シチリアを駆け抜ける 2014-6







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さて、 ちょっぴり後ろ髪を引かれるようにしてモディカを後にし、( kumatoさんは師の思い出に浸り・・・私と母は、 もうちょっと見たかったな・・・・と)

向かった先はラグーサ。  




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写真を取らなくって残念だったけれど、モディカから車でラグーサに向かう道、衝撃的でした。  知らないうちにラグーサ・スペリオーレに入っていて、 そこもバロック街だし賑わっているし、ドーモらしきものは見えるしで、でも、ナビはそこではなくさらに先を示しているので混乱しました。  持って来たナビが使えず、車についているナビを使ったのですがどうも使い勝手が分からず、 また前の人がいろいろと設定をしているのを変えるやり方も分からず、(例えばなるべく高速を使わない、とか、近道するとか、おそらくそういう設定がされていたに違いなさそう) 時々とんでもないポカをこのナビ、するのです。 
そのため、まったく違う場所を延々と走らされたり、突然目的地が変わっていたり(おそらく私が地図上を知らずにタップした?) そのお陰で何度大変な事になったか。  私達の持って来たナビでは、 現在の道乗りの画面からすぐに地図の全体像まで大きくして視覚的に位置確認が出来るのに、それも出来ないので一体自分がどこにいるかも分からない!   次に何が起こるか分からない、 ナビを信用できるのかどうかも分からない、 行き当たりばったりのナビ、 いかにもイタリアらしい・・・・・・ 003.gif といっても私が使い方よくわからなかっただけかもしれませんが・・・・・・・

一度なんて同じ街に同じ名前の道路が2つあって、主要道路の方に行きたかったのに、 なんだか分けの分からない住宅地のはてに連れてかれた!!! 

最終的にipadのGPSと併用して頑張りましたよ。 

あ、ちなみに私、ナビを使うのは人生二度目。 

kumatoさん、 人生初 035.gif  あ、初でもないか、 私に任せっきりだったから。


これってナビのせいではなく、どう考えても私のせいね??




だもので、 ラグーサでもちょっと混乱・・・・  私はラグーサには上と下とに二つ街が有ることくらいは知っていたので、すぐに理解してkumatoさんにここを抜けて次に行くように指示・・・が、kumatoさん、まったく事前に調べていない行き当たりばったりなので、私を信用しようとしない!!!???       ナビは信じられない、 相棒は信じられない・・・・  いや〜〜〜  エキサイティングな旅・・・・・ 汗




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最終的にレストランに電話をして、 無事にイブラ地区(下の街)についた私達。 しかし、下の街って行っても、スーペリア地区からいったん急坂を谷に降りて、そこからまた急坂を登った所にあるのです。 レストランの人は、 谷底の駐車場に車を止めて、歩いて登ってくるように・・・・ と言ってくれたのですが、 そこから見上げるイブラの街並は遥か上!!! 





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(この写真の一番上のもっと遥かに上!!!)




私達はいいですよ、 でも母にはキツすぎるので、kumatoさんに出来るだけ上まで車で行ってもらいました。





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大概こうした歴史保存地区は、住民以外の車の乗り入れは禁止、 しかもイブラ地区の中心地は細い細い道なのです。 ラッキーなことに、車両禁止ぎりぎりのところで路上駐車でき、 しかしそこからまた登る・・・・



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しかしここで私、ぶち切れることが有りました。 結構な登りでキツい上に道がはっきり分からず歩き始めた私達・・・・レストランの人が教えてくれた道はすごく簡単な筈だったのですが、 登りとなると無駄足になると母の体力を消耗するので私は少し焦っていました。  
モディカもラグーサも、(タオルミーナもそうだった) 横に迷路の様に階段を上って行く道が幾つもあって、そちらに登ろうとする観光客を見かけました。 kumatoさんは、そうした細い道が大好きなので、 ’こちらが近道かも!!’ といい、ついて行こうとします。   私は、kumatoさんに、 

その観光客達に、その道がドーモにつながる道なのかどうか聞いて!!! 034.gif

と頼みました。 


さっさと階段を登ってその人達を追いかけて行ったkumatoさん、 戻って来て私達にGO!! サインを出します。 オッケー!行けるよ!!! 035.gif と。 

そこで、私と母もその細い細い急階段を登り始める・・・・





が・・・・・・


なんかおかしい・・・・



また下ってるよ?



