッチンから直接出ることの出来る大きなテラスを作る予定にしていました。 

kumatoさんは、 完全なる外偏愛人間で、(野生動物と言っても良いかも知れない) 春夏秋冬、 可能な限り外で時間を過ごしたい人なのです。よほどのことが無い限り、 雨が降ろうと風が吹こうと槍が降ろうと?  お外で過ごしたい人。  もちろん、食事は、外のテラスで・・・・。ちなみに、絵も、よほど炎天下で倒れそう、とか、 風で絵が吹き飛ばされて、それを追いかけるだけで一日が過ぎてしまうとかでない限り、外で描くのが大好きです。出来たら、寝室も外に作りたいかも。 (わたしゃ、嫌だよ〜〜〜〜〜) 

ですから、キッチンから直接出ることの出来るテラスは必需品。 kumatoさんの頭の中には、現在住んでいる家にあるような、石をアーチ型に組んだ柱が支えるテラスの設計図が既にありました。 (ちょっぴりお城タイプ)


と、と、ところが、  最初の設計士との話し合いで、そのkumatoさんにとって当然の設計案は見事にぶち壊されました。何しろ、この建物は歴史的建造物として認められている家なので、 勝手に外回りを変えることは許されていないと言うではありませんか!?? 昔は、そうした決まりは緩かったそうですが、 年々新しい法律が出来て、 厳しくなる一方なのだそうです。

それを聞いたkumatoさん、 大パニック。 キッチンから直接出られるテラスが無い、ということはkumatoさんにとって、もうこの家には住みたくない! と言いだしかねないほど、到底受け入れられない事実!!! emoticon-0132-envy.gif

めまいで倒れそうなkumatoさんを、何とか慰めようとする非力な私・・・・・emoticon-0134-bear.gifemoticon-0130-devil.gif


すると、設計士さん、

’ あ、でも、 一階テラスを作るのは大丈夫よ〜〜〜〜〜〜  建物を変えなければよいのよ!’
 


 kumatoさん              emoticon-0148-yes.gif emoticon-0102-bigsmile.gif 


私、’ほ・・・・・・じゃあ、 二階のキッチンから、一階のテラスにおりる階段を作ればいいね〜〜〜 ! (^ー^)’


kumatoさん、
いや、ならば、一階にキッチンをつくろ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!emoticon-0102-bigsmile.gif ’


 

それが、まさか、 あのトイレを作る騒ぎに発展するとは、この時には、もちろん知るよしも無かったのですが・・・・・・・・ 


さて、 テラスは、

私達が毎日の生活に使う部分に、 家から直接張り出す形で、大きく作ることにしました。 

ちょっと分かりにくいかと思いますが、この図の、黄色の所に、かなり高い石垣を作り、テラスにします。  建物の床の高さが、傾斜によって違うのですが、 テラスは統一した高さにすることにしました。 とすると、 テラスの高さはかなり高くなります。


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(酷い図、これではわからないね!)


まずは石垣を壁のように作って、 テラスにする所は土地を盛り上げないと行けないので、 そこには、建物を壊したガレキ( 例えば壁をたたき割ってドアを作るときの残骸とか、 壁そのものをたたき壊した石とか、コンクリートの床をたたき壊した残骸とか、ワイルドないろいろなもの・・・・)をその中に放り込むとか....。 

そして、最後にフタをするように石畳をしくそうです。
そうすれば、建築廃材も有効利用できるし一石二鳥との考え。 今現在住んでいる中庭もそのようにして作ったそうです。


さて、 今、  現在はどういう状況でしょうか!?  また次の記事で・・・・・・
by tomomato | 2012-06-27 06:38 | 石の家の話 | Trackback | Comments(6)

愛しの Alp Devero 2

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さて、 お昼を食べて満足し、さらに道を進める皆様方に、遅れながらも必死でついていく私。ただし、 途中から道が雪の中に・・・・・ 
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こんな感じで何度も雪渓を超えて歩き続けました。 私たちはしっかりとハイキングシューズを履いているのに、 何とベドロは、布製のいわゆる’運動靴’履いていましたよ??  いくらスイス人でも、それは無謀では???  

