シチリアを駆け抜ける 2014 -3





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午後からは、 シラクーサの新市街にある考古学公園にでかけました。 ここには、古代ギリシャ・ローマ時代の遺跡が残っています。 最初にkumatoさんが外回りをぐるっと車で廻ってくれました。 素晴らしい景色が所々に見られ、 遺跡のはじっこを外からみて、 なんだかそれだけで圧倒されました。 






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すごい・・・・・・

kumatoさんが、 ギリシャの劇場とローマの円形劇場の違いをとつとつとガイドしてくれました。 ギリシャ人というのは、すごく文化的に進んだ人達(現代人よりも!??)だったのですね。 







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この劇場の上に登るには炎天下の中かなり急勾配を登ることになりそうでしたので、母は下の日陰で待機して私とkumatoさんでとっとこ上がって行きました。  去年だったら母もきっと登っただろうな・・・・・・  一年ごと年を老いる母を思うと、仕方がないこととはいえ、ほんの少し胸が痛みます。





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でも、無理して登らないで良かった。 劇場は、昔の人はこんなに元気だったの? と思う程に急勾配でしかも足下が劣化してとても危なかったです。 上からは海が見渡せる!!!   この素晴らしい光景の中、 劇や音楽を楽しんでいた優雅なギリシャ人。  すごすぎる。







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上がった所にはこんな洞穴が一杯。 最初は特別席か? と思ったのですが、 住居だったのかも。





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一つ一つの穴にいちいち入り込み吟味するkumatoさん









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ガンガン石灰岩に照りつける太陽で空気はからっからに乾いています。 そしたらなんと劇場を上がった所に突然泉が湧き出ているでは有りませんか!!!!

kumatoさんに、ここで泳がないように念を押しました。 (爆)







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この裏には延々と遺跡が続いており、立ち入り禁止になっておりましたが洞穴住居が道沿いに続いておりました。 道には溝があり、 大昔滑車が通った後なのか、排水施設か???  一般庶民、あるいは奴隷達が住んでいた街のようなものなのでしょうか?  あれこれ想像が膨らみました。 






上から海とは反対側を見下ろすと






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緑が生い茂る光景が広がっており、そちらに向かうことにしました。








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木陰で休んだ母とともに緑のトンネルをくぐり抜けると・・・・







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ディオニソスの耳と呼ばれる巨大な洞窟が・・・・ ここには奴隷が、とんでもない人数閉じ込められていたとか。 奴隷のよからぬ企みを、洞窟の遥か上にある小さな穴に耳を当てて聞いたとか・・・・・音響がすごく良く、歌っている人もいました。ただ、奴隷が閉じ込められたと言う話を耳にした後は、奥の方も真っ暗なのでちょっと不気味であまりよい気持ちはしませんでした。  当時は奴隷は人間として扱われていなかった存在だったようですが、その方達がこうした遺跡の劇場やら神殿やらを作って、 文化を支えた筈・・・・・・・・・・   複雑な気がします。








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考古学公園にはまだまだたくさんの見物が有りますが、 母にはキツいので私と母は途中の日陰で座って休み、kumatoさん一人でとっとこ奥の方まで見に行っていました。 巨大なガジュマルの木があって、見せてあげたかった〜〜〜〜 って言ってた。 が、 とても焦っているようすだったので、どうしたの? と聞くと、 遺跡を見に行く途中、ちょうど駐車した車がおまわりさんに切符を切られるのを柵の向こうに目撃した!!!???  そうで・・・・・    kumatoさん、考古学公園に着いた時に車を駐車しようとすると、駐車場案内人の様なおばあさんが車を誘導してくれて道添いにとめたのだそうです。 そしておばあさんに小銭を渡したそう。  ところが誘導された所は駐車禁止だったとか!!!!  (私と母を先に下ろして車を止めに行ってくれたので、私達は知らなかったのです。)  (驚)

慌てて車の所に行っておまわりさんと話した所、駐車禁止は駐車禁止、罰金の振り込み用紙を出されました。 おばあさんにも罰金が科せられるそうですが、 それにも懲りずにそのおばあさんは毎日ここに来てお仕事をなさっているとおまわりさんが話してくれたようです。(苦笑)