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あ、それぞれの写真はストーリーとはまったく関係ありません・・・ラグーサの街並です





で、kumatoさんに聞きました。


アナタ、 あの人達にこの道がドーモに行く道か聞いてくれたの???



いや、聞かなかったの・・・・先が見えたから行けると思って・・・・035.gif




結局、その道は元の道に戻ったのです。 急階段を登って住宅地に入り、また下っただけ。 母は暑い中、苦手な登り急階段を必死で登って、しかもそれが無駄だったことを知りがっくりと疲れていました。


私、 本気でkumatoさんに涙を流して なんでそんなことをするの!!!  と悲痛な叫び声をあげて怒ってしまいました。 

そういうことを避けるために、まずその人達に聞いてくれ!!! と言ったのに!!!!  と。
私達二人の旅とはちがうのよ!!!  と。  











kumatoさん、私のぶち切れように真っ青になっておりましたが、 母がどれだけ消耗したかを目の当たりにして分かってくれたようです。  その後の旅ではすごく気をつけてくれて、 人に尋ねるのは苦手であるにも関わらず率先して道を聞いてくれるようになりました。 (感謝)  それでもまだいろいろそういうことはあったけど・・・ 





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さて、昼食はこのレストラン。  とても有名なレストランなので、 同室に日本人のグループの方もいらっしゃいました。一人専用ガイドがついた個人ツアーのようです。   お食事は本当に素晴らしかったです。 雰囲気もお料理もお上品なリストランテで、 お料理の中に幾つもの驚きと発見があり、 繊細で芸術的な要素があり、量も少なめなので母には本当に完璧でした。  

セコンドで頂いたお料理が、ひよこ豆とパン粉を細かな粒子にしたものを敷いた上にお魚が乗っていて、しわしわになった濃厚な上質の黒オリーブが一つ、そして緑のお野菜(いんげんだったか?)がほんの少し彩りに添えられたものだったのですが、  そのお料理の盛りつけと、味が、 数日前から車で走りぬけて来たシチリアの郊外の、乾いた黄土色に延々と広がる広大な丘、 所々にオリーブやレモンの木々が植えられている所があって一瞬ほっとする風景、 そしてそんな風景の中に濃縮された文化、そして実りの結晶・・・・

私がそれまでに見て来たシチリアの体験をそのままピッタリと象徴するような衝撃的な一皿でした。


おかしなことに、 そのセコンドは、 その他全てのお料理に比べて、 わ〜〜〜 美味しい!素晴らしい!! と言うものではなかったのです。

美味しいけれど、なんだかぱさぱさしていてねえ・・・・・ 笑 


それなのに、 私にとっては これがシチリアだ!!!    
という主張を見せつけられたようで、それが私の数日のシチリアでの内的体験とピッタリと重なって、 如何しても忘れられない一皿になりました。


母は、一番最初にでたアンティパスタのカルパッチョ 〜お野菜と生のお魚が奇麗に盛りつけられた一品で、〜 私は一目見てお寿司のようだな? と思ったのですが 〜 
が一番心に残ったと言っておりました。 
それはそれは、感動するような繊細な組み合わせの美味しさだったのですが、後で聞いたら日本人の方が前菜を担当しておられるとのことで、納得しました。 



お料理って、 奥が深いです。カフェシチリアの様な、お菓子もそうだけれど。

いろいろな美味しさがある。 安食堂の楽しい食事から、 こうした上級レストランまで・・・・ でも心に残るもの、 感動するもの、 食べた後に、豊かな気持ちになるもの、 

それって値段ではないのですよね。 

そのお料理を用意する人の気持ち、魂がこもっているかどうか、

そこに尽きるとつくづく思いました。



そのお食事の後は、 母も私も、そしてkumatoさんも心の隅々まで豊かな気持ちに潤い、 本当に幸せになりました。 もう、 それ以上今日は何もいらない、 それくらい深い体験となったのです。   