いや〜僕、 アメリカ人の観光客みたい!   などとへらへら笑っていましたが、 いや、単なる無謀でしょう? ここ、一応ちゃんとした山なんですけど。

一応良い靴を履いている私たちが前を通って雪を踏みしめ、 その上を彼が歩きました。 何しろ変な所を踏むと、 太ももまでざっぽり雪の中に陥るので・・・・


そんなこんなして歩いている途中、 

突然立ち止まるペドロとマルティン!!!  


なんだなんだ!??   後方から慌ただしく駆けつける私に、 人差し指を口に当てて

しーーーーーーー!!!  (静かに!)


え? 






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これ、なにものか知りたい人は下をクリックしてね!

遠く遠くに見えたのは・・・・
by tomomato | 2012-06-26 06:25 | 石の家のある所ー0SS0LA | Trackback | Comments(2)

愛しのAlp Devero 1

 


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6月初めのある日、ケルト時代のストーンサークルを訪ねた翌日、 kumatoさんのお友達とここ、Alp Devero に行ってきました。 Alp Devero は、 スイスとの国境にあるアルプスの山々の一つで、3000m級の大きな山です。 また、自然公園に指定されています。 私は、この近くにある、数ある山々の中でも、特にここが大好きです。 季節ごとに、その自然の表情が違って、本当に美しい!!!!  いつも感動します。一角にスキー場もあり、 春夏秋冬と、山歩きに、スキーに、そしてスケッチをするためにと、訪れる場所です。 私は、ここを密かに、

             地上の天国 

とまで呼んでおります。家からは、 車で30分くらいの所に位置しています。 

kumatoさんは、 家のことでずっと忙しかったので、 久しぶりに会うお友達となにか、ちょっと特別な楽しいことをしたい! というので、Deveroに行くことにしました。  今は、 雪解けで春のお花が(高山植物)が素晴らしいというので、是非! と・・・・ 




Alp Deveroの美しい花々を見たい人は、下をクリックしてね!

そんな訳でお弁当をもって出発した私たちですが・・・・・
by tomomato | 2012-06-25 06:20 | 石の家のある所ー0SS0LA | Trackback | Comments(4)

古代に思いをはせて・・・・

ケルトの話題について触れましたが、 実は、 私の家にも怪しい??ものがあるのです。



それはこれ・・・・・・
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何と、岩絵 (線刻画) が、 中庭の通路の岩の上のあちこちにあるのです。 
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ただ、残念なことに、いつの時代の物かは分からないのです・・・。
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中には、はっきりとアルファベットと分かるものや、数字らしきものもあり、 予想としては、 おそらくとても古い物と、比較的に新しい物とが混ざっているのではないか?と思います。 専門の方に見ていただける機会があると良いのですが。 
現在は、通り道を造るためにコンクリートがうたれている所もあり、 その合間の所々に見られるので、奇麗にコンクリートを剥がして岩肌を表したら、おそらくまだまだ沢山出てきて、もう少し詳しいことが分かるのではないか?と思います。(一部は公けの道なので、 剥がすことはできないのですが・・・) 


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近くにストーンサークルがあるくらいですから、古代に人々が、この岩の上に住んでいたという可能性は十分に考えられるかと思います。  日当りが良く、水はけの良いところに位置していますので、人が住むにはもってこい。 もしかすると古代からずっと、人々がここに住んでいて、大分後になってから、この家が建てられたのかしら? と勝手な想像を膨らましてわくわくしています。
 
もし、これらの岩絵がずっと後の物だったらちょっとがっかり??emoticon-0101-sadsmile.gif 知らぬが仏?


実は、 kumatoさんは、incision = インシジョン= 岩絵・線刻画 フェチemoticon-0152-heart.gifで、 それらから自分の絵画へのインスピレーションを沢山受けています。 イタリアに、Val camonica ( ヴァルカモニカ)という世界遺産に指定されている場所があるのをご存知でしょうか?。
 
Val camonicaには、約一万年前からローマ時代にかけての岩絵が残る岩群が、何カ所にもわたって、数えきれないほど残されているのです。

ここから車で2−3時間の所ですので、 kumatoさんは何度かそこに訪れています。 私も、一度、一緒に訪ねてみましたが、 そのあまりの膨大な規模の岩絵の岩群に圧倒されっぱなし。スケッチをしながらでしたので、2日滞在しても,そのごく一部を見ることが出来ただけでした。。 

(あの近くのアグリツーリズモのご飯が、 ものすごく美味しかった!  名前を書いておけば良かった!)

