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ジェノバの一日 3



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さて、いよいよジェノバの旧港に向かいます。 道端ではストリートミュージシャンたちが音楽を奏でていて、ウキウキ、ワクワクとした雰囲気があふれています。  






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サンロレンツォ大聖堂。 
黒白の模様がなかなか渋い、かっこいい教会です。 たくさんの人たちが階段に座って休憩していました。
中に入ってみようとしたのですが、ドアがしまっていました。  今、書いていて初めて気がついたのですが、そういえばこの日は日曜日でした。   ちょうど礼拝の時間だったのだと思います。 
今更ですが、 だからお菓子屋さんも閉まっていたのですね・・・・・・・・・。 そういえば旧市街のお店を一つも見ていないような気がします。 旧市街には結構面白いお店があるらしいのですが、 ストリートミュージシャンや何か物を売っている人たちが次から次に場所をとっていて全然気がつきませんでした。 

この大聖堂には、キリストの聖杯もあるそうです。 大きな緑色の、’これが聖杯?’ と思うような器のようです。
でも、どこか全く別の場所でやはり’聖杯’と呼ばれるものを見たことがあるような気がしますので、こういう伝説は本当かどうかわかりませんね。 見られなかったことに後悔はありません。 笑



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楽しい雰囲気でしょ?




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とっても良い音楽を演奏していた人達










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港の前の高架の下には市がたっていて、 いきなりこんなものが・・・・・・  笑    おいしそうというより怖い・・・・・・ 中国でもこういうの見たことがありますが。




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さて、やっと港に着きました。 港は、日曜日のせいか人でごった返しておりました。 エアロビクスの公開レッスンをやっていて、 激しい音楽がガンガンと響きうるさ〜い!   
でも歩く人たちの足取りが軽くてウキウキワクワクの雰囲気でいっぱいでした。



さて、ここで休憩を入れようと思います。 昨夜たくさん食べたので、 軽いもので済ませたい私達 (いや、私と母・・・・・ 笑)




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目指すはイータリー。 

ジェノバのイータリー、もっと大きいかと思ったのですが、 小さなビルでした。一階は軽食やアイスクリームを売っていて長蛇の列、 その人混みを抜けて最上階に(確か3階)のレストランに行きました。 そこには、 イータリーのカジュアルなレストランと、高級レストランがあります。  私と母は、 軽く済ませたいので、カジュアルな方へ行ったのですが・・・・・  ほぼ満席・・・・・
やっと案内してもらって席に着くことができました。





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なぜわざわざイータリーで休憩することにしたかというと、この港の景色を見たかったためです。 
レストランの窓全体がガラス張りになっており、そこからすぐ目の前の港を見渡せるのです。
この景色は本当に素晴らしかったです。


が・・・・・・
日曜日ということもあって、 レストランは家族連れでいっぱい。 ファミリーレストラン化していて、 すぐ隣の席は、 ジェノバの地元民の親と子供達のグループだったのですが、 親は親で大きなテーブルを囲んで楽しみ、子供達は子供達だけで座っていました。 (3、4年生くらい?)  その子供達がうるさい
うるさい!!!169.png   

親たちも、昨夜のレストラン並みにかなりうるさかったのですが、子供達は10倍のうるささ、これは楽しい雰囲気を超えて耳が痛くなるくらいで参りました。  親達は、子供達がウロウロと歩き回り騒いでいて、 私たちが迷惑そうな顔をしているのに気がついて一度注意しにきましたが、 あとは自分たちでおしゃべりに盛り上がっていて楽しんでいました。   

でも、この席だけでなく、 全ての席がこんな感じだったので、レストラン全体が本当にうるさかったのです。 
すぐ隣のガラス張りの壁の向こうが高級レストランだったのですが、 そちらは殆ど人が入っておらず静かそうでしたので恨めしくそちらを眺めてしまいました。 一瞬、お腹も空いていないのですが、ただうるささから逃れるためにそちらに移ろうかと考えてしまいましたが、 メニューを見て諦めました。 (しっかりしたレストランなので、サラダだけでは許されません)   

面白いのは、子供達が注文していたのが殆どペストジェノベーゼ、トロフィエだったこと! 笑 
中にはセコンドにチェチのパンケーキ(ファリナータ  ひよこ豆のパンケーキ) を頼んでいる子供もいました。  




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kumatoさんは、ランチメニューでしっかりお肉か何かを食べていたように思います。


私と母はサラダと、チェチのフライみたいなもの。 しかし、このサラダ、見てください。  
フランスで散々凝りまくったサラダを食べていた私達の目には、このイタリアの超シンプルなサラダにあきれるやら感心するやら。 切った野菜がそのままドカンと乗ってるだけ・・・・ 笑    
フランスではもちろん凝りに凝ったドレッシングが、時には何種類もかかっていたのですが、もちろんイタリアでは、オイルとバルサミコを自分でかけるだけです。 

私は、リグーリア名物のチェチのパンケーキ(ファリナータ)を頼んだつもりだったのですが、 このフライドポテトみたいなものが来てしまいがっくり。 しかも母と私でそれぞれ一つずつサラダとそれを注文してしまったので、このシンプルすぎる多量のサラダとフライに辟易してしまいkumatoさんに手伝ってもらいました。 しかも、問題は、いまひとつ美味しくなかった・・・・kumatoさんが食べたものも、 お味はいま一つだったようです。 ジェノバのイータリー、 頑張って〜!!  
ただ、パンはサワードウのパンで、粉の深い味わいがする美味しいパンでした。 

レストランのある階には食料品もたくさん売っていて、車があるしイータリーで食料品をたくさん買い込んで帰ろうと楽しみにしていたのですが、 レストランのうるささがその階全体に響き渡り辟易してしまい、ゆっくりショッピングをする気分になれずさっさと出て来てしまいました。 残念。

景色の良さは本当にオススメですが、もしイータリーに来るのなら祝祭日は避けた方が良いかと思います。




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ジェノバの港には近代的な建物の水族館もありますが、私たちは通り過ぎてブラブラと散歩しました。






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観光地図片手にウロウロ・・・・ あちらこちらでイベントをやっていたので、楽しそうな雰囲気を楽しみながら歩きました。




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こんな古船もありましたよ。





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かっこいいなあ。 昔は港はこんな船であふれていたのでしょうか?



半日(約4〜5時間) のジェノバ観光でしたが、 結構楽しむことができました。 ジェノバの雰囲気は十分味わうことができたと思います。 しかもモディリアニの展覧会まで行くことができましたし、 充実した半日でした。




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ホテルまではタクシーで行こうか、と言っていたのですが地図で見るとそれほど遠くもなく、母もまだ大丈夫というので近道を探しながら歩いて行きました。 

でもね・・・・・・ やたらに人の通らない裏道に入ろうとする癖のあるkumatoさんに任せて歩いていたら、 途中結構不穏な雰囲気の通りがいくつかありました。 マルセイユもそうですが、 港町の裏道は気をつけた方が良いと思います。  一瞬、私もkumatoさんも凍りつくような雰囲気の道に迷い込んでしまい、足早にくぐり抜けて行きました。 冷や汗をたら〜とかきながら、人と目を合わせないように存在を消してササ〜っと。 

それでも裏道に自然に足が向いてしまうkumatoさんを正しながら(笑)、人通りのある道を選んでホテルまで無事に戻りました。 


帰りがけに、 朝、閉まっていた王宮のドアが開いていたので入ってみました。




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素晴らしいテラスが!




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本当に豪華な建物です。 17,8世紀に建てられた邸宅の中では一番大きなものだそうです。
中は、 調度品など豪華な邸宅そのままのところ、また美術館などもあります。(入っていないのですが 笑)  




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なぜかスイスの郵便局の馬車が飾ってあり、 喜ぶkumatoさん。  笑 



この後、ホテルに戻り荷物を車に積んで、ミラノ空港までkumatoさんに送ってもらいました。
kumatoさんはそのままお家へ・・・・・・ (二日後から学校)
私は母と夜の便でフランクフルトへ・・・・・・ 母は翌日の飛行機で無事に日本に発ちました。 



南フランス、プラスちょっぴりジェノバの旅いかがだったでしょうか。 
こうして見ると随分盛りだくさんの旅でした。旅行記がこんなに長くなるとは思いもせず、長い間お付き合いいただきありがとうございました。 


母が無事に元気で旅を楽しむことができたことが何よりでした。 kumatoさんもとても頑張ってくれて、本当に感謝しています。 色々とハプニングがありましたが、(高速道路の料金所で3回ほどトラブルがあり、私が車から降りて他の車がブースに入らないように交通整理をするとか! 汗) 終わって見れば全て楽しい思い出です。 
 




























 







by tomomato | 2017-08-16 15:34 | お出かけ | Trackback | Comments(6)

ジェノバの一日 2



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さて、 美味しいワインを飲んでペストジェノベーゼを堪能してぐっすりと眠った翌日は、いよいよジェノバ観光です。 この日は、 夕方の飛行機でフランクフルトに移動しますので観光時間は約半日だけです。
もともと、母は、ジェノバの港を見ることができればそれで良いと行っておりましたので、 さっくり旧市街を散歩して街の雰囲気がわかれば良いかなと計画しました。



