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カーニバル 17


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もう先々週のことになってしまったのですが、近くの街でカーニバルがありました。 
カーニバルといえば、バーゼルなのですが、 この時期いつもkumatoさんがイタリアにいるのでもう何年もバーゼルのカーニバルに行くことができません。
バーゼルのカーニバルは三日三晩続く中世からの伝統的な行事で、それはそれは規模が大きく圧倒されるものです。 
それに比べるとこの街のカーニバルは、規模は100分の1くらいかな? 


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毎年、私たちは出遅れるので今年は少し早めに行ってお昼ご飯もカーニバル会場で食べることにしました。








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街のマーケット広場では、例年のようにポレンタが銅の釜で作られています。







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ソーセージとポレンタ。 
私はちょっと胃の調子が悪かったので、いつものゴルゴンゾーラではなくポレンタだけいただきました。 ふわふわして温かくて美味しかった〜〜! 
ポレンタ、お家でちょっぴり作ってもこの味にはなかなかならないのですよ。多量に、銅の釜で焚き火の上でぐるぐるかき混ぜながら作ったポレンタの味にはかないません。
ただ、今年は、なんだか量が減ったような気がする。 夏のフェスタでも、なんだか量が半分くらいになったような気がしたのですが、 どこも経費削減でしょうか? 前はこの器にどば〜〜っと入っていて絶対に食べきれなく持ち帰ったのですが?  残す人が多かったからかしら? 





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その後、時間があったのでkumatoさんはデザートにジェラートを食べていました。まだまだ寒いのに〜〜〜!
あの量のポレンタじゃ、足りないよね? 




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kumatoさんは、 今、人物画をテーマにしているのでカーニバルのスケッチをしようと張り切っていました。 さてどうなることか?






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2時半からの予定なのでもう続々と見物人が集まってきているのですが、 いつまでたっても始まらない、ここはイタリアだったということを思い出しました・・・・でもね、イタリア人って忍耐強くて待つことに慣れているのか、 誰も時間に始まらない! とか文句言う人いないのですよ。 楽しそうにただ待ってます。  それにはいつも本当に関心します。 

3時過ぎにやっと始まりました〜〜〜〜


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太鼓の音とともに、街のメインストリートを色々なグループが仮装をして練り歩きます。




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イタリア人、 自分たちの中世の歴史に非常に誇りを持っているみたいで、おそらく全員が中世の頃の服を家のワードローブに隠し持っているのではないだろうか? と思われます。 こう言うフェスタの時には必ず中世の服装をしていることが多いです。   それとも、 うちのあたりだけなのかなあ????



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でもそれがまたとっても似合うの〜〜〜〜!
普通の現代服着てるよりもずっとずっとかっこい〜〜〜〜! 



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ま、 たまにこのような方もいらっしゃいましたが・・・・・



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ぷっ  これ、手作り感満載。 幼稚園の子供達の参加でしょうか? はぐれない、転ばないようにみんなで手を繋いで緊張している様子が可愛い!!





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見物客ももちろん仮装して良いのですよ。 子供達は楽しいですよね。
バーゼルでは、一日は子供達の山車の日があります。 本気で仮装していて見所満載です。



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この青い仮装は、魚を表しているようでしたが・・・・・・・よくわかりません。



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もうね、やってる人が楽しそうだから、それを見ている方も幸せになるような気がします。  仮装や音楽自体はバーゼルに比べると素人っぽくてイマイチなのですが、それがとても微笑ましいし、 それにイタリア人ってとっても陽気で楽しいので、 こういう催しの時にその中に身を置くのがとっても楽しいのです。  




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が、kumatoさん・・・・・・
子供の時からバーゼルの素晴らしいカーニバルとともに人生を積み上げて来た方なので、 楽しみつつもつい比べてしまい、 スケッチをする気になれなかったようでした。 笑





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この街のカーニバルも、 イタリアの経済事情のせいなのか? 一時期どんどん規模が小さくなって、山車の数も減っていて心配していたのですが、 ここのところまた盛り上げようという努力があってか、 今年はたくさんの山車が出て、人出も多くなかなか盛況でした。 
何より子供達が楽しそうなのがいいですよね。
ここはスイスとの国境のすぐ近くなので、 毎年、国境を越えて最初のスイスの村からも山車が参加しているのですよ。  



 
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山車が終わった後ではマーケット広場で色々なグループのコンサートや演劇などがあり夜まで楽しい雰囲気が続くようでした。
私たちは、 そのまま家に帰ってしまったのですが。




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ちょっぴり盛り上がった楽しい一日でした。 
カーニバルは、カトリックのところとプロテスタントのところで、いつも一週間ずれて開かれるのです。 (おそらくイースターまでの日数の数え方が違うのかと思います)  
この街はカトリックなのでこの日だったのですが、バーゼルはプロテスタントなのでその一週間後にいつも開かれます。 スイスでは、カトリックとプロテスタントの街が入り混ざっているので、 私が以前住んでいたところでは隣町通しで一周違いでカーニバルがあって、とても楽しかったですよ。 
もしこの時期にヨーロッパに旅行される方がいらっしゃいましたら、 カーニバルを予定に含めると面白いかもしれませんね。

バーゼルは、もちろんおすすめです!!! 朝四時、真っ暗な中に始まる開会の山車の練り歩きが、本当に印象的です。 午後の部に行く時には、必ず大きな袋を持っていきます。 山車からオレンジやザボンやお花やキャンディが投げられるので、それらを本気でかきあつめると大きな袋いっぱいに収穫を持って帰ることができます!  笑
傘とかもらったこともありますよ。  ただし、その代わりにコンフェッティと言う紙吹雪を頭から被せられることもあるので注意しないといけないのですが。 

あ、ベネチアのカーニバルには是非一度行ってみたいです。   いつ行けるかな?   





 

by tomomato | 2017-03-11 08:33 | 石の家のある所ー0SS0LA | Comments(2)

いつものクリスマスイブの過ごし方


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クリスマスイブには、いつも隣町の ’生きた’ プレセピオを見に行きます。 今年も、食事が終わった後出発しました。 

いつも私のブログを見てくださっている方は、’またか’ と思われるかもしれませんが、飽きずに毎年同じ光景の写真を載せています。 







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街の中は、 電灯が消され、代わりに松明が街灯として灯されているのです。 この街は古い石造りの家がほとんどなので普段もとても素敵な雰囲気なのですが、 松明の光の中に浮かび上がってとてもとても神秘的な雰囲気です。中世にタイムスリップしたみたい。





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町中のあちらこちら、建物の外や中で、 昔の生活の様子が再現されています。 
洞窟みたいな入り口を入ったら香ばしい匂いが!   チーズが入った生地を薄く焼いたお菓子を作っていました!
これ、大好き! 



