Buon Natale !!
メリークリスマス!!
といってももう日本はイブで盛り上がって、 クリスマス気分は過ぎ去り、お正月の準備に入るのでしょうか。 ヨーロッパでは、 クリスマスのメインは本日?? で正確に言うと1月6日まで続きます。 この聖12夜に見る夢は、翌年にとってとても意味のあるものになるそうです。 日本のお正月に見る夢、 一富士二鷹三なすびみたいですね。
さて、 昨日クリスマスイブは、本来朝からツリーを用意したり、飾り付け、料理の準備に追われるのですが、 昨日は、kumatoさんの晴れたら何をおいてもスキーに行きたい!! というたってのお願いで、朝からスキーに行ってしまいました。 とにかくここの所のkumatoさんは本当に働き過ぎなので、 私もこの願いに同意・・・幸い? 大きなパーティはしないし・・・・・
と言う訳で朝、 パスタ生地だけしこんでいざ、 スキーへ! 標高1700−2600mの,私達のお気に入りのサンドメニコスキー場で、 スキーを満喫して来ました! 私はすっごい転倒しましたが、けがなく無事帰宅。 それから料理にいそしみ、お友達と3人で食い倒れました。
その後、11時頃から私とkumatoさんは、 この近くの街の恒例クリスマスイベントへ・・・
このクリスマスイブに、 この小さな街全体が、中世の時代 に戻るのです! 教会から続く石畳の道沿いの家々で、 人々が中世の格好をして昔の生活の様子を再現するのです。
まずはこの方のところで名前を登録???
石を彫って器を作る人達
昔のパン作り
昔の人達はこうやってみんなで協力して、切り出した木を切って、家を作ったのですね
ここには毎年この方が・・・・
若き天才建築家のアンドレア、 この人こういう催しは率先してリードして行く方です
建物の一階の家畜小屋には
後で行われるマリアとジョゼフのプロセッションについて行く? 羊やヤギや牛が待機していました
穀物を脱穀して粉にしています
隣では栗を粉にしていました 今年は私達、出だしが遅かったのでその粉で作ったケーキ、食べ損ないました
子供が羊の毛皮を毛糸にしています そばでは女の人達が中世のドレスを着て、編み物をしていました
鍛冶屋のおじさん
ふいごで熱くした鉄を打っています
今年は、 薬剤屋さんが出ていました!
何やら怪しげな薬草やら、 瓶やら並んでいます
ここではハーブティを頂きました 中世の頃、 こういう方達は ’ 魔女 ’ とよばれていたのですよね
子供達がかわゆ〜〜〜い!!
靴屋さん・・・・・ これは本職? と聞いたら、 ’いや、僕、普段は薬屋に勤めているんだよ’ というお返事でした。
実際にソーセージを作っていました
パスタづくり
こういうお祭りの旅に思うのは、 イタリアの人たちって、 自分の歴史に誇りを持っていて、ある意味まだ中世に生きているんだな〜〜〜〜〜 ということ
あんなこんなを眺めながら歩いているうちに夜の12時近くになりました
するとこんな石畳の通路を
今までいろいろなお店やアクティビティをしていた人達、 ジョゼフとマリアに扮したカップル、そしてヤギやらロバやら羊達が, 教会に向かって一斉にそれぞれの場所から集まって行列を作り、 バンドの音楽とともに、 通り抜けて行くのです
列はどんどん大きくなり
がやがやわいわい
見学している人達も、 この列についていって
わいわいがやがや
そして街の入り口にある大きな教会にみんなたどり着きました
教会のよこにはこんな大きな小屋が作られていて、中には牛、ロバ、 羊やヤギ等がいます
聖書の聖夜のお話を再現しているのですね
この小屋にかかった星に注目! 実はこの星、 このイベントの始まる前にはこの小屋の反対側の建物の上にありました。 時間が夜の12時に近づくごとにすこしづつ降りて来て、12時ぴったりにこの小屋の上にたどり着くように作られているのです 細かな芸・・・・・
そして、12時にはこの小屋の中に
山から下りて来たマリアとジョゼフが、キリストを抱いて鎮座します
このカップルに選ばれるのは、 その年に子供を授かった本物のカップルなのです
教会の前には何十匹もの家畜と、 何百人もの人々が集まり、 バンドが音楽が奏でるクリスマスの音楽を聞きながら歌っていると、 途中で司祭さまとそのお手伝いの方がいらして儀式が行われます。 その後、みんなで教会の中に入り、クリスマスのミサが行われます。
でも、教会に入るのは一部??? 若い人達は教会の前でわいわいとしゃべって飲んでいます
実は今年は、 このマリアとジョゼフが小屋に入って、 司祭様が来て儀式をしてという一番大事な!!???? 部分を逃してしまいました。 遅く来た上、 あれこれ見たあと、さあその一大イベントに行こう! という時になってkumatoさん、 グリューワインが配られている所にふらふらと・・・・・
’これは逃せないでしょ! ’
だって・・・・・・
でもさ、 一番大事なとこ、逃しちゃダメでしょ!!!
