テラス作成中! 3
さて、 新しく作成中のテラス。 どのようなテラスにするかを決めるまでにも、様々な案がありました。 何しろ、 家が岩山の上に直接建っているので、 床の高さがそれぞれ違うというヘンな建物。 テラスも高低をつけて有機的なフォームにするか、それとも同じ高さにしてゆったりとした形にするか迷いましたが、 結局のところ全て同じ高さで面積の大きなテラスにすることにしました。
あまりに巨大すぎて、お城のバルコニーみたいになっちゃって、主張が強すぎないかは心配でしたが・・・・
ここなら、今さぼっているエクササイズをテラスで出来るかも??
もしかして、友達にヨガ教室を開いてもらおうか・・・・・
それに、外で絵を描きたい時にも十分に場所があるし・・・・
沢山人が来ても座る場所があるし・・・・・
部屋一つ、テラス一つとっても、あれこれと考えて迷って作って行かないといけないので、結構大変です。 家を作る、ということは、 これからの人生をどのように生きたいか、ライフスタイルをビジョンとして持つことなのだな、 とつくづく考えさせられます。
将来キッチンになる側に、下のテラスからあがる階段をつけることになりました。
どのような階段を作るかを決めるまでも、何回ものディスカッションがありましたが、 (家と直角に、とか、平行に、とか曲線に、とか・・・・) きわめてシンプルな形で行くことに。
土の部分のテラスとの境目のところから、家、テラスと平行に上がる階段です。これならば、 テラスの面積を無駄にカットする必要がありません。 (私は、 曲線にこだわっていましたが、 却下・・・・)
打ち合わせをするkumatoさんとダニエル君
テラスの壁を高く積んで行くごとに、 階段も一段づつ増やして行きます。
ダニエル君、 表側!? お兄さんエネヤスが、 壁を積むのにちょうど良い石を物色中。 山ほど積もっていた石も、もう大分なくなりました。
階段を作るにあたって、 私が強くこだわり、主張したのは・・・・・・
’階段の段差が大きくなく、 楽に上がれること!!!!! ’
というのは、この家、 バリアフリーどころか、 全くの バリアフルなお家。 数えきれない程ある階段も、とてつも無く急な所が多いのです。 それなのに手すりが無い所が多く、非常に危険なところも。 何しろ地面は滑りやすい岩だらけだし。
数年前に亡くなった父の晩年の様子や、 今、後期高齢者になったばかりの母の様子を見ていると、段々年をとっていくにつれ、 今の自分には考えられないことなのですが、 ほんの小さなことが、難しく感じられるようになって行くのだということが一目瞭然。
おまけに、私自身が数年前に足を骨折したことがあり、骨折自体は完治したものの、2ヶ月近いギブス生活をしたために、やはりそれ以前までとは足の感覚が変わってしまい、何となく、’年をとったら・・・・・’ という感覚が実感として迫るようになったせいもあるかもしれません。
(それまでは、階段をボンボン段ぬかして飛んでおりてましたから・・・ 若かった!???)
その将来の自分達自身のために、 あるいは、私の母やkumatoさんのご両親を始めとして、この家に来ていただきたいご年配の方々が自由に動けるように、せめて、これから新しく作る階段は、安全で、楽に上がれるものにしたい!
それだけは、譲れないポイントでした。
kumatoさんには、そういう実感が無かったようでしたが、 そのつど、
’私たち、 少なくとも90、出来たら100歳までここに生きるのよ!!! その時に困らないようにしないと!!! ’
と半ば強制し、説得しました。
優しいkumatoさんは、 それから具体的に、 何が 楽 な階段かリサーチし始めました。 私が、こういうのは建築工学とかで分かっているはずだよー! と言っても、
いや、僕だってそれくらい分かる!
と。 (kumatoさんは、建築を勉強なさっていたことがあるので、 確かに基本的な階段の構成の仕方はご存知でした・・・)
そういう訳で、 数日間、 今住んでいるお家界隈の全ての階段をーーー人がいないのを見計らって、他人の玄関口の階段まで!???ーーーー 上がったり下がったりを繰り返し、 私が努力しないでも上れる階段 の高さと幅を見つけました。
そして、この階段は、 子供達や若者達が来た時に、 座っておしゃべりできるように幅広く・・・
さて、 私が80歳になった時にも、楽で心地よい? と感じることが出来るでしょうか?
あまりに巨大すぎて、お城のバルコニーみたいになっちゃって、主張が強すぎないかは心配でしたが・・・・
ここなら、今さぼっているエクササイズをテラスで出来るかも??