食べるって、 単に身体に必要な栄養を取り入れるとか、お腹がすいたから食べるとか、 それだけではないですよね。 なんだか、存在の根源まで豊かにするような、 そんな力の有るものなのだなあ、 とつくづくと思いました。  その食の仕事に一生を捧げて来た母とシチリアにこれて良かった。 









その後は、さっきのいさかい(って私がぶち切れただけだけれど)の余韻もすっかり消えて幸せ一杯になった私達。 
観光も別にしたくないね〜〜〜 というくらい心が一杯だったのですが、せっかく来たので少しぶらつきました。笑 

教会を見たり、上り下りは大変なので小さな観光列車(自動車で動く)にのったり。   途中で本当に美しい修道院の庭園を外から見て、そこに如何しても行きたい! と思ったのですが、何しろ歩くとすると上り下りが激しいのであきらめました。また帰って来る理由が出来ました。 (笑) 


kumatoさんはこんな観光電車なんて乗ったことはありません。  私だって有りませんでしたよ (笑) でも、高齢者の旅には本当に便利です。 歩かなくてもいろいろなものが見られるのですから。 昔は母も(今でも年の割にはですが)健脚で、ひとつひとつを足で廻る旅行をして来ました。  私は、(多分今のkumatoさんも) 観光バスやガイドつきツアー、そういう旅行にはまったく興味が無く、一つ一つ自分の目で見ながら、回り道や間違いをしながらうろうろするのが楽しかったのですが、 こうしたものを利用するのも結構楽しめるものだな・・・・ と最近は思い始めました。        

それぞれのニーズに合わせて、旅のスタイルを考えて行けばよいということですよね。 


さて、ラグーサでお腹も心も満足した私達、 その日の宿に向かいました。 




 





  


 







  






















by tomomato | 2014-10-01 17:40 | お出かけ | Trackback | Comments(4)
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Commented by shigezo09 at 2014-10-01 21:15
ぼくは地図を愛用してますよ。
書き込みもできるしね。
ナビなんか使ってたら土地勘もつかないな。

いやあそれにしても楽しい相棒ですねえ〜〜〜!
Commented by tomomato at 2014-10-01 22:05
なんだかエキサイト、やたらに文字の大きさがかわってしまいす。どうしちゃったのか? シチリアのおおくのかんこうまちが、車両禁止のところがおおいうえに、ほぼいっつうのふくざつなところなのです。街から街まではナビなしで全然大丈夫だけど、まちにはいったらちずじゃまにあいません。毎年更新されるなびですら、どうろがかわっているところ、いっつうがかわっているところをもうらしてなかった! でもばかななびを頼りすぎるとこういうことになります。苦笑 あれ、ひらがなばかりになっちゃった。ゴメンナサーイ
Commented by pot-eri at 2014-10-02 00:15
tomoさん、シチリアってこんなに沢山見所があるのですね、
《シチリア=映画グランブルーの岸壁のレストラン》それしかイメージになくて憧れていたけれど、
tomoさんと一緒に駆け抜けていると、もっと深くて尚更行きたくなってきた!
エキサイティングな旅、二人の時は良くても...というのすごーく良くわかります。うちもいつもそればかり。。
私達はいつでもどこでもアナログに地図ひろげてますよ、GPSには全然興味ないみたい。。
心を打つお料理、感動を三人で分かち合えて良かったね、体験してみたい! 
Commented by tomomato at 2014-10-02 03:30
poteriさん、シチリア奥が深過ぎ。 今回は母のためにシチリアを駆け巡りましたが、 今度はゆっくりと一カ所、あるいは2カ所に滞在して絵をかいたり泳いだり、そういう旅をしたいです。特に今回は島に行かなかったので、 それが次回の課題^ー^   ぜひぜひ行ってね〜〜  ナビあっても、まずは地図で場所確認してからじゃないとね。 ナビは如何しても時々え? って思うようなことするから、事前知識が無いと・・・・ 一通だらけのしらない街中はナビが有ったら絶対に便利。   でもナビのお陰で絶対普通の人は走らないような所はしっておもしろいこともあった〜〜〜 笑
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