シチリアを駆け抜ける 2014-5




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ぐっすり眠った翌朝、 母とkumatoさんと約束してあった日の出を見に行きました。 

シラクーサでは最初別のホテルを予約してあったのですが、母がぽつりと

そりゃ海が見えるホテルの方がいいわよね〜〜〜〜056.gif 

と言ったのでそれからまたいろいろと探して、海が見えるホテルを予約し直しました。 今回の旅行、3ヶ月前から宿や飛行機の予約を始めたのですが、 人気の有る好位置にあるホテルの良いお部屋はネットで探す限りどこも一杯!!!  皆さん、 バカンスの準備はずいぶん早く始めるのですね・・・・・・・     (飛行機だって最後の数席だったもの・・・危なかった)  

あ、もちろん、 今回は3人だったので、それでお部屋探しにかなり制限が入ったからかもしれません。 


このホテルは目の前が海沿いの駐車場で、 前日、窓から朝日が私とkumatoさんが寝ている部屋に差し込むのを見て、母が続きの部屋からそ〜〜〜っと見に来た模様・・・・・ やっと寝入った私はもちろん、kumatoさんもが〜が〜〜寝ていたらしい。でも私達を起こしちゃいけないと遠慮したらしくて、朝日を見損なったとか。  窓から正面に朝日が昇るというのに、 申し訳ないことをしてしまいました。 

そういう訳でこの日はリベンジ・・・










さっさと一人で部屋を出てしまったkumatoさんを追って、私と母もホテルの前に出てみる・・・・・ 



感動の時でした。





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うん、やっぱりシチリア、来て良かった・・・・・





その後、またもやたっぷり豪華な朝食を食べた後・・・ といっても私は普段朝食を食べないので果物だけ、母は普通にしっかり、kumatoさんはまたもや巨大豪華オムレツを食べる・・・・・ このホテルは本当に朝食が充実していてカフェも美味しかった・・・・

                              Alfila'Ortigia Charme Hotel  





前日に既にノートに行ってしまったので、直接、別のバロックの街、モディカに向かいました。 






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車からの写真なのでバラバラした印象ですが、 こんな感じ。 ノートとは全然違う! 高台と低地に街が広がり、大小様々な建物がぎっしりと広がっています。 メインストリートは大都会!! さっそく渋滞に巻き込まれました!!!  そして整然と整ったノートとは違ってなんだかごちゃごちゃした感じ。






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教会を上がる階段。 こういう登りがある所は母の状態を判断して、気を使います。ついつい知らずに無理をさせてしまうから。 






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本当に面白い街の造り・・・・・斜面にびっしり立った建物、 階段と迷路のような道に違い有りません。




 
おまけにもちろん超バロック・・・・




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よくよく見るとひとつひとつのフィギュアが結構怖かったりして・・・・(汗)






さて、 モディカに来たのには街を見るだけでなく訳が有りました・・・・・・ 


あ、もちろんアレ、アレですよ・・・・モディカと言えば有名なアレ・・・・・


それには後で触れるとして 笑




まず向かった先は、確かこの建物の裏・・・・(違ったかな?少なくともこんな感じの豪華な建物です)




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住所は有るものの、道路の名前と番号が合わずに探すのにさんざん苦労し、 人に尋ねるのが苦手なkumatoさんがうろうろ探しているのをよそにkioskに飛び込んでやっと探し当てました。

だいたい表札も小さくしか出ていない所なので苦労した!  中に入っても古い古い建物で、 どこが入り口なのか分からない程。 おそらく、階段や中庭等、 17cから修復されていないそのままの建物だと思います。 




ここは、モディカの芸術振興会? みたいな所。  若きし日のkumatoさんが通った絵画学校の創立者であり絵の師は、ここ、モディカの出身だったのです。  そして先生の亡き後kumatoさんがその学校を引き継ぎ、途中何回かの分裂を経て今に至る訳ですが・・・・・・・・・・ 

シチリアに行くにあたって、 その師のゆかりの地を訪ねることをkumatoさんはとっても楽しみにしておりました。 実はシラクーサの修道院にも、 その師が若い頃に描いた絵が有ったらしい。 けれども今回は(おそらく私有なので)見学許可のアレンジをしなかったので、またシラクーサにはいつかその絵を見に訪ねることになるでしょう。 

このモディカの芸術振興会では、その師の絵の幾つかと、師の弟の絵の幾つかがモディカゆかりの芸術家達の作品とともに保存されているとのことで、 訪ねたのです。





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プロフェッサーと呼ばれる方(芸術員みたいな人?) と話が弾むkumatoさん。 師の作品は数点、私も本でしか見たことが無いものを見ることが出来ました。  最近、師の弟の作品群がローマのお金持ちから寄贈されて修復中とのことで、それらの作品も見せていただけました。    


