十二月一日 初雪



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なんと、 今日はちょっと寒いなあと思っていたら雪が降りました。 






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午前中からどんよりとしたお天気でしたが、 雨が降る気配はなかったのでコートに防水スプレーをして外に干していたのですが、 雪が降り始めたことに気づくのが遅く、 コートのフードに雪がかなり積もっていました。 笑






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リビオも、慌てて風で吹き飛んでしまっていたプラスチックのシートの簡易屋根を付け直していました。






そう、ご覧のように、 最後の修復部分の屋根の骨格ができたのですよ。 雪が降るちょっと前に、ちょっと怖かったのですが、今日は頑張って足場の一番上まではしごで登り、写真をとりました。 




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なかなかしっかりした感じで、素敵です。上にのせる石は、計何トンにも及ぶ重さがありますので、梁はしっかりしていないとその重量を支えることができません。 




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元々の壁を少し高くして、しっかりと梁を埋め込みました。壁が厚いでしょう? 〜70cmくらいあるかしら?? この部分はお隣の家と長屋状に続いているのですが、そのお隣の梁の一部が腐っていて危険な状態でしたので、 それもうちの負担で二日がかりで直しました。  うちを修復してもお隣の家が崩れたらうちも崩れますからね。




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下はこんな感じ。 小さなお部屋なのですが、 出来上がったら素敵になると思います。 と言ってもここは作品や材料の倉庫になる予定ですが。 ちょっと勿体無いかも。

ここと続きの手前の部分は1600年代の建物なのですが、 ここは・・・・・






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煙突部分に1747年と書かれています。 この建物自体の年代か、煙突の年代かは?  ですが。 この煙突はうちにある二つ目のパン焼き釜の煙突です。   こちらの小さなパン焼き釜は完全に壊れていて、修復はしません。 小さな村なのに2つもパン焼き釜があったなんて、 おかしいよね? とよく話しています。 相当な人数が住んでいたのか、それともグループが二つに分かれていたのでしょうか? 




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ここが、夏から秋にかけて直した母屋の屋根の部分です。 上にあがったことがなかったので、一体屋根ができたのかどうかこの目で確かめていなかったのでなんだか嬉しくなりました。 よくできていると思います。 





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一人で黙々と、(時々kumatoさんもお手伝いをしますが)ここまでやってすごいわ・・・・・

クリスマスまでに終わる予定と言っていたけれど、この様子ならば本当に終わるかも?
リビオは、もともと自国で(イタリア人ではない)建築家だったのです。 ちょっぴり皮肉屋なところがあり、プライドがとても高い人ですが、 ものすごく頭がいいです。 毎日の作業も、自分でしっかりと予定を決めてその予定にしたがって作業を進めているようで、 全てにおいて規律正しい人です。 こうした骨組みからの作業もきちんと構造を理解してやってくれているので、100パーセント信用できるのでありがたいです。 やって貰えるまで随分と(数年待ちました 涙)時間がかかりましたが、 一度始めたら本当に完璧に毎日の作業を進めてくれるのでkumatoさんも安心して任せることができます。

3年前までの修復作業では、kumatoさんが現場監督で全ての判断が肩にかかっていたので随分大変で、kumatoさんの不在中の作業にはいくつも不具合があって困ったのですが、(残念ながら今もその不具合とともに暮らしています。台所の窓の開口部が小さく、光がよく入らないとかそういう致命的なところまで。 滝涙) 今回の修復ではむしろリビオがボスという感じなので、kumatoさんは安心してスイスに行くことができますし、 リビオが必要な時だけ、kumatoさんはお手伝いとしての役目を果たしています。  





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明後日から私は出かけるので、 kumatoさん用のおやつを色々と作りました。ゴマと胡椒のクラッカー、 マジョラムのクラッカー、 そして焼酎イチヂクとアーモンドのビスコティ。 そして、干し柿第一弾が出来上がりましたので、おろしました。






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中に、間違えて第二弾のもの(あとからぶら下げたもの)も混ざっておろしてしまっていたのですが、 何しろ干し柿は、出来上がる前の半生?トロトロが一番美味しいので、 それにくるみを入れてゴルゴンゾーラチーズをのせました。
これが悶絶するほどの美味しさ! 

贅沢な楽しみです。 





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私の小判袋・・・・・笑
今日、最後のドライ柿を作り終え、しみじみとした達成感を味わっています。 何週間ぶり? 

 柿フリーライフ。


あとは、 熟しガキを代わり番こに冷凍するだけ。 
もしかするとkumatoさんがもっと持ってくるかもしれませんが!!???、それはもう一つの壺に入れて柿酢を作るだけです。 

この大きな小判袋二つ分、いやもしかするともっと出来上がりました。もしかすると柿、400〜500個分くらいは処理したかなあ????     この袋、持ち上げるのがやっとなくらいに相当重いのです。 最後はもう修行僧のようにただ黙々と毎朝毎晩作り続けました。 ただし今年は、ちょっと作りすぎ、 最後の方はもう、飽きてきて正直言って辛かったです。 (そうまでして作るか??? 笑 ) 
仕事時間がその分削られるし。  柿をスライスしながら、 人生の意義について毎日自問自答しておりました。

