プロヴァンスの旅 10



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間がまた空いてしまってごめんなさい。
途中スイスまで往復したり、毎日の仕事、たくさんの保存食作り、 お客さんなどに追われてあっという間に日々がすぎて行き、来週末から恒例のkumatoさんの学校のコースが始まりますのでその準備も始まったところ、 なかなかブログに向かう時間がありません。

というか、最近歳のせいか!? 夜に何かを集中してすることができなくなってしまって・・・ とほほ・・・
つい最近まで、朝から夜遅くまで働けたのですが、 もう無理です・・・・



と前置きは置いておいて、 旅もほぼ終わりに近づきました。 

プロヴァンスを満喫して、 まだまだ心残りの場所がたくさんあるのですが次回への楽しみにして一気にイタリア方面に向かいます。 
というのは、 母の、’今回はジェノバに絶対行きたい!!’ という強い希望があったからです。 旅の予定をあれこれ考えるのに、ミラノからジェノバ、 そしてコートダジュール、 プロヴァンス、そしてスイスを抜けてフランクフルトに戻る方法なども色々と考えたのですが、 結局、フランクフルトから飛行機で一気に南下する方法を選びましたので、行きはフランクフルトからニースへ、帰りはミラノからフランクフルトへ飛ぶ方法を選びました。 

というわけで、 再びコートダジュールを通り抜けます。 かなり長いドライブですが、途中で見損なったマティスの礼拝堂を訪れて休憩を入れながら走って行きます。




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マティスの礼拝堂の道すがりにルノアールの邸宅美術館がカールシュルメールという街にのはずれにありますので、寄ることにしました。 
kumatoさんは、ルノアールには全く興味がなかったのですが、 通り道なので寄ってくれました。




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これが結構良かった!
広い広いオリーブ畑を所有する素晴らしい庭園で、気持ちの良いところです。





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ルノアールは存命中に有名になりましたので、 とてもお金持ちになり、色々な芸術家のお手本? 憧れの対象? みたいな感じでたくさんの人がここを訪れルノアールに会いに来たそうです。 



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邸宅のテラスからは、コートダジュールの海が遠くに見渡せ、 素晴らしい立地です。




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ルノアールのアトリエは、案外小さく質素にまとめられていました。 イーゼルの前の椅子は、車椅子です。




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晩年、ルノアールはひどいリュウマチに犯され、歩けないどころか最後には筆も握れなくなりこうして紐で筆を手に縛り付けて作品を制作し続けたそうです。 すごい。 





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あれほど興味ないと言っていたにも関わらず、 やはり感慨に耽るkumatoさん。





お家の一階は彫刻美術館になっており、上階はお部屋や一部作品を展示してあります。



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ルノアールかと思ったら、ルノアールの息子の作品でした。 



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海を見渡すダイニング



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大きなテラス付きのリビング




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バスルーム。 ここが来場者用トイレかと思って間違えて使いそうになりました。




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ルノアールの小作品。 色あいが綺麗ですよね。 さすが巨匠。
ルノアールは、女性の美しさにかなうものはないと言って女性をテーマにした作品が多いですが、 ここにはこうした風景画の小作品や肖像画がいくつか展示されておりました。




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貧しい画家たちが憧れてルノアールの邸宅を訪れた、 そんな光景が目に浮かびます。

私、ルノアールはセザンヌのようにお金持ちの家庭の出身かと思ったのですが、 そうではないそうです。
貧しい家庭に生まれ、 子供の時にはティーカップに絵づけして小銭を稼ぎ、のちには女性用のセンスに当時のフランスの女王の肖像画を描いて売って、 それらがとても人気だったそうで、そうしてコツコツ貯めたお金で美術学校に行ったのだそうです。 これだけの邸宅を購入し豊かな生活をするまでには色々な苦難があったようです。 

オリーブ畑ではオリーブオイルなども作っていたようですが、これはもっぱら奥様の趣味だったそうで、 ルノアール自身は絵にしか興味がなかったようです。 



コースが始まる前にこの旅行記を終わらせてしまいたいので、 ちょくちょく短めの記事を更新していきたいと思います。 黄桃のコンポートが煮えたところですので、 瓶詰め作業にかかりますので今日はここまで・・・・^ー^ 

by tomomato | 2017-08-12 19:07 | お出かけ | Comments(0)
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