岩に描かれている絵から、当時の人々がどのような生活をして、どのような意識を持って暮らしていたのかが伺われる上に、時代の変遷に従って表現方法も変化し、(直線で表すシンプルな表現から、より曲線的、絵画的な表現に変わって行きます)アーティスト?の個性や技術の差も表れていたりして本当に楽しかったです!! こういう物に特に興味が無い人でも、 思わず楽しくなってしまうかも?  

当時の人は、字の代わりに絵で歴史を記録していたようで、 どのような家に住んで、どのように狩りをして、どのように宗教儀式を行ったかということの上に、さらには何と、 戦争の様子が必ずありありと表現されており、 人間の歴史には、戦いが欠かせないものなのだとちょっぴり複雑な気持ちになりました。牛に引かせる戦車のような物とか、 兵器とか、結構リアルに描いてあって・・・・・


少し、Val camonica 岩絵を参考までに紹介しますね。 岩絵は、光の加減で全然見えないこともあり、(日中日が高いときよりも、 夕方、もしくは朝早くに太陽の光が横からあたる方が見えやすいです。 日が高いと、石の皺なんだか絵なんだか分からないことも!   emoticon-0124-worried.gif
写真も 全く腕がない 難しいので、 ここにあるのはごくほんの一例です。もっともっと複雑で迫力のある絵がいっぱい、 規模も、質も、 この数万倍バリエーションに飛んでいて面白く、素晴らしい! と想像してみて下さいね!



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これなら、うちのと余り変わらないのでは???  
(おいおい、世界遺産とはりあってるよ・・・・・)




<人>
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戦う男の典型です。 男と女の表現が、 面白かった! 女の写真がなくって残念! 




<おうち> 
何と、藁葺きの高床式ですよ!???  日本と同じ!!! ネズミ返しもあったよ! 
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<しかさん>
かわいいね!
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と思ったら、狩りの様子ですね。 犬? が鹿を襲っている!!








 





ええ、そりゃあね、 あの世界遺産のVal camonica には負けますよ。 何たってむこうは世界遺産ですからね・・・・・・・  
(それが何か?!??)





<戦いの様子>
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  言うまでもなし・・・ 凄い迫力・・・





<戦いの前の霊的儀式の様子?>
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<オマケ>   古代人から学ぶkumatoさん・・・・・・・


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本当に面白いから、 機会があったら是非行ってみてね! 
by tomomato | 2012-06-24 05:44 | 石の家の話 | Trackback | Comments(2)

ストーンサークル

石の家は、イタリア、 ピエモンテ州 OSSOLA  ( お空 みたいな名前で好きです)にあります。 まだ、余り観光化されていない地域なのですが、実は素晴らしい自然にあふれた、魅力的な場所です。 この辺りのことも、 これから少しずつ紹介して行けたらと思っています。  特に山々は魅力的です。 それぞれの山が、違う自然の表情を見せていて独特の魅力があり、とっても素晴らしいです。 

私がこの地域に初めて来だしてから、既に4年はたっているのですが、 まだまだ知らないところ,知らないことがたくさんあります。

先日、kumatoさんの、ブラジルに移住したお友達がいらした時に、近所にあるケルト時代のストーンサークルに行ってみようということになりました。 
ここは、前に行こうとしたことがあるのですが、表示がまだ整っていない頃で、道に迷ってついに見つからないまま帰って来てしまったのです。

最近、しっかりと道表示されているということで、 あらためて行ってみることに・・・・・



家からは、 本当に歩いて行ける距離にあります。道路から横道にそれ、しばらく森の中を抜けていくと、 急に開けて、このようなストーンサークルがありました。


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かなり大きなストーンサークルです。 むこうには、このような巨大な室が・・・・・


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私は、イギリス、スコットランドに住んでいたことがあるので、ストーンサークルは見慣れているのですが、 これはかなりの規模のもの。 先日ここにやって来たスコットランド人のお友達も、 

’ここは凄い、 オークニーアイランドにあるサークルは、感動的だけれど、そこにも負けていない!’