もしかして、友達にヨガ教室を開いてもらおうか・・・・・
それに、外で絵を描きたい時にも十分に場所があるし・・・・
沢山人が来ても座る場所があるし・・・・・
部屋一つ、テラス一つとっても、あれこれと考えて迷って作って行かないといけないので、結構大変です。 家を作る、ということは、 これからの人生をどのように生きたいか、ライフスタイルをビジョンとして持つことなのだな、 とつくづく考えさせられます。
将来キッチンになる側に、下のテラスからあがる階段をつけることになりました。
どのような階段を作るかを決めるまでも、何回ものディスカッションがありましたが、 (家と直角に、とか、平行に、とか曲線に、とか・・・・) きわめてシンプルな形で行くことに。
土の部分のテラスとの境目のところから、家、テラスと平行に上がる階段です。これならば、 テラスの面積を無駄にカットする必要がありません。 (私は、 曲線にこだわっていましたが、 却下・・・・)
打ち合わせをするkumatoさんとダニエル君
テラスの壁を高く積んで行くごとに、 階段も一段づつ増やして行きます。
ダニエル君、 表側!? お兄さんエネヤスが、 壁を積むのにちょうど良い石を物色中。 山ほど積もっていた石も、もう大分なくなりました。
階段を作るにあたって、 私が強くこだわり、主張したのは・・・・・・
’階段の段差が大きくなく、 楽に上がれること!!!!! ’
というのは、この家、 バリアフリーどころか、 全くの バリアフルなお家。 数えきれない程ある階段も、とてつも無く急な所が多いのです。 それなのに手すりが無い所が多く、非常に危険なところも。 何しろ地面は滑りやすい岩だらけだし。
数年前に亡くなった父の晩年の様子や、 今、後期高齢者になったばかりの母の様子を見ていると、段々年をとっていくにつれ、 今の自分には考えられないことなのですが、 ほんの小さなことが、難しく感じられるようになって行くのだということが一目瞭然。
おまけに、私自身が数年前に足を骨折したことがあり、骨折自体は完治したものの、2ヶ月近いギブス生活をしたために、やはりそれ以前までとは足の感覚が変わってしまい、何となく、’年をとったら・・・・・’ という感覚が実感として迫るようになったせいもあるかもしれません。
(それまでは、階段をボンボン段ぬかして飛んでおりてましたから・・・ 若かった!???)
その将来の自分達自身のために、 あるいは、私の母やkumatoさんのご両親を始めとして、この家に来ていただきたいご年配の方々が自由に動けるように、せめて、これから新しく作る階段は、安全で、楽に上がれるものにしたい!
それだけは、譲れないポイントでした。
kumatoさんには、そういう実感が無かったようでしたが、 そのつど、
’私たち、 少なくとも90、出来たら100歳までここに生きるのよ!!! その時に困らないようにしないと!!! ’
と
優しいkumatoさんは、 それから具体的に、 何が 楽 な階段かリサーチし始めました。 私が、こういうのは建築工学とかで分かっているはずだよー! と言っても、
いや、僕だってそれくらい分かる!
と。 (kumatoさんは、建築を勉強なさっていたことがあるので、 確かに基本的な階段の構成の仕方はご存知でした・・・)
そういう訳で、 数日間、 今住んでいるお家界隈の全ての階段をーーー人がいないのを見計らって、他人の玄関口の階段まで!???ーーーー 上がったり下がったりを繰り返し、 私が努力しないでも上れる階段 の高さと幅を見つけました。
そして、この階段は、 子供達や若者達が来た時に、 座っておしゃべりできるように幅広く・・・
さて、 私が80歳になった時にも、楽で心地よい? と感じることが出来るでしょうか?
by tomomato
| 2012-06-29 06:37
| 石の家の話
|
Comments(2)
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by
ritokotoG at 2012-06-29 23:24
バリアフル!笑
今日もウケた。てか、すごいです。石の家。想像以上。
tomさん家は丘の上ですよね〜?
わたし毎日、敷地内をはーはー言いながら登り折りしてますが
80歳まで、ここに住む自信はまったくないです〜
今日もウケた。てか、すごいです。石の家。想像以上。
tomさん家は丘の上ですよね〜?
わたし毎日、敷地内をはーはー言いながら登り折りしてますが
80歳まで、ここに住む自信はまったくないです〜
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Commented
by
tomomato at 2012-06-30 06:29
kotoriさん、 丘の上っつーか、 崖の上です!!(大爆!) いやーちょっといろいろとつらい所も既にありあり。 おまけに今は工事現場なので、いつ大けがしてもおかしくないですよ! (^0^)
(ひくひく) いやーーー鍛えてがんばるぞーー!
(ひくひく) いやーーー鍛えてがんばるぞーー!