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街角では石大工さんや、





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研ぎ屋さんや





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靴屋さんや鍛冶屋さんなどが頑張って働いていました。質問するとそれぞれ答えてくれるのですよ。






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木こりさんたち。  昔はチェーンソーなんてありませんでしたからね。木を切るのも大変な作業です。




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街の中を音楽隊が練り歩き、 クリスマスソングを演奏してくれます。




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ここでもkumatoさんが楽しみにしているのはグリューワイン!   
この日、2杯も飲んでました!




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今年初めて見たのはこの方。 弓矢を作っていらっしゃいます。 


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この方、普段は趣味で作っていらっしゃるそうです。 昔の道具を使って作られた弓矢は芸術品のように美しいです。





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ほら、子供達もこの弓矢のおじさんの作業を目を見張って眺めていて、すっかりヒーローになっていました!
こういうのって本当にいいなあ。 昔はこんな風に、子供達は大人に対する敬意の念を普段の生活の中で養うことができたんだろうなあと思います。





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しばらく先に行くと、ハーブ屋さんがハーブティをご馳走してくれました。




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なぜか時代が進んで写真屋さんが! 笑

でもこの方、本格的でマグネシウムを使ってフラッシュを焚いて見せてくれましたよ。 映画のシーンみたいでした!


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かっこい〜〜〜! 笑


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見慣れた光景の街角も、 周りの雰囲気で盛り上がって神秘的に見えます〜〜。




街の中心の建物の中に入ると、



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昔の粉ひきで挽いた粉でパスタを作ってました!  




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羊の毛を紡具作業・・・・ のどかでしょう?

毎年見ていてもなぜか飽きないのですよ。




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かまどで焼いた薄いフォカッチャも食べられます。




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チーズ屋さんも!
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普段は味見させてくれるのですが、この日はなんだかミルクの調子が悪くて固まらなくって焦ってらっしゃいました。  ま、そういうこともあるわ〜〜〜  って笑ってた〜!




他にもポレンタ屋さんとか、甘栗屋さんとか、 いろいろとつまめるものがあるのですが、 ほとんどすべてタダなのですよ。 
グリューワインは、確か寄付の箱が置いてありました。   








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そしてこの日は動物たちもヒーロー!!!  



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馬も、ロバも、羊も、ヤギもプレセピオの大切な主人公です。 




夜中の12時近くになると、 ベツレヘムにたどり着いたジョゼフとマリアが、子供を産むための場所を探しに街の中を歩いてやってきます。  結構大きな街でそれぞれ時間を過ごしていた大勢の人たちも、’くるよ!くるよ!!’ と互いに声を掛け合って、 一斉に坂を下りて(街は坂の上にあります)馬小屋がしつらえてある教会までぞろぞろ降りていきます。  

マリアとジョゼフは、たくさんの天使や動物たちと一緒に降りてくるのですよ。 

同時に、空には ’聖書の通りに!’ 大きな星が !!!





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ぷっ

窓から、星を出発させる人がいるの・・・・ 笑 
星の重さでゆっくりスロープを下りていく仕組み。    




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でもこの星、 夜空を流れて馬小屋まで結構な距離を降りるのですよ!!!  向こうに見えるのがマリアとジョゼフが宿を探し回った末にたどり着いた馬小屋です!!! 
中には本当にロバや牛など動物が控えております。 

この手作り感がたまらなくいい〜〜〜〜〜!!!  絶対にレーザー光とかに変えないでほしい!! (切なる願い)

この星が馬小屋にたどり着いた時が、この2〜3時間も町中で繰り広げられた生きたプレセピオの頂点!  大勢の人たちが馬小屋の前を取り巻き、 この瞬間を待っています。


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新しいカメラで、フラッシュをどう出せばよいかわからなかったので暗い写真ですが・・・・


神父様と子供達の天使に囲まれて向こう側に見えるのがマリアとジョゼフと赤ちゃんです。
毎年その年に生まれた赤ちゃんとその両親が、この役に選ばれるのです。 
神父様に祝福されて、 みんな、教会の中へと入っていきます。 そして真夜中のミサが始まるのです。



もう、毎年のことなのですが、絶対に飽きない!!  大雨でも降らない限り絶対に逃したくないクリスマスイブの催しです。 



おまけ


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フラッシュの使い方がわかって撮ってみたkumatoさん、
なぜかハンサムに撮れた〜〜〜〜 !! 









by tomomato | 2016-12-26 23:59 | 石の家のある所ー0SS0LA | Comments(14)

Spazza Camino 煙突掃除フェスティバル



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今年の夏は、 私の膝が悪かったこともあってあまり山には出かけませんでした。 おまけに異常な日照りの日々が続いて庭や畑が乾ききってしまい枯れてしまった植物も出るほどでしたので、二日以上家を開けることもできませんでした。本当は九月に入ってからエルバ島に行こうか、って言っていたのですが・・・・・涙

みんなが夏休みで楽しそうにあちらこちらに休暇に出ているにもかかわらず、 働きづめの夏・・・・・・涙

でも、おかげさまで本業に結構充実して集中することができました。 特にkumatoさんは、3年間の家の修復作業で画業からすっかり離れてしまいなかなか本調子に戻ることができなかったのですが、 この夏に何かをやっと掴めたようで、 とても充実した満足した様子で、私もホッと胸をなでおろしています。 

そんなこんなで、本業や、たくさんのお客さんや、畑や、保存食作りの合間を縫って地元のフェスタに何回か出かけて気分転換をしました。  

これは九月初めの、うちからちょっと離れたスイス、ティチーの地方との国境に近い街、サンタマリアマジョーレでのお話です。







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この街では、毎年、 煙突掃除人のフェスタが開かれるのです。 というのは、この地方は昔から煙突掃除人の伝統があるからです。
北イタリアの寒く貧しい村々から、体の小さな少年が家計を助けるために業者に二束三文で売られ、煙突掃除の仕事をさせられました。 ミラノなどの都会に連れて行かれ、体の小さな少年は煙突の中にスルスルと入って掃除をするのです。  一度、その映画を見たことがあるのですが、映画ではユーモアも含まれて描かれていましたが、現実は厳しく悲惨で、 そうやって汚い煙突の中で幼少の時から働かされた子供達は、早かれ遅かれ肺病になり短い命を終えることになるのです。 

もちろん、現代ではそのようなことはないと思いますが・・・・・




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このフェスタには、なんと全世界の煙突掃除のグループが集まってくるのですよ! ヨーロッパだけでなく遠くオーストラリアとかカナダとか、 そんなところからはるばるやってきます。 そして、みんな伝統的な煙突掃除人のコスチューム=真っ黒け! を着ています。 




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これは、おそらく煙突掃除人の人たちが自分たちのために楽しみ交流を深めるフェスタ? なのではないかと思うのですが、 見物客よりも真っ黒な人たちが街を埋め尽くし、 なんとも不思議な雰囲気になります。 







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実際にはフェスタは数日にわたって行われ、コンサートや、パレードなど面白そうな催しが繰り広げられ、ディスコやバーやパーティがあちらこちらで開かれて飲めや歌えやの騒ぎになります。 だいたいみんな飲んんだくれて酔っ払ってるような・・・・・笑






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私たちは、 ちょっとだけ様子を見に夜フラフラと出かけて行きました。








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別にこれといった催しもないので、 街の中を散策しただけなのですが、 なんともいえず不思議な雰囲気でしょう? 黒い人たちに埋め尽くされてるって・・・・・笑



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普段静かな街のレストランやカフェやバーは大盛況で、 あちらこちらに可愛いディスプレーもしてありました。 
私たちはみんなが集まって食べているフェスタのテントのところで食事をしたのですが、 メニューはイタリアとは思えないほどひどく(笑) まともなものは食べられなかったので、 混んでいてもレストランにけばよかったと大後悔・・・・・・・   



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食事が終わって街をウロウロしていたらこんな人が近づいてきました!!







