初めての街 5






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ベネチアを独り占めにしたいのなら、 朝早くに起きるのが一番近道かも? 003.gif




背中に哀愁漂わせて、サンマルコ広場にぽつんと立っている美女 003.gifは どなた???  この人、完全に映画の主人公になりきってない? 









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私、普段は決して早起きではない(っていうかその逆・・・037.gif ) のですが、 ベネチアでは早起きしました。 (理由があったのですが)   まだ周りが暗い時間です。


サンマルコ広場独り占め。





夜遅くまでホテルの窓の外はにぎわっていたのですが、 さすがにこの時間帯、 見事に誰もいませんでした。 








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誰もいないので、つい馬鹿なことをしたくなる私。 056.gif





用事を済ませ、早朝のベネチアの街をぶらぶらしていると








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こんな感じのシャビーな建物が裏通りには続きます。 とってもとってもシャビーでかっこよく、雰囲気もあるのですが、同時にシャビーを通り越して手入れされていなくそのまま崩れ落ちて行くのではないか、と思われる建物もベネチアの裏通りのあちらこちらに見受けられました。 ベネチアは、果たして豊かなのか、 貧しいのか????  009.gif








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運河も寝静まっております。  







表通りに帰って来ると、ちょうどそこに・・・・








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何と日本船の 飛鳥Ⅱ がベニス港に入港する所に遭遇することが出来ました。  先日はノルウェーの超巨大な船を見たので、 飛鳥は小さく見えました。 それでもお客様は2000名、従業員 2000名が乗る、 一つのビルディングか街を思わせるような、大きな船です。  外港から、誘導ボートに導かれてゆったりとベニスの運河に入る飛鳥、 とても感動的でした。








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早朝のサンマルコ広場。 どこかの学校のクラブでしょうか? 体操着を着たイタリア人の子供達と引率の大人達が一斉に走っていました。 カメラマンが何名も一緒にいたので、もしかして何かの撮影だったのかも? だって、 学校の始まる前の時間ですから。



上、写真左端注目

そして、こんな方々も!







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誰もいない早朝のサンマルコ広場とグランドカナルは、 ロマンティックな撮影にぴったり!
白いドレスと、 お二人の笑顔が目にまぶしい! 









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ポーズをとって素敵な写真を何枚も何枚もとりまくっていた新婚さん・・・・・ 撮影が終わって次の場所に移動する所・・・

これはいい案ですね。ベネチア、 サンマルコ広場、そして港・・・・・  素晴らしい記念の写真が撮れたのではないかと思います。 ポーズをとっているところはさすがにお邪魔虫は写真をとりませんでしたが・・・。 






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昨日の夕方、レストランに行く途中にサンマルコ広場を通ったとき、 足下に落ちているそのゴミの多さに驚きました。 サンマルコ広場全体に信じられない程のゴミが落ちていて、風とともにそのゴミがさーっと地面を舞って行くのです。 いくら観光客が多いとはいえ、 びっくりする程の酷いゴミの量でした。


このゴミはどうなるのだろ〜 と思っていたら・・・・








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毎朝、 こうやってお掃除をして下さる方がいらっしゃるのですね。








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みなさん、 ミヒャエルエンデ作 モモをご存知でしょうか?  私は、 一目この方達を見たとき、



   ‘ベッポみた〜〜〜〜い!!! 016.gif



と叫んでしまいましたよ。 掃除用の機械ではなく (スイスだったら、巨大な清掃車が一気にガーッと掃除します ) 帚でただひたすら地面のタイル石を掃除して行く人達。 サンマルコ広場は巨大なのですが、たった二人のお掃除のおじさん (お兄さん?)がひたすらすこしづつほうきをもってお掃除して下さっているのです。 


モモのお話の中のベッポは、毎日毎日箒で只ひたすら街を奇麗にする素朴な掃除夫なのですが、 モモに、この気が遠くなるような終わりの無い作業を毎日毎日つづけるコツ? 心構え? を語るのです。 


「なあ、モモ」と、ベッポはたとえばこんなふうにはじめます。

「とっても長い道路をうけもつことがあるんだ。おそろしくて、これじゃとてもやりきれない。
こう思ってしまう。」

「そこで、せかせかと働きだす。どんどんスピードを上げていく。ときどき目をあげて見るんだが、
いつ見てものこりの道路はちーともへっていない。だからもっとすごいいきおいで働きまくる。
心配でたまらないんだ。そしてしまいには息がきれて動けなくなってしまう。道路はまだ残って
いるのにな。こういうやり方はいかんのだ。」

「一度に道路ぜんぶのことを考えてはいかん。わかるかな?つぎの一歩のことだけ、つぎの
ひと呼吸のことだけ、つぎのひと掃きのことだけを考えるんだ。いつもただつぎのことだけをな。」

「するとたのしくなってくる。これがだいじなんだ。たのしければ仕事がうまくはかどる。こういう
ふうにやらなきゃあだめなんだ。」

「ひょっと気がついた時には、一歩一歩すすんできた道路がぜんぶおわっとる。どうやって
やりとげたかはじぶんでもわからんし、息もきれてない。」

「これがだいじなんだ。」



と語るのです。 そして、ただ毎日、ひたすら、道路掃除をするベッポ。   そのベッポの姿は私にとって、とってもとっても大切なイメージとして、心の中に残っています。 


  


 しゃ〜〜〜〜 しゃ〜〜〜〜〜〜060.gif 



という2本のほうきが地面を滑る音がカノンのように、しーんと静まり返ったサンマルコ広場に響き、 なんだか心も奇麗に掃き清められて行くような気持ちがしました。 







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by tomomato | 2013-06-01 16:30 | お出かけ | Comments(2)
Commented by さなえ at 2013-06-02 05:49 x
私の目は花嫁のすけすけお腹と靴に吸い寄せられてしまいました。どうして私ってこうなんでしょ。
イタリアってどこもゴミがスゴイのですか?フィレンツェでも道路に段ボールまで普通に捨ててあってびっくりしました。街を清掃車と箒を手にした人たちが巡回してましたが、ベニスは車が入らないのでゴミの掃除も大変でしょうね。ゴミの多さは治安の悪さや荒れた心の反映のような気がしてしまうのですが、単に昔からゴミは道路にポイするものだったのでしょうか。モモはドイツの話なのにとこれまた不思議です。かくいう私の周囲も新聞、雑誌、書類、あらゆる物が散らかっているんですから呆れたものです。
Commented by tomomato at 2013-06-02 16:21
さなえさん、 このドレスすごいセクシーですよね〜〜〜 ^0^/
それなのに、なぜこの靴?? たぶんベニス中歩き回って撮影したのではないでしょうか???  イタリアのゴミ問題はかなりの物ですよね。 ただ、 サンマルコのゴミは観光客が平気でばんばんゴミを地面に捨てているからだと思います。 思わず目を背けたくなるような惨状でしたよ。 朝は、お掃除されて、奇麗になっていてホッとしました。  
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イタリア@アルプスのふもと do田舎暮らしー自然と美しきものとの暮らし  大きな岩の上に佇む石の家でART*こころとこころのつながり*くいしんぼ


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