その後、シチリアではあちらこちらの街でそうした方々を見ました。 無料駐車場でもいかにもその駐車場の人を装って誘導してお金を請求したり、 路上駐車でも開いた所から頼んでもいないのに誘導してお金を請求します。 酷いのになると、 一度払っているのに別の人がまた来てお金を要求したり・・・・・・

北イタリアのど田舎のうちのあたりではそういうことはなかったので、kumatoさんも少しびっくりしていました。  
幸い罰金は、5日以内に振り込めばたいした額ではないのでよかった。  でも、数日後にモンレアーレの郵便局で払おうとしたら、これまたえらそうな郵便局のおねえちゃんが、

’これはここでは振り込めない!!!’ とがんとして主張するので、kumatoさんが 

‘そんな筈はない、おまわりさんが郵便局から払えと言った、それともシラクーサで振り込まないとダメというの?’ 


としつこく尋ねると、 

’こんなくちゃくちゃになった振り込み用紙では振り込めない!’ 

た、確かに・・・・・ ポケットに入れてくちゃくちゃですが・・・・ 


結局ごねて別の振り込み用紙に書き直して、無事に振り込めましたが、 だったら最初から書き直すように言えばいいのにねえ・・・・・・・ 












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ローマ時代のお風呂後や、劇場等も有りましたよ。 ローマ時代には、 観劇というよりもこの円形劇場で奴隷同士を戦わせて殺し合うのを喜んでみていたとおもうとこれまた複雑な気分になります。 









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この公園に住んでいるかわいいかわいいネコちゃん。
ギリシャとローマの時代をじっと見守っている????



この日は、まだ時間があったので翌日の予定の所までさらに足をのばしました。
朝のマーケットでもかなり歩いたし、考古学公園でもかなり歩いたし、母の足を気遣いながら・・・・

(ってその2日前に長いフライトでついたばかりなのに、母、超元気だと思いません?)

シチリアは、高低差も激しい所が多いし、 やはり歩いて廻る所が多いので今年、母とシチリアに行くことにして良かった。 






































by tomomato | 2014-09-28 17:18 | お出かけ | Comments(4)
Commented by helleboww at 2014-09-28 22:20
tomoさん、おかえりなさーい!一連のお話、大笑いしちゃった。。。。(ごめん)でも怒りと不安でブルブル震えながらって、、、わかるわー。そして愚痴を言う場所がないってことも共感。。。本人に言っても、険悪な雰囲気になるばかりで、ぜったい理解できないから、言わないことにしてるけど、どこかで話せるとちょっと落ち着くよね。わたしも時々本人の目の前でぶちまけたくなるけど、だんなさんにとってはすごいトラウマになって残っちゃうことに気づいてからは、言わないようにしてる。。。でもね、女の人には爆発することが時々必要みたいよー。
Commented by fran0923 at 2014-09-29 09:21
素晴らしい空と遺跡。
一連の不具合のお話はすっかり何処かへ行ってしまうほど素敵です!!
まあ、完璧な人間なんていないのだから、ここでうっぷんを晴らして、忘れよう!!
次を待ってま〜す。
Commented by tomomato at 2014-09-29 20:27
hellebowwさん、 こんには〜〜〜〜 ! 過ぎてしまえば笑えます・・・(ちょっとまだ引きつるけれど 笑) いや〜〜 一気に胃がきゅ〜〜ってなっちゃって、大変でした。 でもそうなのです。 言ったって起こったことは仕方が無いし、 傷つけるだけだし、 行き場の無い怒りになっちゃって・・・  日本全国にぶちまけたけれど、(本人は知らない 笑) 皆さんのコメント等を見て元気と覚悟!? がでました。 ははは、旅の終わりの日に、爆発しちゃったのですよ。
Commented by tomomato at 2014-09-29 20:28
fran0923さん、 素晴らしいでしょう? シラクーサ、 いろいろな意味でとても素晴らしく素敵なところでした。 そう、シチリアは、あの出来事が有ってしても(笑)、 行く価値のある素晴らしい所でしたよ。 ここでかなり鬱憤はらせました〜〜〜 皆さんのコメントがおかし過ぎて・・・・・
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イタリア@アルプスのふもと do田舎暮らしー自然と美しきものとの暮らし  大きな岩の上に佇む石の家でART*こころとこころのつながり*くいしんぼ


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