と豪語していただけのことはあります。

こんな物が、近所にあるなんて!???? 
(唖然)
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お友達、マルティンは、 

’絶対にこの大きな中心の石が、祭壇よ、ここに生け贄を置いて、殺して捧げたに違いない! ’


と興奮しています。(写真左奥に見える大きな岩のこと) emoticon-0107-sweating.gif


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ペドロは、 落ちている小石で臨時のペンデル(振り子)を作って、 エネルギーを調べ始めました。 どの石が、祭壇か? 何処にエネルギーが集中しているか? を調べているそうです。(ほんとかな? ちょっと怪しそうだったぞ)  


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結果、 やはり、中心の大きな石がそうではないか・・・・・ということになったようです (しつこいけれど、 本当?)。 
マルティンは、その大きな石の、少し色が濃くなって、別のところとは違う表情を見せているところを指さして、 

’これが生け贄の血の跡に決まっている!’ 

と不気味なことを言いだすので、ますますそのように見えて来て怖くなってきました。  

縦にさしてある? 平たい石は、 一つだけ半サークル上から外れて、 祭壇と決めつけられた 呼ばれる石に向かって刺さっており、 おそらく太陽の光でその石が陰を作って、祭壇上に線を作る時に、 祭りが行われたに違いない,それは夏至か冬至だろう、 その時に来てみよう! とひとしきり談義。 私は、ちょっと生け贄の印象があまりに強かったので、 早くそこを去りたい気分になってしまいました。 (ブルブル・・・)

其の後は室に入ってみたり。

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その後、 そこからさらに30分ほど山を下り、 森の中を抜けた、別のストーンサークルにいきました。 そこは、まだ整備されておらず、生い茂る森の中にあり、 サークルも腰までの深さのシダに隠れてはっきりとは分かりません。 なんだかとても神秘的な感じでした。 生け贄用の台のような物はありませんでした。   けれどもサークルの後ろにそびえている大きな室は前の物より大きいです。 いったいこの室は、 何のために作られたのか?
カメラをkumatoさんに渡してしまったので、2つ目のサークルの全体像が無いのですが・・・・・


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中は、5−6mの長さがあります。 入ったら、何のために作られたかその理由を少しでも感じることが出来るかも? と思ったのですが、 なにしろ中は真っ暗で、 しばらく目を慣らすまでに時間がかかりました。  じーっとひんやりとした空気の中で佇んでいましたが、 足がしびれるばかりで、何のインスピレーションもわいてきませんでした・・・・・・・・・・・とほほほほ  



あげくの果てに、こんなことして遊んでました。(おいおい、文化遺産、良いのか?) ちなみにこれは、オイリュトミーで、 獅子座のジェスチャーです。 (ところで、オイリュトミー、ご存知?)

地を貫き、なんだか空に雄大に広がるエネルギー、そんな気分でなぜかこのジェスチャーが出てきました。   

あ、ヘンな顔の表情は、ジェスチャーとは関係ありません。( おまけにおへそまで出ている・・・恥) 



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ケルト時代にここに人がいたということ、そして、今、ここに自分がいるということ。 考えただけでドキドキ・わくわくします。  地球のそれぞれの場所に、 記憶というものがあるとすると、 私が今、ここに立っているという事実も、 この大きな石群と同じように、 その記憶に刻まれるのでしょうか。


車で行ったところに、悪魔が谷の反対側(数キロメートル先です)にまでかけようとした橋と言われている、古代の巨大な石の塔、あるいは門のような物が残されているそうです。 (本当に超巨大らしいです。 写真でしか見たことがありませんが)今度は、そこに行ってみたい!  