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ぎゃ〜〜〜〜〜〜!!!!
この人、服だけではなく、顔も手も、すべて露出してある体に炭を塗ったくってあるのです〜〜〜〜

最初、面白がってみて写真とか撮ってたら、 とんでもなかった!!!
逃げても逃げても追いかけてきて、その真っ黒な手で顔をしっかり支えられました〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


ツマリ・・・・



私の顔も真っ黒〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!  滝涙



暗くてわからなかったんだけれど、街を歩いている女の人たち、結構顔が真っ黒な人がいた・・・・ 笑
みんなこの真っ黒な人たちにやられたんだわ!!! (女の人だけ狙う、確信犯 笑)





さて、ディスコなどで盛り上がるには疲れすぎていた私たちのおめあてはこれ・・・・(っていうか私のお目当て・・・)






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ふふふ・・・この行列を見てください。 これは、サンタマリアマジョーレの名物のスナックなのです。





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小麦粉とチーズ?のはいった生地を混ぜて混ぜて、弾力をつけます。 




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それをクレープよりもさらにうす〜〜〜〜く伸ばして焼いて、




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最後に軽くバターをささっと塗る・・・・






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これがね、 あなた、 美味しいのですよ〜〜〜〜〜〜







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パリッパリ、 サックサックで、 塩辛くて、 (甘いの想像するでしょ?でも辛いの)  たまらない!!
お食事が 最悪 イマイチだったので、 最後にこれを食べてまた幸せな気分に〜〜〜〜!!!


このフェスタでは、世界中の若い男女の煙突人たちが集合するので、(女の子も結構いるのですよ〜) いろいろと出会いもあるらしく、片言の英語で、 ’君、 どこから来たの〜〜??’ なんて会話もちらほら耳に入ってきましたよ。 笑 
みんな集まって楽しんで、 その楽しんでいる姿をおこぼれで見て、見学者は楽しむみたいな感じ??? 笑 







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by tomomato | 2016-09-24 16:57 | 石の家のある所ー0SS0LA | Comments(8)

素晴らしい催し テアトロ・ピエトラ






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つい最近まで30度の夏日和が続いていて、今年はこのまま秋は来ないのではないかとすら思われたのですが、数週間ぶりに二日ほど雨が降った後、 いつものように突然秋になりました。 
半袖半ズボンだったのが、 今朝は冷え込んでウールのセーターを着込んでいます。 
夏の間に撮りためた写真があるというのに、 なかなかブログに取り掛かることができなくて、 後で思い出という形で見ていただくことになるかもしれません・・・・・

さて、記憶が新鮮なうちに、おとといの日曜日にあったイベントについてとりあえず書いておこうと思います。






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私たちの家がある市は、数年前に市長さんがかわりました。  以前の市長さんは古い建物には全く興味がないどころか、 負の遺産として厄介なものとみなし、次々に古い素晴らしい石の家を壊しては駐車場を作ったりするような方でした。  中でも、素晴らしい美しい建物があったのですが、私たちの知り合いがやっているこの地域の歴史的建造物保存協会がストライキをしてまで反対運動を繰り広げ、さらにはトリノの歴史的建造物保存事務所が破壊を許可しなかったにもかかわらず、 勝手に壊して駐車場を作ってしまうという事件まで起こりました。   (こうした歴史的建造物の破壊、修復などは、すべてトリノの保存事務所の許可が要ります) 

新しい市長さんは、おそらく40代の元気で美しい女の方。  この方になってから流れが変わりました。 若き天才建築家のアンドレアや保存協会と協力しあって、地域の歴史的建造物の保存に力を入れるようになりました。

なんと、つい最近、 必要がない、手入れができない古い歴史的建造物は希望すれば市に寄付することができる。 その後、市が、 責任を持って修復の意思がある人に無料でその建造物を譲るという画期的な計画が発表されました。 

こうした石の家は、一つの家に何人もの所有権があることが多く、所有者の高齢化に伴って手入れもされずに壊れていく一方なのです。 おまけに古い家でも屋根がある場合には固定資産税を払わなければいけないので、 所有者にとっては負の遺産でしかなく、固定資産税を払わないために健全な屋根をわざと壊すという例もしょっちゅう見られるのです。(屋根さえなければ家とみなされず税金を払わないで済む)   そうした中、こうした画期的な提案を決めた新しい市長さん、 今回も素晴らしい文化的なイベントを催してくださいました。

前書きが長くなってしまったのですが、 今回のイベントは、シアターと音楽の祭典です。 
市の中心である高台にある教会のある場所と私たちの知り合いが修復中の山の中腹の森の奥にある、数年前までは全くの廃墟だった’消えた村’を結ぶ延長上にある5つの村を結んで、 見学者が歩きながら音楽や演劇を楽しめるような趣向を凝らしたイベントが行われました。 

各場所で演劇やコンサートが約15分ごとに公演されることになっていて、見学者は好きな時間に好きなテンポで森や野原を歩きながら見学して回ります。

朝起きたら、最初の写真ような曖昧なお天気だったので中止にならないか心配だったのですが、開催時間の10時になったら、うちの村の方から音楽が聞こえてきたので早速私たちも参加することにしました。




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うちの村の泉(うちから15m)のところで、 ハンを演奏するお二人。  わ〜〜〜 !  日常的にいつも見ている風景がこの音楽によって、全く違った素敵な空間に変わっていました。  このハンというのは、スイス人が作り出した打楽器なのですが、とても東洋的な響きがある美しい楽器なのです。kumatoさんの弟さんも演奏するので知っていましたが、これをイタリアで、しかもうちのそばで聴けるとは!  一気に幸せになりました。





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で、そこから5mくらい離れた村のピアッツアでは、一人芝居が!!!  いつもここに車を駐車して荷下ろしをしているのですが、なんだか別の世界に来たような気がします。



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うちの裏の、密かにベネチア通りと呼んでいる中世の通りの向こうからも、声が聞こえてくるので行ってみました。





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人が集まってる気配が・・・・






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うふふ、どこかの学校の演劇部かな? 一生懸命演じていました。





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犬は、演技者にお尻向けてる〜〜 笑  自分も演じてるつもりかな〜???


