公現節 〜 三賢王の日 



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今日は、クリスマスのお祝いの最後の日、 公現節でした。
キリストが生まれたことを星の現れで知った東方の三博士、カスパール、メルキオール、パルタザールが長い道のりを経てキリスト誕生の地を訪れ、それぞれの贈り物を渡してお祝いしたと言われる日です。

国によっては、 12月24日の夜や25日ではなく、 この1月6日にクリスマスプレゼントを贈る習慣があるところもあります。 





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フランスでは、ガレット・デ・ロワを食べる習慣がありますよね。

スイスではこの時期、 フランスのようなリッチなケーキではなく、ブリオッシュ生地をドーナツ型に焼いたパンが売られています。  小さなプラスチック製!のフェーブも一応入っていて、紙の王冠もついてきて、フランスと同じようにみんなで切り分けて食べるのです。 

が、 やはり美味しいのはパイ生地を使ったフランス式でしょう!!! 
この時期、日本の母はいつもメゾンドカイザーやビゴのガレット•デ・ロワを買っていて、 たまたま私の帰国時期が当たると美味しいものが食べられるのですが、このイタリアのど田舎にはそんなものがあるわけありません。 

食べたければ、自分で作るしかないのです。 




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私が作っているのは、 ビゴのレシピです。 
これが結構めんどくさくて、 中のクリームはクレームダマンドとクレームパティシエールを合わせたクレームフランジパーヌ、 (アーモンドクリームとカスタードクリーム? を合わせたもの)、上に塗る卵黄にはコーヒーエッセンスが入り、 シロップがけをさらにするなど、こまごまと準備するものがあるのです。 たくさん作るのならまだしも、 小さいガレット・デ・ロワを一つ作るだけですので、それぞれの容量が少なくかえって作りにくいのです。 

だいたい、 パイ生地作りがめんどくさい! 最近バターをたくさん使ったお菓子をほとんど焼かないようにしているので、手の込んだ折り込み生地を作るには気合を入れないといけません。 

というわけで毎年作ろうかどうしようか迷うのですが、 パイ生地だ〜い好きなkumatoさんが楽しみにしておりますので、 今年も頑張りました。 もちろん自分も食べたいし・・・・

でも例によってレシピをきちんと読んでおらず、とりあえず始めてしまったので、 3日前から始めていたにもかかわらず、今朝、組み立てて焼こうとしたらあれやこれや忘れている工程があり、 きちんと間に余裕を持った寝かせ時間を取れませんでした。
 
さて、なんとか組み立ててあとは模様を入れるだけ、さあオーブンを温めようと改めてレシピを見たら・・・・・・

   クリームを入れて生地を合わせた後、 冷蔵庫で一日落ち着かせる 

って書いてあり、青くなりました。  今日が公現節ですから今日食べないと〜!! 明日まで待てませ〜ん!! 
数時間以上待てませ〜〜ん!!  






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おまけにいつも模様をつけるのに使っているナイフが、 おそらくkumatoさんの仕業でしょう、 先が欠けていて使えなくなっており、 鈍いナイフしかなかったので上手に模様をつけられませんでした。 

などなど言い訳を連ねた結果、 数時間後にオーブンに入れて焼いたら、 爆発して一部裂けました。 笑 

去年の方が上手に焼けていたような気がします。 一年に一回しか作らないので、 上達はしませんね・・・・・・ 



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味は、最高に美味しかった〜!   中のクリームにラム酒を効かせているので、大人の味。

この嬉しそうなkumatoさんの顔を見てください。



実は、kumatoさんが切ったにもかかわらず、去年に引き続いて今年も私が真っ先にフェーブを当ててしまったのです。 去年ちょっぴり問題がおこりましたので(下記リンク参照) さらりと ’あったったわ’ と笑って済ませ、 王冠を隠してあることは内緒にしました。 その後、おかわりの時にkumatoさんに当ててもらって、王冠を頭にのせてあげて ’よかったね〜〜王様だよ〜〜〜!!’ と派手に喜びました。  
(実はkumatoさん、私がフェーブを入れるところを見ていたので、二つのフェーブを対角線上に入れたことを覚えていて、どのあたりにもう一つのフェーブが入っているかを検討つけていたのですがね・・・・・・)

それでもこの嬉しそうな顔!  王冠を脱がずにず〜っと食べ終わるまでかぶっていましたよ。  
kumatoさん、王様体質なのは間違いありませんが、 ガレット・デ・ロワでも本気になる子供っぽいところがある方です。 
来年もやはり、私はkumatoさんが王様を満喫できるようにこうやって気を使うのでしょうか?  60歳、 80歳になってもこうやって王冠を作って、
kumatoさんの頭にのせるのかしら????  笑





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結構美味しかったので、kumatoさんは3回もおかわりをしました。 
作るのは三日間でしたが、 食べるのはあっという間でした・・・・・・・・。




夜には、最後のクリスマスツリーを二人で楽しみました。




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クリスマスにお正月、 本当に楽しかったなあ・・・・・・

新しい年も、こんな風に楽しく充実した毎日になりますように。



明日からkumatoさんは、約二週間スイスに行きます。  私はツリーやクリスマスの飾りの片付けをして、 また新たな気持ちで毎日に向き合いたいと思います。 
主人公がいなくなるので、 ブログの話題があるかどうかちょっぴり不安です・・・・・・。 