  



 
by tomomato | 2012-06-23 05:24 | 石の家のある所ー0SS0LA | Trackback | Comments(10)

丁度半年前のこと

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夏至のお祭り、ヨハネ祭が近いので、 丁度半年前の今頃のことをアップしてみようかな? と思いました。いきなりクリスマスツリーのスタート、

まるっきり季節はずれなのですけれど!!?? ・・・・



去年のクリスマスイブは、 今住んでいるお家にちゃんとクリスマスツリーを用意して、かなり気合いをいれてごちそうを作りました。  当時は、ブログのことは、考えていなかったので、ごちそうの写真はなし。 確か、ビーツのサラダ、 大根のサラダ、 そしてもちろん庭から採ってくるいつものグリーンサラダをそえて (色を赤白緑で)、 手打ちのラビオリ2種、(一つはレモンのラビオリだったか? セージバターソースか、レモンソースか? 覚えていない。 もう一つはカボチャ。 これはクルミのソースだったか? )  ブランチーノのハーブ詰め オーブン焼き・野菜のグリル添え、 柿の3つの顔・アイスクリーム&ソルベ (柿のアイスクリームとソルベに生柿のソース添え、干し柿/ミント飾り) アドベント中に仕込んだ手作りシュトーレンとクリスマスクッキー各種、 こんな感じだったと思います。 来年は絶対に写真に残すぞー!!!  (やる気まんまん。 でも、料理に集中しているときは、写真どころではないですよね....)  


翌日は、改築中のお家にいって、 クリスマスランチをしました!  去年の12月は本当にお天気に恵まれ日中は暖かく、何と、日差しがさんさんと入る半テラス?のお部屋でお祝いすることが出来ました。 




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さて、 いつもの様に、 暖炉の火で調理した物は・・・・・・

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・・・・・大きなスプーンではなく、棒でかき混ぜているところが凄い

コッツェ(ムール貝)のスープ!!! 



何しろ前日もの凄くたくさん食べたので、 昼はサラダとスープ、そして薪ストーブで焼いたローズマリーのフォカッチャに、クリスマス用に特別に買ったおいしいチーズで十分! (って、かなりの量ですが・・・)



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家では、 必ずトマトのピュレーを煮込んだソースに、フレッシュなトマト(出来ればチェリートマト)を入れて仕上げます。  庭から摘んで来たパセリをわんさか入れて・・・・


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焚き火の火で作ったご飯は、 どういうわけなのか、 本当に美味しいのです。 この少しスモーキーな、けれども全体に味がまろやかになるような、 何とも言えない美味しさ。
みんなで、がつがつと 舌鼓をうちました。

デザートは、お友達が作って来てくれたトリュフチョコと、 クリスマスクッキー各種、ひたすらシュトーレン、 
やはり焚き火で入れたコーヒー・・・・・・



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とってもとっても祝福された、 素晴らしいクリスマスでした。


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なんと、 12月なのに、まだイチゴがちょっぴりなっていました! ・・・・・

後半年でもう、また別のクリスマスがくるなんて・・・・・・ (焦)



毎日、 思いっきり大切に過ごさないと、あっと今に年月が経ってしまうぞ・・・・・
(と、自分に言い聞かせている・・・・・) 





この近くの教会では毎年、 中世のクリスマスを再現しています。本物のロバやヤギ、馬、羊までわんさか登場して、 町中こぞってまるで大きな中世の生誕劇!!   天気がよければ、24日の夜中にいつもそれを見に行くのですが、 これも凄く面白いので、 クリスマスに近くなったらアップしますね! 今はあまりにも季節はずれなので・・・・ 







ついでに、クリスマス最後の日、1月6日に作ったお菓子・ガレットデロワ
練り込みパイ生地が、めんどくさかったな・・・・・


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フェーブを用意していたのに、入れ忘れ、 後から裏から穴をあけて無理矢理押し込んだ、あほな私・・・・・


追伸) 時間の余裕がある時に、出来事を忘れないように記事を先立って用意しているのですが、まだ本当になれなくって、非公開にしないまま編集をしていたり、 あるいは公開してからも間違いを見つけてまた編集し直してから送信したり何回もしているのです。 その間に見て下さったり、コメントをくださったりした方、 突然記事が消えていたり、せっかくくださったコメントが消えてしまったりというようなことがありましたら、本当にごめんなさい!   もう少し慣れてすんなり投稿できるようになるといいなと思っているのですが、何しろおっちょこちょいで間違いを沢山してしまうし、 このようなことはこれからもおきそう・・・・(気をつけます)
もし気を悪くなさるようなことがあったら、 本当に申訳ございません・・・・emoticon-0107-sweating.gif 

















 
by tomomato | 2012-06-22 05:43 | 石の家の楽しく幸せなできごと | Trackback | Comments(8)