ホテルは、 ジェノバサヴォイア、 プリンチペ駅のすぐそばでした。 母が、薄暗いので窓を開けたらいきなり中庭の変な景観で、 ’ああ、安いお部屋なのね’ と思ったという通り地上階の景観はいまいちの安いお部屋でしたが、笑 とても気持ちの良いサービスで笑顔がいっぱいの良いホテルでした。   

さっさとホテルを後にして早速町歩きに出かけました。 ネットで色々と調べ、 オススメの道順で歩いて行きました。

プリンチペ駅を通り過ぎて王宮へ・・・・・  まだ開館前でしたのでそのまま通り過ぎ、上の写真の豪華絢爛なサンティッシマアニュツィアータ聖堂へ。



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おもてはシンプルなんですが、中はキラキラです。



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その後世界遺産のガリバルディ通りへ・・・・




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ここには赤の宮殿、白の宮殿、パラッツォトゥルーシーなど、 ジェノバ観光には欠かせない16世紀の豪華な宮殿が並んでいます。 






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それぞれの宮殿は美術館になっており、 共通券もあるようです。 パガニーニのバイオリンがあるとか、アンティークがたくさんあるようです。 上階に上がると景色が良いところがあるとか・・・・・・・  
が、いちいち見ていては ’サクッとジェノバの雰囲気を味わう観光’ の時間が限られておりますので、 今回は外側だけ建物を眺めました。 ベネチアに行った時には、 これでもか、これでもかという感じでそうしたアンティークを見て、’お腹がいっぱい’ 状態になってしまった覚えがありますし、 実はこの日は急遽、予定になかったところに行くことにしましたので、計画した時には一つくらいパレスの中を見る時間があるかな、 と思っていたのですが全てパスすることにしました。  

狭い道の両側に大きなパレスが並んでいるので、写真の中に入りきりません。 
朝、コーヒーだけ飲んですぐに街に出たので、 赤の宮殿のカフェでこれらの豪華な建物を眺めながらゆっくり朝ごはんをいただきました。
私は、普通朝ごはんを食べませんし、母もkumatoさんも軽い朝食をとるだけですので、 ホテルのビュッフェよりもこうして外のカフェで朝食をとる方が気軽で好きです。 





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ガリバルディ通りをそのまま先に進みます。 両側にはこんな小さな通りが・・・・
ニースの旧市街の通りがジェノバに似ているとどこかで読みましたが、ジェノバの方がやはり規模は大きいような気がします。 



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なんだか面白いお店もありました。 蚤の市? 




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kumatoさんがホラ見て見て! というので立ち止まってみると、 入り口にこんな天蓋のある豪華な建物が!
ここはドイチェバンク(ドイツ銀行)でした。
ジェノバは歴史的に金融の街として栄えたところですが、今でもたくさん銀行が、豪華な歴史的な建物の中に入っています。 




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ものすごく美味しそうなお菓子のお店がありました。 開店時間前でしたので買えなくて残念。
美しいショーウィンドウを見ながら、 フランスのお菓子との違いを3人で色々話し合いました。
あとで見て見たらこのお店、 歴史のある有名なお店だったようです。  食べたかったなあ。




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ガリバルディ通りを抜けて大通りに出ました。 ここがオペラ座。
日曜日の11時からアペリティーフコンサートというのがあるようでした。 もし計画する時にそれを知っていたら絶対に予約していたと思います。 (ただしこの日は、急遽別の予定が入ったので、 予約していなくてよかったです)






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写真が曲がっていますが、デ・フェラーリ広場。 どこを見渡しても立派な銀行が!!





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このフェラーリ広場に面した巨大なパレス、パラッツォ ドゥカーレが、急遽計画していなかったものが開催されている場所です。 ここは、ジェノバの総督府があった場所で今は美術館になっています。 美術館の横で、 また結婚式を終えたばかりの人々に遭遇しましたので、 ここは、今でも役所の役割を果たしているのかもしれません。






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そう、ここでモジリアニの展覧会があったのです!

前夜、タクシーに乗ってレストランから帰る途中、 この道を通り抜けて展覧会の宣伝の垂れ幕が大きくかかっているのを見かけたのでした。 その後kumatoさんがネットで調べて、ちょうど会期中であることを知りました。


この展覧会が、 驚嘆するほどに素晴らしかったのです。 モジリアニの作品群をこれほどまでにまとめてある展覧会を見たことがありません。 普通私たちが’知っている’モジリアニとは違う数々の作品もあり、また作品の量もかなり多くて、 本当に心に残る素晴らしい展覧会でした。 フランスを後にして、まさかジェノバでモジリアニに遭遇するとは!! 


この展覧会にかなり時間を割きましたが、 この後まだ港をどうしても見ないといけませんし、飛行機の時間が気になりますのでまだまだゆっくりしていたかったkumatoさんを急かして後ろ髪を引かれるようにパラッツォ ドゥカーレを後にしました。  

パラッツォ ドゥカーレの前には小さな市が立っていましたが、見るからに観光客向けのようで値段も高く、今ひとつの感じでした。 


最終回に続く・・・・・・・   (やっとここまできた〜 喜)



 

by tomomato | 2017-08-15 15:23 | お出かけ | Trackback | Comments(0)

ジェノバの一日 1




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プロヴァンスから、寄り道しながらたどり着いた先はジェノバです。
このドライブがなかなか面白かったです。  コートダジュールを通り抜けるのはずっと高速でしたので、あまり海も見えず今ひとつでしたが、 モナコをくぐり抜けると海が見え始めこれでコートダジュールも最後ね〜〜 と名残惜しみながら車窓を眺めておりました。 レモンとジャンコクトーの街、マントンも本当はお茶に寄るはずでしたがルノアール邸宅、ヴァンス、マティスの礼拝堂でかなりゆっくりしてしまったので通り過ぎ、 フランスとイタリアの国境にたどり着きました。   その後も海沿いを走りイタリアの最初の街を通ったのですが・・・・・・


光景が全然違う!!! 驚 


同じアドリア海沿いを走っているのですよ????  海、同じ海のはず・・・・・
それなのに、なぜか国境を越えたら村や町が突然、 やたらにシンプルで殺風景に見えるのです!!????
コートダジュールの風景は甘美でどこまでも美しく、家々も花で飾られため息が出るような光景だったのに、


なぜか、イタリアは同じような家々が立ち並び超シンプル・・・・・ なんの飾りもない・・・・
海の色まで違って見えるのは気のせい????? 

この差には3人ともすっかりと唖然としてしまいました。 どこへ行っても国境を超えた途端に風景が変わることはよく体験するのですが、 この差には驚きました。 


コート・ダジュールとプロヴァンスの旅なのになぜジェノバに行ったの? と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
当初、 うちから出発するとしたらジェノバから海沿いをコートダジュールに行けばいいね・・・・船もあるかも?と母に話していたため母の中ではジェノバとコートダジュールは近い!! ということがインプットされました。 
母は歴女ですので、 ベネチアに行ったからにはそれに対合するジェノバ共和国!も見てみたい! とずっと思っていたそうです。  





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ジェノバにきたら、ペストジェノベーゼ!! でしょう?  
というわけで、ローマ法王にペストジェノベーゼを奉納しており、ペストジェノベーゼのあらゆる賞を総なめしているシェフがいるレストラン、 ゼッフェリーノに行ってきました。 この、サービスしているシェフがその幻のペストジェノベーゼを作る人です。 






すでにレストランの予約をしておりましたので、バタバタとホテルについて荷物と車を置いて着替えて、 タクシーでレストランにまっしぐら。 レストランはそれほど距離的には遠くないのですが、 ジェノバは一方通行のところが多く車でいくとかなり大回りになります。 しかも初めての人はジェノバの運転はやめたほうが良いかも、 と言われました。 
このタクシー、ホテルで呼んでもらったのですが一歩車に入ってびっくり! 刺青いっぱい、皮のパンツにモヒカンぽい髪型のお兄さん、車の中にはドクロの飾りがいっぱいで、ちょっと怖かった〜〜〜。  kumatoさんがいなかったらちょっと恐ろしくて乗れませんでした。   まあ、乗ってみれば普通の運ちゃんで、お釣りがないので一緒にレストランまで来て両替してチップもらってニコニコとして帰っていくような兄ちゃんだったのですが。 つくづくkumatoさんの存在をありがたく思いました。



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レストランはとてもクラッシックな作りで、まるで映画の1シーンみたいです。 ここまでクラッシックなのも面白いです。  





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kumatoさんたら、

 ’ふん、 ペストジェノベーゼなんて!! (いつも食べてるさ!)’ 


とすっかりバカにして、何回もここはペストジェノベーゼを食べに来るところよ、と言っても聞かず、 イカスミのパスタを注文しました。 この後、 kumatoさんはセコンドをしっかり食べる予定。





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私と母は、アンティパストとジェノベーゼのプリモの組み合わせ、セコンドなしで行くことにしました。
アンティパスタ、結構食べでがありました。kumatoさんにもちろん手伝ってもらい、 平らげました。 新鮮な素材で伝統的な安定したお料理。 美味しかったです。



そして




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手打ちトロフィエにペストジェノベーゼ!!


これが美味しいのなんの!!!!  