さて、隣村も覗いてみることに



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ここは二箇所に舞台が設置されていましたが、 演奏者はお客さんがあまり集まらないとやる気がないらしく、
なかなか始まりそうにないので次に行くことにしました。
ちゃんと時間を決めて演奏、演技をすれば良いのに、集まったらやる・・・・みたいな感じで、其処がイタリアらしい・・・・・  


仕方がないので、ずっと谷に向かって歩いてきました。



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ひたすら歩きます。



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それぞれの村は、結構距離があるのですよ。 

さて森を抜けると・・・



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やってるやってる。 小さなグループがちっちゃな村の野原で演劇をしていたので、しばらく見学しました。

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森の中には、もう野生のシクラメンが咲いていましたよ。 秋です。
さらに歩くと、村のはずれでまたグループに出会いました。




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この演劇グループは、中世の服装をして、即興で劇をしており、 ものすごいエネルギーでした。 




それからさらに歩き、つい最近まで廃墟だった森の中の村につきました。



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地域の知り合い達がやっている保存協会(kumatoさんも会員ですが)が中心となって、 全くの廃墟だった村を少しずつ修復しています。 
そこには今では、 小さな野外劇場も作られて、 いろいろな催し物が出来るように整えられています。この夏も1週間にわたって毎日、演劇やコンサートが行われて、誰も寄り付かなかった森の中奥の忘れ去られた村に、大勢の人たちが集まって、活気づいていました。  私は、全くの廃墟だった状態を知っているので、本当に信じられません。 あまりに家々が壊れていて、 近よるのが不気味なほどの雰囲気があり、kumatoさんも、この場所を修復しようなんてきちがいじみている、とまで言っていたほどだったのですよ。




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ちょうどお昼の時間で、ここでは軽い昼食が用意されることになっていました。



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お茶やワインや、スナック、そして一番の目玉は、石焼釜で焼かれたプレーンなピザでした。  次々に人々が集まってきて、ピザを焼いていた知り合いの人は、 こりゃ、1週間分の仕事を今日一日でやってる〜〜〜 って汗をかいて必死でピザを焼いていました。 




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しばらく団欒してからまた元の道を引き返し、今度は教会の方角へ登ることにしました。




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さっき聞きそこなったコンサートに運よく遭遇。
この人たちはフォークソングのプロで、 それがまたこの石造りの家の一角にとってもよく似合っていました。




それからまた森の中を教会の方向へ登っていくと・・・・




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ここでも、 演劇が。 子供向けの劇でしたがなかなか面白く、 私もシートに座ってゆっくり見学しました。
他にも、うちのすぐ下の広々としたフィールドでサーカスをやっていて、それも見たのですが、一旦家に帰ってカメラを持たずに出たので写真はなし。 


この村々での公演は、朝の10時から5時までぶっ続けでした。  午前中は、あまり人がいなかったので、残念だなと思ったのですが、午後から大勢の人たちが村々をめぐって公演をそれぞれ楽しんでいました。


土曜の晩は大きなジャズコンサートとともにオープニングの食事会で始まり、日曜日は一日、村々での公演があり、最後に夕方6時に教会の広場でプロによるコントの劇があり、食事会で終わりました。 (これもカメラなし 笑) たくさんの人たちが集まって本当に楽しい一日でした。

きっと、こんな催しでもなければ、私たちの村も含めた小さな昔の石の家のある村々なんて誰も訪れることもないのだと思うのですが、 大勢の人たちが関心を持って自分の足で回り、美しい石造りの昔の建物の醸し出す雰囲気の中で演劇やコンサートなど文化的な催しを楽しんで、 本当に素晴らしい一日でした。

うちの村のおばあさんやおじいさんたちも、 あちらこちら回って楽しんでましたよ。  

このイベントがある前に、実は市長さんがうちにやってきて、うちの玄関前のピアッツアを使いたいと言ってきたのですが、 ちょうど屋根の修復があるかもしれないというので、 別の場所で行われました。(修復は、いつものごとく先に延びました。笑)  まだ、修復用の石材や鉄の棒など建築資材が置いてあるので、ちょっと安全を考えると危ないのですが。  このイベントに合わせて、 一部村に手すりまで作られましたよ。 

前日には、 なんと市長さん自らがイベントの方向案内のチラシをあちらこちらに貼りにきておられました。

まだ若くてエネルギッシュな女性市長さん、 本当に素晴らしいインパルスを持った方だな、 と思います。
時々雨も少し降ったのですが、 暑すぎず、寒すぎず、一日お天気ももって、神様がこの素晴らしいイベントをサポートしてくれたのではないかな、 と感じたほどでした。



 

by tomomato | 2016-09-20 22:33 | 石の家のある所ー0SS0LA | Comments(12)

ぶどう祭り

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先週末、お隣の村でぶどう祭りがありました。 毎年やっているのですがいつもなんとなく逃してしまって、 今年久しぶりに行ってきました。







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ものすごい広い運動場のようなところにたくさんのテントが立ち、 豪快な炭火の焼肉やポレンタなどの食事をしたりくじがあったり、小型遊園地があったり、コンサートがあったり、かなりの規模の大きなフェスタです。 
日曜日の午後、パレードがあるというので出かけました。






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イタリア人って、本当に中世の自分たちの歴史に誇りを持っていて、 何かあると好んで民族衣装を着ます。これがまた似合ってかっこいいの。 





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若きも



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老いも






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ぷっこれは何じゃ? 笑






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数年前に行った時には、 遠くの町や村から色々なグループがやってきて延々2時間くらい見た覚えがあるのですが、今回はわりと小規模でした。 
しかも、 今年はいつもよりもずっと夏が長く、 この日も30度を超える暑い暑い日。





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こんな衣装着ちゃって、かっこいいけれどみんな汗だくなの。




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一生懸命演技してるんだけれど汗が滴り落ちていて苦しそうで・・・・
中には近くの泉に、演技の中断途中に走って行って顔洗ってた人もいました。  熱中症で倒れないか心配なくらいでした。






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ドモドッソラ(近くの街)のカーニバルもそうなのですが、年々不景気のせいかこうした大規模の山車が減ってきています。
こういう伝統的な催しはずっと続いて欲しいのですが。







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炎天下の中、暑そ〜〜〜〜  子供達、ぶどうを配ってくれましたよ。





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赤ちゃんも昔の木の乳母車で登場。 




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ワクワクしちゃうような飾りでしょう?





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ワインもただで大盤振る舞い! 飲み放題なのですよ!  






