Agana - Deveroの手前の道を行ってみた 1
あまりに運動不足がたまって、 (毎日お庭と家の階段で動いてはいるのですが、到底足りない!)
どこかに行きたくなりました。
8月半ばから、ダニエル達は9月初めまで休暇を取っているし、再びくるはずだった薪ストーブ職人・ペーターもまだ来ないみたいだし、 ちょっぴりだけ休暇気分の私達。
お昼ご飯を食べた後にどこかに行こうか、ということで出発しました。
行った先は、 私達のホーム・マウンテン?? (勝手に呼んでいる!) であるAlp Devero の手前の道を右に入った所。 Aganaという場所です。
kumatoさん、前々から気になっていたようです。 地図で見ると、 登った先にはトンネルがあり、そして湖があるみたい。 Deveroがあんなに素敵なんだから、ここも素敵なのでは? と前から行ってみたかったそうです。
Deveroに上がる本道から右に入る道に入ると、 車両禁止??? のサインが。 ガードレールの無い道は、この辺りではその上に家があるとか用事があるとかで許可証が無いと上がっては行けないことになっています。 ここもそうらしく、仕方が無いので車を本道の脇に止めて歩きました。
結構急勾配なので、私はふーふー言いながら・・・・
この辺りはワイルド・ラズベリーが沢山あって、 小さいけれど甘味が凝縮したベリーが沢山なっていました。 後からのろのろ来る私を待ちながら、 ワイルド・ラズベリーをむさぼるkumatoさん。
時々、 手のひら一杯に摘んでは、 後からひーひーいってたどり着いた私の口に入れてくれました。
ヒッチハイクをしたかったのですが、ほとんどの車は途中の村まででしか行かないようでした。
あ、 村が見えて来た!
この村は、スイスのヴァリス地方のスタイルの家が建っていました。 かわゆい。
古い校舎? の用な建物の窓のシャッターが可愛くて思わず写真をとってしまいました。
もみの木の形に手で切り抜いたのでしょうか?
村の人に聞くと、 湖の手前のトンネルまでここから15分くらい登るそう。 トンネルでは入り口に電灯のボタンがあって、 そのボタンを絶対に押してから入るように言われました。 その電灯は30分間点灯しているので、 その間に通り抜けなければ行けない、 と。 もし消えたら本当に真っ暗になって、 大変だよ・・・・とも・・・・・・
げ・こわい・・・・
これがそのトンネル。 注意書きもありました。
なんだか怖くてkumatoさんと手をつないで歩きましたよ。
こういう感じで30分も歩くのです。 真っ暗で濡れていて。 標高が高いので(1600mくらい?) トンネルと標高のせいで空気も少し薄いみたいです。 30分以内に出ないと行けないと思うと、 なんだか怠くてもがんばって早足で歩かないと行けなくて、最後の方は少しめまいがして気分が悪くなりました。 もしかしたら心理的な圧迫のせいかも?
30分というのはかなり長かった。
ちょっぴりディズニーランドのアトラクションとか思い出しましたよ。 ただ違うのは、アトラクションなら安全に出られることが分かっているけれど、 ここは初めての場所でかってが分からないので、 本当に怖かった〜〜〜〜〜〜〜
そして、トンネルをでて少し上がった先は
ダムの人工湖でした。
昔、ダムを造る時に村がひとつ、沈んだそう。 水はとってもとっても奇麗で、不思議な雰囲気がありましたが、 やはり人造湖。
自然に出来た湖とはちょっと違って、私もkumatoさんもあまり好きではありませんでした。
見晴らしはとっても良いですが、 Dveroのようなあっと息を飲む美しさではありません。
本当はダムの橋には入っては行けないのですが、 みんな行っているので堂々と入り込むkumatoさんとおそるおそる入り込む私。 大きな橋を渡って向こう側についたら、kumatoさん、おまけに、さらに先に行こうとしています。 この先にハイキングコースがあるかどうかチェックしているようです。
私は疲れていたので、 kumatoさんが先に進む道を探している間に湖を眺めながら休憩。
ところが、まんじり座っている時、 若い男の人が大きな橋を渡ってこちらにやって来ました。
’ボンジョルノ! ’
てっきり私達と同じようにここに入り込んだ人だと思って、
’ポンジョルノ ’
と愛想良く答えたのですが、 なんとその人、 ダムの人でした。
あの〜〜〜〜 ここは〜〜〜〜 入っちゃ行けなくって〜〜〜〜
この先は〜〜〜〜 ハイキングの道はないので〜〜〜〜
危ないから〜〜〜〜〜 出てって!!!
といわれました・・・・・・
でもすごく優しい人で、 怒られた訳ではなく、 ’すいませんけれど〜〜 あぶないから〜〜’という感じでした。
慌ててkumatoさんを呼んで橋をわたる途中、 彼が橋の真ん中で何かをしているので、水質検査かしら? と思っていたら魚の罠を仕掛けていて、魚が捕れたかどうか見ていただけでした。 (爆)
その後、その上にある建物の周りの草刈りをしてらっしゃったので、 ダムを見回って、その辺りの整備と私達の様に勝手に敷地に入り込む人達のチェックをして、 (きっと、 ここに来る全員が中に入り込むと思います) ついでにご飯のおかず(魚)をチェックしているのかな?