手打ちパスタに最高のジェノベーゼ、 まろやかで口の中に溶けていきます。
こんなに美味しいペストジェノベーゼは確かに食べたことない!
最高級の松の実に、最高級のオリーブオイル、 最高のパルミジャーノ、 そして品質高いバジルを使っているというけれど、それはもうまろやかで。

どんな味?? と一口私のお皿から味見したkumatoさんもびっくり仰天!!!
あんなに ’ふん!!’ って感じだったのに????  母からも分けてもらってもまだ食べたそうなkumatoさん。 

というわけで急遽kumatoさん、 セコンドを頼む代わりにペストジェノベーゼのトロフィエを注文しました!!

実は上のお皿はkumatoさんのお皿。 なぜか、私たちが食べたのよりかなり量が多かったです。セコンドだから? kumatoさんの顔をみて?? 笑  (でもジェノベーゼソースがちょっぴり薄まっていたような?? バジルの葉っぱも飾りに私たちのにはのっていたけれど・・・?  笑)   




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最後、ソースを指で救って舐めるkumatoさん。 笑 




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デザートもいただき、すっかり満足しました。 この日は美味しいイタリアの白ワインが入ったせいか、 母が超ご機嫌で、

’やっぱりイタリアが好き〜〜〜〜!!!162.png’ 162.png177.png178.png


とニコニコしながら叫んでおりました。こんなに超ご機嫌な母をみたことがなかったです。 幸せそうで・・・・ 
ああ、今回の旅行を企画してよかったなあ。 この最高の笑顔で諸事の苦労も報われます。 



さて、 フランスと、イタリアの明らかな違い・・・・・



レストランがうるさい 賑やかなこと!!


この日、レストランはほぼ満員で、しかも隣に座ったのは15年ぶりに再会する同窓会のおじさん、おばさん達。 
この方達がもうすごい盛り上がりようで.........

私たちのテーブルとも盛り上がって一緒に乾杯までしました。
でも他のテーブルも歌ったり立ち上がって乾杯したり・・・・
それを盛り上げるかのように、ゼッフェリーノのご年配の給仕の方がフェリーニの映画そのものの役者ぶりで各テーブルを盛り上げ、 本当にうるさい 楽しい夜でした。 

こういう光景は、フランスではみなかったなあ。 
















by tomomato | 2017-08-14 17:11 | お出かけ

プロヴァンスの旅 11



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さて、 プロヴァンス(フランス) 最後の観光は、 マティスのロザリオ礼拝堂です。




ここは、私たち3人ともがとても楽しみにしていたところで、 絶対に外せないポイント、 ところがコートダジュールにいた時には開館日を勘違いして入れなかったのです。 


マティスが晩年に4年の歳月をかけて作り上げたマティスの芸術の集大成とも言える作品? です。 
中は、撮影禁止でしたので下にピンタレストのリンクを載せましたので、 興味のある方は見てくださいね。





ステンドグラスの窓や壁、ドアや祭壇の細工に至るまで本当に素晴らしかったです。 母も私も椅子に座って静かにただそこにいつまでも座っておりました。
kumatoさんもステンドグラスにはとても感動しておりましたが、 壁の白いタイルのドローイングだけにはケチつけてた。笑 
確かにと〜ってもシンプルすぎてあまり力のないドローイングだったのですが、 他が素敵なんだからいいじゃないですかね〜 笑

kumatoさんの期待感があまりに大きすぎたのかもしれません。 

チャペルの手前の部屋には、この礼拝堂を作るにあたってのマティスのたくさんの習作のドローイングが展示されておりました。 


二階には、司祭の着る服が展示されていました。(ここは写真をとっても大丈夫だったと思います)

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こんなところまでデザインするとは!!  




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すっかり心が満たされて(若干一名を除き・・・) 礼拝堂を後にしました。 母にあとで今回の旅行で一番心に残ったところは? と聞くと、迷わずマティスの礼拝堂!!  と答えました。




実は、 ルノアールの邸宅を後にした後、礼拝堂に向かう前にヴァンスの街で休憩しました。




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ヴァンスの旧市街は城壁がまだのこっていて、中世そのままの雰囲気をたたえたとても素敵な街でした。
人もあまり多くなく、 ゆったり散策できてよかったです。




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ここでもすかさずギャラリーを見つけるkumatoさん




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ヴァンスの大聖堂に向かいました。



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大聖堂というにはこじんまりした感じですが・・・・・




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ここにはシャガールのモザイク画あるのですよ。 
外に出ると、隣にある役場から結婚式を挙げたカップルが出てきたところでした。




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早速野次馬に出かけるkumatoさん。(右端の人 笑)






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映画のように美しいカップルでした。  この後、この方達はまっすぐ教会に向かって行きました。
役場で結婚式を挙げて、 そのまま教会の結婚式を挙げるのでしょうが、隣同士で便利! 







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お昼は、 レストランに入りました。kumatoさんはその日のお昼のメニューの一つ、ラム肉のシチューを・・・
幸せそうな顔!

私たちはサラダを食べました。




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でも、一口にサラダといってもこの内容をよく見てください。 確か私のは魚介が、 母のはお肉がのっていたと思いますが、フランスのサラダ文化はすごいです。 非常に凝っていて、 母のサラダは2、3種類のソースがそれぞれかかっていました。おまけに薄い春巻きのような生地にチーズが入って揚げたものが添えられておりました。  これとパンでもうお腹がいっぱいです。 

レストランやカフェは、だいたいお昼のメニューがあって、 とても安い値段でかなりしっかりと食べられるところが多いです。  フランスにきたからには一食も無駄にはしたくないとばかりに、レストランをチェックするkumatoさんの気持ちがわかります。 私と母が小食で申し訳なかった・・・・


駐車場の近くで、ちょうど小さな蚤の市が開かれておりました。
kumatoさんの同僚の子供(kumatoさんの洗礼子です)のお誕生日プレゼントをずっと探していたのですが、ここでkumatoさん、とても素敵なものを見つけました。




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これらの中からどれを選んだかわかりますか〜???









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そう、この素敵な小さな入れ物を買いました。
入れ物だけでは開けた時にがっかりするので、小さなネックレスも一緒に!



こんなに素敵なプレゼント、計3ユーロでお買い上げ〜〜〜〜  


by tomomato | 2017-08-13 16:49 | お出かけ | Trackback | Comments(2)

プロヴァンスの旅 10



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間がまた空いてしまってごめんなさい。
途中スイスまで往復したり、毎日の仕事、たくさんの保存食作り、 お客さんなどに追われてあっという間に日々がすぎて行き、来週末から恒例のkumatoさんの学校のコースが始まりますのでその準備も始まったところ、 なかなかブログに向かう時間がありません。

というか、最近歳のせいか!? 夜に何かを集中してすることができなくなってしまって・・・ とほほ・・・
つい最近まで、朝から夜遅くまで働けたのですが、 もう無理です・・・・



と前置きは置いておいて、 旅もほぼ終わりに近づきました。 

プロヴァンスを満喫して、 まだまだ心残りの場所がたくさんあるのですが次回への楽しみにして一気にイタリア方面に向かいます。 
というのは、 母の、’今回はジェノバに絶対行きたい!!’ という強い希望があったからです。 旅の予定をあれこれ考えるのに、ミラノからジェノバ、 そしてコートダジュール、 プロヴァンス、そしてスイスを抜けてフランクフルトに戻る方法なども色々と考えたのですが、 結局、フランクフルトから飛行機で一気に南下する方法を選びましたので、行きはフランクフルトからニースへ、帰りはミラノからフランクフルトへ飛ぶ方法を選びました。 

というわけで、 再びコートダジュールを通り抜けます。 かなり長いドライブですが、途中で見損なったマティスの礼拝堂を訪れて休憩を入れながら走って行きます。




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マティスの礼拝堂の道すがりにルノアールの邸宅美術館がカールシュルメールという街にのはずれにありますので、寄ることにしました。 
kumatoさんは、ルノアールには全く興味がなかったのですが、 通り道なので寄ってくれました。




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これが結構良かった!
広い広いオリーブ畑を所有する素晴らしい庭園で、気持ちの良いところです。





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ルノアールは存命中に有名になりましたので、 とてもお金持ちになり、色々な芸術家のお手本? 憧れの対象? みたいな感じでたくさんの人がここを訪れルノアールに会いに来たそうです。 



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邸宅のテラスからは、コートダジュールの海が遠くに見渡せ、 素晴らしい立地です。




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ルノアールのアトリエは、案外小さく質素にまとめられていました。 イーゼルの前の椅子は、車椅子です。




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晩年、ルノアールはひどいリュウマチに犯され、歩けないどころか最後には筆も握れなくなりこうして紐で筆を手に縛り付けて作品を制作し続けたそうです。 すごい。 





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あれほど興味ないと言っていたにも関わらず、 やはり感慨に耽るkumatoさん。





お家の一階は彫刻美術館になっており、上階はお部屋や一部作品を展示してあります。



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ルノアールかと思ったら、ルノアールの息子の作品でした。 



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海を見渡すダイニング



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大きなテラス付きのリビング




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バスルーム。 ここが来場者用トイレかと思って間違えて使いそうになりました。




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ルノアールの小作品。 色あいが綺麗ですよね。 さすが巨匠。
ルノアールは、女性の美しさにかなうものはないと言って女性をテーマにした作品が多いですが、 ここにはこうした風景画の小作品や肖像画がいくつか展示されておりました。




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貧しい画家たちが憧れてルノアールの邸宅を訪れた、 そんな光景が目に浮かびます。