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飲めや歌えやで大騒ぎでした。笑





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みんなおしゃべりして、若い子なんか呑んだくれて酔っ払って楽しそうに木靴をからんからんさせながら歩いて、 見ている方もとても楽しかったですよ。






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最後に、巨大な会場に行った時に見つけたもの (会場はあまりに巨大すぎて写真の撮りようがありませんでした 笑) 
かわい〜  



8月後半から9月にかけてあちらこちらでフェスタをやっていました。 ほとんどは ’食べるだけ’ なのですが、 こういう伝統的な催しのあるフェスタは大好きです。 

by tomomato | 2016-09-15 04:15 | 石の家のある所ー0SS0LA | Comments(6)

シンプロン峠



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しばらく更新できなくてごめんなさい。 インスタグラムを始めたところ、早速、インスタグラムのプログラムのバグに当たってしまい、 なんとか修復しようと思ってもできないままで、そんなことに時間を費やしたりしてしまいました。(結局修復できぬまま・・・・汗)  途中スイスに用事があって行ったり、なんだかんだ忙しく過ごしています。

もう、数週間前のことになってしまったのですが、 シンプロン峠に行った時のことをアップしたいと思います。

シンプロン峠は、イタリアから国境を越えてスイスに入ってすぐのところにあります。 何時も車で通るのですがゆっくり止まって見てみたことはありませんでした。 
今、kumatoさんは山の絵を描いているので、シンプロン峠に生徒さんと一緒にスケッチに行ったらとても良かったので、また行きたいというので一緒について行きました。

いい場所はないかなあと運転していたら、 細い細い道がずっと上に続いているので、ひたすら登りました。 

こんなところに道があるとしたら、上にアルプがあるに違いない・・・・と確信してひたすら急坂を登りつめると・・・



あったあった・・・・





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夏になると家畜を連れてこんなに高いところまで登ってきて、チーズを作っていたのですね。 ハイジの世界。
kumatoさん、しばらくそこにいたおじいさんとおばあさんとおしゃべりしていました。 




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腹が減っては戦はできない・・・あ、仕事ができないので、早速お昼ご飯にすることに・・・



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思い立ってでてきたので、kumatoさんが急いで用意してくれたお昼ご飯。 切ったトマトが牛乳パックに入っているところがすごい! 焼いたばかりのサワードウのパンに、搾ったばかりのぶどうジュース。丸ごときゅうり。 なんだか豪快ですが、山の上で、最高のお昼ご飯でした。





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ここは標高2000mくらいかな? それなのに日差しが強くて結構暑いです。






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ご飯を食べた後は散策することに。 

kumatoさんは氷河になるべく近くに行きたいらしいのですが、私は膝を痛めているのでいまいち乗り気がしません。 それなのに・・・・




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ここを向こう岸まで渡って散策するっていうの!!

足が悪くなければね、 得意のバランスでぱっぱと石の上を飛んでいけるけれど、何しろ足に力が入らない状態、踏ん張れない状態なので怖すぎる。 いやだと言い張ったのだけれど、 無理やり渡らされました。

が・・・・・しばらく行ったらもっとすごい濁流が!!!




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なんと! kumatoさん、大きな石を投げ入れて渡り易いようにしてる〜〜〜〜〜  驚
無理やりにでもわたらせるつもりか〜〜〜〜〜 滝涙






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でもこれよ? ここ渡れって?





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ほら、簡単だよと飛んでみせる人・・・

だから〜〜〜 踏ん張れないんだってば〜〜〜 滝涙 



どうやってここを渡り、どうやってまた帰ってきたか記憶にありません・・・・・・・・・
恐怖の感覚しか残ってない〜〜〜〜 





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あとはこういう瓦礫の道。 これも足が悪い私にはきつかった。 這い上がるように石を乗り越えて歩きました。
向こうに見える白いのは、氷河ですよ〜!!
年々後退して行っているというスイスの氷河。 まだこうしてこんなに近くに見られるなんて感動です。
kumatoさんは氷河のあるところまで歩きたかったようですが、 登山道があるわけでもなく、瓦礫を乗り越えていく以外方法がありません。 到底今の私には無理なので、諦めてもらいました。 おそらく氷河のあるところまではひたすら登りで数時間かかるかな? 






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すでにここでも下界は遠いです。 あ、この瓦礫を乗り越えてここまで来たのです。
来たのはいいけれど、帰りはもっと怖かったです。






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やっと戻ってきて、しばらく絵を描きました。





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私はいまひとつやる気がなく、途中で昼寝をしてしまいました(笑)が、kumatoさんは一生懸命仕事をしていました。





後から望遠レンズで撮った氷河の写真



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いつまでも氷河が残ってくれると良いのですが。




最近、急に日が短くなり夕食の時にはもう日が沈んでいることが多くなりました。テラスには明るい電気はないので、 ご飯の写真はしばらくなしです・・・ 






by tomomato | 2016-09-09 05:06 | 石の家のある所ー0SS0LA | Comments(14)

お祝い週間、最終日。 モンテローザに会いに!



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昨日(日本時間おととい)、私のお誕生日でした。
朝起きたらkumatoさんが、紫陽花の大きな花束を作ってくれていました。 
何か楽しいことをしようよと前から色々と考えてくれていたのですが、何しろ私の膝の調子が今ひとつなので、 なかなか決まりませんでした。
結局、マクニャーガ(Macugnaga) と言うモンテローザのすぐそばにある場所に行くことにしました。
場所的には、ちょうどあの有名なツェルマットの裏側になります。 




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はじめて行くところのドライブはとっても楽しいです。 見たことのないものを見るって、なんだかワクワクする。
途中にとっても素敵な村が谷の方に見えたので降りて写真を撮りました。ロマンティックな集落。




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マクニャーガの町は、モンテローザを目前に見るまさにツェルマットに似た感じの素敵な雰囲気でした。 大勢の観光客が訪れていて、別荘や休暇用アパート、ホテルなどがあって、活気付いていました。   そこには帰りに寄ることにして、まずはあたりの様子を見るためにうろうろ・・・・・




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残念なことに、前日まで空には雲ひとつなく、モンテローザが目前に迫っていたらしいのに、今日は曇ってマクニャーガの山もモンテローザも上の方は全く何も見えない! 一体何をしに来たんだか??  うちの方は雲ひとつ無い青空だったのに! (普段の行いが悪いに違い無い 笑)
本当はロープウェーに乗ってマクニャーガの山頂に行き、(足が悪いので) 壮大な景色を眺める予定だったのですが、これでは登っても何も見えないので諦めました。 う〜ん、悔しい。残念。




せっかく来たので、近くのあまりきつくなさそうなところを少し散策しました。  山は残念ながら見えないけれど滝がいくつもあってとっても綺麗な景色です。
本格的なハイキングコースもいくつもあるようです。