もう赤ワインのグリューワインは売り切れてたので、白ワインのを飲んだのですが、なんだか甘酒みたいな味がして美味しかった・・・・
と言う訳で、最後の所は全部、去年の写真で〜〜〜〜す
多分、今年も全く同じだったと思いますぅ
おまけ
by tomomato
| 2012-12-25 21:28
| 石の家のある所ー0SS0LA
|
Comments(4)
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Saki
at 2012-12-26 09:02
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うわーすごい。楽しそう。面白そう。
tomさんのブログ読んでると、イベントがすごく多くてびっくりします。
日本って文化・歴史的な背景のあるイベントって少ない…。
それにしても、スキー行って料理して食い倒れてからこのイベント!?
信じられない…。すごいエネルギーですね。
tomさんのブログ読んでると、イベントがすごく多くてびっくりします。
日本って文化・歴史的な背景のあるイベントって少ない…。
それにしても、スキー行って料理して食い倒れてからこのイベント!?
信じられない…。すごいエネルギーですね。
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africa
at 2012-12-26 12:19
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えーーーーーーーー!!こんな街があるんだねっ。石を掘って器を作る人達の写真、レンブラントの絵かと思って、教会にでも行ったのかなって思ったら、お次は写真見ながら、蝋人形館か?って思っちゃったわ(爆)本気でやってるーーーー。楽しそうっ。tomさん、クリスマス時期に絶対一度tomさんのところを訪れてもいい?この村に行ってみたい!!!!(マジです)
すごいね、こんなトリップが体験できるお祭りが近くで開催されるなんて。tomさんいい所住んでるな~(興奮)しかし、スキー行ってまつり行って、こんだけ写真撮って記事編集して、モミの木飾って手作りのシュトーレン食べてるあなた、「体力ないの」って、どこがやねん!!(笑)感心するわ。
すごいね、こんなトリップが体験できるお祭りが近くで開催されるなんて。tomさんいい所住んでるな~(興奮)しかし、スキー行ってまつり行って、こんだけ写真撮って記事編集して、モミの木飾って手作りのシュトーレン食べてるあなた、「体力ないの」って、どこがやねん!!(笑)感心するわ。
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tomomato at 2012-12-26 17:53
Sakiさん、 イタリア、 イベントばっかりです(爆) このイベントはかなり歴史的で大がかりだけれど、 季節ごとに’なんとか’の収穫のフェスタがあって、 集まっては飲めや食えややってます。 楽しいことばかりしているのね! クリスマスのイベントは毎年ほとんど同じでもすっごく楽しくて大好きです。スキーいって料理するのが結構疲れた! しかもスキーで転倒したから余計疲れて その後爆睡で、 25日はだらだらでしたあ・・・・ 年だ・・・(汗)
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tomomato at 2012-12-26 17:58
africaさん、 これ、凄く面白いでしょう。 マジで本気でやっているし、やっている本人が凄く乗ってるから雰囲気あって楽しいよ! 今度の家、 冬はちゃんとしたゲストルームがない(部屋があっても暖房がない!!!爆) ので汚いアトリエに雑魚寝とかでいいなら来ていいよ! ただ、 雨が降るとこのイベントは結構つらいので、 運だよね・・・・・ え、 二人の人に言われると、 私、実は体力あるのか^0^ と再認識?? でも楽しいことは逃せないじゃん! スキーはね、私は後のこと考えると乗り気じゃなかったんだけれど、疲れるから、 でもたってのお願いで・・・・・