私、ルノアールはセザンヌのようにお金持ちの家庭の出身かと思ったのですが、 そうではないそうです。
貧しい家庭に生まれ、 子供の時にはティーカップに絵づけして小銭を稼ぎ、のちには女性用のセンスに当時のフランスの女王の肖像画を描いて売って、 それらがとても人気だったそうで、そうしてコツコツ貯めたお金で美術学校に行ったのだそうです。 これだけの邸宅を購入し豊かな生活をするまでには色々な苦難があったようです。 

オリーブ畑ではオリーブオイルなども作っていたようですが、これはもっぱら奥様の趣味だったそうで、 ルノアール自身は絵にしか興味がなかったようです。 



コースが始まる前にこの旅行記を終わらせてしまいたいので、 ちょくちょく短めの記事を更新していきたいと思います。 黄桃のコンポートが煮えたところですので、 瓶詰め作業にかかりますので今日はここまで・・・・^ー^ 

by tomomato | 2017-08-12 19:07 | お出かけ | Trackback | Comments(0)

プロヴァンスの旅 9




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嵐のお話で皆さんにご心配をおかけしました。
あとで近所の人に聞くと、 本当に1世紀に一度あるかないかの大嵐だったようで、 うちの村のみなさん驚いていたようです。 幸いうちもなんとか必要なところは元どおりにすることができ、二日ほど片付けに翻弄されましたが日常生活にすぐに戻ることができました。  全てを調べてみたわけではないし屋根裏の断熱材の中まで開けて調べることができないので被害はかなりあるかと思いますが、 幸い?今週は猛暑でしたので、だいぶ乾いてくれたのではないかと思います。(後でびっくりって言うのはありそう・・・・ 涙)


久しぶりにフランス旅行のお話に戻ります。 

さて、旅も終わりに近づき、この日は予定していた日に時間が足りなくなってちょっぴりしか見られなかったエクサンプロヴァンスに戻って、ゆっくりと観光することにしました。前回マルセイユから北上する時に寄った時には、大聖堂の回廊を見ましたので、今回はエクサンプロヴァンスで一番見たかったセザンヌのアトリエにまず行きました。 
   



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ここは、セザンヌの父親が亡くなった後にその邸宅を売却したお金で、セザンヌが設計して建て、晩年の四年間を過ごしたアトリエです。 
アトリエはその当時のままに再現されています。 



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当時、セザンヌが使っていたそのままに物が置かれているのだそうです。



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絵に使われていたオブジェなどもそのまま置かれています。もちろん果物は、当時のままの物を使っているわけではないでしょうが。 笑 




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ちょうど私たちが見学して、そばのベンチで座って余韻に浸っているところへ日本の旅行ツアーのグループがやってきて、 ガイドさんが日本語で説明しているのを便乗して聞いてしまいました。 

kumatoさんはセザンヌが使っていたオブジェに興味津々で、パチパチ写真を撮っていました。 






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ほら、kumatoさん、ここでも片手を胸に当てているでしょう?
感無量のポーズです。



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かなり広い敷地ですので、庭はどうなっているか見に行ったのですが、 かなり荒れたままになっていました。



その後、セザンヌが毎日モンテ・ヴィクトワールを描きに行っていた丘に行ってみることにしたのですが、セザンヌのアトリエ美術館の人に詳しく道を聞いていたにも関わらず、たどり着きませんでした。 というのは、 美術館の人がどう考えても間違った道をkumatoさんに教えてくれたとしか思えないのです。 おそらく、地図があまりよく読めない方だったのかもしれません。 (美術館でもらったパンフレットの地図に印をつけてくださいました) 
私は、事前に地図で調べていたので、車で向かう途中、 その丘に行く目印となる老人ホームの方向へまっすぐ行くべきだと、標識が出た時にkumatoさんにすぐに言ったのですが、kumatoさんは自分が行き方を美術館の人に聞いたものですから、私のアドバイスには耳を傾けず、その人が言ったように車を走らせ全く違う方向に行ってしまったのです。美術館の人が教えてくれたところにはそれらしきものは見つかりませんでした。  私が調べていたのは違う方向でしたので、もう一度戻って、そちらに行くように頼んだのですが、kumatoさんはすっかりめんどくさくなってしまい戻ってくれませんでした。 おそらくそれまでも何回もkumatoさんの行く方向が間違っていて、最終的に私が正しいと言うことが続いていたので、 もうそう言う目にあうのが嫌だったのではないか? と思います。 涙 この場合は、 私も間違った印のついた地図を見ておりましたので、kumatoさんには全く責任はないのですが、いい加減男の人のプライドを傷つけまくっていたのかもしれません。  そこは、 丘のようになっていてモンテヴィクトワールが彼方に見えるところで、 セザンヌが描いた絵の写真が置かれているようです。 もともとあまりkumatoさんはそこには興味がなかったので、 道に迷ってすっかり行く気を失ってしまったようです。  




ただ、実はこの後、 モンテ・ヴィクトアール方面にドライブに行くことになっておりましたので、 どう考えてもモンテ・ヴィクトワールから遠いその場所に別に行かなくてもいいでしょう? と言うのがkumatoさんの言い分で、私たちも ま、いいか? どうせ観光用に仕立てられた感じだろうし、 と言うことで納得しました。 何しろ運転手はkumatoさんで、毎回知らないところにドライブしなければならないストレスは重々承知でしたので。




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そう、 これがモンテ・ヴィクトワール。 
エクサンプロヴァンスから、 ’ポールセザンヌの街道’ と言われているモンテ・ヴィクトワールに向かう道があるのです。 ここは最初大体の旅行の予定を立てた時には行こうかどうしようか迷っていて、結局予定に入れずにエクサンプロヴァンスは半日サクッとマルセイユからサンレミの移動の途中で観光するつもりだったのです。 

が、その後kumatoさんから毎年南仏にバイクで休暇に行く知り合いの人から、 このモンテ・ヴィクトワールに向かう道の景色が素晴らしいから絶対に行って見たほうが良いとアドバイスをもらい、 このために一日たっぷりとエクサンプロヴァンスの観光に費やすことにしたのでした。 




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このモンテ・ヴィクトワールが目前に迫るまでにも、 プロヴァンスの美しい光に満ちた景色の中をドライブしてとても気持ちよかったのです。途中には、セザンヌが通っていた石切場もありました。 当時は、馬車か何かでここまで来たのでしょうか??? また、ルシヨンのような赤い土のところもあり、早速kumatoさんはピグメントとして使えるかどうかチェックしに行きました。 ここは、粒子が荒すぎてイマイチでしたので、採取はしませんでした。



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モンテ・ヴィクトワールを囲うように道があり、延々と素晴らしい光景が広がる中をドライブすることができます。
キャンプなどをしている人たちもいるようでした。






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セザンヌは、 モンテ・ヴィクトワールのこんな麓までまで来たことがあるのかしら?? あるとしたらエクサンプロヴァンスから何日かかったでしょうか?  石切場まで描きに行っていた時も、 石切場で野宿したらしいですから、 さらに奥まったここまでは何日もかかったに違いありません。 






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プロヴァンスの山、 モンテ・ヴィクトワールの息を飲むような勇姿をこんなに近くに見ることができて、このドライブは最高でした。 
セザンヌがこの山の光を表現するために毎日丘に通った理由がほんの少しわかったような気がしました。


ドライブの途中、何回もツァイプロス(糸杉)を見かけ、母が糸杉の実をお土産に欲しいというので・・・・




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糸杉の実泥棒 約2名・・・・・・・


延々とモンテ・ヴィクトワールを一周してもよかったのですが、 もう十分堪能しましたので、途中でエクサンプロヴァンスに戻りました。 




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エクサンプロヴァンスのメイン通り、ミラボー通りです。  プラタナスの美しい落ち着いた通りでした。
パリのシャンゼリゼはここを真似たものだとかなんとかどこかで読みましたが、本当でしょうか?



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ここがセザンヌが毎日通ったというカフェだそうです。 私はガイドのように母とkumatoさんに伝えると、二人ともわ〜 っと感心していました。 そういうちょっとしたことを知っているかいないかで、 その場所への気持ちが変わるものなのですね。 



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前回、エクサンプロヴァンスについて書いた時も同じことを書いたと思いますが、この街、とにかくおしゃれで歩いているだけでウキウキして来ます。 美味しそうなお菓子屋さんがたくさんあってね〜〜〜。 本当にここに住んでカフェ巡りをしたいです。





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面白い泉がありました。 




結構時間があったので、グラネ美術館にもしっかり行きました。








古い建物を改装したなかなかモダンな美術館で、古代のアンティークから現代の作品まで展示されておりました。
ただ、せっかくエクサンプロヴァンスに来たのだからセザンヌを見たいよね・・・・ と言っていたのに、セザンヌの作品の約半数はどこかに貸し出しされていてがっくり・・・・・。
上階のしまっているドアの向こうに、ちらっとものすごく面白そうな有名な現代美術家の展示があるのが見えたのですが、 準備中だとかで中には入れずに本当に残念でした。  

いくつか面白い現代美術もあったのですが、全体的な展示の仕方、 展示内容、 見応えがあるといえばある、でも芯が通っていないといえば通っていない・・・・ う〜ん、私的には今ひとつでした。 

ただ、ここで面白いことが・・・・・

私と母が絵を見ていると、監視員の方がわざわざやって来て、フランス語がわかるか私に聞くのでkumatoさんを呼ぶと、 私たちの方を向いてニッコリ笑い、 母の肩に手を置いて感激したように、

’あなたはなんて美しい顔をしているのでしょう!! 年をとってこんなに美しい顔をしている人を見たことがありません、 あなたに今日会うことができて本当によかったです!!’ 