もう夏がやってきた・・・・

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寒い雪景色等アップしている間に、もう夏がやって来た・・・・・・

そうなるとちょっぴり焦りだすのがこれ、

去年の夏からひたすら作り貯めて来た、地下室にあるコンポート等の残りの処分・・・・


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チェリーのコンポート2種類、 ピーチのコンポート、 プラムのコンポート、 イチジクのコンポート、 洋なしのコンポート、りんごのコンポートなど・・・・おまけに栗の渋皮煮まで一瓶残ってる!???    冬前には、少なくともこの7−8倍以上棚2段にびっしりあって、 (何しろ去年の夏はピーチの豊作で、 750cc 入りの瓶、少なくとも50本は作りました。) せっせと人にあげたり、食べたりしたのだけれど.....  チェリーはまだ冷凍庫にも残っているしどうしよう。   今年は、チェリーの出来が悪いし、採りに行く時間もないかも知れないから、無理に消費しないでまだとっておこうか? 
ジャムは心配ないのだけれど、コンポートは、砂糖の量を減らしているから本当は、1年以内に消費したいのだけれど・・・・・・


それから、トップの写真のものーーー瓶や缶に入っているもの、


干し果物!   

干しイチジク、 干したスライスの柿、干しアンズ、干しプラム、 干し洋なし等々・・・・・  収穫後は、これ又この少なくとも4倍はありました。   消費できずに新しい年の物が出来たら、 昨年の物は刻んでキルシュにつけるということをしているけれど、出来たらその年内に消費したいのです。 あのニックキ、が発生しやすいし。 だって、美味しいものね。


だんだん気温が高くなってくると、いろいろと気を揉むことが増えてきます。 




という訳で今日はこれを使って (瓶がホコリだらけ・・・今気がついた)
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これを・・・・・
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チェリーのリコッタケーキ。    リコッタ500gに砂糖を100g、卵黄を一ついれて、よくまぜ、チェリーをしいたパスタフロッラ(パートシュクレ)の上に流し込んで焼きます。 シンプル。今日は少しリコッタにアマレットを足して香り漬けしました。 
あれ、 猫に端が食べられているじゃない!??  サンボ(2匹いるうちの一匹)め!!又やられた! 

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ペパーミントを飾りにのせてみたけれど・・・・・写真が暗い?   

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それから、先のこれらを使って
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これを・・・・・
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スイスの伝統的お菓子、ビルネンブロートを 適当に 私風にアレンジして作ったお菓子。 本物のビルネンブロートはパン生地をドライフルーツのペーストに練り込み、さらにパン生地で包みます。しかも地方によって、ライ麦の生地だったり、小麦粉の生地だったりいろいろなバリエーションがあるようです。 でも、私はぱりぱりした食感の方が好きなので、別の生地で包んでいます。中味もパン生地は練り込みません。 
  
元々は、干した洋梨がとっても固いので、消費に困って、作り始めたお菓子です。いったいどうやって食べたら良いのかしら?と悩んでいたら、スイスでは、これをビルネンブロートに使うんだよ、 とkumatoさんに言われて、 あ、そうか? だからビルネン(ドイツ語で洋梨) か、とあらためて理解した次第。ビルネンブロートは何回も食べたことがあるけれど、 その中に洋梨が入っているのは気がつかなかった! (って、名前の通りなのにどうして気がつかないの!? )   

干した洋梨を白ワイン(お水でも、アップルジュースとかでも)につけて戻します。 それをバーミックスでガーッとペーストにし、 食感を残すために、刻んだ干しイチジクと干し柿、そして、タップリのクルミとヘーゼルナッツ、 (ーーーー これらも昨年の秋、kumatoさんが山から採って来たのが、消費を待つべくわんさかあります。 まあ、これは秋まで次のは手に入らないので、焦らなくても良いけれど。美味しいのだけれど、山の実は割るのに時間がかかるーーー ),そしてさらにキルシュにつけてあったドライフルーツミックスを混ぜ込み、 ペースト状態にします。  それを広げたパスタフロッラ(パートシュクレ)にすっぽり包んで焼きます。 これだと、一度にタップリの干し果物が消費できるのでうれしい! (^ー^)  

