2017年 02月 27日 ( 1 )

ど田舎のチョコレート工場




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毎日暖かかったり寒かったりの繰り返しです。毎年のことですが、こうやって確実に春に近づいて行くのですね。
厳しい冬だったせいか、確実に春が近づいてくるのを感じるととても嬉しいです。
ここのところ午前中は、kumatoさんも私も庭仕事に精を出しておりました。 でもまだまだ終わっていないことがたくさん・・・・  私は明日、全てをkumatoさんに丸投げして日本に発ちます。 バラの誘引も終わってないというのに・・・・(ちゃんとやってくれるかなあ?  去年も随分遅くなってしまったけれど)



昨日、国境を超えてスイスのティチーノ地方まで、出かけてきました。 まずはアスコーナという湖沿いにある高級リゾート地でいくつかギャラリーをチェックして、 それからルガルノ方面に向かい、 街を超えて山奥の方までかなり行きました。

着いた先は




半分、kumatoさんのお仕事も兼ねていたので写真をほとんど撮らなかったのですが、ホームページの方にいくつかありますので関心のある方はどうぞご覧になってくださいね。

ここは、今では寂れてしまったひっそりとした谷あいの、 古いチョコレート工場の跡地なのです。
ここを買い取って、ルガルノ市の協力を得ながら大きなアートセンターを作ろうというプロジェクトがあるのです。
巨大な工場の施設を展覧会会場として使い、そしてチョコレート工場の職員たちが寝泊まりしていた宿泊施設をアーティストの宿泊所にして、アトリエと共に貸し出しする予定なのだそうです。
kumatoさんの学校の校外学習の場所にどうだろうかと、お誘いがあったので、下見をしにやってきたわけです。 

チョコレート工場は巨大な古い建物で、なかなか風情があります。 去年、チューリッヒの若いアーティストたちが半年やってきて合宿しながらインスタレーションをしたそうで、 その名残が残っていました。



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これ、建物が全部紙で包まれていた名残だと思われます。笑 


建物の改装などはまだ最小限にしかされておらず、 なんだか殺伐とした雰囲気でしたが、私もkumatoさんもなぜかベルリンを強烈に思い出しました。  殺伐とした古い大きな空間、 大きな可能性、 アバンギャルド、 アート、実験的空間、 そんな言葉達が次々と頭に浮かんできます。



その日は、ルガルノのアーティストの展覧会のベルニサージュだったようで、何人かの人たちが集まっていました。




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宿泊施設は古いユースホステルみたいな、シンプルな施設で、 シャワールームもトイレも共同というものでしたが、若い人たちならば結構心地よく暮らせるかも?  
大きな素晴らしい空間の工場の方は、いつも展覧会があるようでアトリエとしては使えないのは残念でした。 使えるアトリエは少し小さめでしたが、夏ならば外で仕事をする方が気持ちが良いので大丈夫かな?



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工場の一階に、チョコレート工場にちなんだ展示がされているというので行ってみました。 ここは元、チョコレート工場の倉庫として使われていたところです。



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この展示がすごかったです。 私のカメラは暗いところで光をよくピックアップするので明るく見えますが、実際は内部はかなり薄暗いのです。 そこに、カカオ豆がドサッと床にばらまかれて歩くたびにぐしゃっと砕かれます。

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そしていくつもある部屋のすべての壁に、カカオの収穫に奴隷のように働かされている黒人達の写真がかけられていて、一つの部屋では映像もありました。 暗い空間の中で、 何か強く訴えかけてくるものがあり、なかなか心を打つ展示でした。
この間のミラノのエキスポにあったらものすごく心をうつパビリオンになったんじゃないかと思ったほど。 エキスポにはこんなに、シンプルだけれど力強い展示には出会いませんでした。 



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kumatoさん、やたらにかがんで床に散らばっているカカオを手にとってみていると思っていたら・・・・なんと!

皮をむいてボリボリ食べてた!!!  驚 


おまけに家に帰ってきたら、ポケットからすごい量のカカオを取り出してた!! 展示物、勝手に持ってきちゃって〜〜!!   食べるつもりで持って帰ってきたらしい〜〜〜〜 !!

そういう私も、 現在の一般のチョコレートの原料となる、カカオと砂糖が少量混ざった粒(ほぼチョコレートですが) がどさっと袋に入って産地別に何種類か置かれていたので、そこから結構つまんで食べてしまいました。 恥
純粋なカカオは良い香りがしてとても美味しかったです。





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これは、メインの工場の横の小さな建物。 こんなど田舎にあるチョコレート工場って、なんだかとても不思議な雰囲気を醸し出していて、 本当に面白かったです。
アートをとおして町興しをしよう! という目的があるようですが、 どうでしょうか?? 
まだ始まったばかりなので、 ものすごいポテンシャルがあると同時に、 こんなど田舎まで人が来るのだろうか?という思いもあります。

きっと夏にきたら随分印象が違うのではないかと思うので、 また夏に来て周りの自然の様子もじっくりとみてみたいと思います。

今回は、アスコーナのギャラリーでも、このチョコレート工場でもとても良い出会いがあり、充実した一日になりました。 




ご飯の写真
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kumatoさんが久しぶりにグリルをしてくれました。




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く〜〜〜!! やっぱり魚はこうして食べるのが一番美味しい! シャケと小さなイカのグリルです。あとはお庭の野菜。  本当に美味しかったです! (自分がほとんど何もしなくていいというのがまた嬉しい!)




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再び、バッファローのモッツアレラのパリパリフォカッチャ。
kumatoさん、普通のフォカッチャよりもこの方が好きになってしまうみたいです。


今日は、街でカーニバルがあったので行って来ました。 
明日、出発なので、日本で時差ボケから覚めたら記事にしたいと思います。 

by tomomato | 2017-02-27 05:54 | お出かけ | Comments(6)


イタリア@アルプスのふもと do田舎暮らしー自然と美しきものとの暮らし  大きな岩の上に佇む石の家でART*こころとこころのつながり*くいしんぼ


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