というのです!!????
そういえば、 この間エクサンプロヴァンスの大聖堂の回廊に行った時にも、そこのガイドの方が同じように母の風貌に感動? して、話しかけて来たではありませんか??

この監視員の方も、 そのあとアレヤコレヤとkumatoさんを通して色々質問して来たりしてひとしきりおしゃべりし続けました。 

不思議です。 母は何か、エクサンプロヴァンスに縁があるのでしょうか??? 
それとも、フランス在住の皆様、 フランスではこういうことはよくあることなのでしょうか??? 


美術館を見て、 kumatoさんが

’さて、美術館を1〜10の評価ー10が最高 で評価すると、この美術館は幾つだった??? ’ 

というので、

’う〜ん、 5 かな? シャガール美術館は10だった’ 

というと、


’うん! 僕も思った、 5か6だよね、シャガールは12だよね。 ’ 

と。 これはあくまで私たち二人の個人的な趣味に偏った感想です。 そしてしばらくの間、今回の旅行で行った美術館の点数付けごっこを楽しみました。
グラネ美術館は、チケットを買うと、もう一つ付属の小さな(と説明されました)教会を改装した美術館があって、そのチケットでそこも入れるようになっていると説明を受けましたが、 まあ、おそらくそちらはアンティークばかりで大したことないだろうからわざわざいかないでいいよね、 と結論付けました。 



喉が乾いたので、 美味しそうなカフェに入りお茶をすることに・・・・・





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ここはケーキが美味しそうだったのですが、とても暑い日だったのでアイスパフェをいただきました。
サイコ〜〜! お昼に軽く食べたカフェも美味しかったし、エクサンプロヴァンス、好きです。
帰りが遅くなりそうだし私も母もあまり食欲がないし、冷蔵庫の残り物を片付けないといけないので、この日もレストランにはいかないことにして(kumatoさん、またもや本当にがっくり) 、その代わりにこのカフェにはテイクアウトのとても美味しそうなお料理があったのでkumatoさん用にだけそれを買い、あとは美味しそうなケーキをいくつかデザート用に見繕って買いました。  お料理は、白身のお魚のクリームソースに、アスパラガス、人参、ブロッコリーなどの上品な付け合わせ、ポテトだったと思います。 クラッシックなフレンチ料理のお弁当。  さすが上品なパティスリーだけあって、結構高かったのですがレストランに行くことを考えたら10分の1ですよね。 帰ってから温めておさらに盛り付けると、 ソースもとても美味しいし、ミシュランレストランの味に負けているとは思えませんでした。 


さてカフェをでた後、 地図を見ながら、

’まあ、見ようと思えばセザンヌに関わる色々な場所が街にはあるんだけれどね〜 でもそういうの興味ないよね、例えばセザンヌが生まれたお家とか・・・・もう帰ろうか? ’ 

というと、母が、 セザンヌの生まれた家は見たい! というではありませんか。 




駐車場がどうせそちらの方向なので、 ではそこに寄ってから帰りましょう、 とそちらに向かって地図を見ながら歩いていると(iphoneあったら、こんなことしなくていいのでしょうね・・・・ 涙) 
教会の横を通りました。 ふと見ると、先ほどのグラネ美術館の例の分館? の教会の美術館ではありませんか。 ちらっと書いてあるのを見て見ると、アンティークではなく近代・現代絵画のコレクションがあるようです!??? 
母は、もうグラネ美術館でたっぷり見ていてとても疲れていたので、 椅子があれば座って待っているというので、とりあえず中に入りました。 

すると!! それはそれは素晴らしい作品群がモダンに美しく改装された教会の中にこれでもか!コレデモカ! とあるのです!!!


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ジャンプランクが収集した作品をまとめてこの美術館に展示してあるそうで、ピカソ美術館以上に素晴らしいピカソのコレクション、ボナール、デユヴィ、ドガ、モネ、 ゴッホ、ルオー、 その他現代美術の面白いコレクションが並んでいました。  



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kumatoさんと色々とじっくりと見ている間に母も元気を取り戻し、主な作品を見ました。
ここをもし見なかったら、大損だったよね〜〜〜、 グラネ美術館の印象が全く変わっちゃったよね〜 と話し、
満場一致で ’ 10点 ’ と評価しました。 笑




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この後、セザンヌの生まれたお家の前で記念撮影。  手荷物大きな袋はお弁当とケーキ。 




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セザンヌは、結構おぼっちゃまだったのですよね。 
でも信念を貫き通した、他に類を見ない、時代の先端を歩んでいた画家でした。




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この日もまた、 一日たっぷりと楽しみ充実した一日でした。
特にモンテ・ヴィクトワールへのドライブが特別だったなあ。
 
ところが実はこの後、帰りの駐車場でkumatoさんの大失敗ですれ違いになり、私と母がkumatoさんとまた会えるのかどうか、2時間近くも不安の中外で待たされるというひどい目にあって、私が完全にブチ切れてしまったという事件があり、家に帰り着くのがかなり遅くなってしまったのです。  携帯電話を持っていなかったら再会できなかったであろう状況で、 しかも携帯電話の電池が切れかかっており、母ももう疲れてこれ以上は歩けないという状態でしたので私も必要以上にピリピリしてしまいました。 
後から考えると本当に反省仕切りです。kumatoさんに悪気はないことは、 よく知っているはずなのに怒ってしまって・・・・・・お互いに旅の疲れが溜まっていたのかもしれません。  

でもどういうわけか、kumatoさん、 母がいる時に限ってそういう変な失敗を毎回するのです・・・・・・???なんででしょうか???  
いつかなんて、母のスーツケースをスイスからイタリアまで運んでもらうはずが、ドアの後ろに隠れていて気づかずに忘れてきてしまったこともありましたし、(そのときも、どこに忘れたのかわからず、絶対に車に入れたと主張していたので、 道に置き忘れたのか盗まれたのか、一週間後わざわざフランクフルト空港に行く途中スイスの家に戻って、ドアの後ろに発見するまでヒヤヒヤでした スーツケースの中には日本の家の鍵や日本円の入ったお財布など大切なものもあったのですよ) 食事の帰りに車をぶつけてしまったこともありますし・・・ 普段もおっちょこちょいですが(笑) そこまでひどい失敗をすることは滅多にないのに・・・・・・ 

夜ご飯の時には気を取り直して、 仲良く食卓を囲みました。 外に食べに行くとしても遅すぎるくらい、本当に遅い夕食になってしまったのでお弁当を買っておいてよかったです。kumatoさんも美味しいお料理を食べて少しホッとしていました。   


さて翌日は、いよいよプロヴァンスを発ちます。 本当はアルルやカランク自然公園にも絶対に行きたかったのですが、予定がずれ込み行くことができませんでした。 残念!

プロヴァンスは大きく、見どころ満載で、 できたら二週間か三週間、プロヴァンスにゆっくり滞在してあちらこちらを回ってみたいとつくづく思いました。 
本当に楽しい素晴らしいところでした。   

   

by tomomato | 2017-08-07 06:31 | お出かけ | Trackback | Comments(2)

プロヴァンスの旅 8


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さて、ゴルドの後に向かった先は、ルシヨンです。




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ゴルドからルシヨンまでの道もプロヴァンスの美しい光景が続いていて、しつこいですが、kumatoさんと母と三人で、’プロヴァンスの光がすごい! 光が違う! 本当にすごい光だ!!’
と叫んでいました。





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ルシヨンもフランスのもっとも美しい村の一つとして認定されています。
旅行の前に何も調べなくて、何もわかっていないkumatoさんなのですが、ルシヨンについてはプロヴァンスにいる知り合いから聞いていたみたいで、’ね、ルシヨンは行く? 行く?’ と催促していました。

はい、ルシヨンはいわれなくても絶対にいくと決めていました。 私たちにとって絶対に外せない村なのです。









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それはなぜかというと、ルシヨンは黄土がある土地だからです。この黄土から黄色や赤などのピグメントを採取することができるのです。

写真でお分かりのように、村に一歩足を踏み入れた途端に今までの村とは全然違う雰囲気であることに気がつきます。それは、全てが ’赤い’ のですよ! 
ここで取れる黄土を使って石垣を積んでいるため、 街全体が赤いのです。

この村入ってすぐに、母が、 ’この村は素敵! 好きだわ!! 162.png といったほど、個性に満ちた独特の雰囲気に包まれてます。




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何しろ気温が高く、 ゴルドでお茶も飲み損なったので早速休めるところを探しました。



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村の入り口にあるこのレストラン(下に見えるテントのところ)を、下調べの時に見ていてとても景色が良いとのことなので入りたかったのですが、 残念ながらここも三人ともしっかりと食べないと入れないということで入れてもらえませんでした。  kumatoさんは、好きなラムステーキがランチメニューにあったのに、レストランに入れないのでかなりご機嫌斜めになってしまいました。でも、私も母も本当に食欲がないのだから仕方がありません。 一人で行ってきてもいいよと言ったのですが、それはさすがに遠慮したようで・・・・・