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by tomomato | 2018-01-07 07:26 | 石の家の楽しく幸せなできごと | Comments(10)
Commented at 2018-01-07 07:41
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by pot-eri at 2018-01-07 08:06
ガレットデロワ美味しそうー食べたーい! うちの小さな田舎町では買って食べたいと思う様なパン屋さんやお菓子屋さんは無いの。。パリだったらなぁ。。
すごく手の込んだレシピなのね。 包丁の先っちょの犯人、あはは、うちもそういう様なことよくある。二人だとすぐバレちゃうよね。(うちは猫のせいにしたりするけれど 笑)
フランスでも地方によってはブリオッシュみたいなシンプルなガレットのところもあるみたい。
Commented by tomomato at 2018-01-07 16:21
鍵コメさん、わざわざお返事をありがとうございました。 本当に色々な人、色々なことがありますよね。 それぞれの人の事情を考えると、致し方ない時もありますし。 新しい試み、素晴らしい!  きっと良い一年になりますよ! 
Commented by tomomato at 2018-01-07 16:25
poteriさん、 ガレット・デ・ロワ食べなかったの〜〜〜? 涙  フランスでも田舎の方はやっぱり良いものはあまりないものなんだ・・・・知らなかった。 おフランスはどこもおしゃれで美味しいものでいっぱいなのだと思ってた!  パリならいくつも買ってみたいお店があるでしょう?   フランスでもブリオッシュ生地のところがあるのね、そういえばどなたかがそんなことを書いてたのを読んだことがあるような??  あれはあれで美味しいけれど、ガレット・デ・ロワって言ったらやっぱりパイの方を食べたいよね!^ー^  カロリー考えると本当に恐ろしいけれど! 
Commented at 2018-01-07 19:05 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by alpinistin at 2018-01-07 22:10
Tomoさん
インスタで満面の笑みのKumatoさんを拝見して、訪ねて来たら怒濤の更新ですね!すごいです!
ガレットデロワ、お手製なんてすごいです!当地は残念ながらレーズン入りの甘いブリオッシュですからねえ。。。でも今年、生まれて初めて王様になりました!
それにしても爆発しただなんて、写真からでは全然分かりませんよ。それにKumatoさんのうれしそうなお顔は王様になれたからだけではなくって、美味しいものが食べられる嬉しさも混ざっていますよね?(笑)爆発と言えば、新年早々に焼いたZopf、我が家でも見事に爆発してくれました。
熟成だとか発酵だとか、時間を書ける意味ってやっぱりあるんですよね〜。今年1年が、じっくりどっしりした1年になるといいですね。うふふ。
Commented by tomomato at 2018-01-08 01:40
鍵コメkさん、 お〜〜〜〜 そうなんだ〜〜〜  焼いてあげた〜い。 本当にどこでもドアがあったらいいのに!! 
Commented by tomomato at 2018-01-08 01:45
alpnistinさん、 ふふふ、怒涛の更新が果たしていつまで続くか??? 今日からkumatoさんがいなくなったので、車もないし雨だし、全く何も話題がなくなりそうです。  過去の写真でも探すか? どうしよう?? (弱気)
プツリと3週間くらいブログ更新しなくなるかも。  
王様、おめでとうございます!!  やはり当たると嬉しいですよね。でも、去年以来、私が先に当たったらどうしようと不安に思うようになりました。 笑    本物の王様(kumatoさん)の顔を立ててあげないと・・・・・
zopfの爆発ってどうなるのでしょうか???  膨らんで裂けた??  私のガレット・デ・ロワも、 後ろ側の模様の切り込みが浅くて、 それなのに空気だしの穴が小さかったので綺麗に裂けてしまったのです。 涙。 本当に時間をかけるのって大切ですよね。せっかちなのでついつい失敗をやらかします。 2018年じっくりドッシリ・・・は、もうすでにしっかりと体重に現れたような気がします。 笑  よく食べた年末年始でした。
Commented by francana at 2018-01-12 22:37
遅ればせながらコメントさせてください~
ガレット・デ・ロワの顛末、可笑しいですね。kumatoさん王冠かぶって本当にうれしそう。
そうなんですね、フランス風のガレットはイタリアにはないのですか。
考えてみれば当たり前なのかもしれませんが、日本にはあれだけ溢れているので、なんとなくどこにでもあるような気がしていました(笑)。
息子が食べられないこともあって、うちでは買わないんですよ~ このお店のもあのお店のもおいしそう、なんてあちこちのブログで写真を眺めています。
パイ生地らしきものをグルテンフリーで作ってみたい、と思うだけは思っています(笑)。
Commented by tomomato at 2018-01-13 05:23
francanaさん、 そちらの方に書いてしまったけれど、 francanaさんならグルテンフリーのパイ皮絶対に作れそう!のびの良いクッキー生地ならば?  あるいは、 スイス式にグルテンフリーブリオッシュにフェーブを入れるか??   イタリアでは、ガレット・デ・ロワは全くみたことがありません。 この日にはそれぞれの地方でお菓子があるようなのですが。 ビスケットかな? 魔女が子供達にお菓子を持ってきてくれる日としての認識の方が強いようです。 陸続きなのに、全然違っていて面白いですよね。 
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