柿もだんだん柔らかくなってくるので、 最初のころとは質感、味が全然違う仕上がりになってきます。 最初のは、明るいオレンジ色で割とパリッとしていて味もあっさり甘いのですが、 後半のは柔らかいので分厚く切って作りますし、糖分が飴のようになり半透明で、食感はグミのような感じ、 甘さはその分はグッと増します。 薄い方がもちろん綺麗なのですが、 食感と味はどちらが好きかは好みが分かれると思います。  

今年は収穫が早かったこともあって、 薪ストーブだけではなく電動のドライヤーも駆使して20〜40個の柿を毎日処理していきましたが、 できることなら、 薪ストーブだけでのんびりと作っていくくらいの量がちょうどいいかなあ????  
kumatoさんがいない時にはひたすら一人で作りながら、 こんなに作ってどうするのだろう? 私は何のためにこれをやっているのだろう? と思っていましたが、帰ってきたら作る側からつまみ食いをして嬉しそうに食べてくれるので、 作ってよかった・・・・とホッとしました。 

明日の朝起きたら、これが全て小判になっていたらいいのにな・・・・・・ 遠い目  



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昨日はkumatoさんが薪ストーブでお魚を焼いてくれました。





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冬には冬の楽しみがあり、寒いけれど、決して嫌いではありません。 



日曜日から10日近く、ドイツに行きます。 
無事に帰ってきてからゆっくりとお話ししますね。 



しばらくはブログの更新はできないかと思いますが、 帰って来たらまた修復の様子、 ドイツの様子をお見せしますね。 

どうぞ皆様も、寒さに負けずお身体を大切にお過ごしください。 


by tomomato | 2017-12-02 06:03 | 石の家の話 | Comments(8)
Commented by pot-eri at 2017-12-02 20:28
リビオさんは仏人でも伊人でもなかったのね、納得。信頼出来るねー 笑
石の屋根は風情があってとても素敵ね。工事もさくさく進んでいる様でtomoさんの喜びが伝わってきます。
柿フリーライフおめでとう、小判が袋にざくざく素敵。 クスッ 人生の意義について考えたの、結論でた?
ドイツの旅(?)気をつけて楽しんで来てね。
Commented by tomomato at 2017-12-03 00:58
poteriさん、そうなのよ。^ー^  ラテン系じゃないの。 笑  すごい信頼できる〜〜〜〜   石の屋根、 古いのは色々と問題もあるけれど、とても美しいと思う。 新しいスレートに変える人もいるけれど、 やはりこの昔ながらの方が風情があると思う。 小判、 いいでしょう?? 笑 綺麗だし美味しいし。 ほんとこれが金だったらいいのに。
人世の意義の結論・・・・・出ませ〜ん。 悶々と考えてただけ〜 
では行ってきま〜す。
Commented by pot-eri at 2017-12-03 22:38
そう言えば私達が信頼している屋根職人のダレン君もオリジンはイギリス、アングロサクソンだったー!
Commented by ノラ at 2017-12-04 11:10 x
寒くなりましたね
屋根の改修も大変な工事ですね
古い面影のままで一層素敵なおうちになりますね

明日の朝起きたら、これが全て小判になっていたらいいのにな・
には大いに同感します。
私もザル一杯に解したザクロの実を見て、これがルビーだったらいいのになと思いましたよ。
Commented by papricagigi at 2017-12-05 14:10
リビオさん、こんな雪の日でも作業されてたの? tomさんはこんな日にはしごで登って写真を撮りに行ったの? んもぅ、足場がつるつるすべるでしょう?! どうか怪我をするようなことはしないでー(高いところ苦手なので、ぞっとしちゃう)。きれいな空間が出来上がりそうだね♪ 物置部屋にするなんて勿体無いよー。

家に小判袋や「壺」をいくつも常備しているひと、あまりいないよね〜って、読みながら笑っちゃった。お店でものは買えないけど、物々交換には使える小判だねっ♪ 10日間、楽しんできてねー。
Commented by tomomato at 2017-12-06 06:25
poteriさん、やっぱりー アングロサクソンとラテンはやっぱり違うでしょう!! 国民せって本当にあるわよね。。イタリア人の建築家のアンドレアは、かなりきちんとしてるけれど珍しいタイプ。
Commented by tomomato at 2017-12-06 06:28
ノラさん、おかげさまでゆっくりですがだいぶ進みました。完全に使えるようになるまでには、まだ色々な作業があるのですが。ざくろ=ルビー 確かに!! うちのざくろはまだ実ったことがありません、果たして実るのか?? うちにもルビーの山があったらいいなあ 笑笑
Commented by tomomato at 2017-12-06 06:33
paprikaさん、確かに。。 かなり梯子が長靴だと滑って大変だったー 自分が年取ったせいかと思った。。。リビオも本格的に降り出してからは流石に作業できなくなっちゃったー 今年の寒さはひどいので、工期が遅れるかもしれないー ふふふ 確かに物々交換できるー その線で行こう!! 小判袋はアンティークのヘンプの袋でね、二つあって二つともぎっしりになったー でも私がドイツにたったその日からくまとさんたら一日中食べてるらしいーーーー
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イタリア@アルプスのふもと do田舎暮らしー自然と美しきものとの暮らし  大きな岩の上に佇む石の家でART*こころとこころのつながり*くいしんぼ


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