二人ですっかり話し込んでしまって、 今はkumatoさんがその学校を引き継いで現代アートの学校をしていることや師の家族の消息についてまで及び、 延々と話は続く・・・・・・・・・最後には住所交換も・・・・・


この日は、急いではいない筈の日程でしたが、ラグーサのレストランの昼食の予約を入れてしまったのでちょっとひやひや・・・・



一体どれくらいの時間私と母はぽつりとそこに残され待たされたか・・・・・足が疲れて来た母が座れる椅子を探して、座ってもらったけれど・・・・

ちょっぴりぷんぷん015.gif

こちらの人、あまり人に気を使ったりしませんからねえ・・・・とくにkumatoさん、何かに気をとられると他のことは忘れる人・・・・


後で考えれば、先に出てうろうろしてカフェにでも行ってれば良かった。 入ってみたい素敵なカフェが直ぐそこに有ったのに。

まさかあんなに長いとは思わなかったからね・・・







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お手洗いが必要になって来たし、さすがに長過ぎるので腰をあげた私達を見てやっと話を切り上げたkumatoさん、

(じゃ無かったら一体いつまで話してたのか????021.gif






すっかり満足して充実した気持ちを抱えて、向かった先はもちろんここ・・・・・



モディカチョコレートのBonajuto!!!





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お店の中は超満員。 


試食の所、写真に撮ったけれど込みすぎててぶれました。 

この前に陣取ってひとしきりあれこれチョコレートの味見をした後、 ここでもカンノーリ、食べましたよ。


カフェシチリアとはまた違ったお味、 でもと〜〜っても美味しかった!!!053.gif kumatoさんたら、 芸術談義で胸が一杯だったらしく、


僕はいらないよ035.gif



というので、母と私とで分けるつもりで一つしか買わなかったのに、 味見に一口あげたら、美味しいのでバクバク食べちゃった〜〜〜〜〜〜〜  (悔し涙)   そんなに食べるならもう一つ買ったのに!!!



チョコレートも2種買いました。 モディカのチョコレートは、暑さに耐えうるように?カカオバターが入っていないので、メキシコのチョコレートの様にじゃりじゃりしています。  チョコレート特有のとろりとした感触が無いので、好みが別れる所です。 ちなみにkumatoさんはあまり好きではなかったみたい。 ここのチョコレートはカカオの質が良く、一口で満足するようなディープなお味。 日本のお菓子に例えると、らくがんのような、そういう密な純粋な味かな?  

二種類のチョコレートを買って、一つはいつの間にか(好きではないと言っていた筈の)kumatoさんに食べられてしまっていました。  なので、もう一つは、kumatoさんに食べられないように隠して大切にもって帰ろうと思っていたら、 途中車に置かれていた荷物の中で溶けて変形してしまった!!!

シチリアの暑さには耐えられても、さすがに車中の暑さに耐えられませんでした・・・・・ あたりまえ? 



箱詰めで50個くらい買い占めている方もいらっしゃいました。 地元民と思われる方々が、 カンノーリを20本くらい買っているのも目撃しました。  





さて、もうラグーサに向かわないと行けません。 



あとでkumatoさんに いろいろと廻ったシチリアの街で、どこが一番気に入った? と聞くと、う〜〜んと考えて、



モディカかな?035.gif


 
と・・・・え??  あまり観光もしてないしなんで〜〜〜? と一瞬思ってなんで? と聞くと、



・・・・・・?  あの街の雰囲気かなあ〜〜〜???035.gif




いやいや、おそらくはきっと、長く人生の時をともに分かち合い、kumatoさんのその後の人生の方向性を決定的なものにした大切な師の出身地をこの目で確かめ、あのプロフェッサーとずっと話したあの個人的な時間が、kumatoさんの心にとってとっても大切な内的体験だったからでしょうね。  そういう意味で、 私と母は待たされたけれど、 とても大事な旅の時間だったのかも。   ぷんぷんして悪かった・・・ 






    









 








by tomomato | 2014-09-30 17:58 | お出かけ | Comments(2)
Commented by fran0923 at 2014-10-01 10:18
kumatoさんにとって、心のふるさとのような場所だったのでしょう。
素晴らしい旅をして来ましたね。
ああ、どんどん最初のドタバタを忘れて来たわ〜〜!
Commented by tomomato at 2014-10-02 03:32
fran0923さん、 本当にkumatoさんにとっては、旅行に行く前からなにか特別な感覚があったみたいです。 長い間密に時間をともに過ごし、師として仰ぎ、 その師の存在のために今のkumatoさんの人生が決まったようなものですから、 大切な時だったのでしょうね。 ドタバタ、 忘れて来たのですが、 最後にどかんと・・・・笑
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