同じ経営で、上には小さなカフェバーがあり、サンドイッチのような簡単なものならば食べられるというのでそこに入ることにしました。 小さなテラスがりましたが、最初はいっぱいでしたので中に座っていたのですが、席を立つ人がいたのですかさずテラスに移りました。 





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そしたら素晴らしい景色! 下のレストランよりも絶対に見晴らしがかなり良いと思います。
上の写真の向こうに見えるのが、ルシヨンの黄土の見学コースのあるところです。






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最高の景色を眺めながら、私と母はフレッシュフルーツのスムージーを飲みました。 コーヒーよりも何よりも、ちょうどこういうものを飲みたかったのでこれまた最高でした。 カラカラに乾いた喉にす〜っと入っていって、疲れた胃を癒してくれるようでした。




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kumatoさんは、メニューにないサラダを頼んでいる人がいたのを見て、聞いてみると下のレストランの食事を頼んでここで食べることができるということで、 ギリシャサラダを注文しました。 
でも考えてみれば、 下のレストランの食事を持ってきてもらえるのなら、ここでラムステーキが食べられたのに、そのことに気づいたのは食事が終わった後・・・・・ 本当に悔しそうでした。 
食べ物の恨みは怖いと言うけれど、時々kumatoさん、 本当に恨めしそうになるので怖いです。 この写真も結構怖い顔してるでしょ??  笑    


この後、ルシヨンの黄土の見学場所まで村を抜けて行ってみることにしました。 ただ、そこはトレッキングのコースになっているので、それは到底母には無理だと思いましたが、近くに行ったら印象的な赤い山肌が見れるかと思ったのです。 

入場券を売っているところまで行って聞いてみると、券を買って少し歩くと山肌のところが見えるとのことでしたのでそれだけでも行ってみることにしました。


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見えてきました!






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わ〜〜〜〜すごい〜〜〜〜!!
凄すぎます!!! 




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色も、形も、 本当に印象的でした。
実は、 スイスの美術学校でも毎年のように、 近くの山までピグメント(絵の具の粉末)を取りに赤い山肌のところに行くのですが、 ここの規模と赤の色合いは到底比べ物になりません。  素晴らしいです。



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もちろん、kumatoさんも、そして私も本当はトレッキングコースを歩いてみたかったのですが、短くて30分、長いのは1時間以上もかかり、足場もかなり悪そうですし、それより何よりこの日はとにかく焼けるような太陽がじりじりと照りつけていて、日向に立つこともできないくらいでしたので、到底母には無理です。

母は、私たちだけで行って良いよ、と何回も言ってくれたのですが、 近くに涼しく30分以上待っていられるようなところもなかったので、kumatoさんにも申し訳ないのですが諦めてもらいました。  


ルシヨンにはたくさんお土産物屋さんや可愛いお店などもあったのですが、 画材を売っているお店も何軒もありました。 ルシヨンの黄土のピグメントもキロ単位でも買えることができます。





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これらが、大体ルシヨン産のピグメントの色合いです。

でもそれ以外にもフランスのピグメントの会社の製品が揃っているお店があり、私とkumatoさんは日陰のベンチに母を置いて、 かなり時間をかけて物色してしまいました。




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いくつかの色は、いつも私たちが行く画材専門店(ドイツ製)よりもずっとずっと安いのです!!!
ちょうど切らしていた色も置いてありますし、ルシヨンのピグメントも何色か買いましたが、 全然関係ない色も思わず大人買いをしてしまいました。
お店の人も、ちょっと呆れるほどの量です。  




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大きな袋を抱えて、また別のお店でも他の色がないか、値段は変わらないかしっかりチェックしました。
その日に持っていた現金をほぼ全て使い果たしてしまいました。 




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こういう可愛いお店もたくさんあったのですがね、 何しろ先立つものがもうありませんから素通りです・・・・ 涙 



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こういう町歩きは本当に飽きません。



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どこもかしこも色が、たまらなく可愛い。



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現代アートも広場にありました。




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ルシヨンは、またぜひ行きたいなあ。

帰りに、ルシヨンを降りたところで自由にピグメントを採取できるところがあったのですが、その頃は暑さに拍車がかかって車の中で母が具合が悪そうにしているので、 これも諦めました。 日陰があればよかったのですが、本当に炎天下の中、しかも車の中にいたら五分で熱中症にかかってしまいそうなくらいでした。 

この日は本当に暑かった。 でも事前の天気予報ではコートダジュールでもプロヴァンスでも気温がかなり高くなる予定でしたので今までラッキーだったとしか言いようがありません。 暑いというだけで疲れ方が格段に違うのです。



予定では他にも一つ二つリュベロンの村を回れるかと思いましたが、 この暑さでは到底無理です。 もう、すぐに帰った方が良いかとも思ったのですが、一つ良い考えがありもう一箇所寄ってみることにしました。





フォンターニュ・ド・ボークリューズです。





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ここは、豊かな湧き水が溢れ出ている水の天国。 照りつける太陽、乾いたプロヴァンスの中では例外的な場所なのです。
美しい翠の水の色と川の流れる音は、 暑さにすっかり参ってしまった今日みたいな日には良いのではないかと思ったのですが、大正解でした。




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水辺のカフェに座ってアイスクリームを食べていたら、さっきまでの暑さは何処へやら。 本当にホッとして癒されました。




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母がとても疲れていたので、水源のあるところまで歩くのは無理だろうけれど少しだけ川沿いを散歩をしようかということで歩いておりました。

そしたら・・・・・ 先に歩いていたkumatoさんが、ものすごく面白いものを見つけた、すごく涼しいし良いと思うよ! というので半ば無理やり連れて行かれましたところ・・・・・・  






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洞窟なのだそうです。 この場所の水源地を探る研究の歴史と、それを追体験できるようになっている洞窟があるとかなんとか・・・・・ kumatoさんたらワクワクしちゃって、絶対に入ってみたいっていうのです・・・・・

母が歩くのに危険がないかどうか、あまり疲れすぎないところかどうかだけしっかり確認してほしいと言ったら、 案内の人も大丈夫大丈夫、全く問題ないというので参加することにしました。

でも、さりげなく中を見て、なんとなく嫌な予感が・・・・・


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案内の人が熱心に、 色々と説明をしてくれるのですが、展示もなんだかボロくさく、 昭和の香りがなんとな〜く漂っているような・・・・・・
おまけにクーラーがガンガン効いていて寒いのなんの。 

震えながらフランス語の長い説明を我慢して聞いた後、案内人と共にやっと中に入ることになったのですが・・・・



が・・・・




が・・・・




中に数メートル入って、


’こりゃダメだ〜〜〜!!!’



あれだけ確認したにも関わらず、中はほぼ真っ暗、 私でも目が慣れるまで何も見えない上に足場が悪い悪い。 濡れていて滑りそうな上、凸凹なのです。
こんなところ、高齢者が歩けるわけないでしょ〜〜〜〜〜〜  滝涙  
何をもって大丈夫大丈夫って言えるの〜〜!???   怒 


私と母は、もう到底無理と判断してすぐに戻りました。 kumatoさんだけさっさと先に行ってしまっていたのでそのまま進みました。 



ところがね、 なんと、 何しろここを管理している人?が、その案内人一人だけなので、入り口(出口)に鍵がかけられている!!!  
そのため、私と母は冷蔵庫のように寒いクーラーガンガンの、この昭和の暗〜い雰囲気の空間に、 案内人とkumatoさんが帰ってくるまで長い長い間閉じ込められてしまったのでした。  本当に超最悪でした。 いつ戻ってくるのかわからないと言うのが尚更不安と寒さを駆り立てるようで・・・・・ 滝涙  


おまけにね、この ’洞窟’、 偽物 なのですぅ〜〜〜〜〜〜!!
入ってすぐにあれ?って思ったんだけれど、 岩とか鍾乳洞の氷柱みたいなのがプラスティックでできてるの。暗いから一瞬よくわからなかったのですが、 いかにも嘘っぽい!! 一応説明の時に、そのことは言っていたらしいですが、入り口に入る時にはいかにも本物の洞窟の入り口のように見せているのですよ。

テーマパークみたいに、 水源探索の場面を再現するためにわざと作ったらしいです。 展示は、色々とあって水源を発見した時の鍾乳洞の中にあったクリスタルが綺麗だったらしいので、 子供とかには面白いのかも。 でもフランス語がわからなかったら全然つまらないかも。

せっかく優雅に川岸のカフェで休まったのに、 いつ戻ってくるかもしれぬ不安付きで閉じ込められて、すっかり冷え込んで、がっくり疲れました。 

案内人とkumatoさんが帰ってきた時に、 案内人の人が ’お金を返しましょうか?’ って聞いてくれたのですが、kumatoさんが迷ったように  ’どうするぅ・・・?’ 
と聞いてきたので、 私はすかさず迷わず、

’はい、返してください!! (きっぱり)’



あんなひどい思いをさせられて、高い入場料を払ったのでは気がおさまりません・・・・
返してもらえて本当に良かった〜〜〜  (kumatoさん、 気が引けてましたが・・・・・ 笑) 

