プロヴァンスの旅 2



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さて、マルセイユの港に降りて来ました。  観光に便利な側にある駐車場をあらかじめ調べておりましたので、すんなり停めることができてひとまずほっ・・・・。 車で街をめぐる旅行は、いつも駐車場に困ります。 私もkumatoさんもiphoneを持っていないし、 フランスではipadにsimカードを入れていなかったので、 いちいち事前に調べておかないといけないので面倒でした。 でも昔はそれが当たり前だったのですよね?? 

本当は旧港の魚市場に行きたかったのですが、 コルヴィジェに時間をとりすぎてもう午後になってしまったので諦めました。(市場は午前中です。)
マルセイユには、観光プチトラン(小さな電車の形をした観光車です)が2コースあり、一つは先ほど行ってきた大聖堂の方へ、もう一つは下町のパニエ地区を走るので、 後者の方を利用しようと考えていました。 

パニエ地区は、昔は漁師たちが住んでいたそうですが、その後、外国人や貧しい人たちが住むようになりちょっと独特な雰囲気の漂うところだそうです。 少し前までは治安がとても悪く、 一般人はあまり歩かない方が良いと言われていたそうです。 その後、マルセイユ市が力を入れて治安の改善に努め、 今では芸術家や工芸家のアトリエやおしゃれなアトリエなどができて観光名所になりました。 また、  マルセイユの観光の目玉の一つでもある旧慈善院があります。 (昔は、貧しい人たちのために作られた施設だったそうですが、今は博物館になっています)   パニエ地区は、マルセイユの昔の建物が一番多く残っている場所ですし、 とても面白そうなところなので興味があったのですが、 何しろ治安がイマイチ+高低差もあるため、トランに乗って雰囲気だけでもつかめれば、母にあまりたくさん歩かせず良いのではないかと思ったのですが・・・・  (最初の予定では、 大聖堂に朝イチで行って、その後港に降りて魚市場を見て、午前中にトランに乗る予定でしたから・・・・) 

トランの停留所に行って見ましたら、トランはたくさんあるのですが、誰もいません・・・・・
どうもおかしいなと思って時刻表を見てみたら、なんとお昼休みに当たってしまったようで、 次のトランが出るまで一時間以上も待たなければならないのです。
おまけに、 トランのコースを見てみると、二箇所にかなり長い停車時間があり、合計の時間がかなり長いのです。
この日は、サン・レミ・ド・プロヴァンスまでまだかなり長いドライブが控えていますし、 一時間待った上こんなに所要時間が長いのではちょっと・・・・・ ということで、kumatoさんが歩こう!! というので母に頑張ってもらって、歩いてみることにしました。  ちょびっとみるだけ・・・と。

ところが、港からパニエ地区の入り口に行くのに、すでに長〜〜〜い階段が!!  さっき大聖堂のところで階段を昇ったばかりなのにかわいそうすぎる母・・・・・・ 



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パニエ地区入り口は、レストランなどでとても賑わっていましたが、一歩入った通りの雰囲気は表通りとは全く違って、すでに、え??? という雰囲気です。
地図は持っていませんでしたので、とりあえず適当に歩いてみることにしました。



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そう、こういうところなのです。 道のあちらこちらにグラフィティがあります。 とってもファンキーでポップな雰囲気のところです。 



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アートの小道、なんていうのもありましたよ。 この奥の一角に、絵がたくさんたくさんかかっておりました。 売り物だと思います。外だったけれど、一応ギャラリーなのかな?




素敵な工房もたくさんあって、 溶接工房やアクセサリー工房や絵のアトリエや、 活気があるところです。素朴なお菓子を売る店とか、ペタンクの博物館? とか、タトゥを入れるお店など、 色々と面白いお店がたくさん並んでいました。



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この椅子いいよね、こういうのがキッチンに欲しい、 と写真にとりました。  のちに作るときの参考に・・・・



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別のアトリエですが、こんな素敵な机がありました。 ソファの横に置きたいな。 
色々と買って持って帰りたいものがたくさんありましたよ。





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肌の色が濃い人たちがたくさんいました。 魔女のような格好をしている人たちもいました。不思議なところです。





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面白いでしょう? アートしている街です。 
母も、結構高低差があってきつかったと思うのですが、 これは歩かなければ楽しさがわからないわよね、 と言ってくれたのでホッとしました。
とても細い道なので、 トランで入れる道は限られていると思います。


お腹が空いているkumatoさんは、ここでもレストランがあると立ち止まって、人々が食べているものとメニューをじ〜〜〜っと見ていましたよ。




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ただし、 もしkumatoさんがいなかったら、母と二人でこのパニエ地区に、トランを利用する以外に足を踏み入れることは決してしないと思います。
治安がよくなったとはいうものの、調べてみると未だに ’入ってはいけない通り’ というのがあるそうで、それらに詳しい人を知らないとしたら、やはり避けるか、とても気をつけてあまり人通りのない裏の通りには絶対に入らないようにした方が良いのではないかと思います。
また、夜は絶対に避けた方が良いというムードが漂っていました。
ちょっと怖い感じのバーとかもありましたしね。