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川の水は、氷河が溶けたお水なので緑白色なのです。





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足が悪いって言ってるのに、 橋もない流れの向こう側に渡らせようとするのでビビりました。

(あ、この上の写真の奥に壮大なモンテローザがそびえ立っている・・・・はず・・・・・・笑)






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おかげでズボンもびしょ濡れになりました。 山登り用のズボンなので速乾性があり、すぐ乾いたので良かった。 
足が踏ん張れないって、本当に不便ですね。






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お花も可愛かった・・・・





お腹が空いたのでそろそろお昼ご飯を食べたいな・・・・と思っていたところ、 なにやら大勢の人がひたすら急坂をリフトか足で登っているのに気付きました。 そちらの方向を見あげてみるとどうやらレストランらしきものがありそう・・・・・
ちょっと足が心配でしたが、 そこまでヒーヒー言いながら頑張って登ってみましたら、 チーズやミルク、ヨーグルト、肉などを生産しているアグリツーリズモがあり、大勢の人たちがワイワイとお昼ご飯をテラスで食べていました。これはかなり期待できるのでは??? 

よほど人気があるらしく予約でいっぱいだったので、45分待つことに。 


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待っている間にちらっとモンテローザが見えましたよ〜〜〜〜
雲の合間に見えるの、わかります?  
これ、雲がなかったら本当に最高の眺めのレストランですよね。



散々待たされて席に案内されましたが、 本当に人気のあるレストランで注文もひっきりなし、キッチンもてんてこ舞いで注文するまでにかなり時間がかかりました。 でも急ぐ旅でもなし、 逆に期待度がぐんぐん高まりました。




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前菜は、チーズの盛り合わせと、ズッキーニのアグロドルチェ。
ここで作られたチーズ、なかなか美味しかったです。 なぜかkumatoさんはワインを注文しなかったので、 ワインがあればな〜〜と密かに思っていました。ズッキーニの味付けも美味しい!




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メニューにはパスタなどもありましたが、 山へ来たらやっぱりポレンタ!!
これみてください。たっぷりの牛のミートソースに自家製チーズがとろり〜ん!!
でも、この量にはおののきましたよ。ポレンタてんこ盛り。 お友達はこんなにポレンタを食べたことが無いと言いつつ、半分しか食べられませんでした。
kumatoさんでさえ、ポレンタを残していました。 (kumatoさんがご飯を残すのを初めて見ました035.gif





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私のは二種類のチーズ(トマーというマイルドなチーズに、ゴルゴンゾーラのような青カビのチーズのミックス)のポレンタなのですが、チーズの量が・・・・・・ 半端ない。。。。。お皿からあふれそうで・・・・・  一体何グラム入っているのか????? 
到底食べきれないので、 このチーズの味が気に入ったkumatoさんにお皿を傾けて流し込むようにしてシェアしました。 これ全部食べたら、頭から足先まで全身、チーズがつまりそう・・・・・

もちろん、と〜っても美味しかったですよ。  



このあとドルチェはみんなでシェアして食べました。 ここはヨーグルトが人気なのだそうですが残念ながら売り切れでしたので、チーズケーキとブルーベリーを食べました。 ブルーベリーが大粒でとっても美味しかったです。





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3人とももう歩けないくらいお腹いっぱいだったのですが、 街の方に行ってみることにしました。
街は、ヴァリス地方のスタイルの古いお家があって、とっても可愛かったです。道にドイツ語が書いてありました。




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車で通った時にはとても賑わっていて、本当にツェルマットみたいだな〜と思ったのですが、 歩いてみるとお店の数も少なく、 あっても寂れたおみやげやさんがメインで、やっぱりおしゃれなツェルマットとはだいぶ違いました。笑 



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このカフェに座ると、普通ならモンテローザを眺めながらコーヒーが飲めるらしい・・・・ でもこの日は駄目・・・・涙

kumatoさんが、大きなアイスクリームのパフェをご馳走してくれると言っていたのですが、3人ともあまりにもお腹が苦しく、コーヒーも飲めないのでカフェは通り過ぎました。






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知り合いの陶器を置いているお店があったので入ったら、そこのおばあさんとすっかり話し込んでしまったkumatoさん。
最近は全然売れないのよ〜〜〜  とおっしゃっていたそうです。





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なんかいいものないかな〜と入ったスポーツショップでは、kumatoさんのシャツを見つけました。
私のお誕生日なのに自分のシャツを買うなんて・・・ と言いながら喜ぶkumatoさん。 ここでもお店のご主人とすっかり盛り上がってお話ししてた。
kumatoさん、本当にイタリア人みたい。

このお店のおじさんは、ヴァリス地方のドイツ語を少し話せました。 やはり近いので、ドイツ語を話す人たちも少なく無いそうです。 
山の向こうはスイスだものね。





帰りには、kumatoさんは絶対に泳ぎたかったようですが、(暑かったのです)私もお友達もすっかり疲れてしまって、お家に直行で帰りました。
とっても楽しい外出でした。
マクニャーガには是非、モンテローザが素晴らしく良く見える日にもう一度行って、もう少し本格的なハイキングもしたいな〜。
ロープウェイにも乗りたいな〜。 早く足が治らないかな〜。






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昼寝(夕寝?)をした後、 スプマンテを開けて、カンパ〜イ!!

みんな、何時間経ってもまだお腹いっぱいで、結局夕食抜きでした。kumatoさんが夕食抜きって、 出会ってから初めてのことです。
お腹壊していても必ず食べるのに!???? 
夜、ドモドッソラにジェラートを食べに行く予定でしたが、kumatoさんが疲れた上にプロセッコをたくさん飲んでダウンしてしまったので、
冷凍庫の柿を取り出して自家製ジェラートを楽しみました。

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おみやげは、セントジョーンズワート。 
オイルに漬け込みます。 



あっという間の1日だったけれど、kumatoさんが色々と私を喜ばせようと一生懸命考えてくれて、とってもとっても楽しい1日でした。 ありがたや。
お誕生日って、いくつになっても特別な1日ですね。 一緒に祝ってくれる人がいるって、とても幸せなこと。
とても嬉しい1日でした。

by tomomato | 2016-07-12 05:03 | 石の家のある所ー0SS0LA | Comments(18)

秋の空に




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今年の秋は本当に素晴らしかったです。 かった・・・・ というのは、今週末から寒波が訪れ一気に冬になりそうだからです。  連日、日中はお日様に包まれて20度くらいまで暖かかった日々が突然終わってしまうなんてちょっと信じられないのですが、 ここ数日、 少しずつですが確実に最高気温が下がって来ています。



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例によって、ムラのある更新にも関わらず、 毎日覗いてくださる方々もいらっしゃり本当にありがとうございます。 ここの所kumatoさんがスイスとの往復が頻繁で、 落ち着いて座ってブログを書く感じではないところに、さあ今日は・・と思うとネットが調子が悪かったりして・・・・ おまけにフランスでの悲しい出来事、そしてその後のフランスの国の反応、日本のマスコミの反応、フェイスブック上のこと、etc,etc, 心に引っかかるものがたくさんありすぎて、 ブログを書く気になりませんでした。 