後で散々、’男の子’ ってああいうところに行きたがるのよね〜  と母と二人で話しました。

帰りに、街の入り口にサントン人形 (クリスマスの時のお人形で、プロヴァンスのあたりの名産です) の美術館があったので、 母と二人でそちらにけばよかった〜 と後悔しました。 




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鍾乳洞事件を除けば、フォンターニュ・ド・ボークリューズは本当に癒される場所でした〜〜〜。 


この日の夜は、母もとても疲れていたので外に夕食に行く元気が無く、 急遽サンレミにお買い物に行って、kumatoさんにステーキを焼いてあげて、私と母はお野菜たっぷりの夕食をゆっくり家でいただきました。 kumatoさん、レストランに行かないというのがとても残念そうでした・・・・・・。  お昼の恨みがまだ引きずっている・・・・・。  


そして、 サンレミの街で買ってきたお菓子をデザートにいただきました。




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サンレミ、小さな街なのに結構おしゃれなお店がいっぱいあるのですよ。

ご存知の方もあるかと思いますが、Joel Durandのチョコレート屋さん(本店)があるのです。
お店の人は一言も英語が話せなかったので、適当に数種のチョコレートを詰め合わせてもらったのですが、(メニューもくれなかったのでスタンダードなものばかり)  これが最高に美味しかったです。
母もこんなに美味しいチョコレートは食べたことがない!! と言ったくらい上品な味のチョコレートでした。
包みの中に、全商品のリストがあったのですが、色々と面白い材料のものもあり、これを最初に見せてくれれば色々と詰め合わせてもらったのにな〜〜〜 とちょっぴり心残りでしたが、何しろ美味しかったのでよかったことにしましょう。 一口食べただけで、全身に幸せが広がっていくような、そういう美味しさでしたよ。 

上のクッキーはその数件先の、これまた有名なお店 le petit duc のお菓子です。プロヴァンスの伝統的な製法に習ったお菓子づくりをしているのだそうです。 これは、母が好きなタイプのお菓子でしたので旅行中は食べずに、母に日本に持って帰ってもらいましたが、とっても美味しかったそうです。 






by tomomato | 2017-07-30 06:38 | お出かけ | Trackback | Comments(8)

プロヴァンスの旅 7




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さて、次の日は、リュベロン地方まで足を伸ばすことにしました。
イギリス人の作家、ピーターメイルのエッセイですっかり有名になったリュベロンの美しい鷲ノ巣村たちですが、私もその雰囲気だけでも事前に知っておこうとプロヴァンスの12ヶ月を取り寄せて読んで見ました。  
すでにコートダジュールでもいくつか鷲ノ巣村は尋ねているし、あまり時間もありませんので今回は一日だけリュベロン地方を訪れ、雰囲気がわかれば良いと思っておりました。  フランスが大好きな人たちはきっと、できるだけたくさんの村々を尋ねて見るのでしょうが、何しろ高齢の母と一緒の旅ですので鷲ノ巣村の坂ばかりの街を歩くにはどうしても限界があります。  


リュベロン地方へのドライブは、 プロヴァンスの真髄に来た!? という感じでプロヴァンスの光に満ちた景色が続き、とても気持ちが良い道のりでした。 まずは、 フランスの美しい村の一つ、 ゴルドを道から眺めました。上の写真がそうなのですが、 すごい景観でしょう??? 天空の村という名にふさわしい眺めです。


このままゴルドには寄らず、 まずはそのさらに奥にあるセナンク修道院を訪れました。





実はここは、今回の旅で私が一番たのしみにしていたところなのです。  
修道院の雰囲気が大好きで、 一時は自分が修道院に入ってみたいと思ったことがあるくらい 笑 なので楽しみで楽しみで。 


ラベンダーがとにかく素晴らしいところらしいですが、 残念ながらラベンダーは期待できないことがわかっておりましたので、 その辺は想像力で補うしかありません。



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セナンク修道院に行く途中の道から見下ろしたところ。
大きな建物の右側に広がるうっすらと緑のところが全てラベンダー畑です。 満開の時にはここが青紫一面になるのですよ。 混んでいても、その頃に行く価値はやっぱりあるかもしれませんね。




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サンレミよりも標高が高いせいか、 ラベンダーはやはりほとんど咲いていませんでした。  これ、全て咲いていたら、やはり夢のような光景なのではないでしょうか?  

ここは修道院として機能している場所ですので、内部の見学は時間が限られています。 時間ごとのツアーでしか入れないとか、予約をしておいた方が良いとか、いろいろな情報があったのですが、 朝の11時までに入場すればフランス語のツアーに参加しなくても自由に中を見学することができるとセナンク修道院のサイトに書かれておりましたので、それを目指してやって来ました。 


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セナンク修道院は、シルヴァカンヌ修道院、ル・トロネ修道院と合わせてシトー会のプロヴァンスの三姉妹と呼ばれている修道院で、ラベンダーだけではなく、そのロマネスク様式のシンプルな建築で有名です。   ツアーの旅行などでは外観だけを見て通り過ぎてしまう場合があるようですが、 その建築様式にとても興味がありましたので絶対に中には入りたかったのです。
ル・トロネ修道院はプロヴァンスとコートダジュールを結ぶ線状にあり、少し行きにくいところなのですが、建築家の安藤氏がインスピレーションを得た場所としても知られており、 建築史上とても大切なところのようです。
今回の旅行でもできたら行きたいなと思っていたのですが、コートダジュールでマティスの礼拝堂に入り損なってしまい、 プロヴァンスの後にもう一度行かないといけないので時間的に無理になってしまったので、 セナンク修道院をじっくり見ておこうと思います。 ( 大体様式は同じようなものらしいです)



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期待を裏切らない、 とても簡素な石の空間です。  光が美しい。



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中庭。 ここもアーチが綺麗です。




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kumatoさんが絵になっている・・・ 笑





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どこを切り取っても美しい光景です。






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石の白さと、窓から入る光、 






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色を抑え、あくまで簡素な空間。






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こんな空間の中で生活していたら、自然に気持ちが内側へと向かい、神様と対話できるような気がします。






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ここは、当時暖房室だったそうです。 というか、冬の寒い中、暖房があるお部屋はここだけだったようで、外の作業を終えてこのお部屋で体を温めていたのだそうです。




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この模様はうちの近くでもよく見つけるのですよ。 





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刻まれた文字にも、当時の人の心がしのばれます。




期待を裏切らない、素敵な修道院でした。

そうそう、ここのショップがものすごく充実していましたよ。 
修道院のクッキーがとってもとっても美味しかったです。 
そして、オススメはラベンダーのエッセンシャルオイル! とても安いのです!! 
大瓶を買いたかったのですが、残念なことに大きなお金しか持っていなくて、お釣りがないとかで小瓶しか買えなかったのが未だに残念です。 
あとはこの修道院で作っているラベンダーの蜂蜜を買いました。 まだ味見はしていません。 



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ラベンダーはまだだったけれど、 ここに来れて本当に良かったです。






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車の中からは、ポピーが満開に咲いている草地の光景をなんども目にしました。





この辺りは、手摘みした石垣がたくさんあるのです。


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そして、ここらの石垣の特徴は・・・




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一番上の石が縦になっていること!  面白いですよね。  

母が、不審者が中に入ることを防ぐためじゃないかと言っておりましたが、どうなのでしょうか?

この辺りには石の小屋(ボリ)もありました。  写真は残念ながら撮れませんでした。 うちのあたりでもアルプスの山に同じようなカマクラ型の石の小屋があるのですよ。 


セナンク修道院の後は、行きに道路から眺めた鷲ノ巣村、ゴルドに行ってみました。



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コートダジュールでみた村々と同じような感じ、石畳の急坂の村です。




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この後も別の村に行きますので、母の体力を温存するために賑やかな通りのあたりだけを少し歩いてみたのですが・・・・
道路からの村の全体像の眺めがあまりに素晴らしかったので、実際に中に入ってみるとちょっぴり地味な感じでした。  観光客が来ない裏道をくまなく歩いてみるともしかしたら素敵なところもあったのかもしれませんが、とにかく坂がすごいので私たちには無理でした。   

この日はかなり気温が高く、 外をうろうろ歩くだけでもきつい感じでしたので、レストランで一休みしようとして一旦席につきましたが、残念ながらお腹が空いているのはkumatoさんだけで、私と母は暑くて食欲がなく飲み物だけ欲しいと言ったら、お昼時でしたので断られてしまい、 そうはいっても食べられないものは食べられないので仕方がなく諦めて、そのまま次の村に向かうことにしました。 



by tomomato | 2017-07-29 07:19 | お出かけ | Trackback | Comments(4)

プロヴァンスの旅 6



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毎日盛りだくさんなので、午後は休憩しても良かったのですが、 母も元気で出かけたいというのでアヴィニョンに向かいました。
でも、朝もしっかりサンレミを楽しんで、お昼もゆっくり食べて休んだので、 結構遅い時間の出発になってしまいました。 
アヴィニョンは、しっかり観光するというよりも街の雰囲気が分かればそれでいいかな? とは思っておりましたが、到着したのはなんと夕方の四時頃でした。  
かなり立派な城壁に囲まれた大きな街で、 車は下調べしていたように教皇庁のすぐ下の城壁の近くに止めて、そこから街に入りました。
結構大都会なのでびっくり。 







