2018年 01月 06日 ( 1 )

久しぶりに修復の話





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こちらは、一月二日からもうほぼ普段通りの生活が始まっています。 

本来、クリスマスのお祝い自体は12月24日の夜から1月6日まで続き、この聖12夜の間に見た夢はとても大切な意味があるとも言われている神聖な期間なのです。(日本の、一富士・二鷹・三茄子みたいなもの?) が、 現代ではだいたい24、25、26日とクリスマスで盛り上がり、 次は12月31日の大晦日、1日に新年を迎えて再び盛り上がり、 後は平常通り仕事が始まるところが多く、 6日、三賢王の訪れの日を思い出したようにまた少し祝って完全に普通通りの生活に戻ります。  

うちでも、もう二日からリビオがやってきて屋根の修復作業がまた始まりました。      







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どこかで書いたと思うのですが、本当は12月末に屋根の修復作業は終わる予定だったのです。  リビオはとてもきっちりした人なので、 きっと終わると信じていたのですが・・・・

やっぱり予定は未定・・・・・

この冬は思いの外厳しく、 特に12月に入ってから夜はマイナス6、7度、 そして午前中も11時くらいまでマイナス5度、 その上もちろん冬至に向かって毎日日が短くなって行きましたので、 リビオの仕事時間がぐっと減ってしまったのです。  
温度がマイナスになりますと、漆喰も乾きませんし外での作業は非常に厳しいです。  結果、リビオの作業時間は夏の半分近くになってしまいました。

さらにはドカ雪が数回降りましたので、作業場に積もった雪の処理や、破壊されたテント屋根の修理、 瓦に使う石の上に積もった雪が凍ってしまったのを割る作業など、本来の修復作業以外にもたくさんの時間を取られてしまったのです。




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必死で外で働いている人をよそに、 のんびり手を振っているお邪魔虫が約1名おりますが・・・・




その結果、12月の末ではなく、大体1月末くらいには終わるだろうということになりました。 (予定は未定・・・・ と再び言い聞かせる私)
仕方がないのですが、少し残念です。 私のアトリエは、 修復部分と直接繋がっておりますので、それほどうるさくはないとはいえ、やはり作業の音や気配が気になって集中できないことが多いのです。 その上、室内用ドア一枚隔てた向こうは修復中のほぼ外と言って良い場所なのですが、昨年までのように断熱材を置くことができないので若干寒いのです。  
けれども、 文句など言っては、一生懸命作業してくれているリビオやkumatoさんに申し訳有りません。  いつになるかわかりませんが、完全に出来上がったら私専用の水道のシンクも設置されますし、倉庫もできるのですから!!  (我慢するぞ〜〜〜えいえいお〜)





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リビオの屋根の仕事の行程は、まず隣の建物との接合部分の複雑なところから取り掛かっているようです。
接合部分はかなりきちんとやらないと水が建物の中に流れ込んできてしまいますから、 そこをしっかりと抑えることに重点を置いているようです。

一昨年、彼がkumatoさんのお友達の別荘の屋根を作りました。 その後大雨が降り、家の一階まで多量の水が流れた跡があったそうで、リビオの施工した屋根に問題がある!! と訴えてきました。 kumatoさんがすぐにリビオに電話をしたら、 ’そんなはずはない!!’ ときっぱりと否定したとか。 もちろんリビオはすぐにその家に行って、 水が漏れている場所を点検しました。
そしたらなんと! 漏れていたのは屋根からの雨ではなく、 トイレを設置するはずの位置の水道の栓がきちんとしまっていなくて、そこから何ヶ月も水が漏れて階下まで流れていたとか!!  もちろん水道関係は、リビオではなく、 うちの水道もやってくれた水道屋さんが施工しました。 この人、うちでもとにかくいろいろと失敗をやらかしてくれまして、温水と冷水の蛇口を間違えて取り付けるとか、 温水タンクのパイプ関係を全く間違って接続したとか、(これは本当に危険で、爆発して家が吹っ飛ぶくらいのリスクがあります。爆発はしなかったけれど、 その接続の間違いに気づくまで、 夏は冷水をひねっても火傷するほどの熱いお湯がしばらく流れ続けるなどの不都合がありました。) ここかしこの水道や下水のパイプがきちんとしまっていなかったとか、シリコンなんてぐちゃぐちゃにぬりつけるとか・・・・  もうとにかくいろいろなことがありました。    人柄は愛すべき、良い人なのですが・・・・・ (ため息) 

温水タンクは複雑すぎる装置なので無理でしたが、水道屋下水のパイプの緩みはその度にkumatoさんが黙って直しました。 多分kumatoさんが最初から全部やった方が時間節約になったかと思います。 

というわけでリビオの名誉は挽回されました。  この人の仕事の仕方と、頭のよさを考えると、決してヘマはしないと心から信頼できます。

家の前のピアッツア(広場のようなもの)には、かなりの量の石が並べてあるのですが、 その一つ一つの形と大きさをリビオは覚えているのだとか。
この人ならさもありなん、 と思います。 







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寒空の下、一つ一つ石を積み上げて行く作業、 その継続の力を私も見習わなければ! と思います。







暮らし部門/旅行・お出かけ部門で応募します。















第2回プラチナブロガーコンテスト



by tomomato | 2018-01-06 02:06 | 石の家の話 | Comments(2)


イタリア@アルプスのふもと do田舎暮らしー自然と美しきものとの暮らし  大きな岩の上に佇む石の家でART*こころとこころのつながり*くいしんぼ


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