トンネルはすっごくエキサイティングでしたが、 湖も景色も、ついDeveroと比べてしまう私達にとっては今ひとつの場所でしたので、 もう来ないかも?
物足りないkumatoさんは、ここからDeveroまでハイキングコースがあるのを見つけて、行きたかったようです。 所用時間3時間。
私は、普段の運動不足がたたって既に足がまずい感じでしたので、 断固として反対、
山を下りることにしました。
帰りのトンネルも怖かった・・・・・ 信じられないことに、途中で車に遭遇しましたよ。 車一台ぎりぎり通れる大きさの道なので、 もし反対方向から車が来たらどうするのだろう??? すれ違うことが出来る場所もありませんでしたし。 私達、トンネルの濡れている壁に張り付いて、車をやり過ごしました。
下りにも何枚か写真をとったので、また次回に。
pietra sole をよろしく!
by tomomato
| 2013-08-26 18:00
| 石の家のある所ー0SS0LA
|
Comments(6)
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コトリ
at 2013-08-26 21:19
x
うわーなんですか?そのトンネルっ。
怖いけど楽しそうっ。
とむさん、クマトさんは懐中電灯は常備してないの?
うちは、山の家では必須アイテム。どこに行くときも、何があるかわからないからカバンの中、車の中に入れていたよ。
お家もとっても可愛い。
そんな辺鄙な!?場所でも人がいて住んでるのだね。なんだかふしぎな村。
ダムもいい雰囲気なんだろうな〜
ここ、いつか行ってみたいです。懐中電灯もちゃんと持って(^ω^)
怖いけど楽しそうっ。
とむさん、クマトさんは懐中電灯は常備してないの?
うちは、山の家では必須アイテム。どこに行くときも、何があるかわからないからカバンの中、車の中に入れていたよ。
お家もとっても可愛い。
そんな辺鄙な!?場所でも人がいて住んでるのだね。なんだかふしぎな村。
ダムもいい雰囲気なんだろうな〜
ここ、いつか行ってみたいです。懐中電灯もちゃんと持って(^ω^)
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olivolivo at 2013-08-27 05:44
こりゃ湖よりもトンネルにインパクトありすぎ!(笑)
行きも帰りもよくがんばりましたねー。
私、洞窟とか狭い場所が苦手なので、通れないかもなぁ・・・
でもお昼ごはん食べて、ちょっと山歩こう・・・って感覚いいですよね。
行きも帰りもよくがんばりましたねー。
私、洞窟とか狭い場所が苦手なので、通れないかもなぁ・・・
でもお昼ごはん食べて、ちょっと山歩こう・・・って感覚いいですよね。
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fran0923 at 2013-08-27 07:52
ウワ〜ッ!まるで私が描きたい山がもうそこに在るって感じです。
人造湖は残念だったけど、山小屋のかわいいこと!トンネルの恐いこと!30分ってそうとう長いですね。一人ではむり!
ヘッドライトが必要ね。
沢山のルートを開発して素敵な秘密の場所を見つけておいて下さいね。
人造湖は残念だったけど、山小屋のかわいいこと!トンネルの恐いこと!30分ってそうとう長いですね。一人ではむり!
ヘッドライトが必要ね。
沢山のルートを開発して素敵な秘密の場所を見つけておいて下さいね。
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tomomato at 2013-08-27 16:14
ことりさん、いやーーこのトンネル、マジこわかった〜〜〜〜 怖くて怖くて息も出来ないくらい、だからめまいがしたのかな? うちも実際懐中電灯必須何だけれど、全て壊れているの!^0^ 買わなきゃ買わなきゃと言ってるんだけれど。 このへんぴな所は、たぶん人が常住しているのではなく、夏だけのアルプだとおもうわ。みんな別荘として今は使っているのだと思う。。。
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tomomato at 2013-08-27 16:15
olivolivoさん、そうなの。 湖よりもトンネルのために? アドベンチャー?でいったってかんじ。 すっごい怖かった。 30分はちょっと長過ぎます。 行きは、本当に具合が悪くなりましたから。
うちの近くには山がいっぱいあるから、(っていうかうちの裏も)お昼ご飯食べてからでも充分行けるのですよ。
うちの近くには山がいっぱいあるから、(っていうかうちの裏も)お昼ご飯食べてからでも充分行けるのですよ。
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tomomato at 2013-08-27 16:17
fran0923さん、franさんには、ここではなく、Deveroや、もう一つ私達が良く行く場所に行ってもらいたい・・(笑) このトンネルを経験したいというのならば別ですが。 30分は、本当に長く、恐ろしかったです。 パニック症候群起こしそうでしたよ。 電灯がついていてもくらかったし。