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数日前、うちから車で5〜10分くらいあがったところに散歩に行きました。 ここはうちよりも日照時間がちょっぴり長いので、夕方から散歩に行きたい時にたまに行きます。  うちも’ど田舎’ですが、この村はまた一息 ’ど田舎 ’を深めた感じ・・・・ 笑


古いお家の間を抜けて散歩していたら、 こんな背負い籠がごろりと・・・・ はは・・・ 今でもこれをしょって作業している人がいるんだ〜 と嬉しくなりました。 




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ちらっと横のスタラ(家畜小屋?)を覗いてみたらカボチャがごろごろと・・・・ なんだか絵になっています。 




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この古いお家には、まだおじいさん? が住んでいて昔ながらの生活を送っている様です。 

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扉の前には収穫したジャガイモがプラスチックじゃなくて麻袋に入ってるし





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屋根付きのところにはちゃんと冬に備えて奇麗に薪が積み上がっているし




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家畜の為の干し草が用意されているし




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向かいのスタラにあがってみたら






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え? この干し草用の背負い籠は、まだ新しいですよ?   今でもこうやって背負い籠を作って使っている人がいるんだ〜〜〜うちの村では、もう誰も家畜を飼っていないので使っていないと思います。





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この籠に入れて運ばれた干し草が、冬の家畜達のおいしい御飯になります。
ここに住んでいる人にはお会いできなかったけれど、 こうして昔ながらの生活の息づかいを感じることができて、なんだかじ〜んとしました。

私たちの友人、建築家のアンドレアは、まだ20台後半だけれど、 きっと小さな頃、 まだ周りの老人達が皆こういう生活をしている中それを見て育ったのでしょうね。 そして、 その ’昔の’ 生活様式を不便で古くさいものとして目を背け、立ち去って行くのではなく、 その古いものの中にある ‘美しさ’ と ’意味’ をきっと見い出したのでしょうね。 





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後、数日だけの秋。 



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思いっきりこの秋の空気を吸い込んでおこう・・・・・・






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しばらく歩いていたら、 なんだか可愛い生き物が・・・・ kumatoさんによるとこれは、馬とロバの間の子のミューという動物らしいです。






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ミュー達がいるところを通してもらう為にkumatoさん、まずはご挨拶をしました。






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私は恐がりなので本当は嫌だったのですが、 断固としてここを通ろうと決意したkumatoさんについて柵をくぐりました。

ミュー達、すっかり興味を持っちゃって、 ついてくるついてくる・・・




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特にこの子は、 kumatoさんにぼりぼりしてもらうのが気に入ってしまったらしくて離してくれません。




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おそらく後ろにいるのがお母さんの馬。  馬とロバを掛け合わせると力の強い農作業に役立つ存在になるらしいです。私たちが柵を出て離れてもずっと見送ってくれました。





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太陽のシンボルを窓の石枠に見つけました。 三角形の石といい、素朴な装飾が本当に美しいと感じます。





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今度は牛たちが・・・

そしたら、なんと!




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わ〜 これを使って乳搾りをいまだにしているのか〜〜〜〜〜  (乳搾り用のいす) 



ほんのちょっとの散歩だったけれど、 たくさん心温まるものを見て、 心の中にほっとした空気が戻ってきました。 



























by tomomato | 2015-11-20 00:03 | 石の家のある所ー0SS0LA | Comments(7)

Alp Veglia へ




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この間の日曜日には、Alp Vegliaに行ってきました。 ここに行くには、別の山から入って延々と6-7
時間山歩きをするか、 急坂を2時間かけて一気に登るしかありません。




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どちらが大変か?  両方ともたいへ〜〜ん!   体力ある時と時間がある時だと、別の山から入って歩く方が色々と景色が見られて楽しいのですが。





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夏ならば、 日が沈むのが夜の9時くらいなので心配ないのですが、 今はもう4時くらいに日の入り、5時を過ぎると暗いので、朝山に行くことを決心して出る場合は長距離は無理です。
で、この日は恐怖の急坂2時間に挑戦しました。





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今までここは下りしか歩いたことが無かったので、 本当に恐怖。(下りだと途中転げ落ちそうになるくらい急なところあり・・・ ) しかも標高1300m
から一気に1800mまであがるので、 標高差に弱い私にとっては二倍の苦しみです。
おまけにトレッキング用の杖を忘れるし・・・・・





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下界(といっても1300m)は紅葉が奇麗で、 上から見るとジオラマの様、 本当に素敵でした。 でも標高が上がるにつれて心臓ばくばくだし息もぜーはーとなって、余り景色を楽しむ余裕なし・・・・・・  こういうときは、 とにかくそろり、そろりとスローモーションペースであがらないといけないと昔、 スイスの山によくいっていた頃に教わりました。  



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死にそうな思いをしながらやっとついたら、 雪があった!!!  つまり、期待していた紅葉はすべて終わっていました。 登っている時に下界に見た紅葉が素晴らしかったので、 文句は言えません。 もうお腹もぺっこぺっこ・・・  そこらあたりで皆ピクニックをしているので、私たちもここに座ってお昼にしよう! お腹減った!! とkumatoさんに言いました。

が・・・・・





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ここにも、魔女の湖がある・・・という看板を見つけたので、kumatoさん、絶対に行ってみたいと主張。 その前の週にデベロに行った時に湖に写る紅葉があまりに素晴らしく幻想的だったので、 それを期待して・・・・・
標識には10分と書いてあったので、まあ、いいか・・・・ と既に疲れ果てていた私も頑張る決心をしました。


が、登りなのでとってもキツかったです。 体力というよりも、本当に標高差のせい・・・ 
平らなところをいくら歩いても平気ですが、少し登るだけでぜ〜は〜が・・・ 体調にもよるのですが。 
10分たっても湖らしきものは見えてきません。  途中で不安になり、 私は挫折しそうになりました。   kumatoさんも地図を出して確かめ、湖はあることはあるらしい、がさらに標高差が100mあることが分かったので、私の状態を見て諦めようか? と思案中のところ、 向こうからやってくる人達に出会いました。 聞いてみると、 後五分とのこと。 奇麗だった? ってきいたら、 ’いや〜 ちっちゃいよ’ と一言・・・・・・ 
ま、五分ならと再び頑張る私・・・・・ 




さあ、 湖に着きました!! (五分ではつかなかった・・・・) 




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え?  

これ???



すっごい小さい!!   湖というより池!   おまけに全面凍って真っ白だ〜〜〜〜〜〜

紅葉が写った水面は何処〜〜〜〜!?