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アヴィニョンは、1309年から1377年までローマ教皇が住まわれていた宮殿があるのです。  
ただし、宮殿はかなり上り下りがありきついと書かれてあるのを読んでいたので、母には到底無理だろう、外から見れば十分と思っていました。






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母にも事前にそのことは説明してあったのですが、教皇庁の入り口まできたら、母ったら、 ’中に入ってみたいわ!!’  とおっしゃる・・・・・  驚 





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チケット売り場でも、 閉館まであと一時間半しかないし、かなり階段があり上り下りが大変ですよ、 と忠告されたので母にもう一度それを伝えたのですが、 ’入る’ ときっぱり・・・・ 汗






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中は結構広くて見所もたくさんありましたが、建物の各部分に行くのにいちいち階段の上り下りがたくさんあり、一部の階段はとても急だったので危ないくらいでした。 が、朝あれだけ歩いたのにも関わらず、 母はくじけず見学コースを全てこなしました。   宮殿の内部は、 フランス革命でほとんどの調度品が略奪されてしまったそうで、それぞれの部屋の説明はあるもののほぼ空っぽの空間でしたが、フレスコなどが残っている部屋もあり、一部は現代美術の展示場になっておりました。





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バチカンの規模に比べるとかなりこじんまりしておりますが、 色々な調度品が無い分広々として美しい空間だと感じました。




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お土産やさんコーナーのライトに照らされた天井が、とっても綺麗でした。



教皇庁をでて、 急いであの有名なアヴィニョンの橋に向かいました。 閉館まで後5分というところでギリギリセーフで入館することができました。 
ここには橋に上がるエレベーターもあり、 助かりました。






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ほら、橋が途中で切れているでしょう?






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アヴェニョンの橋に来あたら、あの歌を歌わなくっちゃね! と言っていたら、思わず私の口から出て来たのは 

’ロンドン橋落ちた、落ちた・・・・169.png


kumatoさんに、違うだろう〜〜〜 と突っ込まれました。苦笑


kumatoさんは華麗にフランス語でアヴィニョンの橋の歌を歌いスキップをしながら橋を渡り始めました。 







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橋からは旧市街を見上げ、先ほど行った教皇庁も見ることができます。





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スキップしたくなるような優雅な川の景色でしょう??



この後、本当は世界遺産のポン・デュ・ガール


まで足を伸ばしたかったのですが、 kumatoさんが疲れてしまったので諦めました。母は大丈夫だったのですが、kumatoさんの方が教皇庁の階段の上り下りがかなり足にきてしまったようです。  アヴィニョンからさらにニーム方面までかなりの距離をドライブしないといけず、それからサンレミまで戻るのはやはりちょっとキツすぎたかと思います。(日本人なら、 絶対に無理してでも行くだろうと思いますが・・・) ローマでも水道橋は見たのですが、 ポン・デュ・ガールは特に素晴らしい景色のようでしたので、母に見せたかったのですが。 帰ってからPCで画像を見せて我慢してもらいました。




サンレミに戻り、ピザが食べたいという母の希望でイタリアンのレストランに入りました。


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面白かったのは、イタリアンのレストランなのに、イタリアのピザテリアとは全然違うメニューなのです。 イタリアのピザテリアだと、マルガリータは絶対にあると思うのにそういうシンプルなものは全然ない!  ものすごく凝っていて、行くつもの材料を乗せたピザばかりでした。

広々としたテラスでナポリピザをいただき、この日も無事に旅を終えることができたことを感謝して乾杯しました。






by tomomato | 2017-07-27 05:14 | お出かけ | Trackback | Comments(6)

プロヴァンスの旅 5


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時々間が空いてしまってごめんなさい。 お客さんがきたり、仕事をしたりしているうちに毎日、あっという間に一日が過ぎてしまうのです。 
頑張って更新するように努めます。


さて、サン・レミ・ド・プロヴァンスにあるゴッホの道をのんびりと歩いて、 サン・ポール・ド・モゾール教会にやっと到着して中に入ってみました。 





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入り口から静寂が流れる空間で、教会までの小道も教会の前の小さなお庭も、お花で溢れていました。 とてもよく手入れがされているという印象を受けました。 あちらこちらにゴッホが絵を描いたという場所があり、その絵の写真が修道院の中にもありました。 






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中庭は、こんなにも素敵なのですよ。 前日のエクサンプロヴァンスの大聖堂の中庭とよく似た雰囲気です。





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柱の彫刻も素晴らしい。 

母は、 こちらの教会の中庭の方が一層気に入ったようです。 ’説明がないから’ 本当に修道院の静寂さをそのまま味わうことができます。 あまり人も多くなかったので、ゆっくりと回廊を歩いて楽しむことができました。 柱と柱の間に見える中庭が本当に素敵でした。 





二階には、ゴッホの病気や当時の精神病院と治療についての説明の展示があるお部屋があり、 その横にはゴッホのお部屋を再現したものがありました。





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実際はこのお部屋ではなく別のお部屋だったそうなのですが・・・・




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kumatoさん、感無量。  この左手を胸のあたりに置くポーズ、kumatoさんが胸がいっぱいの時のポーズなのです。
無言で、心の中でゴッホと会話をしていたに違いありません。 






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修道院の裏庭はラベンダーガーデンになっています。 プロロヴァンスのラベンダーは七月末が最盛期ですので、 残念ながら蕾しかみることができませんでした。 でも七月は七月ですごい人でしょうしね。 






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でも、このお庭も本当に素晴らしくて・・・・・・・ラベンダー、少し開き始めているでしょう? 
この教会、最初に見学するかどうしようか迷っていたなんて、 信じられません。 ここは、プロヴァンスでも特に素晴らしい場所の一つでした。
 
kumatoさんに後で聞くと、この教会が今回の旅行で一番心に響いた場所だと言っておりました。もちろん、個人的な好みもあるとは思いますが、ゴッホに特に興味がなかったとしても、とても素敵な場所です。 
ここに流れる空気がとても静かで、ここでゴッホが制作に励んだという姿が眼に浮かぶようでした。 この精神病院にはほぼ一年間滞在し、精力的に制作を続けたゴッホは、残念なことにここを出てからすぐに亡くなっています。 





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kumatoさんの姿が消えたので、 スケッチをしているのかな? と探してみると・・・・・

なんと、たわわに実がなっているアップリコットの木の下で、スケッチではなく、アップリコットを食べていました〜〜〜〜!!!

私もいくつか・・・・・    これが甘くてジューシーで美味しいのなんの! ゴッホのアップリコットですよ〜〜〜 ( あ、内緒にしててくださいね。笑 私は下に落ちたものしか食べていませ〜〜〜ん!  この木は、ラベンダーの庭のちょっと影になったところだったので人目につかなかったのですが、ここに紛れ込んでkumatoさんをみた人も、さりげなく木からとって食べてました・・・・ kumatoさん、悪い見本だ〜! )




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ここにこれてよかったな〜。




この修道院のすぐ前には大きなローマ遺跡があり、 ここも時間があればかなり面白そうでしたが、 炎天下の中を歩くことになりそうでしたので、 修道院の余韻を胸に一旦家に戻ることにしました。 




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サンレミでの宿泊所は、正確にいうとアパートではなく一軒家です。   母との旅行では、バスタブがあること、トイレと寝室が近いこと、部屋の中に段差がないことなどいくつか絶対に外せない条件があり、 それがアパートの場合にはそれほど簡単ではないのでかなり苦労して探しました。 プラス、kumatoさんは外に座る空間がないと耐えられない人なので、 さらに条件が厳しくなります。    予約をするときに部屋の見取り図があれば一番助かるのですがほとんどの場合ないので、写真から想像したり、はっきりとわからない場合には事前に問い合わせをします。 今回も、サンレミでほとんどそれらの条件を満たす素晴らしく魅力的なところを見つけたのですが、残念ながらトイレが寝室からかなり遠いのでボツになりました。  その大家さんは、私が問い合わせてからわざわざ距離を測ってくれたほど親切な方でした。
幸い、 最終的に決めたこの家も、 思っていた以上に良いところだったのでよかったです。



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マーケットで買ってきた美味しいものたちをテラスの机に並べて、ランチです。 全て美味しかったのですが、特にタプナードが面白かったです。
白いのはニンニクのタプナード、薄い朱赤のものはパプリカのタプナード、濃い赤のはドライトマトのタプナード、黄色いのはひよこ豆のフムスです。 
味がね、おフランス、 上品で美味しいのです。 三人とも夢中で食べましたよ。



食後、少し休んで午後はアビニョンまで足を伸ばしてみることにしました。 



その前に


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kumatoさんはお家のお庭にあるプールに飛び込む!!




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天気予報では、プロヴァンスも相当暑いはずだったのですが、 実際には少し涼しすぎるくらいだったのです。
予報通りに暑かったら、消耗も激しく観光もこんなに精力的にできなかったかと思うのですが、 私は風邪がやっと治りかけのところでしたので、この日はプールには入る気にはなれず、気持ち良さそうに泳ぐkumatoさんを眺めるだけでした。 















by tomomato | 2017-07-23 05:18 | お出かけ | Trackback | Comments(4)


イタリア@アルプスのふもと do田舎暮らしー自然と美しきものとの暮らし  大きな岩の上に佇む石の家でART*こころとこころのつながり*くいしんぼ


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