もちろん、味はとてもおいしいです。   ドライフルーツだったら、何を組み合わせても美味しいのでは? と思います。 中の餡(ペースト)?に砂糖をつかっていないし、包む生地も、砂糖少なめで十分です。ぱりぱりのクッキー生地を噛むと、 干し果物のじっくりとした甘みが口の中に広がり、ナッツのかりかりがアクセント。 これは、kumatoさんの大好物です。




でも、いつも思うのですが、家庭のお菓子の美味しさの秘密は、作る手間暇かな?  収穫した果物を一つ一つ小さく切って、干したり(これは、いつもkumatoさんがします。 本当にまめまめしく、 おっくうがること無く、山の様に積もった果物を処理して行きます)、コンポートにしたり、(これは私。 切るのは主にkumatoさん。 なので、家のコンポートはとってもラフな形をしています) あるいはクルミやヘーゼルナッツの皮を一つ一つ割って、中味を楊枝でほぐしだし、 殻を念入りに選り分けて。

たった一つのお菓子に、どれだけの手間暇とその作業にかけられた心が入っていることか。 昔から、料理やお菓子作りは好きでいろいろと作っていたけれど、自分が生きるこの土地で育ったものを収穫し加工したものを、料理やお菓子作りを通して形にして行く作業には、またまったく違う思いがそこに入るような気がします。
質の違うプラスαの美味しさが加わるように思うのは、 気のせい?  
       

今日の夕食後のデザートは、 皮をむいて砂糖をまぶしてから冷凍してあったキウイ( 自分の家のがあるのに、さらに、森の中の打ち捨てられたお家のお庭に、ほぼ野生化して生えているキウイの木があって、採ってきました! 枝を落としてないから、 実が小さくて食べるのが大変だけれど、 甘みは濃く、美味しかった!)を少し柔らかくなるまで解凍して、バーミックスでガーッとして(私これ特技です(笑) )シャーベットにして食べました。

あれこれ集めては貯め込んで、ほくそ笑んで冬を越す、リスみたいな私たちです・・・

(^ー^)・・




でもね、 この一見あたりまえの日常の暮らしが、 あたりまえどころか、どれだけ恵まれていて、幸せで感謝すべきことなのか、 あの3月11日の出来事以来、毎日骨身にしみて感じています。 
畑や山の物を採って食べることが出来るということ。 その美味しさを享受し、味わうことが出来るということ。 毎日、健康に目が覚め、健康に眠ることが出来るということ。 
それがどれだけ特別で貴重なことなのか・・・・・・・・・     

この自然な人間の営みをいとも簡単に、一瞬にして全て奪われてしまった祖国に生きる、たくさんの人々・・・・・・
しかも、失われてしまった昨日までの日々は、 もう二度と返ってくることはないのだ・・・・・・・

それなのに、その私の国では、原発が再稼働しようとしている。 いったい、 どうしてそんなことが考えられるのだろう?  いまだなお、 何も解決してはいないのに。     


私は、 自分のいるところで、自分の運命の中で、自分の心をしっかりと見つめながら、たとえわずかでも、自分の出来ることをして進んでいこうと思っています。
 
失ったものが返ってくることはない。 犯してしまった罪を、また過去にさか戻って、もう一度無かったことにしてしまうことも出来ない。 

それならば、 その体験から、 今、何か新たなものを作り出して行かなければいけないのではないだろうか? 新たな道を、 一人一人が、それぞれの場所で、 責任を持って探して行かなければいけないのではないだろうか。 

では、 私はまず何を・・・・・?



そんな風に、ひとつひとつクルミを割りながら、 考えていました。

 

大分前にこんな物を見つけましたので、最後に・・・・

by tomomato | 2012-06-21 06:31 | 今日のおやつ | Trackback | Comments(12)


イタリア@アルプスのふもと do田舎暮らしー自然と美しきものとの暮らし  大きな岩の上に佇む石の家でART*こころとこころのつながり*くいしんぼ


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