っていうか、 100m下で雪が残っていて紅葉もう無いんだから、 さらに登ったところに残ってる理由ないのにね? 





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でもまあ、雪山を見ながらお日様の光がたっぷりのところで (氷った池を見ながら・・・笑) ピクニック出来たからいっか???
ものすごく気持ちがよかった!






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私はもちろん、kumatoさんもものすごく疲れていたみたいで、二人で寝転がったままピクニックをしました。   山の上でもサラダをもりもり食べる私たち・・・・・ 

しばらく気持ちよくお昼寝をしていたのですが、 お日様が山に入ったとたん急に寒くなって、 慌ててティシャツの上にセーター、ジャケットを着込みました。 お日様の力って偉大ですね〜〜〜〜 氷の池の目の前でもさっきまでぽっかぽっかでしたから。





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また、下界へ降ります。 帰りはらくちん〜〜〜〜  





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下界(といっても1300m)にたどりついたときには、お日様はもう隠れてしまいました。 山に登っていた人もみんなぞろぞろ降りてきましたよ。皆、この日のさんさんと降り注ぐ太陽をたのしんだんだな〜と親近感が沸きました。
また、来年の夏、 別の山から入るルートで、 のんびりゆっくりアルプベリアに行きたいな。 ここには素晴らしい光景のところが沢山あるのです。 

この翌日に薪運びだったので、 体力的に今週はキツかったです。 まだ疲れが取れない・・・・・



kumatoさんも今日から数日ごとにスイスとの行ったり来たりがあるので、疲れるのではないかとちょっぴり心配です。  

by tomomato | 2015-11-13 21:08 | 石の家のある所ー0SS0LA | Comments(8)

久しぶりの桃源郷訪問




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先週の土曜日、久しぶりにアンドラの村を訪れてみました。 アンドレアの村は、家の前の道路をさらに30分くらい登ったところにあります。 車だと10分? 舗装されていないがたがた道です。





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秋のお散歩って、枯れ葉の上をかさかさ踏みながらなんだかとっても楽しい・・・・






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山は奇麗だし、空気はいいし、 幸せ!





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ブドウの葉も紅葉していて奇麗です。 

アンドレアの村についたら、草刈りの機械の音がが〜が〜していて見上げるとアンドレアでした。






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久しぶりに会えてお互いに喜びあいました。 アンドレアは村中の荒れた土地を何年もかけて伐採して整えているのですが、この日も木を切り倒し、 ブラックベリーのブッシュを刈って土地を整えていました。(今は開けているように見えるけれど、ついこの間までジャングルだったのですよ)





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切って処理した木を見せてくれました。この人、人の10倍は軽く働いています。 超頭がいい上に、体力仕事も凄いできるし、傍らに家畜を処分して干し肉作ったりしてるし。じっとしてるの見たことありません。
あ、本業は建築家、今はスイスの事務所で働いています。 





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彼の家の新しく施工した部分を見せてくれました。 彼のお家も本当に立派になりました。
新たな計画などを熱く語るアンドレア。




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アンドレアの新しいプロジェクトを見に行く為に村のはずれまで出かけました。





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村の外れに冬だけ住んでいるドイツ人の家族は、鶏や牛を飼っているのですが、新たにアヒルが加わっていた! 可愛い!




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ここからはアンドレアの村が見渡せます。 




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外れには’お城’と呼ばれているお屋敷の廃墟があります。 



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何かの遺跡のようです。


ここまでの道に、肝心のプロジェクトの場所がある筈だったのですが見つからず、森の方まで探しに行きました。
さんざん大回りをしてやっと見つけた!!




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これです。 アンドレアは、廃墟となったこの村の家々を修復するだけでなく、 荒れ果てた土地を伐採し、パーマカルチャーのアイディアを実践して、アグリカルチャー=農業を通して村を再生しようとしています。 ここも、ついこの間まで林だったのですよ。





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その一歩として、新たな若い仲間達を見つけて、この村と、少し離れた村との両方で既に作物を植え始めたとか・・・・これは、昔、ここの地方で育てられていたライ麦です。
エクスペリメント(実験)だと言っているけれど、 彼はこうして様々な実験を繰り返しながらどんどん新しいことを実現させて行くから凄い。 そのアイディアは一本芯が通っていて、ぶれが無く、限りない創造性に満ちています。 本当に彼はただ者ではありません。






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畑を見た後、アンドレアのお家でおしゃべりしていると、仲間の若者達が畑を見にやって来たので色々と聞いてみました。 ライ麦の他に何を育てるつもりか、家畜はどうするか、オーガニックなのかどうか、地元のGAS(オーガニック作物の流通を支える消費者と生産者のシステム) のグループとの関係はとか、そんなことを話していたら、何とその若者達はオーガニックどころかバイオダイナミック農法をしていると聞いてとてもビックリしました。 バイオダイナミック農法とは、シュタイナーの思想をベースにした農法で、宇宙の動きなどの兼ね合いなども含めたオーガニックよりもさらに深い?農法です。 私やkumatoさんはずっとシュタイナー関係に関わっていたので、こんなところでバイオダイナミック農法の話が出てくるとは思いもしなかったので本当に驚きました。 その故を話すと向こうもビックリ、盛り上がって話してしまいました。 



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アンドレアの理想は、たとえアンドレアが10人いたとしても間に合わないくらい壮大!?なので、こうした仲間達のネットワークが広がって行くことが凄く素晴らしいと思いました。 これがまた何とも気持ちがよい若者達なの!  

こういう若者達のグループに出会って、未来には希望があるなあとkumatoさんも私もすっかり心が満たされて帰り道につきました。




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この日の夜は、彼らに誘われて、別の村のフェスタに行きました。 栗のフェスタ、ということだったのですがメニューがひどかった!!
(村人100人くらい集まっていました)

最初はパスタ・アマトリチャーナ(ミートソースみたいのがかかったマカロニ)
そして次がピッツア!! (パスタとピッツアを同時に食べるって、イタリア人は普通しません=あ、でも日本のセットには時々あるね〜〜)
その次がなんとポテトチップス!!
で、途中にデザートのチーズ、
その後なんとパネトーネ、
最後にたき火で煎った栗。 


栗が一番美味しかったなあ。 パスタは私は食べなかったけれど、給食のパスタみたいだった。 炭水化物のオンパレードで野菜は一切無し。
栗のフェスタって言うから栗のお料理が出てくるのを期待していたのでがっくり、っていうかフェスタでこういうメニュー初めてだったのでアンドレア達も呆れてました。
でも皆でわいわい言いながら食べたから楽しかったけれど・・・・・ 


by tomomato | 2015-11-10 05:34 | 石の家のある所ー0SS0LA | Comments(6)


イタリア@アルプスのふもと do田舎暮らしー自然と美しきものとの暮らし  大きな岩の上に佇む石の家でART*こころとこころのつながり*くいしんぼ


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