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あまりにごちゃごちゃした通りが面白く、そちらに気を取られていて有名な旧慈善院も サントマリーマジョール大聖堂も(トランで停車時間が長いところ)、門の外から、あるいは遠くに見ただけで終わりました。




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こんな、何を売っているのかさっぱりわからない不思議なお店も・・・・




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パニエ地区、と〜っても楽しかったです。(しつこいですが、 kumatoさんがいたから。 一人だったら絶対怖い)



マルセイユで行きたかったのだけれど、時間切れでいけなかったところ・・・・



旧港よりさらに小さな港です。 
ここには、最も興味のあるブイヤベースのお店もあるし、 いつかマルセイユにまた行く機会があったら是非行ってみたいな〜〜〜。
マルセイユ、 調べれば調べるほど、 治安のことを別にすれば面白そうなところです。
また行くことができるでしょうか?   






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もうお昼をだいぶ過ぎた時間になってしまい、 遅いランチをとりました。 モロッコ料理のお店だったかな?
kumatoさんはラムのケバブの乗ったサラダ。




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これはベジタリアン、ナスの揚げたものが載っています。母と二人で分けました。   充実したサラダでした。


私も母もいい加減、連日のご馳走で、胃が疲れてきているので、半分こずつでちょうど良いのですが、kumatoさん、 あれだけ食べても全然平気なので驚きました。 さらにはもう、私たちは食べ物のことなんて考えたくもないのに、 レストランをくまなくチェックするその熱情にはびっくりしました。 
ああ、胃が丈夫で羨ましいなあ。  だから元気なのでしょうね。


マルセイユでは、最後にあの有名なマルセイユ石けんを二個買いましたよ! 一つは洗濯用、もう一つは体用です。 マルセイユ石けんも、どこでも買えば良いというものではなく、 きちんとマルセイユ石けんの条件を満たすものでなければその名称を名乗ることはできないのだそうです。 
値段は、600gの巨大な石けんが5ユーロくらいでした。 安いです。 
工場見学なんかも時間があったらして見たかったなあ。   な〜んて、マルセイユなんて怖いところは見ずに済まそうと思っていたのに、 すっかりマルセイユの魅力にとりつかれました。 












by tomomato | 2017-07-10 06:09 | お出かけ | Comments(4)
Commented by fran9923 at 2017-07-10 08:26
マルセイユというところはやはり港町だし、向かいはアフリカ、地中海に面してるといってもかなり異国情緒たっぷり感がありますね。
しかしkumatoさんの健啖ぶりには驚き!
メニューと実物を見比べる、のところで思わず笑ってしまいました。

無事に帰って来れてよかったですね。
Commented by tomomato at 2017-07-10 16:07
fran9923さん、 港町っていうのは本当に異国情緒があっていいですよね。 アフリカからの移民がかなり多いそうで、その点が他のフランスの街とは違うらしいです。 kumatoさんの胃袋には恐れ入りました。 フランスにいる間、ずっと食べ物のことを考えていたのでは? と勘ぐってしまうほど 笑   普段はそこまで食いしん坊じゃないのに???   
本当に何事もなく帰れたのは奇跡だったと思っています。有難いことです。

Commented by milletti_naoko at 2017-07-11 08:05
はじめまして。わたしたちも数年前、イタリアから車でマルセイユを通って先に進んだことがあるのですが、イタリアの友人皆が「おそろしいところだ」と言うので、通り過ぎただけです。こんなに興味深いものがいろいろあるのですね。港町はジェノヴァもそうですが、どこも治安が悪くなりやすいようで、その対策を市がしていて、あちこちにポップなアートや不思議な世界が見える通りがあるというのは、すてきだなと思いました。1の記事ですが、男の人ってそうなんですよね。あれほど言ったのに、あとから聞いていないとか、簡単に意見や希望を翻してしまうことがあるのですよね。でも、やはりいっしょにいてくれるから尋ねられる場所が増える、ありがたい存在ですよね。
Commented by tomomato at 2017-07-11 15:40
milletti_naokoさん、 初めまして。^ー^  そのイタリアの方達は、私とおんなじ慎重派の方達なのでしょうね。私も最初は素通りしたかったくらいですから。 面白いところということはわかっていても、そこで痛い目にあった人たちの話を聞くと避けたくなります。 きっと住めば都で行っては行けない場所がちゃんとわかって行動の仕方もわかっていれば大丈夫なのでしょうが、観光客は狙われやすいですしやはり怖いです。 でも面白いところが色々とあって、マルセイユだけでも数日滞在してみたいなあと思いました。(一人はダメだけれど... 笑)   うふふふふ。 millettiさんも、 男の人に関してそういう経験があるのですか?? 私一人じゃなくってよかった〜〜〜〜 と共感してくださる人がいるだけで救われるような気がします。 そうなんですよね、それでも一緒に行ってくれたからこその旅ですので、ありがたいです。 ^ー^ 

あ、今そちらを訪問させていただいたのですが、 以前から時々ブログを参考にさせていただいています。 いつも面白い記事をありがとうございます。 
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